宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

2年目の水稲乾田直播栽培!~播種作業実演会を開催しました~

2016年04月28日 15時53分47秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 当普及センターでは,水稲乾田直播栽培による生産コスト削減に取り組む(農)井土生産組合に対し,乾田直播技術の導入支援を行っています。組合では,栽培2年目となる今年は,3haの大区画ほ場にて取り組みます。
 平成28年4月12日には,管内のJA担当者や水稲直播栽培に取り組む生産者を対象に「水稲乾田直播作業実演会」を開催し,乾田直播の特徴や作業性について学んでもらいました。管内からは予想以上の関係者が集まり,(株)日本ニューホランド社のGPS搭載の最新鋭播種機等の実演では,時速6~8キロの播種作業に参加者の方々から驚きの声があがりました。
 (農)井土生産組合の鈴木組合長からは,「平成26年の米価下落を契機に経営の柱を水稲から園芸に移行させたため,水田では品質と収量を落とさずに大幅な生産コスト削減と省力化を行なう必要がある。そのために4月に播種できる乾田直播の定着は必要不可欠であり,今年中に技術を修得し,効率性や収益性を明らかにしていきたい。」との説明がありました。
 当普及センターでは,今後も水稲直播栽培に取組む意欲のある生産者を対象に,研修会や現地検討会の開催を通じて,一層の技術向上を支援していく予定です。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業第一班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8320 FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp

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JAみやぎ登米なす部会通常総会及び現地検討会が開催されました。

2016年04月28日 13時01分32秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
 去る4月21日に,JAみやぎ登米なす部会の通常総会及び現地検討会が開催されました。
 前段の通常総会は登米支店を会場に開催され,平成27年度事業実績及び平成28年度事業計画等について協議・承認されるとともに,なす部会の今年の標語『県内くまなく「美~なす」を!ブランド拡充~安心・安全はあたりまえ,高品質「なす」でいざ消費者へ!!』が決定されました。
 後段の現地検討会では,登米町内の2ほ場を巡回し,なすの生育の様子や栽培管理の状況を部会員で確認し合い,普及センターからは生育状況を踏まえた今後の管理について情報提供しました。
 なす部会では,6月から共販を開始することとしており,品質向上・初期収量の確保に向け5月にも現地検討会を予定しています。普及センターでは,引き続き栽培技術指導等をとおして,なす産地の維持・発展に向けた支援を行ってまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522

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「JAあさひなぶどう部会」が設立されました

2016年04月27日 18時09分46秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 平成28年4月18日にJAあさひな営農総合センター(大和町)において,JAあさひな主催の「ぶどう部会設立総会」並びに「ぶどう栽培講習会」が開催されました。
 JAあさひなでは数年前よりぶどう講習会を開催しており,毎回多くの生産者が参加し,昨年度からぶどう部会設立に向けた機運が高まっていました。今年2月末に開かれた設立準備委員会を経て,この度,20人の生産者で無事ぶどう部会が設立されました。
 設立総会後にはほ場で講習会が開催され,植え付ける予定の生産者を対象に植付方法や棚線の張り方について普及センターから実演を交えながら講習しました。
 ぶどう部会では,今後も講習会や視察研修会などの事業を行う予定にしており,普及センターでも,黒川地域のぶどう栽培が軌道に乗るよう部会活動を支援していきます。

 

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8410
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp

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平成28年度加美郡りんご協議会総会が開催されました

2016年04月27日 13時29分47秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
加美郡りんご協議会は昭和50年に結成されて以来,加美郡内のりんご生産振興を目的に掲げ,各町,JA等の支援を受けながら活動しています。平成28年4月15日に加美町上多田川にある観光果樹園「アップルふぁ~夢」において加美郡りんご協議会通常総会が開催され,会員15名のうち13名とその家族が出席しました。
総会では,昨年の作柄の振り返りと今年度の活動について話し合いが行われ,参加者は今年度も高品質なりんご生産に向けて決意を新たにしたようでした。
 今年のりんごの生育は,気温の高い日が多かったため,発芽及び展葉ともに平年より早く,順調に生育が進んでいます。今後も普及センターでは果樹産地の維持発展へ向けた支援を行っていきます。

