異教の地「日本」 ~二つの愛する”J”のために!

言論宗教の自由が保障され、ひとりひとりの人権が尊ばれ、共に生きることを喜ぶ、愛すべき日本の地であることを願う。

【東京都知事選】 鳥越俊太郎さんを応援する5つの理由

2016-07-30 23:52:13 | 都知事選 県知事選 市長選

私が望む東京は… We are TORIGOE Supporters! 


 

武蔵野市議 川名ゆうじ blog

http://blog.livedoor.jp/go_wild/archives/52466414.htmlより転載

2016年07月30日 21:04

鳥越俊太郎さんを応援する5つの理由

 主張の多くは、平和・憲法を守ることだが、このことは、特別職公務員でもある自治体の長として当然のことなので、このこと以外でまとめたのが下記だ。


 ■応援する理由① 権力者にならない

 鳥越さんの演説を聞いていて、最も印象深いのが「権力者になるつもりはない。そのことをまず心から訴えたい」と訴えていることだ。

 東京都の財政規模について、よく言われているようにGDP(名目)で国際比較すると、15位のメキシコの次ぎ、16位のオランダよりも上位となり、世界16位の「国」とも言える規模だ(平成25年度都民経済計算 報告書より)。一国の首相、大統領と同じ権力を持つとも言える。さらに地方交付税の不交付団体であるため、国の補助金頼みの行政をしなくてもいいという独自性もある。

 このような自治体のトップとなれば、裁量で動かせる政策を持つことになり権力者と錯覚してしまうことは容易に想像がつく。これまでの知事を思い起こすと、権力者になりたかったと思えてしまう面々を思い出してしまうほどだ。

 権力者になると、それが税金であることを忘れてしまい自由にお金を使ってもいいと錯覚したことが二回も続いている都知事選挙だったのだ。このことも思い出して欲しい。


 ■応援する理由② 聞く都知事

「聞く都知事」。鳥越さんのキャッチフレーズでもある。争点を隠し選挙で勝てば後は何をしてもいいという政治とは間逆なし姿勢だ。このことが今の都政に必要だからだ。

IMG_7660 都知事は権力者ではなく、都民の代表。そうであるなら、なるべく多くの都民の意見を聞くことが必要なのだ。
 例えば武蔵野市では、市長が自らタウンミーティングを行い市民から直接意見を聞いている。人口規模が違うためまったく同じとは言えないが、同様のことをやるべきと考えるからだ。
 各種団体の代表者や有識者からなる審議会などで意見を聞く機会があるとはいえ、直接聞くことで、より現実は分かるもの。今までになかった都政になる。
(写真:がんサバイバーの方々から意見を聞く)


■応援する理由③ 保育の質

 保育園待機児は、多くの候補が掲げているが、その内容は異なっている。鳥越さんは量と質でゼロを目指すと明言しており、このことも応援する大きな理由だ。

 規制緩和で詰め込みて量を増やすとしている候補や自治体に計画を作らせる、つまり、自治体が保育計画を作ることはこれまでにもやっていることであり、東京都は何もしないと言っているのと同じ候補とは明確にスタンスが違っているからだ。

 待機児問題でクローズアップされることに保育士の給料の問題がある。ほかの職種に比べてきわめて安い給料であるため、なり手不足で保育園が増えない理由のひとつでもあるからだ。
 この給与問題で考えてみると、東京都はかつて民間認可保育園への人件費補助を行っていたが廃止している。より、給料を下げていることになる。地方に比べて家賃が高い東京は、実質的な給与はより安いという現実を考えてみれば、復活してもいい政策であり、働き続けられる職場=質を高めるための政策にもなり期待できるものだ。

 また、都独自の認証保育所制度でも、定員40人を補助金の上限と変更し量を増やすことを妨げている。子ども一人当たりの保育面積で考えれば、より定員を増やすことができる認証保育所は市内にもあるが、補助金が出なくなったことで保育定員を少なくしている。こと例を考えれば、都として定員を増やすことも十分できることになる。東京都による待機児対策は十分可能だ。





