爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

先輩訪問

2011年04月26日 | ブログ
久しぶりに、今年96歳になった先輩のT氏を訪れ、声掛けをしたところだが、足の運びは少々遅くなったが、頭は、まだ腐っていないぞと言いながら、部屋に案内され、しばらく講釈の聞き役。
病気に縁のなかった独身時代、突然の心筋梗塞とやらで緊急入院した時の手術医が京都大学の美人外科医だったと云う話から始まり、今も年賀状の交換中とか、100歳の誕生日には、美人外科医がお祝いに来る約束をしてくれたのが楽しみで死ねないと言う。
5年分の日記帳が書き終わり、今年から新しい5年分の日記帳に書き始めたとか、仕事柄 大勢の美人看護婦に出会い結婚したい人も何人もいたが,大勢のブスにも出合ったとか、相変わらず女性の話となると声を弾ませながら。
今も手先の仕事は続けており、母親が使っていたと言う、べっ甲の櫛やかんざしを3点づつ組み合わせ、小さな額に納めた飾り物、幾つかある中から、いただいてきたが、逆に元気を貰って帰ってきたところ。


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頭の回転

2011年04月20日 | ブログ
過去に出会った多くの先輩、同僚、後輩の中で、頭の回転が極端に早い人も幾人かいたが、殆どは似たり寄ったりと言ったところ、世間では、回転の速い人を頭がいい人、遅い人を頭が悪い人と言われているが。
若者の頭の回転は、想像するに、きれいな円を描きながら、スムーズに回っているのであろう、理解も早く記憶力も良い、それに比べ、歳を重ねると、覚えも遅いし、忘れも早い、蛇行しながら、時々お休みをしながらのジグザグ回転のためだろうか。
お休みしながらも、回っている間は、まあ良しとして、長期休暇となると危険信号、永久休暇の日が近いと云うこと、ボケ防止用にと孫から貰ったゲーム機で楽しんでいた先輩K氏も風聞によれば、長期の休暇に入ったらしいとか。
20歳を過ぎると、老化により使っていない脳細胞から減少し始め、使っている脳細胞は無くなることはなく、使えば使うほど、頭の回転がよくなると云う言葉を信じて、帽子をかぶるだけの頭には、ならないようにと。


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家庭の節電

2011年04月14日 | ブログ

一昨年、古くなったガスレンジを交換、勧められたオール電化を断って正解、家内が、慣れたガスの炎を見ながらの調理が安心だと言って、計画停電を想定したわけではないが。
省エネ政策が叫ばれて久しい、このところ家庭での具体的な節電事例について紹介されているが、我が家では、すでに生活習慣として定着しているものが多く、目新しいものはない、冷蔵庫以外のコンセントは抜いいるし、魔法瓶で不便を感じないし。
夏場の日中、心地よい涼風を利用することなく閉め切ったままの家、見てもいないテレビを消すこともなく夢中でお喋りしている姿、冬場でも夏服姿で出演しているテレビスタジオ内の女性タレントたち、明る過ぎるパチンコ店、コンビニ、家電販売店等々、日頃から理解出来ないことだらけ。
エアコン生活に慣れた今、停電となると厳しい夏になりそうだが、子供のころに見たステテコ姿の大人たちを思い出しながら、ウチワを片手に、星明かりのもと夕涼みでも。

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ドライブ始め

2011年04月08日 | ブログ

今年の4月は、震災で、喜び方も、楽しみ方も控え目で派手なイベントも中止や延期で自粛ムードながら、入園、入学、就職と新しい門出の月であり、全国各地を結ぶ桜前線に沿ってお花見に浮かれる月でも。
爺にとっては、ドライブシーズンの始まり、普通タイヤへの交換と定期点検を済ませて準備完了、先ずは3月27日開通したばかりの日沿道の終点、旧朝日村「まほろばインター」を降り、仲間のS氏夫妻宅まで1時間15分とは、随分と近くなったことを実感。
「まほろば」とは、無意識で良く耳にしていた言葉だが、語源は、「素晴らしい場所 住みやすい場所」という意味の日本の古語だとは、恥ずかしながら初めて知った次第。
旧朝日村と言えば豪雪の地、屋敷周りは駐車スペースを除いて雪に覆われたまま、何時も突然の訪問だが、訪れることで喜んでくれるし、短時間のお喋りでも、励ましあったり、笑い合ったり、毎年S氏の栗林で収穫された栗をいただくのが楽しみ。

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老人健康食

2011年04月02日 | ブログ



曽野綾子の著書「老いの才覚」を繰り返し読みながら、独り笑いしたり 頷いたり納得するところが多い。
著者の食生活の中で、ブリ大根、大根菜っ葉の炒め物、オカラ料理を老人健康食として好んで食べていると云う話、我が家の食と共通するところもあり、大根菜っ葉のいため物は我が家でも昭和40年代から食べ続けており、当時は殆どの方が捨てていく大根の葉、八百屋の店員から鳥でも飼っているのかと尋ねられたことも。
大根菜もオカラも、貴重な健康食品と言われながら、スーパーで菜っ葉のついた大根は目立たない、捨ててしまうとすれば勿体ない話、それでも、オカラは、数は少ないが豆腐の陰で控え目にお座りしている感じで並んでいるが。
一袋30円程度のオカラ、年寄り二人で食べ終わるには、何日も食べ続けることになるが、爺のお気に入り食材でもあり、効能書きには、腸の清掃材でもあるとか、女性の美容食でもあるとか、いっぱい書いてある。

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