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【第48回衆院選】 「希望の党」公認拒否 民進“排除名簿”に載る15人の名前 〔日刊ゲンダイ2017.9.30〕 / 辻元氏、無所属出馬へ 希望不参加相次ぐ

2017-09-30 22:33:36 | 第48回衆院選

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                                                                                                                             TBS  news23 9.29 


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「希望の党」公認拒否 民進“排除名簿”に載る15人の名前

日刊ゲンダイ https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/214651/1

すでに腹は決まった?(C)日刊ゲンダイすでに腹は決まった?(C)日刊ゲンダイ

  • 2017年9月30日

 小池百合子都知事が代表の新党「希望の党」との“合流”を決めた民進党に戦慄が走っている。前原誠司代表は28日、「希望者全員の公認を求める」と言っていたが、やはり小池氏は“排除の論理”で選別するようだ。すでに「排除リスト」なるものまで出回っている。

 小池氏と前原氏は29日午前、民進から希望に移る候補者について会談。といっても、わずか15分ほどで終了。記者に囲まれると小池氏は「全員を受け入れることはさらさらない」と言い切った。

 午後の記者会見ではさらに冷酷な言葉を繰り出した。

「排除されないということではなく、排除いたします」

 こう言ってのけた上で、候補者は最終的に「自分が決める」と断言した。

 安全保障政策や憲法観などの基本政策で一致できるかが選別基準だとしているが、まさに「私の考えに合わせない者は入れない」という“小池独裁”の様相だ。

 こうした小池氏の意向を受けてなのか、それとも小池氏周辺が勝手に言っているのか、出回っている「排除リスト」にあるのは前職12人、元職3人の計15人だ。

 菅直人  (東京18区)
 野田佳彦 (千葉4区)
 岡田克也 (三重3区)
 赤松広隆 (愛知5区)
 長妻昭  (東京7区)
 枝野幸男 (埼玉5区)
 安住淳  (宮城5区)
 近藤昭一 (愛知3区)
 辻元清美 (大阪10区)
 阿部知子 (神奈川12区)
 篠原孝  (長野1区)
 初鹿明博 (東京16区)
 海江田万里(東京1区)
 手塚仁雄 (東京5区)
 櫛渕万里 (東京23区)

■共産党との共闘に転換の動きも

 首相や党代表、幹事長など幹部経験者、リベラル系、そして小池のお膝元である東京の候補者がターゲットにされている。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏はこう言う。

「小池さんは自分がトップなのだから『自分より偉い人は要らない』ということなんでしょう。『言いたい放題』の党風だった民進党に、『黙って言うことを聞く』文化を植え付けようとしているようにも思います。安保政策や憲法観を“踏み絵”にしたのはリベラル系を切るためというより、『絶対に共産党とは組めない』ということを世間に見せつける目的があるんじゃないか」

 入党前から吹き荒れる“恐怖政治”に、さすがにやってられない、ということだろう。「希望の党とは肌が合わない」(前職の逢坂誠二氏・北海道8区)と、無所属での出馬と共産党との共闘を視野に入れる動きも出てきている。

 いやはや、もうグチャグチャ。野党は、希望vs排除組・共産に分断される可能性が出てきた。安倍自民はニンマリなんじゃないか。

 

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民進・辻元清美氏「私は行きません」

FNN http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00372028.html

09/30 17:45

30日午後、民進党でリベラル系の辻元幹事長代行が、希望の党には合流しない意向を表明した。
民進党の辻元清美幹事長代行は「わたしは、リベラルの力と重要性を信じています。ですから、わたしは行きません」と述べた。
そのうえで辻元氏は、「保守の立場の小池新党と、わたしのリベラルの立場から、安倍政権を挟み撃ちにして倒せばいい」と語った。

 

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辻元氏、無所属出馬へ 希望不参加相次ぐ

スポニチ http://www.sponichi.co.jp/society/news/2017/09/30/kiji/20170930s00042000303000c.html

2017年9月30日 21:17

 小池百合子東京都知事が率いる新党「希望の党」への合流を巡り、民進党の辻元清美幹事長代行は30日、希望には参加せず、無所属で立候補する考えを表明した。「希望の党には行かない」と記者団に明言した。阿部知子副代表は「(希望とは)組めない」と強調した。他にも新人が希望に公認を求めない意向を明らかにするなど、民進党内では、選別方針を示す希望への不参加の動きが広がりつつある。