■応援する理由④ ジャーナリスト

 ジャーナリストであることも理由だ。新たな政治を切り開けると期待できるからだ。

 政治家気質に身を染めると、選挙に有利か不利で考えがちで、反対勢力には耳を貸そうとしないことが多々ある。名誉欲に染まってしまうことや権力に溺れることもある。ぜひ、東京都知事は何をしているのか。どのような判断基準で政策が決まっていくのか。内部から情報を発信し、都民に政策の策定過程や政治を見える化してもらいたい。

 ジャーナリストとは、いろいろな立場から話を聞き、その論点をまとめ、ほかの事例と客観的に比較したうえで良し悪しを分かりやすく示すことが求められる。このことは政治をより身近にすることや、主権者、納税者が政治を判断できる重要な要素となる。同じレベルと言えないが、同様なことを続けている立場としても必要な人だと実感できている。

 とかく遠い都政を身近にできる大きなチャンスであり、鳥越さんしかできないことだ。だから応援している。



■応援する理由 ⑤東京都から原発ゼロ

 鳥越さんは、東京から原発ゼロをめざす、知事に当選すれば、東京から250kmキロ圏内の原発の運転停止と廃炉を電力会社に申し入れることも公約すると明言している。

 先に初当選した三反園鹿児島県知事は、川内原発の停止を九州電力に申し入れるとしており、地方自治体から原発ゼロへの流れがさらに強くなることも理由だ。

 さらに東京都は、東京電力の持ち株比率で1.2%を持ち、第四位の株主でもある。東京電力にものをいえる立場でもあるのだ。立候補直前まで東電の社外取締役として年間約1000万円程度の報酬を得ていた候補とは正反対だ。

 原発事故を忘れてしまったかの風潮が昨今ではあるが、福島原発事故はまだ終わっていない。原発がなくてもやっていけたことを考えれば、電力の最大消費地東京から原発ゼロへ舵を切るべきだ。それができるのは鳥越さんしかいない。


 

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かりん@mikatsuki10  2016年7月30日

鳥越俊太郎さんの最終街頭演説。バスタ新宿前。

 

鳥越さん、池袋駅東口の演説会 大盛況by目良 誠二郎 2016年7月30日  

 

  

沖縄現地から都知事選へのメッセージ!!
「辺野古・高江の人たち、みんな、都知事選は鳥越さんに入れて欲しいって言ってるよ」

 <!-- 沖縄現地から撮って出し!都知事選へのメッセージ  -->

 

 

 


安倍政権登場以来、障がい者家族にとって恐れていたことが~自民党のネット応援部隊が「植松容疑者の主張は間違ってない」「障がい者は死んだほうがいい」と障がい者ヘイト!

2016-07-30 23:34:16 | 都知事選 県知事選 市長選

安倍政権登場以来、障がい者家族にとって恐れていたことが起き始めた!!

 優性思想や行動の源泉がどこにあるのかは定かではないものの、今の日本を覆う「新自由主義的な人間観」と無縁ではない。
 相模原殺傷事件での被害者にとどまらず、人々の思想・価値観・意識に浸透し、むしばみ、社会に広く波及するという意味で、「人の魂にとってのコンピューターウイルス」のような危険をはらんでいる。
          ⇒ネットで広がる「植松容疑者の主張はわかる」の声

リテラ http://lite-ra.com/2016/07/post-2459.htmlより転載

自民党のネット応援部隊が「植松容疑者の主張は間違ってない」「障がい者は死んだほうがいい」と障がい者ヘイト!

2016.07.30
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「J-NSC 自民党ネットサポーターズクラブ」トップページより


■ネットで広がる「植松容疑者の主張はわかる」の声

 神奈川県・相模原で発生した障がい者大量殺害事件について、本サイトではその背景に、ヘイトスピーチなど排外主義の蔓延や、自民党による弱者切り捨て政策の影響があると指摘してきた。すると案の定、ネット右翼からは「ジミン叩ければあんな悲惨な事件でも利用するのか」「左翼はなんでも体制批判の道具にするからクソ」「さすが糞アカヒのリテラ」などという反応が寄せられた。

 であれば、あらためて事実を確認しておこう。報道によれば植松聖容疑者は「障害者は死んだ方がいい」「何人殺せば税金が浮く」などと主張していたとされるが、いま、ツイッター上ではその主張に同調する声が広がっている。