 
<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  先進技術班 
 TEL:0229-91-0726    FAX:0229-23-0910

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ヨーグルト工房「Atreyu(アトレイユ)」の落成式が行われました

2016年04月27日 11時47分34秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成28年4月21日に㈱ゼルコバドリームのヨーグルト工房「Atreyu(アトレイユ)」の落成式が行われました。
 ㈱ゼルコバドリームは,平成26年に法人化した蔵王町の酪農家で,乳牛にとって過ごしやすい環境を提供するトータルカウコンフォートや美味しい飼料作りに力を入れています。「乳搾りから加工まで,牛の顔,人の顔が見える製品作り」をコンセプトに,県の事業を活用し今年度から自社こだわりの生乳を使ったヨーグルト製造販売部門が始動します。
 自社の生乳にぴったり合う乳酸菌の選定や発酵温度・発酵時間の検討等,何度も試作を繰り返して,自慢の一品に仕上がったそうです。昨年秋に開催された「みやぎまるごとフェスティバル」では,製品の試食販売が行われ,テレビCMやスーパーで日頃よく見かけるメーカーのヨーグルトとは一味違う「酪農家の手作りヨーグルト」に,お客さんも興味津々のようでした。
 ヨーグルト工房「Atreyu」は平成28年4月27日オープンです。営業時間:11時~15時 水曜定休

 普及センターでは,㈱ゼルコバドリームを核として地域の酪農業がさらに発展するよう,関係機関等と連携しながら支援していきます。
    〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第一班
      TEL. 0224-53-3496 FAX. 0224-53-3138

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栗原農業の新たな一歩を目指して!~「栗原農業士会」通常総会・研修会が開催されました~

2016年04月26日 09時55分33秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 平成28年4月14日(金)に,平成28年度栗原農業士会(大内一也会長,会員24名)通常総会及び研修会が開催されました。
 総会では平成27年度事業報告並びに収支決算,平成28年度事業計画並びに収支予算案等が協議され,議案はすべて承認されました。本年度も経営状況相互視察研修会や先進事例視察研修会を計画し,農業士相互の連携強化と研さん,組織活動の促進を図ることとし,あわせて宮城県農業士会主催事業等への積極的な参加や県農業大学校学生の農業体験学習受入に対する協力について確認しました。
 また,研修会では「食と農の県民条例基本計画栗原圏域計画」「平成28年度普及指導計画」「ズッキーニに関する新規プロジェクト課題」について栗原農業改良普及センター職員から説明を受け,普及事業等に関する理解を深めました。
 なお,退任される農業士を励まし,新たに認定予定の農業士を迎える歓送迎会を総会終了後に開催しました。今回,栗原農業士会長や宮城県農業士会長を歴任された指導農業士の佐藤弘毅氏(志波姫地区)が定年により退任され,新たに青年農業士として伊藤秀太氏(一迫地区)が仲間入りし,農業士間のさらなる懇親を深めました。
 普及センターでは,定期的に農業士を訪問し情報交換するなど,今後も栗原農業士会と連携し地域農業の振興と農村青少年等の育成に取り組んでまいります。


  <退任農業士へ記念品と花束の贈呈>

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班 
TEL:0228-22-9404 
FAX:0228-22-5795・6144

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鬼首農村体験学習受入研修会が開催されました

2016年04月26日 09時06分41秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援
 平成28年4月11日に,鬼首ふるさと農業体験推進委員会主催の「農村体験受入研修会」が開催され,今年5月に予定されている七ヶ浜町立向洋中学校の農村体験学習の受入を行う農業者等21名が参加しました。
 大崎市鳴子温泉鬼首地域では,昨年度から農村体験学習の受入を行っており,昨年は七ヶ浜町立向洋中学校の生徒99名の受入を行い,農業体験やこけしの絵付け,間欠泉の遊歩道散策など,地域の特色を体感できる様々な活動を行いました。今年度は,一ヵ所の田んぼで全生徒が一斉に田植え体験を行うイベントも予定しており,さらに充実した農村体験学習の実施に向けて,話し合いを重ねてきたところです。
 今回の研修会では,大崎市グリーン・ツーリズム協会の佐々木重信会長を講師として招き,農村体験の受入に関する講演が行われました。佐々木会長からは,「大崎地域はグリーンツーリズム活動を行う上で大変恵まれた環境であり,皆様で力を合わせて大崎地域を盛り上げてほしい」と,力強い言葉をいただき,受入農家の積極的に取り組む気持ちをさらに高めることができました。
 普及センターでは,関係機関等との連携を図りながら引き続き農村地域の振興について支援を行ってまいります。

