異教の地「日本」 ~二つの愛する”J”のために!

言論宗教の自由が保障され、ひとりひとりの人権が尊ばれ、共に生きることを喜ぶ、愛すべき日本の地であることを願う。

ドキュメンタリー映画「不思議なクニの憲法」松井久子 映画監督…10名よりの小規模上映会開催を希望!

2016-05-25 18:26:51 | ご案内
不思議なクニの憲法さんのプロフィール写真不思議なクニの憲法

Photography: Takashi Yasui

監督 松井久子

憲法に
「私はどう生きるべきか
が書いてある。

この映画は、憲法論議が政治によって進められるのでなく、主権者である
私たち国民の間に広がることを願ってつくられたものです。
国のかたちをきめる憲法に、誰もが当たり前に関心を持ち、正しい知識を得、
そして理解を深めるために、歴史的事実を重んじながら
「意見」よりも日常に根ざした「人びとの声」に耳を傾けます。
怒りや憎しみから出発する議論は広がっていきません。
対立よりも冷静な選択を—。
私たち一人ひとりが個として大切にされる自由な社会を守りたい。
映画にメッセージがあるとすれば、その一点の「希い」のみです。

<映画の内容>

●立憲主義って何? ●歴史に学ぶ(敗戦から日本国憲法の成立まで) ●Peopleを主役に(国民主権)
●侵されてはならぬもの(基本的人権の尊重) ●封建的家族制度からの解放(男女平等)
●進む憲法の空文化(9条・戦争放棄をめぐって)
●戦後の日米外交史 ●沖縄は憲法を手にしているか ●未来に向けて—18歳選挙権と若者の政治参加
●そしてあなたは何を選ぶのか?(自民党の改憲案・護憲派の主張・護憲的改憲派からの提案)

「不思議なクニの憲法」トレーラー

<!-- 「不思議なクニの憲法」トレーラー  -->

監督から2つのお願い

映画を観てください

たった一人の思いから始まった映画づくり
たくさんの人びとの募金によって完成した作品が
何人の観客の輪となり広がっていくのだろう…
これはサイレント・マジョリティーによる
新しい運動のかたちです
映画を観ることで、上映会を主催することで
あなたも行動してください
そしてともに考え、語り合いましょう
この国の未来について
それを決めるのは政治家ではありません
憲法に保証された私たちの権利です

劇場公開

地域劇場名住所/電話公開日
東京 渋谷シネパレス 東京都渋谷区宇田川町20-11
03-3461-3534

5/21(土)〜
毎日AM 9:30〜1回
(6/3まで。6/4以降開始時間未定)

5/21(土)、22(日)、28(土)、29(日)
スペシャルステージあり
詳細はこちら

横浜 シネマリン 神奈川県横浜市中区長者町6-95
045-341-3180

6/11(土)〜6/17(金) 13:40〜15:50
6/18(土)〜6/24(金) 10:30〜12:40
6/25(土)〜7/1(金) 15:00〜17:10
7/2(土)〜7/8(金) 10:30〜12:40

6/12(日) 15:50〜
松井監督トークあり

名古屋 シネマスコーレ 愛知県名古屋市中村区椿町8-12 アートビル1F
052-452-6036

6/11(土)〜6/24(金) 10:20〜12:25

6/11(土) 12:25〜
松井監督トークあり

京都 立誠シネマ 京都市中京区備前島町310-2(木屋町蛸薬師下ル)
元・立誠小学校 南校舎3階
080-3770-0818(受付)

6/4(土)〜6/10(金) 12:20〜
6/11(土)〜6/17(金) 11:20〜13:22

6/4 12:20〜 松井監督舞台挨拶あり

大阪 シアターセブン 大阪府大阪市淀川区十三本町1-7-27
サンポートシティ5F
06-4862-7733

6/4(土)・6/5(日) ①13:00 ②19:05
6/6(/)~6/10(金) ①11:45 ②16:40
6/11(土)~6/17(金) 10:00
6/18(土)~6/24(金) 14:55