〈そうやってみんなすぐ植松容疑者が異常だと言い張るけど行動がよくなかっただけで言ってることは正論だと思う〉
〈植松の言ってることはこれからの日本を考えるとあながち間違ってはいない〉
〈穀潰しして連中に使われる予定だった税金を節約して、国の役にたったよ彼は。弱いものって誰? 精神障害者はどんなに暴力や暴言はいても罪に問われない無敵の強者だよ?〉

 しかも、これは複数のアカウントによる発言だが、彼らは〈自民と公明が勝ってるのみるとマジでせいせいする〉〈安倍総理を応援してる自分がいる〉〈【拡散】安倍晋三に総理大臣を辞めて欲しくないと思う人はRT〉などともツイートしている。こうした障がい者ヘイトを垂れ流している連中の多くが自民党支持者、あるいは安倍政権が醸成させている空気を身にまとっていることは、もはや疑う余地がない事実なのだ。

自民党ネトサポ会員が「植松の言うように障害者はいなくなるべき」

 さらに、「自民党ネットサポーターズクラブ会員として愛国という視点から自らの意見を論理的に述べる」という副題のついたあるブログが、事件後、「重度障害者を死なせることは決して悪いことではない」なるタイトルの文章を公開していることも確認できる。自民党ネットサポーターズクラブ(J-NSC、通称ネトサポ)とは自民党公認のネットボランティア組織。政策ビラ配りやネットでの世論工作などを担当する部隊で、安倍首相はその最高顧問のひとりに名を連ねている。

 その“自民党のネット別動部隊”の会員を自称する人間のブログが、植松容疑者の“虐殺思想”に共鳴している事実は重い。

 まず、このネトサポは、植松容疑者が「障がい者なんていなくなればいい」という趣旨の供述をしていることについて、〈植松の言葉自体には実は聞く価値のある部分もある。それは「障害者は邪魔である」という観点だ〉と書いている。以下、吐き気をもよおす障がい者差別やジェノサイドの扇動が続く。紹介するのもためらわれるが、コアな自民党支持層がどのようなことを考えているのか確認するためにも、このネトサポの文章をそのまま引用する。

〈考えてみてほしい。知的障害者を生かしていて何の得があるか?まともな仕事もできない、そもそも自分だけで生活することができない。もちろん愛国者であるはずがない。日本が普通の国になったとしても敵と戦うことができるわけがない。せいぜい自爆テロ要員としてしか使えないのではないだろうか?つまり平時においては金食い虫である。
 この施設では149人の障害者に対し、職員が164人もいる。これではいくら職員を薄給でき使わせたところで採算が取れるはずもない。そんな状況では国民の税金が無駄に使われるのがオチである。無駄な福祉費を使わなくて済ませることが国家に対する重大な貢献となる。だからこそ植松が言うように障害者はいなくなるべきなのである。〉

 要約するまでもない。「自爆テロ要員としてしか使え」ず、「いなくなる」ことが「国家に対する重大な貢献」などとのたまうこのネトサポは、障がいをもつ人たちが「生きる」ことを、直裁的に否定しているのだ。

■石田純一や野田聖子にも「障害者の子ども殺せ」と迫るネトサポ

 しかもこのネトサポは、植松容疑者の供述ににわかに感化された結果、“障がい者抹殺思想”をさらけ出しているわけではない。事件前の投稿でも、障がい者やその家族に対するヘイトをぶちまけているのだ。たとえば、7月9日にはタレント・石田純一の都知事選立候補の意向の報を受けて、〈もしも都知事になりたいならばまずは自分の子を死なせてからにするのが筋であろう〉と書いている。

〈石田には東尾理子との間に子供が1人いるが、そいつはダウン症である。つまり育てるのにカネがかかる。東京都知事は言うまでもなく公務員である。公務員は国民のために尽くすのだから無駄遣いをしてはいけない。だからこそ無駄遣い以外の何物でもない子供は死なせるべきなんだ。無駄な医療費を使わなくて済むのだからこれは国家に対する重大な貢献となる。政治家なのだから率先して自分の子供を見殺しにできるようにならなければいけない。〉

