宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

松島交通社会実験の賑わいイベントで「松島とまと」を販売しました。

2023年07月31日 10時15分47秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和5年10月14日及び15日に、第2回松島町交通社会実験が行われました。賑わいイベントとして、道路空間(通行規制区間)に加え、中央広場、グリーン広場を活用し、観光地「松島」の賑わいを創出する空間が作られました。

 観光PRと地場産品を提供するグリーン広場で、管内の大規模園芸法人として普及センターで支援している「有限会社サンフレッシュ松島」が出展し、生産しているトマト、加工品のトマトジュースやジェラート、トマトかき氷などを販売し、地場産品をPRしました。同法人では、「桃太郎エイト」という品種を生産し、「松島とまと」というブランドで販売しています。松島とまとジュースは、ふるさと納税でも取り扱いが始まり、ジェラートは生産しているトマトといちごを使い今年発売されたばかりです。

 15日はあいにくの雨でしたが、「松島産のトマトですか?」と足を止めて買い求める観光客の方もいました。14日は天候もよく気温も高かったため、新商品のジェラートなども売れ、夕方に開催された花火大会までにぎわっていました。

 これまでサンフレッシュ松島では、スーパーでの試食販売などを行い、実際に食べてもらうことで「松島とまと」のファンを増やしてきました。コロナの影響で一時期中止していた試食会も今年から再開し、社長自らPRを行っています。

 今回のイベントは、松島を訪れる観光客にも「松島とまと」を知ってもらうための良い機会となりました。今後もブランドトマトを安定して生産していけるよう、普及センターでも継続的に支援していきます。

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号 TEL:022-275-8410  FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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令和5年度JA新みやぎ階上いちご部会通常総会が開催されました。

2023年07月31日 10時15分47秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和5年7月27日に気仙沼市のはまなす海洋館にて、JA新みやぎ階上いちご部会通常総会が開催され、部会員6名、㈱気仙沼青果物流通市場の職員が来客として出席し、気仙沼農業改良普及センター職員1名が出席しました。

  令和元年以降、新型コロナウィルスの流行を考慮し書面開催となっていましたが、今年度は4年ぶりの対面による総会の開催となりました。

三浦拓也会長の挨拶の後に行われた議事検討では、令和4年度事業報告と収支決算、令和5年度事業計画と収支予算案などの4議案は全て承認され、令和5年度事業計画の「いちごの生産技術の向上、流通の計画強化、所得増大」を重点に置き、活動していくこととしました。

 普及センターでは、これまでも巡回指導、栽培講習会を通じ、環境制御技術を用いた栽培技術向上やIPMの活用に向け支援してきました。今後も生産技術向上、所得増大に向けJA新みやぎ階上いちご部会の活動を継続的に支援して参ります。

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606


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亘理名取地区農業士会通常総会が開催されました

2023年07月31日 09時21分34秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和5年7月6日に岩沼市の「KITCHEN つぁいと」で、令和5年度亘理名取地区農業士会通常総会が開催され、当普及センター管内の指導農業士6人、青年農業士5人が出席しました。

  令和元年以降、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により総会は書面決議で実施し、昨年は計画していた移動研修会が開催直前で中止になるなど、様々な影響がありましたが、本年度は4年ぶりの対面による総会の開催となりました。

 浅川淳一会長の挨拶、亘理農業改良普及センター渋谷所長の祝辞の後に行われた議事では、令和4年度事業報告や収支決算、令和5年度事業計画等の上程された議案は全て承認され、新たに選任された佐藤克行会長をはじめ、新役員の下で活動していくこととなりました。

 総会終了後には、野菜を中心に地域食材を使った料理に舌鼓を打ちながら、出席者間で情報交換が行われました。

 普及センターでは、農業の担い手育成や地域農業の振興を図るため、今後も亘理名取地区農業士会と連携してまいります。

 

 

 <連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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若手果樹生産者向け研修の第3回目を開催しました