 辻元、阿部両氏は社民党出身。辻元氏は小池氏が民進からの合流に際し、安全保障政策や憲法観の一致を求めていることを念頭に「私はリベラルの力は重要だと信じている。無所属で立候補する」と述べた。

 阿部氏は神奈川県内の街頭演説で「選別政治は許さない」と批判した。北海道10区では立候補を予定している民進党の新人が支援者との集会で、希望に公認を申請しないと説明した。

 合流を巡っては、枝野幸男代表代行が無所属で立候補する方向で検討に入った。野田佳彦前首相は希望に公認されなかった場合には「自民党を倒す無所属の候補者として頑張る」と主張。逢坂誠二前衆院議員も「できれば無所属でやりたい」としている。

 党内には、民進党公認での出馬を容認する声や、新党結成を模索する動きもある。

 

 

【詩織さん】元TBS記者 山口氏提訴 〝準強姦事件〟の真相究明求める 〔日刊ゲンダイ 2017.9.30〕

2017-09-30 21:23:21 | 第48回衆院選

 画像に含まれている可能性があるもの:1人、テキスト

【詩織さん】元TBS記者 山口氏提訴 〝準強姦事件〟の真相究明求める 山口氏は「訴状を見てから対応する」としている(日刊ゲンダイ

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安倍御用記者・山口敬之レイプ疑惑がまさかの不起訴 ... - Infoseek ニュース

2017/09/22... 不当議決だ。今年5月、"安倍官邸御用達"ジャーナリストで元TBS記者・山口敬之氏からのレイプ被害を(3ページ目) ... 事実、「週刊新潮」によると、同誌の取材をうけて、山口氏はある人物にこんなメールを送っていたからだ。 〈北村さま、 ... 山口敬之準強姦事件で安倍官邸の謀略機関「内調」が詩織さんバッシング情報を流していた! 2ちゃんねるに ... 詩織さん真相究明求め民事訴訟へ 東京地裁に提訴. 毎日新聞 ...


「私はレイプされた」。著名ジャーナリストからの被害を、女性が実名で告白

2017/05/29不起訴を受けて、検察審査会に不服を申し立てた詩織さん(28歳)が会見した。 ... 山口氏は元TBS記者で、長く政界を取材しており、2016年5月のTBS退社後はフリージャーナリストとして多数のテレビ番組に出演している。安倍首相との距離も ...


山口敬之「準強姦疑惑事件」の全内幕を暴露した上杉隆氏の記事を見ると ...

2017/06/14そもそも山口を登場させていたテレビは真相解明を! ... 安倍政権御用記者、山口敬之氏の「準強姦疑惑事件」の全内幕をニューズ・オプエドで上杉隆氏が暴露! ... そんな状況の中、2015年に詩織さん準強姦事件が起きた。 ... 元TBS記者山口敬之準強姦事件ですが、逮捕状が出ている状況で、“上から急にストップがかかった事は本当に異例中の異例”だということで、元東京地検特捜部副部長の若狭勝議員もFacebookで、“ .... 核兵器禁止条約の署名・批准を求める意見書が宮崎市議会で成立!

 

 

 

 


【写真:この一枚!】辺野古に、鳩山由紀夫 元総理が座り込み!!!! 2017.9.29

2017-09-30 12:46:27 | 沖縄

 【コラージュ写真では有りません】

本日9月29日、#沖縄 で #鳩山由紀夫 元総理が座り込み。本日以外にも座り込みに来ているようです。

画像に含まれている可能性があるもの:2人、靴
貫井 れい子  FB憲法九条の会
 
 
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鳩山元首相、スーツ姿で辺野古初座り込み 「米国の意のまま目の当たりに」

沖縄タイムス プラスhttp://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/149499
 

 29日午前8時45分、米軍キャンプ・シュワブゲート前で新基地建設に反対する市民ら約10人が機動隊に強制排除された。午前8時54分から40分間、ゲート内に工事車両約75台が入り、約55台が出た。正午から約20分間は約40人が機動隊に強制排除され、ゲート内に資材が搬入された。

 シュワブ沿岸の「N5」護岸予定地では午前、石材の入った網袋をクレーンで積み上げる作業やダンプカーが運んできた砂利を重機で地ならしする作業が確認された。

 

 

 

 

 