6/4 15:15〜松井監督トークあり

神戸 アートビレッジ 兵庫県神戸市兵庫区新開地 5-3−14
078-512-5500

6/11(土)〜6/17(金)
10:30〜12:35

福山 福山駅前シネマモード1・2 広島県福山市伏見町4-33
084−932−3381

6/18(土)〜6/24(金) 13:00〜

6/18(土) 15:10〜 松井監督トークあり

尾道 シネマ尾道 広島県尾道市東御所町6−2
0848-24-8222

6/19(日) 10:00〜

12:10〜 松井監督トークあり

鹿児島 ガーデンシネマ 鹿児島県鹿児島市呉服町6−5 マルヤガーデンズ 7F

7/4(月)〜7/1(金)

上映映画館、共通前売チケットのご用意があります。
通常、当日券大人1,500円を1,000円でご覧いただけるチケットとなります。
チケット購入は「前売りチケット購入」ボタンより

渋谷シネパレス スペシャルステージのご案内

  
憲法学者・早稲田大学教授                  元外交官・評論家 
長谷部恭男教授                         孫崎享さん
5月28日(土)                                                  5月29日(日)
ティーチイン                                                    ティーチイン

 
若者と政治をつなぐNPO法人
YouthCreate代表理事

原田謙介さん

自主上映会を開いてください

緊急!参院選前は
参加者数最低10名の小規模上映会を開催していただけます。
日本中に上映の輪を広げてください。

参院選の前に「不思議なクニの憲法」を一人でも多くの方にご覧頂くため、劇場公開のない都府県に限り、参院選前の上映会開催を希望される方に以下のような条件でDVDをお貸しします。
自分の家にお友達を集めたミニ上映会でも、会議室を借りての上映でも、仲間と一緒に映画を観て憲法について語り合う機会を持ってください。
上映会の開催も日本の未来を決めるための大切な運動の一環です。
主権者である国民の間に憲法についての関心と知識が広がるよう、皆様のご協力で積極的な上映運動が展開されることを願っています。
注意事項をお読みの上、お申し込みをお願いします。

『ユキエ『折り梅『レオニー『何を怖れるの松井久子監督が
今だからこそ世に問う
ドキュメンタリー作品第二弾!

過去の作品で長年にわたって各地で自主上映会を重ね、全国にたくさんのサポーターを持つ松井久子監督の、「憲法の未来は私たちが決める」との呼びかけからスタートして約一年。
今回もまた日本中の市民たちから寄せられた募金によって映画の完成にこぎつけることができました。
「日本国憲法」を手にして70年—。その間当たり前のように平和を享受してきた私たちに、今こそ国の未来を選択する時がやってきました。
経済的には世界三位の大国ながら、アメリカ追随一辺倒で独立国の主体性について考えてこなかった国家(政治家と官僚たち)も、権力におもねるばかりの大手メディアも、そして、無関心をきめ込んでいっこうに動こうとしない国民も、この日本はすべてが世界でも稀にみるほど不思議な国。
松井監督は「ちょっとした皮肉をこめて、タイトルを『不思議なクニの憲法』とした」と言います。
この映画を観ることで憲法問題が「自分ごと」となり、観客の手でひろげられていくことを願っています。

松井久子 映画監督

1946年東京出身 早稲田大学文学部演劇科卒。
雑誌のライター、俳優のマネージャー、テレビドラマ・ドキュメンタリー番組のプロデューサーを経て、1998年、企画から公開まで5年の歳月をかけて製作した『ユキエ』で映画監督デビュー。2002年には自ら脚本を書き、プロデュース・監督を務めた2作目『折り梅』が劇場公開。その後1350カ所に及ぶ上映会が行われ、2年間で100万人の観客を動員した。2003年春、訪れた香川県高松の地で世界的彫刻家イサムノグチの伝記を読み、彼の母親レオニー・ギルモアの人生をもとに映画化を着想。その後7年を経た2010年春の作品完成まで、日米を往復した距離は52万3000キロに及んだ。
第3作『レオニー』は、2010年11月角川映画配給により全国劇場公開。
2011年10月には海外版が完成。2013年春より、アメリカをはじめ世界各国で劇場公開。2015年1月「何を怖れる フェミニズムを生きた女たち」公開。