2023年07月28日 14時57分39秒 | ②新たな担い手の確保・育成

今年度、大河原農業改良普及センターでは、若手の果樹生産者や果樹での新規就農希望者を対象に、栽培技術向上と交流を目的に年5回程度の研修会を企画しています。

今回、第3回目として7月25日に「下草管理に関する研修会」をテーマに蔵王町で開催しました。宮城県農業・園芸総合研究所の駒形氏からは「下草の高刈り管理による天敵温存」について講演を、和同産業株式会社の高橋氏からは「ロボット草刈機」の実演をしていただき、害虫防除や草刈りの省力化について学びました。参加した6名の中には実際に害虫防除で苦労している方もおり様々な質問がなされ、実演ではロボットの除草をとても興味深く見ながら、活用方法や性能などを確認していました。

今後も有意義な内容の研修会を企画し、若手果樹生産者等には継続的な参加を呼びかけ、地域の技術栽培向上や交流を図り、仙南の果樹を盛り上げていきます。

〈連絡先〉宮城県大河原農業改良普及センター 地域農業第一班

     TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138


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若手果樹生産者向け研修会の第2回目開催しました!

2023年07月28日 14時55分58秒 | ②新たな担い手の確保・育成

今年度、大河原農業改良普及センターでは、若手の果樹生産者や果樹での新規就農希望者を対象に年5回程度研修会を企画しています。目的は、基礎的な栽培技術や知識の向上を図ることですが、同時に互いに交流する場を設ける事で点在している対象者をつなぎ、県内でも有数の果樹産地の活性化につなげる事を期待しています。

第2回目は6月30日に、「農薬の使い方」をテーマに研修会を開催し、9名の参加がありました。(公社)緑の安全推進協会より講師を招き、農薬の種類や薬剤抵抗性などの基礎的な事柄について学びました。また、普及センター職員から「果樹病害虫防除暦の読み方」の講義も行いました。参加者からは農薬の基本について改めて専門家から教わり、良い機会になったとの感想が聞かれました。今回の研修会後半では、参加者の交流が盛んになり、今後の展開が期待されます。

今後も有意義な内容の研修会を企画し、若手果樹生産者等には継続的な参加を呼びかけていきます。

 

〈連絡先〉宮城県大河原農業改良普及センター 地域農業第一班

     TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138


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令和5年度栗原市農業女性のつどいを開催しました

2023年07月28日 09時32分56秒 | ②新たな担い手の確保・育成



 令和5年7月25日(火)に、県栗原合同庁舎会議室で、令和5年度くりはら女性農業者キャリアアップ講座「栗原市農業女性のつどい」が開催され、35人が参加しました。
 本講座は、農業でイチゴを作りながらマジシャンとして活躍し、その活動をイチゴの販売にもつなげている渡邊一弘氏を講師に招き、御講演をいただきました。講演では、「イチゴ農家もう一つの顔」と題して、農業とマジシャンを両立する方法や、マジシャンになったきっかけ等をお話ししていただきました。その後に、マジックも披露いただき、参加者からは歓声が上がっていました。
 参加者からは、「農家とマジックの両立で人生を楽しんでいる姿に感動した。」、「もう一つの顔もなりわいにしている事に今の生き方なのかなと感じた。」等の声が聞かれました。
 普及センターでは、今後も研修会等を通じ、女性農業者の資質向上やネットワークの形成を支援していきます。



<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班    
TEL:0228-22-9437       FAX:0228-22-6144


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長面地区にてプロジェクト課題の水稲の現地検討会を開催しました。

2023年07月28日 08時38分16秒 | ⑨大規模自然災害等からの復旧・復興

 令和5年7月25日に当普及センターのプロジェクト課題で取り組んでいる「長面地区における大規模土地利用型経営体の持続的な水田農業の実現」に係る現地検討会を開催しました。本検討会にはプロジェクトの対象である(株)宮城リスタ大川、(農)みのり、(株)ゆいっこの3法人、石巻市河北総合支所、北上川沿岸土地改良区、JAいしのまき、東部地方振興事務所農業農村整備部、当普及センターから27人が参加しました。

