爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

寝ぞう色々

2011年02月26日 | ブログ

自身では、寝ぞうが悪いと言われた事がないので、さぞかし、お行儀よくお休みのようだが、飲酒や疲れた時などには、いびきはかくらしい、過去に出会った珍しい寝ぞうについて。
昭和50年代、全国会議の折り大部屋で、一度だけ見た寝ぞう、仰向けに寝ながら、時折、両足を交互に上げたり下ろしたりしているご仁、下ろす時には周りが目を覚ますほど、ドスンと響く、寝返りしながら下ろす時もあるので、両隣りの方は寝床一式持参で自主的避難。
対照的に、二人部屋で一緒したことのある親戚のA氏、上司だったK氏(故人)、高齢とはいえ、殆ど不動の姿勢で寝息も聞こえないほどお静かにお休み、トイレに起きた爺、そっと寝顔に耳を近付け、生死のほどを確認したことが。
爺と添い寝していた頃の3人の孫達の寝ぞうは可愛らしいかったが始末が悪い、体中を足で蹴られながらも、掛け布団を掛け直したり、敷布団に連れ戻したり、熟睡できなかった夜が今は懐かしいだけ。



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履き違え

2011年02月20日 | ブログ


2月11日の雪の中、日蓮宗法華経寺荒行堂(千葉県)で100日間の修行を終えた6人の修行僧と大勢の檀家、信徒、来賓が出席した帰山祝い行事での話だが。
祝宴を終わって帰宅する皆さん、出席者の大半が量販店で買い求めたものであろう長靴、名前も書いていない限り間違うのも無理ない状況。
ほろ酔い気分も手伝って、あちこちで長靴の履き違えの声が舞う中、自分の靴を見つけるまで騒々しい時間が続く、自分の履物が分からないとは、周りの人と笑いながらお見送りしていた爺だが。
来賓のお見送りの後、落ち着いたところで帰宅の途に就く、途中トイレ休憩で立ち寄った駐車場で爺が履いている靴、短靴で来たのに、長靴を履いてることに気づく。
先日の高齢者講習での認知機能検査で、心配なしと診断されたばかり、しかも酒も飲んでいないのに、さっきまで人様を笑っていた爺、何と言い訳をしたらよいのか、履き違えた長靴と同じものが我が家の玄関にも。


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筋肉疲労

2011年02月14日 | ブログ


今のところ、内服薬の世話にもならず、食べた物も出口まで順調に運んでくれるし、腰と膝は年相応の老化現象はあるものの、ワンちゃんの散歩には支障ないし、睡眠も快調、まあまあ健康で過ごしているが。
加齢と共に疲労回復力は遅れがちで、身内の行事で数日ほど立ったり、座ったり、腰かけたり、歩きまわったっり、雪道の運転等々、老体に少々無理をかけたのであろう、腰回りの筋肉に不具合を生じたのか時折痛みが走って。
お医者様へ行く程の事でもなさそうなので、近くの整体師へ、幸い指圧による筋肉疲労箇所の揉み解しを3日間施したことで解消、副作用の強い痛みどめを飲まずに済んで、やれやれ、時々筋肉の調整をした方が良いとも云ってたが。
仲間達で、丈夫だと言われいるご仁達も、腰膝の老化には勝てず、杖に頼り、家族に支えられ、お医者様でのリハビリを続けておられる方も多いが、腰痛体操など日頃の自己管理の継続も効果がありそう。


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高齢者講習

2011年02月07日 | ブログ
免許更新のための高齢者講習で、一緒した受講者は75歳から87歳までの認知機能検査の該当者が7人、何をするのか物珍しさを覚えながら受講した次第。
理由の説明もなく時計を外され、解答用紙の配布、最初の設問が、「今日は何年、何月、何日、何曜日で、今何時頃ですか」、年寄りを馬鹿にしてと思いながらも、間違った人も居られたんです。
次に、ボードに描かれた16種類の絵をしばらく見せながら記憶させ、今度は文字を書かせたり、時計の絵を書かせて指定した時刻をを表示させたり、頭を混乱させたところで、先程の絵を3分以内に書いて下さいと言う、いくつ思い出せたか口には出さないが、記憶力低下の現実をお互い改めて認識し合った様子。
技能診断するコース内の運転実技では、車庫入れ、Sクランク走行が追加され、ちなみにSクランクの走行は、みんな数十年前の免許取得時以来だったであろう、最高齢の87歳のSさんと82歳のTさんに勇気づげられた3時間でもあったが無事終了。




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雪との付き合い

2011年02月01日 | ブログ
今年も豪雪地では雪と戦いながらの痛ましい高齢者の転落事故、老夫婦だけで豪雪には勝てないもの、戦いに敗れて現在の地へ避難して23年程になるが、このところ、毎日降り続く雪、運動不足解消の適当な材料として、玄関先と車の雪を払うだけだが、スコップの雪も年々重く感じる。
豪雪地で隣同士だった同年代のNさんが気がかりで、今年も、お見舞い電話をかけたが、毎朝やってくる除雪車が通り過ぎた後、夫婦で玄関先の除雪する日が続いていると云う、屋根の雪下ろしも、取りあえず軒先部分だけ、翌日から順次3日ほどかけ、体力に合わせて行っていると云うが、良く頑張っている。
3月の声を聞くまでは、雪に対する警戒心が無くならないのが、雪国の人たちの共通認識ではなかろうか、鉛色の空を眺めながら、耐え続ける日々、澄み切った青空のもとで過ごす人たちを、歳を重ねるごとに羨ましく思うのは爺だけだろうか。






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