爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

定例の家庭訪問

2017年05月25日 | 日記

今年も春のすがしさを通り越して夏の暑さが続いている19日、旧高田市の家内の職場仲間で87歳になるT子さん宅へ、県北の新茶を手土産に、七夕様と同じ年に一度の訪問。

次男夫婦と3人暮らし、経済的に裕福な家庭と認定さたのか、次男を名乗る男性から、携帯電話を無くしたと決まり文句の電話があったと言う、「間違い電話でないの」と答えたら切れてしまったとか。

22日、旧栃尾市で元気で手芸店を営む95歳と89歳のTさん夫妻宅へ、毎年5月は新茶を、9月は好物の聖篭産葡萄を楽しみに待っている、先ずは新茶を無事に届けることが出来てほっとしたところ。

ドライブしながらお店で出会ってから随分と長いお付き合いになる、今では手を握りながら喜んで迎えてくれるご夫妻、爺と家内を弟と妹のようだと慕ってくれる不思議なご縁。


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子供が見た戦争

2017年05月20日 | 日記

N新聞の窓欄に特集記事「子供が見た戦争」が2日間にわたり掲載されていた、投稿者は当時小学生だった爺と同年代の12人、欲しがりません勝つまではと我慢を強いられた世代である。

昭和16年12月8日の太平洋戦争開戦から同20年8月15日敗戦まで3年8か月の軍国主義教育を受け、戦後の食糧難時代を耐えてきた少年少女たちも、80代の爺ちゃん婆ちゃんに。

投稿記事の中に爺も体験した悲しい思い出、開戦日の毎月8日には梅干一個の日の丸弁当を全校生徒が講堂で一緒に食べたこと、軍服の材料にする桑の幼木の皮むきで皮膚が被れたことなどが。

今も地球のあちこちで、幼い子供たちが戦争の恐怖に怯え乍ら、さ迷い続けている様はあまりにも残酷で可哀想、宇宙学者の皆さんに、平和な新しい地球の早期発見を再度お願いしたい。


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老犬との散歩

2017年05月15日 | 日記

間もなく17歳になるワンちゃんとすっかり老人らしくなった爺、さわやかなこの季節、日に2回~3回それぞれ30分ほど、せがまれて散歩に出るが、時には心の収穫がある。

ワンちゃんも人間と同じく、外の空気や人々やワンちゃん達と触れ合うことで脳が刺激されて認知症予防になるらしい、老犬ともなれば、爺を労わっているのか、お天気の悪い日は、せがまない。

ワンちゃんも寄る年波、散歩する時間よりも草むらで戯れている方が多くなり、帰りは抱っこ、今年の冬を無事に越されほっとしたところだが、次は暑い夏を越せるだろうかと気にかかる。

散歩中の朝、後方から「おはようございます」と元気な声で挨拶しながら振り向くことなく歩いて行った楽器を背負った女子大生だろうか、おはようと返事を返し、しばらく彼女の後姿を見送りながら、すがしい気持ちに。


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息子からの案内

2017年05月10日 | 日記

昨年12月に香川県高松勤務になった息子から出かけてくるようにとメール便が届いたが、新潟から新幹線、在来線、飛行機を乗り継いでの長旅は、自信がないので遠慮したいと返信メール。

新潟を振り出しに、仙台、新居浜、東京、北九州、大阪、札幌の各任地へ案内され楽しい思いをさせてもらった、案内表示で確認したり、係員に尋ねたり、田舎爺になりきって出かけて行ったものだが。

今の爺と婆だけでは、東京駅と羽田空港で、キョロキョロしながらさ迷い続けて疲労困ぱいしてしまうだろう、昨年6月孫娘がデズニーランドで結婚式の際は東京駅まで送迎してもらって何とか。

寄る年波には勝てないと身にしみて感じたところ、飛行機で何処へ行ってしまうか心配になったのだろう、これからは帰省時に新潟の温泉に案内することにしたと息子からの再メール便が届いた、ありがたや。


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旧友の訪問

2017年05月05日 | 日記

柏崎市に住む家内と看護学校同期のS子さんからの年賀状に、「お二人ともお元気なんでしょうね」とのコメントがあった、折り返し諸々の行事が重なりご無沙汰し過ぎた言い訳を電話で済ませていた。

5月2日、S子さん向きの手編みのベストと夏用の帽子を手土産に訪問、83歳で一人暮らしのS子さん、今も仲間と大正琴を楽しみ、母校の看護学校の非常勤講師、2月に自動車免許更新をして益々元気。

手土産が予想以上に気に入られ、早速ベストを着て帽子をかぶり、姿見の前で後ろ向きになったり、左右に振り向いたり満足そうに、声を出して「嬉しいわ」の連発、家内も「喜んでもらって嬉しいわ」と。

さわやかな人柄で爺好みの女性である、彼女も爺を好きだと家内の前で遠慮なく言う、爺は姿勢がいいとか、電話の声が若々しいと褒められ、家内には着ていたベストを見て、今度はそれと同じものを頂戴と。


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