爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

めでたし めでたし

2008年01月26日 | ブログ

ご近所で、昨年7月にYさん宅で、11月にAさん宅で、今年1月にはHさん宅で,嫁いだ娘さんたちの里帰り出産で「うぶ声が」、御三家ともに男子の誕生、

めでたし めでたし、ご家族のお喜びも、ひとしおであろう。

経験豊かな、実母のもとで、心身共に安心してお産を迎えることができ、産後は十分な休養と、育児のアドバイスを受けられるなど、恵まれた環境の中で、ご誕生のお宝様たち、それぞれ健やかに成長されていることを、みんなでお祝い申し上げたい。

親の最初の役割である命名、丈夫な子に、素直な子に、やさしい子に、などなど親の願いと期待をこめて慎重審議されたご芳名、いつか子供から経過報告を求められる日もあろう。

我が家でも、昨年6月巣箱から6羽のシジュウカラの巣立ち、家族にとっては人の子も、小鳥の子も喜びは一緒。

先日、孫(中二の女の子)から携帯で爺にメール、今年の書き初めで「金賞を受賞」の知らせ、添付された作品は「友の笑顔」、爺と婆からの努力賞の希望を尋ねたら、返信メールには「もちろんお金」とあり。

年明け早々、今年もよい年になりそう。


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面白いプレー

2008年01月19日 | ブログ

昭和30年代、職場内の親睦を目的とした野球、卓球、バレーボールなどの各種スポーツ行事が盛んに行われていた頃、代表的な野球、老若男女を問わず全員参加でのゲームとなれば珍プレーの続出で最後まで笑いが絶えない。

戦時中はお巡りさんだったと言うIさん(故人)、縦横に大きな差がないほどの小太りのおっさん(通称 とんちゃん)、力任せに振るバットから、いい当たりを見せる、なかなかの好打者だが、毎回のように3塁ベースに向かって走る、周りからの反対、反対のお声がけで1塁に向かって走り直すパターンがいつもの例、それでも1塁セーフになる可能性もあるのでIさん一生懸命に走る。

出塁後は、マイペースで、2塁に向かって盗塁、更に3塁に、最後はホームを目指して走る、時には、一人で打点1を記録する。

元々スポーツは苦手のNさん、運動神経は良いほうではない、転がっているボールは捕球しようとせず、ボールが完全に静止してから捕球する、何のためにグローブをつけているんだろう、怖くてできないと言う。

ちなみに、Nさんの自動車の運転、時速40キロ以上での運転、片側2車線以上の道路での運転は今もできないそうで、臆病と言うか、気が小さいと言うか自身が認めている。

だが、宴会ともなれば、彼の話題と仕草で、みんなを楽しませてくれる芸達者で、野球にしろ、宴会にしろ、笑いを与えてくれる愉快な御仁。

全体での親睦行事、スポーツでも、宴会でも、笑いを与えてくれる選手は必ず、いらっしゃるようで。


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お下がり(おさがり)

2008年01月15日 | ブログ

お下がり(おさがり)は物を大切に使うために、子供の衣類など、使えなくなった物を、兄弟姉妹、親族の間で、当たり前のように、おこなわれ、1980年代、なにもかも「おさがり」になってしまう三女の気持ちを歌った「三女・おさがり節」も生まれたほど。

爺も戦時中だった小学生時代、おじさんからのお下がり、肘と膝には、補修の絆創膏が貼られてる。

高校卒業アルバムを見ながら、まともな学生服を着ている生徒は、お下がりを着ている一部の生徒だけ、みんなバラバラ、爺は鉄道員だった親父の作業服を多少加工した物を着ているし、同じ鉄道員の子弟で制服をそのままボタンだけ付け替えて着ているものもいる。

お金も物もない時代、服装に不満を言ったことはないが、詰襟の学生服のかっこ良さに憧れたのは確か、学生服を着ることは遂にないまま、卒業式には親父の和服を加工したジャンバー姿で出席してる。

昨今は、少子化、物の豊かさ、子供一人に両親、双方の祖父母で保護者6人がいると言われ、以前のような、お下がりは殆ど行われていないよう。

孫で上が女の子のHちゃん、下が男の子で二歳年下のRちゃん、小学校低学年の頃、むやみに物を欲しがらないHちゃん、爺にピンクの長靴をおねだり。

Hちゃんの自転車、長靴、防寒具などは、中間色の黄色系が多く、お下がりを予定しての親の選択であろう。

間もなく中学3年生のHちゃん、母親や友達同士で女の子の買い物を楽しんでいるよう。


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小さな自治

2008年01月10日 | ブログ

昭和33年11月、新築の3階建て18世帯の職員アパートで8年ほどの生活、6畳と4畳半の和室、3畳の板の間、台所、洗濯場、お風呂場(桶は個人で用意)、水洗トイレ、物置が合理的に配置された当時としては、羨ましがられた作り、家賃は2615円と半端で平均より、やや高値の家賃。

最初の入居者は 20代から30代の若者夫婦が大部分、しばらく、うぶごえラッシュが続いたのも自然現象、その子供たち、もう40代~50代。

18世帯での最初の共同作業が自転車小屋作り 、雨を凌ぐ程度の簡単な小屋であるが、ホームセンター等ない時代、個人が持っている大工道具と言えば、かなづち、かんな、のこぎり、ペンチ、程度で、簡単な小屋でも作業はできない。

くい打ち用の槌や、丸太を切るのこぎり等、どこから借用したのか、木材、トタン等 資材の調達をどうしたのか、覚えていないが、全員が共同で、それぞれ持ち合わせの知識と技能を、フル活用しながらの作業。不器用な爺は何をやったか、記憶にないが、肝心な場面には加わっていなかったのは確か、完成した自転車小屋で、持ち寄りのつまみと茶碗酒での落成祝賀会も、心さわやか。

地下タンク内の清掃、敷地内の草取り、降雪時には、「かんじき」を使用しての基幹道路まで道踏み、豪雪時の雪下ろしなど、全て、自分達の事は自分達の責任で、みんな一生懸命。


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自動機器

2008年01月05日 | ブログ

全国の自販機の設置台数は全国で550万台、約23人に1台と推定されている。

そのうち約半数を占める飲料自販機は50人に1台、都市部では30人に1台の割合で設置されているそうで、モラルや環境問題などの社会的課題もあるが、その利便性は子供からお年寄に至るまで幅広く浸透している。

ATM(自動預け払い機)前には、年金支給日ともなれば、爺と同じ姿かたちの皆さん、列を成して静かに順番待ち、操作の手早い方、ゆっくりの方、やり直しを繰り返しながら人差し指に力を入れて画面を押している方、等など。

爺の数年先輩のT氏 銀行へは通帳とハンコを持参、ご芳名を呼ばれて窓口で、札の確認、特に理由もなく、覚える気も、機械に触れる気も最初からないだけ。

JRの自動券売機での短距離切符の購入は定着しているところ、新幹線みどりの窓口で、声高らかに「○○まで大人一枚」と短距離切符を買い求めている懐かしい光景を一度見かけたことがあるが、どうしても機械になじめない高齢者はいる。

恥ずかしながら、爺もATMを利用し始めの頃、預け入れは、何となく不安を覚え、窓口へ持参、次に小額を預けて記帳の有無を確認したことがある。

もっとも、今の爺には、預け入れは、用無しだけど。

今も、確定申告での税の計算となると、念のため、電卓のお世話になりながら手書きで試算、多少なりとも節税にならないかと淡い期待を持つのは、爺だけであろうか、機械も時には不具合がある。


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