宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

第1回大崎地域農業改良普及活動検討会が開催される。

2012年09月28日 16時16分17秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 日頃の農業改良普及活動を普及活動検討委員に評価いただき,より良い活動の成果につなげるには何をなすべきかを協議するため,第1回目の検討会を9月4日に開催しました。農業者や関係機関からなる普及活動検討委員は8名でそのうち半数が本年度交替し,新しいメンバーによる初会合となりました。
 現地検討は大崎市古川飯川の加藤義雄氏のハウスにおいて,天敵を活用したなす栽培の状況を見学し,意見交換しました。その後,普及センターに戻り,実験室で放射能簡易検査の実施状況を見ていただき,最後に会議室において普及センターのプロジェクト課題を検討いただきました。
 検討委員からは各プロジェクト課題に期待する声が多く寄せられましたが,配付資料や当日の説明だけではなかなか全体像(裏話)を把握するのがむずかしいので,成果のPR方法に一工夫する必要があるとの要望もありました。
 今回は中間検討ですが,次回(来年2月)の検討会に向けて,今後も多くの成果が出せるように,普及活動に取り組んでいきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班
 TEL:0229-91-0727 FAX:0229-23-0910


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平成24年度みやぎ農業未来塾「在学中コース」を開催しました!

2012年09月27日 13時09分08秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

本県農業を担う青年農業者育成の一環として,平成24年9月19日に「みやぎ農業未来塾『在学中コース』」を開催しました。当日は宮城県迫桜高等学校の2,3年生19人が参加しました。
 はじめに,道の駅みなみかた「もっこりの里」を視察しました。同施設は,平成17年に登米市南方町にオープンした道の駅で,地元農産物の直売所,地域産物を活用した農産加工所,地域食材レストランを兼ね備えており,地域の活性化に大きく貢献しています。もっこりの里の永浦清太郎理事長から直売所の概要や取り組みについて説明していただき,直売所内を見学してから,質疑応答を行いました。塾生達からは,直売所の忙しい時期や販売手数料,有機米の販売ブースについてなど,直売所の運営方法に対して様々な質問が出され,関心の高さが伺えました。
 次に,栗原市金成でいちご栽培に取り組んでいる小森俊一氏の栽培施設を視察しました。小森氏は非農家出身であり,民間企業での就職後,農業法人での経験を活かし,現在では独立・自営で農業を営んでいます。小森氏からは,就農したきっかけや就農時の取り組み,農業の魅力や苦労について詳しく説明していただき,その後に質疑応答を行いました。塾生達は,小森氏の説明にとても熱心に耳を傾けており,いちご栽培の労働時間や栽培技術についてなどの質問も出され,日常の学習に活かそうとする姿勢が見受けられました。
 普及センターでは,在学中コースの他にも就農希望者から就農5年目までの生産者を対象にしたコースも設けており,青年農業者の経営安定化が図られるよう,今後も支援を続けていきます。

 

 

 

 〈連絡先〉

 宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班

 TEL:0228-22-9437   FAX:0228-22-6144

 


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宮城県総合畜産共進会乳用牛の部で仙南地域が好成績を収める

2012年09月26日 16時43分17秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

   去る平成24年9月15日に美里町「みやぎ総合家畜市場」において,宮城県総合畜産共進会乳用牛の部が晴天の中,盛大に開催されました。地域の代表として選ばれた優良牛48頭が出場し,日本ホルスタイン登録協会の審査標準に基づき厳正に審査され,順位を決定しました。発育良好で乳牛らしさが際立った出品牛が多く,また乳房の改良に一定の成果が伺えた反面,尻の形状が惜しい個体も散見されました。仙南管内では19頭が出品され,多くの個体が上位入賞し,見事総合優勝を果たしました。▼ 管内の審査結果については以下のとおりです。

名誉賞

  ・第2部(生後12ヶ月以上~16ヶ月未満)      名号:ビッグイン アールチェ アフターショック(H23.8.22生)  丸森町    荒      修 氏

最優秀賞

 【未経産牛】

 ・第2部(生後12ヶ月以上~16ヶ月未満)       名号:ビッグイン アールチェ アフターショック(H23.8.22生)    丸森町    荒      修 氏