 念のため言っておくが「石田純一と東尾理子の子はダウン症」というのはデマだ。いずれにせよ、この自民党支持者の“障がい者は税金の無駄遣いだから殺すべき”という考え方は、かなり根深いものがある。7月19日には、野田聖子衆議院議員についても、〈絶対に総理にしてはならない人物だ。その理由は野田の子どもの存在である〉などと述べている。

〈野田議員の子どもは重い障害をもっており、1年で9回の手術を受け、脳梗塞になり産まれてからずっと入院、人工呼吸器を装着し、経口摂取は不可、右手右足に麻痺があるという体たらくである。当然この子供にかかる費用はバカにならない。総理大臣として意味のない支出は実に致命的だ。国会議員は言うまでもなく公務員である。公務員は国民のために尽くすのだから無駄遣いをしてはいけないのだ。
 だからこそ野田は総理大臣になりたければ、無駄遣い以外の何物でもない子供の治療を即刻辞めるべきでなのだ。もちろん死んでしまうが無駄な医療費を使わなくて済む。これこそ総理大臣に求められる国家観なのだ。政治家なのだから率先して自分の子供を見殺しにできるようにならなければいけないのだ。〉(原文ママ)

 なお、この投稿の冒頭で、野田氏が安倍首相の総裁任期延長をけん制する発言を行ったことに対して、〈1議員の分際で自民党にたてつく発言をしてのである。大変許しがたい〉(原文ママ)としていることから、このネトサポは、熱烈な安倍晋三シンパと見るべきだろう(ちなみに、このブログの「愛国リンク集」には安倍首相の公式HPがリンクされている)。

自民党支持者が障がい者排除の根拠にしているのは自民改憲案

 さらに2013年9月3日にも、同様に野田氏に関して〈自分の子供を見殺しにできるようにならなければいけない〉と述べているのだが、注目すべきは、その投稿がこのように結ばれていたことだ。

〈こういう自分勝手な人間が増えたのも日本国憲法のせいである。自由を謳い、権利を行使しなくてよいという天賦人権論が日本人を堕落させたのである。だからこそ自民党は天賦人権論を否定する憲法案を出したのである。この憲法が通れば国民の血税を使っても他人に対する感謝の心を持てるようになる。
 自民党は野田議員と改憲案の矛盾を解消するために野田議員に子供の延命治療を中止するよう勧告するべきだ。どうせこのまま生きていても長生きはできないし、治療費がさらにかさんで国民が迷惑を被るだけである。それよりも子供なんかさっさと死なして日本のために死んだと持ち上げたほうが自民党の勝利に貢献することになる。だから野田議員は決断をするべきである。母親としてよりも国家公務員としての立場が優先されるのは当然なのだから。〉

 ある意味でこのネトサポが述べていることは“正しい”。もちろん「子供なんかさっさと死なして」などという、どうかしているとしか思えない主張のことではない。いささか逆説的だが、この暴論は、自民党が2012年に発表した改憲草案の本質を、的確に説明しているのである。

 いうまでもなく、天賦人権説とは、すべて人間は生まれながら自由にして平等であり、誰もが幸福を追求する権利をもつというもの。日本国憲法のいわゆる三大原理のひとつ「基本的人権の尊重」の根底をなす思想だ。しかし、自民党改憲草案では、起草委員である片山さつき参院議員が〈天賦人権論をとるのは止めよう、というのが私たちの基本的考え方です〉(片山氏ツイッターより)と発言しているように、これをすべての人間から剥奪すべく企図されている。

 事実、自民党改憲草案は、個人の権利に対して〈責任及び義務が伴う〉と強調し、現行憲法が個人の権利利用の目的や幸福追求の条件として付す《公共の福祉》を軒並み〈公益及び公の秩序〉なる文言にすげ替えている(草案12、13、29条)。

 上述のネトサポが障がいを持つ人間を「死なせるべき」なのが「国家に対する重大な貢献」であると繰り返すのは、まさにこの《公共の福祉》から〈公益及び公の秩序〉への変更の本質をつく解釈だろう。その意味において、このネトサポが述べる“障がい者の存在は、自民党憲法草案と「矛盾」する”というのは、まったく正しい認識と言わざるをえない。

