爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

夢に出て来いよ

2018年10月25日 | 日記

愛犬のゆうちゃん、彼の地に旅立ってから間もなく2か月になる、骨袋と並んでいる元気な頃の男前の写真に向かう度に、生前と同じように声掛けすることで気持ちが落ち着く。

時々、たまには夢に出て来いよと声をかけるが、先だった散歩仲間とのお遊びが忙しいのか、爺のもとへはまだ来ていないが、19日の朝、夢でゆうちゃんと会ったよと家内が言う、おそらく食べ物のおねだりだろう。

ゴミの収集日にはゴミ袋を持つ爺から離れないでいた、今は爺一人でゴミ出しと合わせての散歩が日課である、ゆうちゃんが決まってする、うんち、おしっこの場所を通る度に思い出してしまう。

遺骨を墓地に納める方、屋敷内に埋葬される方、仏壇に安置している方、様々であるが、何時も爺婆と離れることは殆どなかった寂しがり屋のゆうちゃんは、どうしようか、時々思案しているが。


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お母さんと幼子

2018年10月20日 | 日記

職場の後輩であるA夫婦(70代)が今年も新米を持ってきてくれた、今は孫夫婦と同居、ひ孫と楽しみながら悠々自適の生活をしている、この頃では、珍しくもあり、和やかな環境である。

ある臨床心理士の著書に、女性の社会進出対策ばかりを優先しているが、赤ちゃんの人生を最優先に、赤ちゃんが安心して母親の元で育っていくための対策が必要だとする見解に共感している。

乳幼児の保育施設と並んで、病児保育と言って病気の乳幼児を預かってくれる施設が小児科医院などに併設されているが、病気の時くらいは母親が傍についてあげたらと、つい子供が可愛そうになる。

山口県で3日ぶりに保護された2才の理稀ちゃん,お母さんの服をしっかり掴んで抱っこされている表情を見ながら、幼子にとって最も安心するところは、やっぱりお母さんだなと。


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退院後の初受診

2018年10月15日 | 日記

10月9日退院後の初受診、X線、心電図、エコー検査結果を説明しながら「順調です、次回の受信日は来年の1月29日にしましょう」、短い言葉に改めてお医者さまへの感謝の気持ちが湧いた。

昔のお医者は間近で患者と向き合って、聴診器を当てたり、打診したり、問診したりして体内の様子を判断していたが、医学の進歩した今では精密な医療機器がその役割をより正確に伝えてくれる。

看護師からの食生活指導では、塩分を6%に抑えるために、味噌汁は飲むな、醤油は減塩醤油を、漬物は食べるな、パンをやめてご飯にしなさい、現役時代に受けた法律や条令や規則の講義のようである。

60年続いている朝のパン定食、日本固有の調味料である味噌味と醤油味の食生活、家内の作る塩分、脂肪分、糖分に気配りしたバランス食を信頼しているので変わることはないだろう。


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ペットロス反応

2018年10月10日 | 日記

ペットロスは、ペットと暮らした人は誰にでも起こる自然で正常な反応だと言う、1年ほど前に先だった散歩仲間のムックちゃん、クリちゃん、カルちゃんのご主人達からも聞いていた。

823日に爺が心筋梗塞で緊急入院して6日後の30日は、18年間を家族として暮らした愛犬ゆうちゃんと別れの日になった、今も元気だつた姿が忘れられず、ペットロス反応が消えない。

家の建具や唐紙や壁の所々に、幼い頃のゆうちゃんによる引っ掻き傷やおしっこの跡が残っている、寂しがり屋だつたゆうちゃん、骨袋に入った今も爺と婆と一緒で満足であろう。

見舞いに来た義妹が命拾いした爺に向かって「ゆうちゃんが兄さんの病気を持って行ってくれたのかもね」と言われて、きっとそうかもしれないと思った、ゆうちゃんありがとう。


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素顔の衰え

2018年10月05日 | 日記

昔、美人だ、美男子だと持て囃された人達も、そうでない人達も、年を取れば表情筋の衰えによる顔のたるみは避けられず、筋肉が緩んで垂れ下がってしまい、みんな格差のない顔になる。

顔の筋肉も使わないと衰えるので、日頃から表情豊かに過ごすように心がけようと言う、性格にもよるが、口を大きく開けて、笑ったり喋ったりすることも顔の筋トレになるそうだ。

平成3年から第2の職場で縁のあったU氏夫妻とは、今も新米を送ってくれる間柄、お礼の電話をしたら「年を取って見らんない顔になってしまったてっ」と、奥様の飾りのない言葉に笑ってしまった。

お遊びに、タブレットで撮った自分の顔を見たら、誰が見ても年寄りの顔である、豊かだった黒髪もなし、顔と頭の境界も不明瞭、シワとシミだらけの顔でも、世界で一人しかいない大切な顔である。

 


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