 ・第3部(生後16ヶ月~20ヶ月未満)          名号:グンミヒル アフターショック ホープ(H23.3.19生)       丸森町    菊地 武士 氏

 ・第4部(生後20ヶ月以上)                名号:サウスファーム サンチェス バターダス(H22.8.20生)    丸森町  長谷部裕行 氏

 【経産牛】 

 ・第5部(3才未満)                      名号:イチジョウファーム ルディー プリンセス コラ(H21.10.21)  丸森町   一條  薫  氏

 ・第7部(5才未満)                                 名号:ブラメリア セプテンバー  ビクトリアET(H20.8.22生)    丸森町   (有)半澤牧場

 ・第8部(5才以上)                                 名号:ブラメリア エイチエル ジェイエス プリン(H19.6.9生)      丸森町   (有)半澤牧場

  〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  先進技術第1班        TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


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おおさと産直友の会アンケート調査結果報告会

2012年09月26日 16時26分46秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

  平成12年に農産物直売所をオープンした「道の駅おおさと」は,今年で13年目を迎えました。出荷者で組織する「おおさと産直友の会」では,今一度お客様の声を聞き,さらにお客様に喜ばれる直売所を目指そうと,アンケート調査を行うこととしました。アンケートは,ブレイントラストアンドカンパニー(株)代表取締役社長の大志田典明先生に作成していただき,8月に実施しました。
 その結果報告会が9月14日に開催され,会員30名が参加しました。アンケート集計結果から,改善ポイントが的確に示されました。参加した会員は,自ら問題と考えている点と一致していたようで,うなずきながら真剣に聞いていました。
この結果を受けて,今後どの部分から改善していくか計画を立てて,実際にお客様に足を運んでもらえる直売所をめざしていきます。
 普及センターでは,引き続き改善検討会に向けて関係機関と連携して支援していきます。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8374
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp


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インターンシップによる職場体験

2012年09月26日 16時21分33秒 | その他

 平成24年8月27日~9月7日までの2週間,宮城大学食産業学部から1名の学生が仙台普及センターで職場体験を行った。
  個別の農家巡回指導や講習会への参加など、普及活動の実例に触れることで普及センター(普及指導員)の仕事を肌で感じてもらいました。
  ここ数年インターンシップの学生を受け入れていますが、普及指導員として早くこの職場に来てくれることを願っています。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8410
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp


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第3回,第4回農産加工講座を開催しました

2012年09月26日 08時57分21秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 南三陸町の入谷公民館を会場にして,平成24年9月5日に第3回,9月19日に第4回農産加工講座を開催し,農産加工に関心のある女性農業者がそれぞれ20名前後参加しました。
 第2回に引き続き,講師に(株)パイロットフィッシュの商品開発コーディネーター五日市氏を迎え,第3回は「加工品の価格設定」,第4回は「パッケージデザイン」について,講義と演習を行いました。
 講義では,「価格は一度決めると上げられない。価格設定は周りの産直をリサーチして慎重に」「パッケージデザインの役割は,消費者に興味を持たせ買いたいと思わせること。魅力を一瞬で伝えるよう,商品に見合う洋服を着せる。」等,岩手県での商品開発の事例を交えた説明がありました。
 演習では,参加者に商品や試作品を持参してもらい,お互い試食しながら,講師から商品化へのアドバイスをいただきました。また,「個々の作品の完成度が高い。同じ品目でも味の異なる商品がたくさん出ているので,パッケージを共同購入し統一して売るのも手。」と試作品全体への提案がありました。
 普及センターでは,今後農産物直売所を巡る視察研修を企画し,アグリビジネスや女性農業者の起業活動を支援していきます。

<連絡先>
宮城県本吉農業改良普及センター
 〒988-0341 宮城県気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
       電話 0226-29-6044


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肥料費低減技術開発普及推進事業現地検討会が開催されました