 言い換えれば、このコアな安倍支持者は、“すべての人間が平等に有す権利を剥奪し、国家の元に人権を制限すべき”という自民党改憲草案のストレートな体現者なのである。

 そして、今、安倍首相の周りにいる自民党の極右政治家たちも、直接、口には出さないものの、おそらく、このネトサポと同じく「障がい者や役に立たない老人はいなくなった方が国家のためである」くらいのことは考えているはずだ。

 実際、石原慎太郎や石原伸晃、麻生太郎らは、過去に障がい者や高齢者に対して安楽死を口にしたり、「いつまで生きているつもりなのか」などといった暴言をはいてきた。植松容疑者、それに同調して「障がい者は死なせろ」と叫ぶネトサポ、そして障がい者を邪魔者扱いする自民党の極右政治家……この三者は完全に同一線上にいる。そのことを指摘することのどこが「政治利用」なのか。

■事件を利用して人権を制限しようとする自民党政治家たち

 ネット右翼たちは「左翼はなんでも体制批判に結びつける」「相模原の事件を政治利用している」などとほざくが、これは完全に逆だろう。実に、自民党はこの大量殺害事件を受けて、早くも人権否定の思想を法で具体化させる意向を示している。

 28日、元参院副議長の自民党・山東昭子参院議員が、今回の事件に関して“犯罪を犯した人間や示唆をした人間にはGPSを埋め込んで把握するようなことを考えるべき”との趣旨を記者団に伝えた。その上で、山東氏はこのように発言している。

「人権という問題を原点から見つめ直すときが来ている。ストーカーもそうだが、人権という美名の下に犯罪が横行している」(毎日新聞7月29日付より)

 何度でも言うが、上のネトサポによる“障がい者抹殺思想”も、山東氏の“人権白紙化発言”も、まさに今の自民党の本質を表したものだ。

 しかもこれは、ひとりのラディカルなネット右翼による戯言や、いち自民党議員の暴言では決して片付けることはできないだろう。実際、前述したネトサポの野田聖子氏に対する投稿には7000を超える「いいね!」がついている。また、テレビメディアなどのマスコミは、この障がい者大量殺害事件の容疑者の供述にネットでこれだけ賛同の声があがっている現実を無視して、「植松容疑者の心の闇」などとごまかし続けている。そして当然のように、この機に乗じた山東氏のトンデモ発言についても、まったく追及するそぶりを見せていない。

 一部の冷笑主義者は「言うほど日本は右傾化していない」「左翼の妄想」などと呑気なことをのたまっているが、いい加減に気がつくべきだろう。私たちはいま、こうした“弱者抹殺発言”や“人権白紙化発言”が許容され、しかも多くの共感まで得られている社会を生きているのだ。もはや「右傾化」どころではない。その異常性に真剣に向き合わなければ、この国は本当に後戻りできないところまでいってしまうだろう。
梶田陽介

 

<関連> 

最悪のヘイトクライム 「障害者施設でたった19人しか心肺停止してねーのかよ。おい、障害者のゴミ共。お前等もっと逝かんかいwww」

相模原殺傷 尊厳否定「二重の殺人」全盲・全ろう東大教授~今の日本を覆う「新自由主義的な人間観」と無縁ではない

【動画】「障害者に安楽死を」はナチスの優生思想そのもの・障害者団体の代表が社会の風潮に懸念を表明

いのちの尊厳と社会的弱者に対する暖かい眼差しを(日本キリスト改革派千里山教会牧師 弓矢 健児)/「命、かけがえない存在」=障害者団体が声明-相模原事件

【声明】津久井やまゆり園の事件について(障害のあるみなさんへ) 全国手をつなぐ育成会連合会

安楽死発言:小林よしのり「国民としての役割を果たし終えて、若者の迷惑にしかならない老人は安楽死するのが一番いい。」

安楽死発言:石原慎太郎、施設訪問後に知的障がい者に暴言「…ああいう問題って安楽死につながるんじゃないかという気がする。」

 

 

 

 