【第48回衆院選】動画:山本太郎、IWJ直撃取材 /「小池新党の踏み絵は踏めない」田中龍作ジャーナル 2017.9.29 

2017-09-30 01:17:34 | 第48回衆院選

山本太郎「小池新党の踏み絵は踏めない」

山本太郎議員。選挙で生き残るためとはいえ、自らの信念や政策を曲げることを潔しとしない。

山本太郎議員。選挙で生き残るためとはいえ、自らの信念や政策を曲げることを潔しとしない。
=29日、新宿西口 撮影:筆者=

「原発反対」を貫いたために住み慣れた芸能界を追われた男、山本太郎。政変にあっても信念を貫くようだ。

 山本議員は所属する自由党が小池新党(希望の党)と合流するため、去就が注目されていた。

 参院議員であることから、きょう明日の対応を迫られているわけではないが、基本的なスタンスは決めたようだ。

 「自由党が希望の党と合併するようだが?」と田中は尋ねた。

 山本は「親方(小沢一郎・自由党代表)から、まだ方針が示されていないからなあ」としながらも「(小池新党の)踏み絵は踏めない」と きっぱり 答えた。「憲法、安保法制、沖縄の踏み絵は踏めない」と繰り返した。

 山本は辺野古や高江で体を張って米軍基地建設反対を訴えている。国会では安保法制に反対の立場を貫いてきた。選挙で勝ちやすいからと言って、希望の党に行くわけにいかないのである。

 しかし「安倍政権を倒すためには(野党は)大きくならないといけない」と苦悩の表情を浮かべた。

 とはいえ「毒をもって毒を制す。だけど毒が国中に回ってしまったらどうしようもない」。

 「(もし希望の党に入ったら)トンデモ法案に賛成しなければならなくなる。自分に入れてくれた人への責任があるから、それはできない」。山本は続けた。

 「(山本太郎という)一番ややこしい人間を入れたら、(希望の党は)皆入れなきゃいけなくなる」。最後は自虐ネタでギャグを飛ばしたが、顔は笑っていなかった。(敬称略)

小池ゆり子・希望の党代表。安倍首相以上に独裁者と見る向きもある。=27日、都内 撮影:筆者=

小池ゆり子・希望の党代表。安倍首相以上に独裁者と見る向きもある。=27日、都内 撮影:筆者=

   〜終わり~

 

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「ベターを選びながらやっていくしかない。まずは安倍政権を止める。そして次に女王様を止める、という政治的な圧力を市民が覚えるしかない。」

★<【文字起こし掲載】
「裸の王様打倒後に登場した女王様の踏み絵『沖縄新基地』『安保法制』『改憲』」~自由党・山本太郎議員が胸中を語る「『希望の党』に手を上げた心ある民進党議員は有事にはトロイの木馬となってくれ」 

IWJ http://iwj.co.jp/wj/open/archives/399141 

2017.9.28(取材:青木浩文 協力:段田亜由美)

 

 2017年9月28日(木)18時30分より東京都新宿区の新宿駅西口地下にて、山本太郎参議院議員の街頭演説が行われ、IWJ記者が、直撃取材を行った。


――今回の展開について

山本議員「はっきり言って、信用できる政党があると思わない方がいいです。党ではなくて政治家も。信用できる政治家もいると思わない方がいい。思ったら間違いの始まりです。

 小池氏の政治観、今まで言ったことや文について、引っかかる部分が多いリベラルの方って多いと思います。はっきり言って私もその一人です(笑)。だけど現実問題として、あれだけTVでパワープレイをされたら、今の状況が何かによってひっくり返るとは考えづらいです。だからまず、安倍政権を引きずり下ろすという第1目標に向かって、世の中が進む、勝つと思います」

――「希望の党」とリベラル派議員との関係について

山本議員「(合流の際)安保に反対だったけれど、賛成という立場を示さなければ入れてもらえないかどうかはわからないけれど、次は『賛成』と、自分の心を偽って踏み絵を踏む人もいると思います。でも何かあった時に、中側で歯止めになれるように沢山の人が入ってもらわないと、と思います。別にみんな小池さんが好きで入ってるわけではない。だけど、野党だとできることなんてほどんどないから、という思いで行っているだろうと思うんです」

