宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

「幻のメロン クールボジャ」の出荷が始まりました。

2024年06月11日 09時05分43秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和6年6月8日から、農事組合法人林ライスで栽培されてきた岩沼市特産「幻のメロン クールボジャ」の出荷が始まりました。市内の旧相野釜ハウス園芸組合の組合長から技術継承を受け、2度目の収穫となります。

 4月上旬から定植を行い、組合員一丸となって整枝、芯止め、ミツバチによる交配・着果、病害虫防除などの丁寧な栽培管理を行ってきました。これまで一部で株枯れ症状の発生がありましたが、かん水管理の見直しなどを行いながら対応してきました。

 販売は予約販売のみで、今年度は作付面積を倍増したものの既に5月中には予定数量に達し、現在のところ新たな注文はお断りしている状況です。今後も糖度確認を行いながら、6月下旬にかけて収穫、箱詰め、発送作業が行われます。

 普及センターでは、これまでの栽培管理の内容をとりまとめ、次作に向けた改善点などについて引き続き支援していきます。

 

 <連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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JAみやぎ登米花卉部会、スターチス専門部で出荷査定会・現地検討会が開催!

2024年06月07日 17時21分47秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和6年5月30日に、出荷最盛期に向けて、JAみやぎ登米花卉部会スターチス専門部の出荷査定会・現地検討会が開かれました。

 JAみやぎ登米大瀬集出荷場での出荷査定会では10人が参加し、市場関係者から助言を受けながら規格・品質の目合わせを行うとともに、今後の品種選定や出荷の方針についても話し合いが行われました。

 また、現地検討会では、今後収穫を迎えるハウスを巡回し、病害虫の発生が少なく生育・品質とも良好であることを確認しました。

 普及センターからは今後の栽培管理や農薬の適正使用について情報提供を行いました。特に農薬の適正使用については、薬剤耐性及び抵抗性の発達を防ぐためのローテーション散布を呼びかけました。

 普及センターでは引き続き産地発展に向けた支援を行ってまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522 


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加工用ばれいしょやさつまいもを推進!石巻地域「ポテト通信」発刊!

2024年05月29日 11時05分19秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和6年5月27日、近年石巻地域で取組が拡大している加工用ばれいしょとさつまいもの生産現場のトピックスや技術情報等を紹介する「ポテト通信」を創刊しました。

 創刊号は東松島市の大規模法人のばれいしょ植付けの準備や植付けの様子、今後の栽培管理などが中心の内容です。

今後、地域内での取組拡大を期待しながら2か月に1回程度の発行を予定しています。

 

<連絡先>  宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第二班

 TEL0225-95-1435 FAX0225-95-2999


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やもとハウス園芸組合 促成きゅうり現地検討会 開催!

2024年05月13日 14時33分00秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和6年4月23日に、やもときゅうり園芸組合の促成きゅうり現地検討会が開催されました。生産者6名のハウスを種苗会社や資材会社、JAいしのまき、普及センターで巡回し、生育状況を検討しました。

 今作は、例年通り1月下旬から2月中旬に定植され、3月上旬から中旬に出荷が始まりましたが、2月中旬から3月上旬の低温により根張りが弱く子づるの発生も抑制されたほか、一部の圃場では、褐斑病やアブラムシの発生が見られました。これまでの収量は、前年と比べやや少なめでしたが、4月以降の好天で樹勢が回復し、今後は出荷の増加が見込まれます。促成栽培は、6月末までの出荷が予定されており、今後も定期的な巡回指導により安定生産を支援していきます。

 

<連絡先>  宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第二班

 TEL0225-95-1435 FAX0225-95-2999


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JAいしのまき稲井園芸生産組合 そらまめ現地検討会 開催!

2024年05月08日 10時57分48秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和6年4月26日に、JAいしのまき稲井園芸生産組合のそらまめ現地検討会が開催されました。生産者8名が参加し、互いのそらまめほ場を見て、作柄を検討しました。

 昨冬は温暖な日が多く平年と比べ気温が高く推移し、4月に入ってからも暖かい日が続いたため、例年に比べると生育が早く、早いものでは莢を付け始め、収穫は早まる見込みです。

 普及センターからは,追肥や病害虫防除のほか、採光を良好にするための株元への土入れや窒素過多に注意することなどの情報を提供しました

 生育が順調に進むと一か月後の5月下旬ごろに収穫できる見込みで、主に京浜市場に出荷される予定です。

 

<連絡先>  宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第二班

       TEL0225-95-1435 FAX0225-95-2999


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令和6年度「JA古川子実用とうもろこし播種実演会」が開催されました