著書:『ターニングポイント〜『折り梅』100万人を紡いだ出会い』(講談社刊)
『ソリストの思考術・松井久子の生きる力』(六耀社刊)
編著:「何を怖れる フェミニズムを生きた女たち」(岩波書店)
聞き書き:「井村雅代の教える力」(新潮社)「シンクロの鬼と呼ばれて」(新潮文庫)

松井久子公式ホームページ

 

 


<案内>3/29 「安保法制の施行に反対する10万人国会前抗議」主催:総がかり、SEALDs+学者の会

2016-03-23 16:57:19 | ご案内

安保法制の施行日である3月29日がやってきます。 安保法制の施行に反対する10万人国会前抗議。18:30から国会正門前にて。ツイートボタンで拡散を!

 


http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2016032200110より転載

安保法、29日施行決定=「駆け付け警護」は秋以降

閣議に臨む安倍晋三首相(中央)ら=22日午前、首相官邸 

 政府は22日午前の閣議で、安全保障関連法を29日に施行することを定める政令を決定した。安保関連法は同日午前0時に施行され、他国への攻撃などで日本の存立が脅かされる「存立危機事態」が生じた際、集団的自衛権を行使してその国を守ることが新たに可能となる。
 首相は閣議で、関連法施行に当たり「わが国の平和と安全を一層確かにするもので、歴史的重要性を持つ。広範な国民の支持、理解を得られるよう協力してほしい」と指示した。
 安保関連法は昨年9月30日に公布後、6カ月以内の施行を規定していた。閣議では併せて、安保関連法施行に必要な26本の政令改正も決定。自衛隊から国連平和維持活動(PKO)に司令官を派遣するための自衛隊法施行令が含まれる。
 関連法施行で可能となる自衛隊の「駆け付け警護」任務について、防衛相は閣議後の記者会見で、5月に予定される南スーダンPKO部隊の交代時には与えない方針を明言した。派遣部隊への任務追加は参院選後に先送りされ、早くとも次の交代を迎える今秋以降になる見通し。(2016/03/22-11:39)2016/03/22-11:39


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3月28日(月)12:00~17:00
戦争法発動反対!戦争する国許さない3・28閣議決定反対!国会議員会館前座り込み&スタンディング

場所:衆議院第2議員会館前を中心に

3月29日(火)18:30~
戦争法発動反対!戦争する国許さない3・29閣議決定抗議!国会正門前大集会

場所:国会正門前・南庭・北庭前、並木通りなど
第1部18:30~19:30(主催:総がかり行動実行委員会)
第2部19:30~ (主催:SEALDs+学者の会・予定)

 行動予定一覧表_20160222

 

 

 

 


3/26 「原発のない未来へ!全国大集会」 in代々木公園

2016-03-23 15:44:56 | ご案内

http://sayonara-nukes.org/2016/01/160326-action-no-nukes/さようなら原発

3・26 全国集会 in代々木公園

  

  

福島原発事故から5年
チェルノブイリ事故から30年
つながろう福島! 守ろういのち!
3・26全国集会

福島原発事故から5年を向かえようとするなか、原発事故の影響は複雑化し、多くの被災者に苦悩と困難をもたらし続けています。
フクシマの現実の声を聞きき、私たちが何をすべきで、何ができるのか みなさんと共に考える集会をめざしています。
プログラム詳細は未定ですが、スケジュールをあけておいていただくようお願いいたします。

開催日 2016年3月26日(土)
時 間  11:00~(ブースなどの開店時間)予定
      11:30~(オープニングライブなど)予定
      12:30~(メインステージライブ・集会)予定
      14:40~(3コースに分かれてデモ)予定
場 所  代々木公園(サッカー場、野外ステージ、ケヤキ並木)

 

 

 

 

 

 


【動画あり】元自衛官 森村さんが語る「平和のつくり方」@鶴岡戦争法反対集会

2016-03-23 14:45:04 | ご案内

しずおかハートNet
元自衛官 森村さんが語る「平和のつくり方」@鶴岡戦争法反対集会
2016年3月19日 

スピーチ動画(12分)→ https://youtu.be/pSL4wrsHOGw

 <!-- 元自衛官 森村さんが語る「平和のつくり方」@鶴岡戦争法反対集会20160319  -->

自衛隊の退職者が増えていると聞きます。
防衛大学からも、一般企業への就職が前年度の倍になったと報道されました。...
当事者たちの思いはどのようなものか。
そのお一人、森村まさとさんのスピーチをぜひ、ご視聴ください。
文字起こしも付けましたが、森村さんの誠実な訴えを動画でご覧になることをお勧めします。
 