 本プロジェクト課題は東日本大震災による津波で被災した長面地区において、堆肥施用による土づくりと、効率的な施肥技術(堆肥および速効性と緩効性肥料成分の組み合わせ)により、飼料用米の収量向上やWCS稲の生育により経営の安定を図ることを目標にしています。本検討会では堆肥施用実証ほ場を巡回し、草丈や茎数、葉色などから順調な生育であることを確認しました。本検討会では堆肥の供給状況や企業により試験的に設置された水管理システム、昨年度に施工したカットブレーカーによる排水対策等、地域の課題について意見交換が行われました。

 当普及センターは、これからも大規模土地利用型経営体の経営安定を目指し、東日本大震災からの復興を支援していきます。

<連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター先進技術第一班 TEL0225-95-7612 FAX0225-95-2999


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栗原市果樹連絡協議会主催の相互視察検討会を開催しました

2023年07月27日 16時26分10秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和5年7月25日(火)、栗原市高清水福塚において、栗原市果樹連絡協議会会員等14名が参加し、相互視察検討会を開催しました。

 始めに会場となった園主から今年の栽培管理状況を説明いただき、令和5年1月にせん定実習を行った樹の生育状況の様子を見ながら、今後の栽培管理や肥培管理等について会員相互で検討を行いました。

 普及センターからは、管内のりんご生育状況を報告しました。また、病害虫発生状況と今後の栽培管理のポイント等について情報提供を行いました。

 当日は、梅雨明け後の猛暑の中での行事となりましたが、自己の園地と比較しながら、日頃の管理作業の疑問点などの意見交換が行われ有意義な検討会となりました。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9437  FAX:0228-22-6144


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オリーブ栽培指導巡回を行いました

2023年07月27日 16時06分46秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

令和5年7月21日(金)に、石巻市産業部農林課と普及センター職員で、雄勝、大川、北上地区のオリーブほ場を巡回して、生育、着果、病害虫の発生状況等の確認を行いました。

生育は前年より進んでおり、着果量は各ほ場とも前年より多く、収量も前年より多くなることが見込まれました。

一部でハマキムシ類や炭そ病の被害果が見られるものの病害虫の発生は全体的に少ない状況でした。

このまま順調に生育すれば10月中旬にはオリーブ果実が収穫され、前年より多い搾油量が期待されます。

普及センターでは、病害虫防除や施肥管理等の栽培技術について今後も支援を行っていきます。

<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター先進技術第二班
TEL0225-95-1435 FAX0225-95-2999


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「やくらい土産センター・山の幸センター活性化研修会」(商品アピール力向上編)を開催しました

2023年07月27日 14時01分04秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 加美町の薬莱山にある「やくらい土産センター・山の幸センター」は農事組合法人さんちゃん会が運営する農産物直売所で、平成6年のスタート以来、中山間地である当地域の活性化に寄与してきました。しかし、ここ数年、売り上げが減少傾向にあるため、普及センターと加美町では、経営改善に向けた様々な支援を行っています。

 その一環として、令和5年7月21日に「やくらい土産センター・山の幸センター活性化研修会」(商品アピール力向上編)を開催しました。

 講師にはPOP広告クリエーターとして活動されている経営コンサルティング波多野事務所の波多野ゆか氏をお迎えし、商品情報を楽しく、わかりやすく発信できるPOPの作成方法についての講演をいただきました。続いて行われた作成実習では、短い時間にも関わらず参加者の方々それぞれが工夫を凝らしたPOPが出来上がりました。

POPは商品説明を行う販売スタッフの役割も担っていると言われています。今後、今回の研修会の成果をもとに、美しく、お客様の心に語りかけるようなPOPが売り場を彩ることでしょう。

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班

 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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