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北浦梨ジョイント栽培接ぎ木講習会の開催

2016年04月25日 09時30分32秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 美里町では北浦地区を中心に大正時代から本格的な梨栽培が始まり,「北浦梨」として県内の梨産地の1つとして知られています。
 JAみどりの北浦梨部会では平成24年から省力化・早期成園の目的で梨ジョイント栽培技術導入に向けて先進地視察や苗木養成を進めてきた結果,平成27年度までに部会員の2名がジョイント栽培の接ぎ木を行いました。また,今後も実施者が増加する見込みです。県内で初の取り組みであることから,地域内でも新技術への関心が高まっています。
 4月15日に今年度ジョイントの接ぎ木を実施する予定者2名の梨園でジョイント栽培の講習会を開催し,ジョイント栽培に関心を持つ11名の生産者が参加しました。当日は,宮城県農業・園芸総合研究所鵜飼上席主任研究員,柴田研究員および田技師を講師に招き,接ぎ木時のポイントや,接ぎ木後の管理方法,またジョイント栽培用に育苗する上でのポイントついて,実演を交えながら解説していただきました。参加した生産者はそれぞれ熱心にメモを取ったり質問するなど,活発な講習会となりました。
 今年度,普及センターではこうした革新技術について,生育状況に応じた管理の技術支援等を行い,北浦梨による地域振興を支援します。


接ぎ木部の様子


<問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター  先進技術班 TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225

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ビーンズくらぶ移動総会が行われました

2016年04月21日 14時23分48秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援
 
平成28年4月12日,南三陸町の女性グループ「ビーンズくらぶ」の総会が,惣菜メニューの研修を兼ねて,登米市中田町にある「精進スイーツ 結び」で行われました。
ビーンズくらぶでは,今年の1月から豆腐と惣菜の製造・販売が始まり,加工部門が立ち上がりました。売れ行きは好調で,昨年生産した豆を使い切ったため,今季の豆腐製造は4月いっぱいで終了することになります。今年度は,加工部門で不足する分を地区の農家に生産委託し,遊休農地をさらに活用する計画です。
総会後,登米市東和町にある(株)北上食品工業を訪問し,飯塚社長から豆腐作りについてのアドバイスをいただきました。メンバーは,自分たちの作り方を説明しながら,社長からのアドバイスを熱心にメモしていました。
普及センターでは,今後も農山漁村ならではの特性を活かした加工品づくりを支援していきます。

<連絡先>
宮城県本吉農業改良普及センター 地域農業班
〒988-0341 気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
0226-29-6044

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JA古川大豆種子生産組織代表者会議が開催されました

2016年04月20日 09時25分14秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
 JA古川では,9組織が大豆種子の生産を行っており,平成28年は「タンレイ」880a,「きぬさやか」280aの指定種子生産を予定し,4月11日,JA古川南部営農センターにて,大豆種子生産組織代表者会議が開催されました。
 はじめに,普及センターから平成27年産大豆種子審査の結果について説明し,続いて,平成28年産大豆指定種子の生産に向けて,2月に改訂された「優良種子生産の手引き」をもとに,優良種子生産に向けたほ場の選定方法,栽培管理の注意点などについて説明を行いました。
 大豆種子生産者は「生産者の高齢化が進み,手選別が大変になっているが,頑張って良い種子を生産していきたい」と話していました。
 今後も普及センターでは,優良種子の安定生産へ向けた取り組みを支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター
 先進技術班
 TEL:0229-91-0726   
 FAX:0229-23-0910

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