爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

おじやご飯

2019年02月25日 | 日記

昭和28年から33年は爺が初めて親元を離れて過ごした下宿生活時代である、下宿のお婆ちゃん、御主人、奥様に支えていただいた5年間の独身生活は、話せば尽きることがない。

就学前の子が3人(男2人女1人)いたが、みんな70歳前後になったであろう、夕食は、爺も家族と一緒に同じ料理を食べる家庭的な雰囲気だったので、お喋りしながら賑やかだった。

初めて体験したのが朝食がおじやご飯だつた、前日の夕食で残ったご飯に、暖かい味噌味の卵おじやをかけて食べる習慣である、おそらく食糧不足時代の名残かと思うが美味しかった。

今も時々家内に注文して、餅のある時期には朝食に味噌味の卵おじやに餅を入れて食べる、残ったおじやはお昼に炊き立てのご飯にかけて食べる、素朴な味は爺の大好物である。


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緑の効用

2019年02月20日 | 日記

神社やお寺の境内にある樹木や森の雰囲気が好きで、団体旅行でもドライブでも多くの神社仏閣を訪ねてきた、空気もうまいし、気持ちも落ち着き、すがすがしい気持ちで手を合わせられる。

昭和10年代に田舎の小学生だった爺が通った通学路の両脇は、田んぼと畑以外は杉林か雑木林だった、帰りは杉林へ入り仲間たちと遊びながら下校、森林浴をしていたようなものだつた。

あのころの農家の屋敷は、柿木やイチジクなどの果樹や色々な樹木に囲まれていたので日陰がいっぱいあって涼しかった、昨今の暑い暑い夏になるとあの涼しさが恋しくなる。

我が家には、植えてから25年になるイチジクの木が、暑い日差しを和らげてくれてる、秋には近所の皆さんに美味しさと喜びを与えてくれる、高齢のためか大きさも量も減少するも、味は変わらない。

 


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子供の頃の家内

2019年02月15日 | 日記

時々、家内と子供の頃の話をすることがある、田舎の寺で育った3女の家内、良く遊び良く学ばない子供だったと言う、女の子らしく育てたかった親の気持ちとは反対だったようだ。

女の子の遊びだつた、ママゴト、お人形遊び、お手玉などはしたことがなく、台所のざるを持ち出して小川での魚とり、泥の上に草を植えて田植えの真似事など、服も顔も泥だらけになって遊んでいたとか。

家内の姉から聞いたことがあるが、周りでは年頃の娘になれば、きれいになるだろうと、あきれ顔とあきらめ顔だったとか、寺の娘は姫ちゃんと呼ばれていたが、寺のおっちゃんと呼ばれたことも。

確かに爺が出会った頃の家内からは想像もできなかった、今は娘の時から趣味の編みものを楽しみ、製品は人様が喜んで利用してもらうことを生きがいに、女らしい日々を過ごしている。


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運動不足

2019年02月10日 | 日記

今年の冬は予報通りの小雪で年寄りにとってはありがたい、ワンちゃんが浄土へ旅立ってから運動不足ぎみであるが、この季節に寒がり屋の爺は一人で散歩する気にもなれないでいる。

パソコンには、年寄りが室内で出来る転倒予防のための運動が数多く紹介されている、食欲は腹が減れば自然に出るが、運動欲はその気にならない限り、やっても三日坊主で終わる。

散歩の代わりにと、2階への階段を利用して運動不足を補うことにしようかと、気が向けば2階のトイレを利用したり、階段の昇り降りを繰り返したりしているが定着していない。

日ごろ体を動かす主な生活動作といえば、寝床の上げ下ろし、部屋の掃除や風呂掃除、3日に一度ほどのスーパーへの買い物ぐらい、できる限りまめに体を動かすことを心掛けてはいるが。


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定期検診

2019年02月05日 | 日記

術後5か月になる1月29日受診、心電図、エコー検査結果を見ながら、主治医から言葉がなかったので、異常はないでしょうかと尋ねたら、異常はあるが変化はないと答えられた。

更に傷のある心臓だから異常なしとは言わないと付け加えられたが、一瞬理解できず素人には分かりにくかった、入院中から承知していたことで、質問には何時もこんな調子だった。

車で高速や遠距離運転は主治医に相談してからと、痛風で受診中の医師の助言があったので、尋ねたら心臓と車の運転は関係ありませんと一言、続いて85才なら運転をやめたほうが良いと補足。

次の診察日6月25日には何と言われるか、年の功か主治医の味気ない言葉使いも穏やかに受け止めている、今は8種類の薬を飲み続けながら、小さなドライブが楽しめる季節が待ち遠しい日々。


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