 

 
おはようございます。元自衛官の森村まさとです。

去年19年間勤務した自衛隊を退職しました。

5年前の東日本大震災災害派遣ではまだ遺体の転がる中の救助捜索活動から、原子力災害派遣、原発10km圏内での除染活動などにも従事してきました。災害派遣が終了したあとも休日を利用しボランティアとして被災地に戻り、復興に
協力しようと活動してきました。厳しい災害の現場で、国民のみなさんのために活動できた自衛隊という組織を誇りに思い素晴らしい仲間たちがいて、去年まで勤務していました。

しかしこの国の向かう方向に疑問を持ち、退職を決意し、日本の未来のために何か行動しようと思いました。自衛隊退職後も守秘義務があるので、それを守った上での経験などを踏まえ話をします。

私は2012年PKO国連平和維持活動に志願し、東京での訓練に参加しました。派遣先では内戦が激化し、不安な声も多く聞こえるなか、中東の国のことなどほとんどわからず「自分の任務だけをしっかりやればいい」とだけ思い、志高い仲間たちと訓練に励みました。

東京での休日に偶然入ったあるアート展。そこに書かれていた
「近年の日本では欧米のメディアにより、アラブの国には宗教対立・テロリズム・紛争などのイメージが多いように思います。しかし私たちは日本のみなさんと同じように、平和を愛し 自然を愛し 家族を愛しています。私たちはあなたたちと変わらないのです」
というメッセージをみて、夢中になって展示作品を見ました。
日本人の知っているメディアに作られたアラブの国の悪のイメージ。メディアでは悪く放送されない、他国に空爆を行い、一般市民を大量に殺し、国をめちゃくちゃにしているアメリカ。何が「正義」なのか。たまたま入ったアート展が戦争とは何なのかを考えるきっかけになりました。今思うと、自衛官である自分が何かの力でそのアート展に呼ばれた気がします。

テロとの戦いといわれたイラク戦争での話です。アメリカ兵は「テロリストか一般市民かは自分で判断しろ。テロリストが潜伏しているとされる街の掃討作戦では動くものをすべて撃て」といわれ、動くものを反射的に撃ったのは妊婦の女性だったり子どもの頭を吹き飛ばしたり、地上戦でもイラク市民の多くが犠牲になりました。自白を強要するための拷問もありました。正義を掲げてやってきた、志高い兵士たちが行ったことです。しかしこのような任務を恐怖で遂行できないものは臆病罪に問われたそうです。最高刑は死刑です。
他国の人間が武器や弾薬を持って入り込み、自分の大事なひとや自分の子どもが殺される。そんなことをされたら復讐しようと武器をとるひと、爆弾を使うひともいるかもしれません。しかしそれをしてしまうと国際的には「テロ」と報道するだけです。 こうやって 何が正義かわからない負の連鎖で泥沼にはまっていきます。
アメリカ兵は帰国後家族と会い、自分の子どもを抱きしめ、戦地で自分の家族と同じような女性や子どもを殺したことに苦しみ自殺する人もいます。任務が終わってもPTSD(心的外傷後ストレス障害)で苦しみ続けます。自衛隊のイラク派遣でも帰国後29名の自殺者が出たといわれています。何が正義かもわからない、他国に入り込む戦争で殺されるかもしれない恐怖、ひとを殺す苦しみ、戦争で負う心の傷の深さはケアすれば済む話ではないのです。