相模原殺傷 尊厳否定「二重の殺人」全盲・全ろう東大教授~今の日本を覆う「新自由主義的な人間観」と無縁ではない

2016-07-30 23:12:00 | 福祉 高齢 障がい

毎日新聞http://mainichi.jp/articles/20160728/k00/00e/040/221000c

相模原殺傷

尊厳否定「二重の殺人」全盲・全ろう東大教授

福島智教授

 

 

 相模原市の障害者施設殺傷事件を受け、障害者の関係団体が相次いで声明などを発表する中、全盲と全ろうの重複障害を持つ福島智・東京大先端科学技術研究センター教授から「暗たんたる思いに包まれています」というメールが27日、毎日新聞に届いた。福島さんが「今回の事件から考えた原理的な問題」をまとめたという原稿を紹介する。

強者優先の社会を連想…福島智氏

 「重複障害者は生きていても意味がないので、安楽死にすればいい」。多くの障害者を惨殺した容疑者は、こう供述したという。

 これで連想したのは、「ナチス、ヒトラーによる優生思想に基づく障害者抹殺」という歴史的残虐行為である。ホロコーストによりユダヤ人が大虐殺されたことは周知の事実だが、ナチスが知的障害者らをおよそ20万人殺したことはあまり知られていない。

 一方、現代の世界では、過激派組織「イスラム国」(IS)の思想に感化された若者たちによるテロ事件が、各地で頻発している。このような歴史や現在の状況を踏まえた時、今回の容疑者は、ナチズムのような何らかの過激思想に感化され、麻薬による妄想や狂気が加わり蛮行に及んだのではないか、との思いがよぎる。

 被害者たちのほとんどは、容疑者の凶行から自分の身を守る「心身の能力」が制約された重度障害者たちだ。こうした無抵抗の重度障害者を殺すということは二重の意味での「殺人」と考える。一つは、人間の肉体的生命を奪う「生物学的殺人」。もう一つは、人間の尊厳や生存の意味そのものを、優生思想によって否定する「実存的殺人」である。

 前者は被害者の肉体を物理的に破壊する殺人だが、後者は被害者にとどまらず、人々の思想・価値観・意識に浸透し、むしばみ、社会に広く波及するという意味で、「人の魂にとってのコンピューターウイルス」のような危険をはらむ「大量殺人」だと思う。

 こうした思想や行動の源泉がどこにあるのかは定かではないものの、今の日本を覆う「新自由主義的な人間観」と無縁ではないだろう。労働力の担い手としての経済的価値や能力で人間を序列化する社会。そこでは、重度の障害者の生存は軽視され、究極的には否定されてしまいかねない。

 しかし、これは障害者に対してだけのことではないだろう。生産性や労働能力に基づく人間の価値の序列化、人の存在意義を軽視・否定する論理・メカニズムは、徐々に拡大し、最終的には大多数の人を覆い尽くすに違いない。つまり、ごく一握りの「勝者」「強者」だけが報われる社会だ。すでに、日本も世界も事実上その傾向にあるのではないか。

 障害者の生存を軽視・否定する思想とは、すなわち障害の有無にかかわらず、すべての人の生存を軽視・否定する思想なのである。私たちの社会の底流に、こうした思想を生み出す要因はないか、真剣に考えたい。

 
ふくしま・さとし 1962年神戸市生まれ。小学生で全盲となり、高校生のときに特発性難聴により聴覚も失う。母が、両手の指の関節を点字の突起に見立てた「指点字」というコミュニケーション方法を考案し、よどみなく会話ができるようになった。盲ろう者として初めて大学(現・首都大学東京)に入学し、金沢大助教授などを経て現職。全国盲ろう者協会理事、世界盲ろう者連盟アジア地域代表を務める。2003年に米週刊誌タイムの「アジアの英雄」に選ばれた。

 

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「沖縄で集会の自由保障している?」 人権団体、日本に質問 高江ヘリパッド工事強行 政府「国内法を遵守

2016-07-30 23:11:21 | 都知事選 県知事選 市長選

琉球新報 http://ryukyushimpo.jp/news/entry-325501.htmlより転載

「沖縄で集会の自由保障している?」 人権団体、日本に質問 高江ヘリパッド工事強行 政府「国内法を遵守」

 【問山栄恵本紙ワシントン特派員】米ニューヨークの国連本部で現地時間22日午後(日本時間23日午前)に開かれた国連人権理事会の理事国選挙を巡る公開討論会で、理事国に立候補する日本政府に対し、国際人権団体が東村高江周辺でのヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設工事に抗議する市民への対応を問いただした。国際的な場で先進国が人権意識についてただされる異例の事態となっている。