2024年05月07日 14時30分17秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 JA古川主催による「子実用とうもろこし播種実演会」が令和6年4月19日に開催されました。JA全農とJA古川が大崎市で取り組む子実用とうもろこしの大規模栽培実証が3年目を迎え、生産者や関係機関の出席により一層の収量向上支援のひとつとして開催されたものです。

 令和6年度のJA古川管内の子実用とうもろこしの生産は、28組織で107ha(令和5年は30組織で106ha)の栽培を予定であり、目標平均収量700㎏/10a(令和5年実績:567㎏/10a)の達成を目指します。このため、重要なポイントとなるのが苗立ち確保(目標7,000本/10a 令和5年度比100本増)であり、7,400粒/10aを播種することの徹底が確認されました。当実証を通じて、JA古川は、子実用とうもろこし、大豆、水稲乾田直播体制の3年3作輪作体系の確立により、担い手の所得向上を目指しています。

 普及センターとしても令和5年度からプロジェクト課題に取り上げ、関係機関と連携しながら、生産者の技術の確立と定着に向け取組を支援しています。

 

 

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班 

 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910


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春の青空の下、麦類現地検討会が開かれました。

2024年05月07日 09時05分52秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

4月中旬、美里管内の各地域では麦類の現地検討会が開催されました。15日の涌谷町の現地検討会は、晴天に恵まれ、うららかな日差しの下で行われました。

 

 小麦標準栽培では、越冬後に3回の追肥を行います。今回は、減数分裂期追肥に向けて、草丈、茎数、幼穂長などを確認し、生育に合わせた追肥時期等の検討を行いました。春先から暖かい日が続いていることから、生育が旺盛なほ場が大半でしたが、予想以上に出穂が早まりそうな状況となっており、参加者から「早速機械の準備をしなければ」「春は暖かいと忙しい」とうれしい悲鳴?があがりました。

 

 畦畔では、参加者同士で麦の検討を行いながら、水稲の作業進捗や苗の生育についても情報交換するなど、充実の春のひと時でした。

 

<問合せ先>

  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225


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農業大学校1年生が普及センターを訪問しました

2024年05月01日 09時43分27秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和6年4月26日に栗原市内の高校を卒業した宮城県農業大学校1年生2名が栗原農業改良普及センターを訪問しました。
 はじめに農業改良普及センター職員から、栗原地域の農業の概要や普及センターの仕事,新規就農者支援の概要について紹介し、その後に質疑応答や進路について意見を交換しました。訪問した学生はいずれも農家出身で、親元就農や雇用就農など進路が明確であり、強い学習意欲が感じられました。
 卒業後は地元での自営就農あるいは農業法人への就職を希望していることから、今後も農業大学校と連携して支援していきます。


<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9437       FAX:0228-22-6144


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農地整備事業を契機とした地域営農体制の検討が進んでいます

2024年04月30日 14時50分59秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

色麻町清水地区は、農地整備事業を契機に担い手への農地集積や高収益作物の導入を行うことにしており、清水集落営農組合を中心に地域営農体制の検討を進めています。

 令和6年4月17日に、圃場整備後の転作大豆や高収益作物の生産体制を検討するため、第1回リーダー会議が開催され、清水地区農業者11人と町、土地改良区、普及センターが出席しました。リーダー会議は地域のベテラン、若手、兼業、女性など農業者の属性ごとに作った検討チームの代表者による会議で、集落全体の意見を取りまとめるものです。

 普及センターでは、各チームの検討や意見集約がスムーズに行われるように、検討項目や検討のポイント、体制の例示などの支援を行いました。各チームのリーダーの皆さんは、疑問点を質問するなど熱心に説明を聞いており、それぞれのチームに持ち帰り検討を行う意欲満々でした。

 農作業の一段落する5月下旬に第2回リーダー会議を開催し、各チームで検討した意見を集約する予定です。

<連絡先>

    宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班

 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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麦類現地検討会が開催されました

2024年04月24日 16時59分27秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和6年4月4日、8日、16日にJAいしのまき主催の麦類現地検討会が3つの地域で開催されました。

 4日、8日はそれぞれ河北地区と矢本地区で追肥について、16日は桃生地区で赤かび防除について検討を行いました。今年も気温が高く、麦の生育は平年より早く推移しているため、適期を逃さぬように追肥や防除を行うことが大変重要となります。参加者は、麦の生育を確かめ、高品質な麦の生産に向けて今後の栽培管理を確認していました。

 健康機能性への関心や国内産志向の高まりから麦類の需要は増加しており、管内の生産面積も拡大しています。普及センターはこれからも高品質麦の生産を支援していきます。

 

 <連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター 

 TEL0225-95-7612 FAX0225-95-2999


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