自衛官の中にも欧米よりの日本の報道を見て、テロ組織と戦って平和を作るという一方的な高い志と正義を掲げて一生懸命に訓練をしている人もいます。しかしそれは建国から9割以上の期間を毎回うその理由をつけ、戦争をしかけ、市民を殺し、国を破壊し、資源を奪うという戦争を続けてきた国に加担するだけになるのです。
中東のニュースでは自衛隊の訓練の映像が流れています。中東の国々から見たら、安保法案が通って、アメリカと一緒に中東の国を壊しに来る悪魔の映像です。今自衛隊がアメリカに手を曳かれ、そんな泥沼に足を踏み入れようとしています。入ったら抜けることは困難でしょう。
国民の血税も大量に使われます。またそれによって、アメリカに多国籍軍として協力した国のように、日本もテロの脅威に晒されてしまいます。
平和への貢献とは何なのか。戦後70年、平和憲法のもと誰も殺していない自衛隊こそが世界の平和への貢献の姿だと思います。政府の違憲安保法案から、自衛隊員の命を、国民のみんなが守らなければいけません。

ある戦争経験者のおじいさんが孫にはなした話をします。
「戦争はある日急には始まらない。情報の規制や、武器の緩和の約束や、法律が色々とつくられてきたら気をつけなさい。また国の代表が日本を賞賛しはじめたら注意しなさい。法などが国民を制圧するようなかたちで可決し出したら何もいわず国外に逃げなさい」
この話は2013年にした話です。現在特定秘密保護法で情報の規制がされ、2014年には防衛装備違憲3原則で武器の輸出が緩和されました。さらに2014年の建国記念の日には歴代政権として初の、日本を賞賛するメッセージを安倍首相が出しています。安保法案も強行採決で、国民を制圧するような形で可決されたことは記憶に新しいと思います。このおじいさんが言っていることがそのまま起こっています。

戦争は起こるのではなく、戦争はつくられるということです。色々調べると、これまでも世界中で一握りの金持ちが儲けるために、悲惨な戦争が起こされてきました。そして戦争は国の軍隊どうしの戦いではありません。一般市民を殺し、特に女性や子どもたちが犠牲になるのが戦争です。権力者は戦争をつくるために巨額の金という力をもって政治を操り、増税で搾取し、社会保障を削り、国民を疲れさせ、法令で国民の人権や自由を奪います。経済を操り、格差を生み、不景気をつくりだし若者の雇用を奪います。報道を操り、周辺国の脅威を煽り、テロや殺人事件などで社会不安を煽り、大事な問題を無視して目を背けさせます。そして軍事産業に予算をあげ武器と金が動き、何年もかけて「国のため」といいながら国民を戦争へと誘導していきます。
戦前も、同じような状況と、治安維持法などの戦争に反対するような人を取り締まるような法律で国民を縛り、戦争へ向かわせました。2012年から公表されている自民党憲法改正草案の内容も国民を縛り、人権や自由を規制する戦前のような憲法改悪草案になっています。歴史をひも解き、このような戦争をつくりだす仕組みを知ると、現在日本でおきていることはその過程にあるのではないかと感じます。

2013年わざわざ図書館から撤去した「はだしのゲン」。その戦後の背景で先生が語った言葉を紹介します。
「戦争を憎む気持ちを燃やし続け、平和を守り続けてくれ。それには政治をしっかり見つめてほしいのだ。政治から目を離し、背を向けると知らぬ間に戦争の準備がされ、気がついたときには遅いのだ。ひとりひとりがしっかり政治を見張り、おかしな動きを政府が始めたらみんなで反対して変えてほしいのだ。平和を守ることはひとりひとり大変な努力を続けないといけないのだ」
現在おかれている状況は国民みんなに大きく関係することです。平和はひとりでは作れません。国民みんなで作らなければなりません。こんな大問題を芸能問題にすり返られ、「毎日忙しい」と無関心でいるわけにはいかないのです。
私もわからないことはたくさんあります。だからこそ本を読んだり、多様性のある情報から色々な経過を調べたりしましたが不安を払拭することは出来ませんでした。
しかし私たちにはやれることがあります。それは簡単なことで、大企業で買い物をすることをやめ、ただ地域のお店を使うことです。国民が意識なく大企業に流すお金が戦争を生むことにもつながっているからです。「戦争反対」といいながらメガバンクにお金をいれたり、世界中に看板があるコーヒーショップやハンバーガーショップで飲み食いしたり、武器を作っている会社の家電製品を買ったり、ベトナム戦争の枯葉剤を作った会社の除草剤を撒いたり、それはむしろ軍需産業や戦争支援企業、大企業の政治献金にまで貢献し、権力を肥大化させることになるのです。
選挙の一票は大事ですが、紙に鉛筆で名前を書いただけではまだ自分では何も行動してはいないのです。しかし国民の毎日毎回の買い物で使う「お金という一票」は直接社会をつくり、地域をつくり、世界をつくります。「国がやってくれない」「市が動かない」なんて言ってる前に、今からでもみんなができる毎日の行動、国づくりが大事です。