――実際合流した場合、リベラル派はどのように動くべきか

山本議員「『小池さんいいね』と言っている人たちが、何かあった時にじゃあ共産党や社民党に入れるかって言うと、話が別だと思うんです。『TVでよく映っている小池さんだから、何となく入れました』というふんわりした人たちが今の政治をもっていってる。それにどうやってアプローチしていくかを考えないといけない。デモだけじゃなく、ロビー活動だけでもなく、実際に票を動かせるということを、中に行く政治家に対しては『ちゃんと反発して、止めろよ』と圧力をかけなければいけない。

 何かあった時に圧力をかけ続ける。止めろよっていう。内側から声があげられないのが一番まずいパターンじゃないですか。それは今の自民党なんだから。

 民進党は丸抱えになると思う。セレクションもされるのかもしれないけれど、(『希望の党』は)数は欲しいだろうから、まだよくわからないけれど、そのまま丸抱えになるんじゃないでしょうか?」

――将来「希望の党」に合流する人たちに向けて

山本議員「私の危機感は改憲、そして日本周辺での紛争ということに関してです。小池氏は根本的には安倍氏と変わらない。『裸の王様』が『女王様』に変わっただけ。でも『女王様』は空気はすごく読んでいる。今さら中に行った人間を責めても仕方がない。いざという時には、有事にはトロイの木馬になれよと、それしかないですよね。今からどうこう言っても仕方がない。『政権が取れる』、という部分にみんなが反応しちゃってるんだから」

――自身の入党について

山本議員「はっきり言って『希望の党』には自分は行きづらい。けれど、1ミリでも『行く』という選択肢があるとすれば、それは被ばくの問題。『与党側にいれば、何かそれを進められるものがあるかもしれない』――そう考えると、無所属はその正反対です。無所属の仕事を見てくれているのは支持者の皆さん。だが、それだけでは世の中を変えるのは難しい。自由党で、小沢さんと合流することによって、今のように活躍の場も、理解してくれる人たちも増えたんだと思うと辛い」

――無所属になったとしたら

山本議員「無所属に戻ることそのものは怖くはない。ただ、小池さんがやりたいのはこのことだけじゃない。世の中が崩れていくスピードの中で、時間がない中で無所属に戻って、どうやって声を伝えていこうかと思うと悩ましい。『こういう酷い状況がある』と広く伝えられる場が、街頭演説だけになってしまうかと思うと、党にしがみつくことはないけれど、無所属というのは本当にきついです

――実際にこの先はどうなると思うか?

山本議員「この先は、党の決定が出るまでは決められない。ベターを選びながらやっていくしかない。まずは安倍政権を止める。そして次に女王様を止める、という政治的な圧力を市民が覚えるしかない。今一番動いている層は、これまで政治に興味のなかったふんわりした人たち。『女性初の首相』ということで、初めて政治に興味を持った人たちかもしれない。それに対し『安保』『憲法』と言ってもちんぷんかんぷんだと思います。自分もそうだったし。

 青臭いことを言ってていいのか、と自分でも思います。考えてる間に1ミリでも実際にできることを進めろと。

 (自身については)短く言うなら『自分が合流することは(多分)ないと思いますよ。わかんないけどね~』? まず考えておかなくちゃいけないのは、小池勢力によるその先を考えておかなければいけない。でもそのために街頭演説しかないのか……チラシを散々作って喋ってって……、一人ひとりに訴えることをみんながやらなきゃ間に合わない。できることをやっていかなければならない。

 TVの1%の視聴者は100万人ですよ。今この演説会で2時間喋ってどれだけの人が来てくれたか……電波は企業に握られていますよ」

 

 

 

 


「安倍さんの権力の私物化に対する危機感が今回、野党を動かし始めた」"小沢氏側近"の民進議員が"引退前夜"に心境を吐露 2017.9.28

2017-09-29 23:50:05 | 第48回衆院選

※安倍総理の解散について小沢氏と会話した際にも「好き勝手やりたい放題。権力を私物化している、こんなことを許しちゃいかん」と語っていた・・・

「安倍さんの権力の私物化に対する危機感が今回、野党を動かし始めた」"小沢氏側近"の民進議員が"引退前夜"に心境を吐露

AbemaTV/『AbemaPrime』 https://abematimes.com/posts/3011118
 
2017.09.28 02:05
 
今日、衆議院が解散する。日本中が来月10日の公示、22日の投票に向けて事実上の選挙戦に突入する中、"不出馬"を表明し、政界を引退する議員たちもいる。

 