 討論会は国際人権団体アムネスティ・インターナショナル、国際人権サービス(ISHR)、パナマ政府の主催。理事国に立候補を表明している日本、米国、英国、ブラジルなど9カ国が参加した。

討論会でアムネスティは「日本は特に沖縄で、平和集会の自由をどのように保障するのか」と質問
 これに対し、在ジュネーブ日本政府代表部の嘉治美佐子大使は「日本の警察と抗議者が衝突しているが詳細は把握していない」とした上で、「一般的に警察を含め日本政府は、国内法に従い行動している。日本の法制度は人権を保護し、憲法で平和集会の自由を保障している」と強調した。

 討論会前日、日本政府は、高江で多くの市民らが抗議する中、全国からの機動隊員を投入しヘリパッド建設工事を強行した。

 討論会での質問は短文投稿サイト「ツイッター」で募集。国内NGOなどに質問を呼び掛けた「反差別国際運動(IMADR)」のジュネーブ事務所の小松泰介氏は、嘉治大使の発言について「『国内法で(人権を)保障している』というのは的外れで不誠実」と批判。「日本は国連で人権先進国のイメージを打ち出しているが、実際は沖縄に挑戦的態度を示すなど事実と異なることをして顔を使い分けている」と指摘した。

 現地高江周辺で抗議行動を続ける沖縄平和運動センターの山城博治議長は「日本政府は『違法ではない』などと建前の答弁をしたようだが、数百もの警官を投入し、圧倒的な力で市民を弾圧し、排除していると言わざるを得ない。国連側には日本政府の形式的な話を聞くだけでなく、実質的な調査をして何らかの判断を示していただければありがたい」と話した。

 

 

 

 


【東京都知事に鳥越氏を!】今日が最終日!チラシを、特に女性が受け取ってくれ、反応も良いです。八王子演説会は、小池候補と比にならない市民の参加!

2016-07-30 18:24:26 | 都知事選 県知事選 市長選

【東京都知事に鳥越氏を!】
今日が最終日!チラシを、特に女性が受け取ってくれ、反応も良い。八王子演説会は、小池候補と比にならない市民の参加!

 
菱山 南帆子さんFBより

 鳥越俊太郎八王子街頭演説会

多摩地区を中心に小池と大接戦だそうです。
八王子に鳥越俊太郎さん来ました!私は司会を担当しました!
鳥越さんの前に行っていた小池候補と比にならないくらいの市民が詰め掛けました!

ポスティング、街宣、電話かけ、LINE…やれることは全部やろう!...
「もっとこうすれば良かった」なんて後悔だけはしたくない。

19:20からの最後の新宿南口での街頭演説会の後八王子に戻って21:00過ぎから肉声で街宣をします!
今日は喉を枯らす気持ちで頑張ります。
頑張ろう!


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今日が最終日!
チラシの受け取りがとても良くなってます。
特に女性が受け取ってくれ、反応も良いです。

週刊誌妨害記事について言ってくるのはオジサンばかり。しかもセクハラまがいの言葉をわざわざ女性の私に言いに来る。...
これがひとりふたりじゃないレベルではありません。逆にセクハラです。

週刊誌のありもしない事を妄想だけで書き立て、それを読んでニヤニヤして、候補者を選定するなんてなんて低俗なんだろうかと。それを若い女性に言いに来るなんて嫌悪します。

私は女性として、いつもセクハラ記事ばかりを書いて、それを読んだ男性たちが色んな想像を勝手にして楽しむような週刊誌自体が女性差別雑誌だと思って相手にしてません。

世間一般もあまり記事に関して興味は薄いように街中に出て実感しています。

今はとにかく新自由主義の都政にしないように。差別、排外主義がはびこる都政にしないように。弱肉強食ではなく共生共助の都政にするために頑張るしかないでしょ!

頑張ろう!!