宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

認定新規就農者を対象に巡回しました

2022年09月30日 16時11分58秒 | ②新たな担い手の確保・育成
 令和4年9月12日と20日の2日間にわたり,農業次世代人材投資事業(経営開始型)の交付を受けた認定新規就農者を対象としたサポート巡回を大崎市と連携して行いました。

 今回は畜産部門(繁殖経営・乳牛)で就農した6名を対象に巡回し,就農計画の達成状況や営農状況を確認し,問題点や今後の課題について意見交換しました。
 今回巡回の対象であった認定新規就農者は,計画に対して概ね計画どおりの規模で経営していました。意見交換では飼料価格の高騰や子牛販売額の下落,天候に左右され思うように収穫作業が出来ない等不安要素が多く上げられました。
 今後とも普及センターでは,認定新規就農者が就農計画が達成されること目指し,関係機関と連携しながら,支援していきます。
 <連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター  地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910

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先進農業体験学習に取り組む農業大学校1年生の巡回指導を行いました

2022年09月30日 09時19分47秒 | ②新たな担い手の確保・育成
 美里農業改良普及センター管内では,宮城県農業大学校1年生8人が9月5日から33日間,先進的経営を行う農業者のもとで生産技術や経営管理を学ぶ「先進農業体験学習」が行なわれています。
 9月13日に農業大学校の職員とともに,学生の学習状況や健康状態,生活態度等の確認を行うため,各学習先を訪問しました。
 体験学習を開始して約1週間が経過し農作業に体が慣れてきたのか,各学習先で学生が活き活きとした様子で取り組んでいました。
受け入れた農業者からは,「良く話を聞いて仕事を工夫してやっている。」,「作業が丁寧だ。」とお褒めのことばをいただき,それを聞いた学生が照れくさい表情を浮かべていたのが印象的でした。
学生からは「学校の授業では経験出来ないことを毎日しており楽しい。」といった感想を述べていました。10月の研修終了時は,さらにたくましくなった姿を見せてくれることを期待します。

   


  <連絡先>
  美里農業改良普及センター  地域農業班 TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225

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みやぎアグリテックアドバイザー派遣研修(ドローン)を開催しました!

2022年09月28日 08時52分28秒 | ③先端技術等の推進・普及による経営効率化・省力化
令和4年9月20日にみやぎアグリテックアドバイザー派遣事業を利用した農業用ドローンについての研修会を開催しました。今回は管内で有機農業に取り組んでいる農業法人がドローンの購入を検討しており,機種選定の参考とするために行われました。
研修会では,農業用ドローンの取り扱いに実績のある(株)ケーエスの担当者を講師として,最新のドローン2種について作業時間や散布量,RTKを利用した自動航行についてなどが紹介されました。実際ドローンを運用する際に効率面で重要になるバッテリーの交換・充電や液剤・ペレット剤の散布にかかる作業の違いについてなども説明がありました。対象法人の反応として,実践的なドローンの使用方法を聞くことでドローン選定の際の参考になったようでした。
 当普及センターは,アグリテックのさらなる普及支援を行っていきます。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター先進技術第一班 
TEL0225-95-7612 FAX0225-95-2999

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みどりの食料システム戦略(グリーンな栽培体系への転換サポート事業)の現地検討会を開催しました

2022年09月28日 08時23分42秒 | ⑧環境に配慮した持続可能な農業生産
令和4年9月6日にみどりの食料システム戦略(グリーンな栽培体系への転換サポート事業)の現地検討会を開催しました。今回は,石巻地方米づくり推進会議の現地視察も兼ねた開催となったため,管内2市(石巻市,東松島市),JAいしのまき,土地改良区の担当者,大学教授,生産者など14人が参加しました。検討会では,本事業で堆肥施用による減肥を実施する直播栽培の実証ほやバイオ炭(籾殻くん炭)を施用した実証試験のほ場を視察しました。当普及センターから,本事業の概要や管内での取り組む実証試験,これまでの生育調査結果等を説明しました。その後の意見交換では,本地域の気象と水稲の生育に関する質問やバイオ炭を農地施用する場合の費用や量についての質問が出されました。本事業では,年度末に検討会を行い,実証試験の結果について報告する予定です。当普及センターでは,みどりの食料システム戦略の実現に向けた取り組みを地域の関係者と連携しながら支援していきます。

 宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第一班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999

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JA古川そらまめ栽培講習会が開催されました

2022年09月27日 22時35分17秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

令和4年9月20日にJA古川本店においてそらまめ部会栽培講習会が開催されました。講習会には11名の生産者が出席し,普及センターが講師として,栽培管理や病害虫防除について説明しました。
 令和4年度のそらまめ栽培では,病害虫の発生や5月の乾燥,その後の低温による品質低下が問題となったことから,対策として病害虫防除の徹底,葉面散布による品質向上に重点的に取り組むよう指導しました。その他,施肥や育苗管理,越冬前後の管理,追肥と土寄せ等の栽培のポイントについて説明しました。
 講習会終了後は,生産者から多くの質問があり,そらまめ栽培に対する意気込みが伝わってきました。さらに今年から新規の生産者が2名加わり,増産や今後の部会の活性化などが期待されます。
 普及センターでは,今後もそらまめの安定生産のため継続して支援していきます。
  
<連絡先>
  大崎農業改良普及センター先進技術班  TEL:0229-91-0726  FAX:0229-23-0910 


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地域資源活用による地域特産品づくり講座の開催

2022年09月27日 17時10分00秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展
 丸森町筆甫地区では山菜を活用した地域特産品づくりに取組んでおり,普及センターでは2カ年にわたりわらび等の栽培技術支援を実施してきました。本年度は山菜の加工品の試験販売を計画し,第3回目としてふきの加工品開発について講座を開催しました。講師には,一般社団法人みのり佐々木理事をお招きし,加工品開発で重要な原価計算や加工の実習を行いました。原価計算は,今回試作している商品について固定費や変動費の考え方に基づき実際に原価計算を行うなど,実践的な内容を実習しました。特に,加工にかかる作業時間の算出による人件費を算出するなど,きちんと利益が確保できる設計を学習しました。普及センターでは今後も引き続き,試作の改良や保存試験等に取り組み,試作販売に向けて支援をしていきます。

原価計算の実習


試作品の検討


〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第一班
     TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138

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石巻地域生活研究グループ員が3年ぶりに販売会に参加しました

2022年09月27日 09時52分53秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展




 石巻地域生活研究グループ連絡協議会のメンバー4人が,宮城県石巻合同庁舎で9月21日に開催されたみやぎ水産の日(毎月第3水曜日)販売会に参加しました。グループとしては,3年ぶりの販売会参加で,商品は,キャベツ,にがうり,甘とうがらし等の旬の野菜やササニシキの新米,梅干しのほか,栗ご飯弁当,ブルーベリームース等の加工品,農産漁家のメンバーが持参したふのり,わかめ等の海産物などバラエティ豊かでした。
普段は,それぞれ,農産物直売所やスーパーの直売コーナーで販売していますが,久しぶりの仲間との販売会で,楽しそうにお客さんを呼び込んでいました。
 今後も,みやぎ水産の日販売会に参加するとともに,来たる11月末の石巻合同庁舎でのロビーコンサートの際にも,販売を実施する予定で,活発に活動しています。
 今後も,普及センターでは様々な行事を通して,女性農業者の交流を進めていきます。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999