 民進党の鈴木克昌議員(73)もその一人だ。愛知県蒲郡市氏出身で、愛知県議や市長を務めた後、2003年、民主党から出馬し衆院議員に初当選。民主党政権時代には総務副大臣や党幹事長代理を歴任。2012年、消費税増税法案の強行採決に反対し、民主党を離党。小沢一郎氏らと共に「国民の生活が第一」の設立に関わり、その後継の「生活の党」では小沢代表からの強い要望もあり、代表代行に就任した。こうした経歴から、小沢氏の"側近中の側近"とも言われる。

 

 その後、2014年には民主党に復党したが、今月23日、次の衆院選に立候補せず引退することを表明した。

 

 

 衆議院が解散した瞬間、議員たちは失職することになる。27日夜のAbemaTV『AbemaPrime』では、議員として"最後の夜"を迎えた鈴木氏に話を聞いた。

 

 番組放送時、まさに民進党では小池都知事率いる希望の党への合流へ向けた動きが水面下で続いていた。鈴木氏は「改めて、本当に政界は一寸先は闇だなと感じています」と感慨深げにコメント。

 野党再編に向けて様々な情報が飛び交う中、民進党の前原代表と小沢氏が何度か会談したとも報じられており、豪腕・小沢"黒幕説"を唱える向きもある。

 

 こうした見方について鈴木氏は「本当に誤解をされる人だなと思う。確かに今回色々とやられているのはその通りだと思う。小池都知事とも当然何かはあると思う。しかし、その目的ははっきりしている。今の自民党体制を変えなければならないということ。その手法がどうであれ、細川政権を誕生させたり、長く続いた自民党政権から民主党政権に交代させたり、ということをやってきた人。その一点で全くブレない、分かりやすい人なんだけれども、何か誤解をされて、黒幕とかフィクサーと呼ばれてしまう。心外だし、かわいそうだなと思う。純粋な人だ」と話す。

 先週、安倍総理の解散について小沢氏と会話した際にも「好き勝手やりたい放題。権力を私物化している、こんなことを許しちゃいかん」と語っていたと明かし、「政策も大事だが、それ以前に小選挙区で選挙に勝っていくということが大前提だ。オリーブの木でやっていって、死票をしっかり活かすことが国民の気持ちを受け入れることになるのではないかという考え方。それを言い続けた人だから。きっかけを作っているのは小沢さんだと思う。ただ、今回は小沢さんの影響というよりも、安倍さんの権力の私物化をなんとかしないといけないという危機感が野党を動かし始めた」と話した。

 今回の衆院選で、一気に"台風の目"になった感のある小池都知事。都民からは国政でのさらなる活躍を期待する声もある一方、「希望の党は民進党議員にとっての希望という意味だろう」「都知事が踏み台だったのか」「何のために都議選、都知事選をやったのか」といった厳しい意見もある。

 鈴木氏は小池氏について「私の原点は地方なので、常に地方の目線で見てきた。地方自治体の首長経験からも、国が変わらなければ地方は変えられないという部分がかなりあるのは事実だ。だから、小池さんに非常に共感する部分もある。都知事を辞める辞めない、総理になるならないは別として、有権者に対して、きちっと説明しないと、理解してもらえないんじゃないか」と苦言を呈した。

 

 議員生活を振り返って、「思い出はやはり、総務省副大臣していたときに発災した東日本大震災のあの惨状。まさに刻一刻と状況が変わり、現地のご要望、みなさんの悲痛な声を直接聞いて、人生観が変わった。大変な経験だった」と話す鈴木氏。

 「幸せな政治家人生だった。すばらしい先輩にも恵まれ、そのうちの一人が小沢さんだったことは間違いない。河村たかしさんと議員年金廃止をやって、先輩にだいぶ叱られました(笑)。でも隗より始めよ、自分から見を切らないと行けないと。最近、それを復活させようという動きがあり残念。地方分権・地域主権の実現、財政再建、そして弱者に対する目配りの3点について最も力を注ぎ、警鐘を鳴らし、委員会で言い続けることができて幸せだったと思う。解散で私の政治生命は終わるけれども、人間が終わるわけではない。もちろん(取り組んできたことは)全てが道半ばだが、若い人に託し、一国民に戻って日本の将来の姿を見届けていきたい」と"最後の演説"を締めくくった。(AbemaTV/『AbemaPrime』より)


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