最後に。憲法9条は、戦争を作り出す軍需産業や権力に向けて、二度と戦争はつくらせないという意味であり、国民を守るための最強の盾として作られたものだと改めて感じ、憲法9条を守っていかないとならないと思いました。

私は憲法9条を支持します。平成28年3月19日 森村まさと 

ありがとうございました。

 

 

 


「ヘイトスピーチは人権侵害」 川崎市住民 法務局に申告

2016-03-17 15:20:00 | ご案内

毎日新聞http://mainichi.jp/articles/20160317/k00/00m/040/117000cより転載

在日コリアン

「ヘイトスピーチは人権侵害」法務局に申告

 
ヘイトスピーチ被害の申告書を手渡す趙良葉さん(中央)と崔江以子さん(左)、中根正一さん=川崎市の横浜地方法務局川崎支局で2016年3月16日、後藤由耶撮影
 

 在日コリアンが多数住む川崎市川崎区の臨海地域でのヘイトスピーチで人権を侵害されたとして、地元の在日コリアンら3人が16日、被害救済や予防措置を講じるよう求める申告書を横浜地方法務局に提出した。特定地域でのヘイトスピーチを巡って地元住民が法務局に救済を求めるのは初とみられる。今後、同法務局が調査を進める。

 被害を訴えたのは在日1世の趙良葉(チョウ・ヤンヨプ)さん(78)、在日3世の崔江以子(チェ・カンイジャ)さん(42)と夫で日本人の中根正一さん(53)。

 申告書によると、市内に住む男性らが1月31日、川崎区の公園で在日コリアンを攻撃する集会を開催。抗議のために公園を訪れた被害者らに対し、拡声機を使って「ゴキブリ朝鮮人は出て行け」「じわじわと真綿で首絞めてやる」などと差別的発言を繰り返した。集会後は在日コリアンが多数住む臨海地域を通って京急川崎駅までデモをした。この日を含め、川崎市内では同様のデモが2013年以降計12回行われているという。

 ヘイトスピーチを巡っては、東京法務局が昨年12月、朝鮮大学校(東京都小平市)前で脅迫的言動を繰り返したとして「在日特権を許さない市民の会」の元代表に同様の行為を行わないよう勧告した例があるが、不特定多数に対する差別的発言自体は現行法での規制が難しいとされている。【後藤由耶】

救済へ法整備必要

 ヘイトスピーチ問題に詳しい師岡康子弁護士の話 現行法制度下で救済を求めるには、被害者本人が名乗り出る必要がある。今回は住民が名乗り出ているので、特定地域に向けたヘイトスピーチによる人権侵害が認められる可能性があるが、通常は2次被害を恐れて訴え出ない人が多い。裁判とは異なり、法務局への申告は無料、迅速、非公開という利点がある一方、強制力がない。国は人種差別撤廃条約に沿った法整備をし、実効性がある被害防止策を講じるべきだ。

「いつか殺されるのでは」恐怖

 横浜地方法務局宛ての申告書を提出した在日コリアンら3人は16日、川崎市役所で記者会見し「いつか殺されるのでは」「夜眠れない」とヘイトスピーチ被害の深刻さを訴えた。「自分たちが悪いことをしているわけではない」として実名も公表した。

 会見で崔江以子さん(42)は「白昼堂々と成人男性から『朝鮮人は敵だ、敵はぶち殺せ』と言われた。いつか本当に殺されてしまうのではないかと思う」と不安な思いを口にした。「普通に仕事をして、休日には家族と余暇を過ごすなど平穏な日常を送りたい」と訴えた。

 趙良葉さん(78)は「あまりにもしんどくて心が傷ついた。夜になるとフッと思い出して眠れないことが続いている」と強調した。【後藤由耶】

 

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