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アスパラガスの先進地事例を学ぶ

2022年09月26日 15時52分04秒 | ④園芸産地の育成・強化支援
 9月15日(木)にJAいしのまき農業情報センターを会場に生産者等23人が参加し,アスパラガス先進地事例講習会を開催しました。
 はじめに,「山形県最上地域のアスパラガスの生産販売状況」について,山形県最上総合支庁農業技術普及課乙坂普及指導員から講演をいただきました。最上地域のアスパラガス栽培は,平成15年の米の冷害をきっかけに最上町が導入し,平成17年に共同選果場を整備しました。その後,平成28年には新庄市に共同選果場を増設,舟形町や鮭川村にも栽培が拡大し,生産者数197人,栽培面積74.7ha,販売量455t,販売額5.2億円の産地に成長したとのことでした。
 次に,「アスパラガス産地の近況と販売の工夫事例等」について,パイオニアエコサイエンス株式会社松永氏から,岩手県金ヶ崎町,群馬県,埼玉県の採りっきり栽培や秋田県のハウス栽培など他産地の近況をお話しいただき,長崎県,香川県,北海道など販売の工夫事例についても紹介していただきました。
 株式会社石巻青果からは,「石巻市場のアスパラガスの取扱状況」について,3~9月は山形産が多く,9~4月はメキシコ等の輸入物になるので,地元産がほしいとのお話がありました。
 石巻普及センターからは,「石巻管内のアスパラガスの生産販売状況」について,栽培面積,販売量,販売額,販売先等の聞取り結果を情報提供しました。
 コロナ禍の中,山形県など先進地の状況や販売の工夫事例などを学ぶことができ,アスパラガスの普及定着に向け有意義な講習会になりました。
<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター地域農業班 TEL0225-95-7612 FAX0225-95-2999


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みやぎ農業未来塾を開催しました。

2022年09月26日 15時26分26秒 | ②新たな担い手の確保・育成
大崎管内では最近,肉用牛生産に取り組む若手新規就農者が多いことから,同業者同士の交流や仲間づくりを目的として,令和4年9月9日に,大崎市及び大崎4Hクラブと共催で,みやぎ農業未来塾を開催しました。管内で肉牛生産に取り組む若手新規就農者4名は,大崎市の繁殖牛生産2年目の若手農家と,肥育牛生産3年目の若手農家を視察し,それぞれの経営で大切にしていることや,今後取り組んでいきたいことなどについて興味深く話を聞いていました。
 また,今回は,加美農業高等学校農業科の生徒4名,管内で先進農業体験学習を行っている宮城県農業大学校生4名も参加し,先輩農業者との交流を深めました。未来の畜産業を担う担い手同士,話も盛り上がり,よい交流の場となったようでした。
 普及センターでは,今後も関係機関と連携しながら,新規就農者を含め地域の担い手の確保・育成に努めていきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910

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農業大学校の学生が先進農業体験学習をしている受入れ農家を訪問しました

2022年09月26日 10時16分15秒 | ②新たな担い手の確保・育成
令和4年4月に農業大学校へ入学した学生が,令和4年9月5日から10月7日までの33日間,県内の先進的な農家で体験学習を行っています。
当普及センター管内では14名の学生を受け入れていただいており,9月14日(水)から9月16日(金)にかけて,学習状況等の把握のため,農業大学校の先生と普及センター職員が訪問しました。
 受入農家からは,「手際よく作業していますよ」「言ったことを素直に聞き,いろいろな質問をしてくれる。要望に応えなければ,と感じる。」など,うれしい言葉をいただきました。学生からは,「農家の方の機械さばきがすごいと感じた」「大きな機械がいろいろあってびっくりした」「(農家でいただく)御飯がおいしい!」と,様々な声が聞かれました。
体験学習は,技術的なことを学ぶだけでなく,農家の生活スタイルを学ぶことができる貴重な機会です。この体験学習が終わる頃には,一人一人がぐっと成長した姿が見られることを期待しています。
 普及センターでは,今後も農業大学校と連携しながら,新規就農者を含め地域の担い手の確保・育成に努めていきます

宮城県農業大学校について詳しくは下記URL(アドレス)をご覧ください。
 宮城県農業大学校ホームページ:https://www.pref.miyagi.jp/site/noudai/

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業第一班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8320 FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

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