2012年09月25日 17時05分50秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

平成24年9月6日(木)に宮城県農産園芸環境課主催で,研修会が開催されました。県内普及センター・試験研究機関・農林水産部農業振興課・農産園芸環境課の担当者17名が参加しました。現地検討会では当普及センターが設置している肥料費低減技術実証ほ(加工トマトとネギ)2ヶ所の生育状況について,下記のとおり説明しました。
・加工トマトの実証ほでは,試験区(畝たて同時施肥)の収量が6.5t/10aで慣行区の収量と同等以上である。
・試験区の施肥設計は牛ふん完熟堆肥と完熟発酵鶏糞に硫安を併用することにより,化学肥料施用量の削減が可能で,その結果10aあたりの肥料費を低減することができる。
・ネギの実証ほにおいても,慣行と同等の生育経過を示している。

 当事業の実証ほの設置と今回の現地検討会を契機に,実証ほの試験データの蓄積と活用により県内各地の堆肥等有機物資源の更なる利用が期待されます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター     
 先進技術班   TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910


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JA南三陸で2カ所の穀物乾燥調製施設が完成しました。

2012年09月24日 17時58分32秒 | 東日本大震災からの復興に関する支援

 東日本大震災農業生産対策交付金を活用して建設を進めてきたJA南三陸の穀物乾燥調製施設が完成しました。
     階上地区穀物乾燥調製施設:受益面積50ha,落成式平成24年9月6日
     歌津地区穀物乾燥調製施設:受益面積40ha,落成式平成24年9月19日
 この施設は,津波で被災したJAの既存施設の復旧とともに,周辺被災農家の農機具再整備の負担を軽くするために導入されました。
  農地の復旧はまだまだこれからですが,この施設を中心に担い手が育成され,地域営農の活性化を図ることが期待されています。
 普及センターは,今後も被災者の営農再開を支援するとともに,栽培技術の普及・定着に向け活動していきます。

 

宮城県本吉農業改良普及センター    地域農業班
 〒988-0341 気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
    0226-29-6044


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農産物の新たな商品開発のため意見交換会を開催

2012年09月24日 13時07分23秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

  9月12日大崎合庁会議室で農産加工に興味を示している農業者による商品開発意見交換会を開催しました。
 意見交換会は,ワークショップ形式で行われ,自宅や地域の食材を活用して取り組みたい加工品や作って欲しい加工品について提案し,模造紙に貼り出しました。提案された食材や加工品,加工方法について取り組みたい内容を投票し,検討したい加工方法ごとにグループになり,商品化のイメージを話し合い,発表しました。トマトだしや乾燥野菜,温泉熱を利用した加工,ジャムやジュース,卵プリンなどいろいろなアイデアが出され,作ってみたい加工品について活発な意見交換となりました。意見交換後に行われたミニ講座では,大崎保健所による加工の許認可と食中毒予防のための消毒方法の講義が行われました。
 今後も普及センターは意欲的に取り組もうとする農業者の商品開発を支援していきます。
<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班
 TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910


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農業の復興に向けて,「気仙沼茶豆」の収穫祭が開催!

2012年09月20日 16時48分11秒 | 東日本大震災からの復興に関する支援

東日本大震災で被害を受けた気仙沼市階上地区で9月8日,地元特産のえだまめ「気仙沼茶豆」の収穫祭が開催されました。JA南三陸が主催し,生産者や関係者を始め流通業者も含め約100名の参加がありました。
  会場前のほ場では,キリンプロジェクト支援により導入された「枝豆ハーベスタ」で収穫が行われました。その後,東日本大震災農業生産対策交付金で導入された機械で選別から洗浄,脱水,箱詰めまでの作業を実演しました。収穫された茶豆は,その場で茹でられ招待された児童養護施設「旭が丘学園」の園生や出席者に振る舞われました。
  同地区は,津波で農機具が流され昨年は3haの作付けと震災前の3分の1の生産量に落ち込みましたが,今年は浸水した水田1.5haを含む5haで作付けが可能となりました。
 生産組織では,「味も香りも十分な出来映えとなりました。震災に負けず栽培を続けていきたい。」と抱負を話していました。 また,農機具の購入資金を助成したキリンビールの関係者は,「販路拡大に協力して行きたい。」と今後の支援についても約束してくれました。今年度は,全国のキリンシティ(38店舗)やキリン仙台工場レストランでフェアを実施(9/10~24)しています。
  普及センターでは,被災地復興に向け引き続き栽培技術指導及び生産組織運営に対して支援していきます。

<連絡先>
宮城県本吉農業改良普及センター
先進技術班
電話:0226-29-6044

                                            


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