幸喜幸齢 生きがい 日記!       

八十路の青春賦 人生の黄金期を自分らしく あるがままに生きる幸喜幸齢者 感謝と幸せの生きがい日記 頑爺/肇&K

譲り合い

2020年12月08日 | 冬・喜寿の青春賦 日記!
12月8日(火) 5/15℃ 

譲り合い
 コロナ禍の拡大と大阪府知事の外出自粛要請があり、一応高齢者でもありご迷惑をおかけせぬよう歩き旅を中断して一旦帰阪した。
コロナ禍の状況を見ながらいつもの医師や行政と相談しながら、また再開する予定だが年内は未定状況だ!?

 しかし今日は歯科へ行く為、千里中央へ出るのに久しぶりにバスに乗った。 乗客はほとんどが爺婆さんだが空いていた。

 ところが途中のバス停から10数人が乗り込んだら満席になり立つ人が数人いた。
すると突然1人のオジサンが立ち上がり前の婆さんに席を譲った。
どうやらスマホに夢中だったようで周りを見渡している。

 席を譲られた婆さんは何度も頭を下げつつ、オジサンの持っているバックを自分の膝の上に置けと盛んに言っているが、オジサンは恐縮しながらそれを断っている。

 やがてバスは進み、途中のバス停で十数人が降り前方の席が空いたが、何を思ったか席を譲られた婆さんは立ち上がり前方の席へ移動しつつオジサンにお礼を言ってここへ座りなさいと譲られた席をさかんに指差した。

 オジサンは恐縮しつつもお礼を言い、いくつか席が空いていたがそのまま座らず終点まで立っていたが、お互いに席を譲り譲られお礼を言いながらの小さな出来事が後方で見ていた私には心温かだった。 

 降りてから、そういえば何で自分はあの時に席を立たなかったのかな? と振り返ってみたが、1番後方の長席で1段上がっているので、あの婆さんが上がって来れないと言う判断と、もう一つトラウマ? があった。

 それは数ヶ月前満員の地下鉄で前に立った婆さんに席を譲ったら、お喋り婆さんで降りる駅まで途切れず一人話されそれなりに楽しかったが、「あんた若そうやけどいくつなん? ワテはもう73やからいつ電車満員でも席譲ってくれはんねん」と言っていたが、自分はそれより年上とは言えず口を濁したが、席を譲るより譲られる歳になったんだなぁとガックリ・・ トホホ!

・謙譲の精神ありて日本人
・譲り合う小さな出来事 温かい
・気がつけばシルバーシート席があり
・席譲り若いと自認もうやめた 頑爺

千里南公園の散歩道から 仲良しお喋り

 
野鳥観察の仲間たち


時を告げる南公園の鐘の音


コメント
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