宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

美里4Hクラブ主催「新規就農者歓迎会」が開催されました

2023年06月30日 13時23分53秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和5年6月2日に美里4Hクラブ(以下、美里4HC)主催の「新規就農者歓迎会」が開催され、12人(新規就農者2人、美里4HC3人、美里農業改良普及センター職員7人)が参加し、親睦を深めました。

 はじめに、大友達也会長から歓迎の挨拶と、美里4HCの活動紹介として、美里管内(大崎市鹿島台・田尻・松山、涌谷町、美里町)の若手農業者10人で活動しており、定例会の開催や先進地視察研修などを通した農業知識の習得と仲間づくりに取り組んでいることについてお話がありました。

 参加者のうち新規就農者1人は、活動の趣旨に賛同し、即日入会することになりました。

 今後のクラブ活動の活発化を期待するとともに、普及センターでは、若手農業者の交流や技術研さんを支援し、地域農業の担い手の確保及び育成に取り組んでいきます。

 

図 参加者記念撮影

<問い合わせ先>

  美里農業改良普及センター  地域農業班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本なしの現地検討会が開催されました。

2023年06月30日 11時46分45秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 

 美里町の「北浦梨」は大正時代から続く特産品で、県内有数の日本なし産地となっており、「幸水」、「豊水」、「あきづき」など、様々な品種が栽培されています。

 JA新みやぎ北浦梨部会(部会員35人)は、令和5年産の高品質な果実生産と令和6年産の果実生産を左右する花芽の確保に向けて、6月23日に現地検討会を開催しました。

 

 初めに普及センターから、日光や散布薬剤の透過性を向上させる「夏季管理(枝の誘引、夏季せん定)」を行う時期や優先的に誘引・せん定を行うべき枝の基準と、誘引を行う際の角度等の基本知識とポイントについて確認・説明を行いました。
 その後、令和4年12月のせん定講習会において部会員で意見を出し合いながらせん定を行った「あきづき」と、同園地内の「幸水」の2品種について、今年発生した枝(新梢)と翌年以降の果実生産に用いるために育てている2年生枝(予備枝)等の夏季管理について、実演・実習を行いました。
 そのほかにも、品種や生育ステージ及び着果位置による凍霜害被害状況の違いや、枝幹病害被害による主枝・亜主枝の更新に向けた候補枝の育成・管理方法等について参加者同士で積極的に情報交換が行われました。

 

 普及センターでは、引き続き高品質な果実の安定生産に向けた支援を行っていきます。

現地検討会のようす


<問合せ先>

  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

南三陸町で令和5年度第1回シャインマスカット栽培研修会を開催しました!

2023年06月30日 08時15分15秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 気仙沼・南三陸地域では、シャインマスカット等の大粒ぶどうの栽培が拡大しており、新規栽培者や栽培希望者も増加傾向にあります。普及センターではぶどうの品質、技術の向上による安定生産を図ることを目的に、令和5年6月1日に今年度1回目となる研修会を開催し、管内のぶどう生産者18名が参加しました。普及センター職員が講師となり、開花前後の栽培管理について説明を行った後、花穂整形等の管理作業について実演を交えながら研修を行いました。参加者からは、花穂整形のほか、ジベレリン処理や副梢管理等の栽培管理について多くの質問や意見が寄せられ、有意義な研修会となりました。

 普及センターでは、今後も果樹の安定生産に向けた支援を行っていきます。

 

<連絡先>

 宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0226-25-8069   FAX:0226-22-1606


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

JAみやぎ仙南蔵王地区ナシ部会現地検討会が開催されました!

2023年06月28日 09時38分42秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

令和5年6月22日にJAみやぎ仙南蔵王地区ナシ部会の現地検討会が開催されました。

ここ数年、凍霜害に見舞われた蔵王町では、今年も開花期が2週間近く早まったこともあり、4月上旬から下旬にかけて一部園地で霜の被害がありました。

現地検討会では、町内それぞれの地区の園地を今年の着果状況や病害虫の発生状況を中心に、凍霜害の影響がどの程度あるかを把握するため、例年よりも早い時期の開催となりました。

凍霜害の程度は、同じ生産者でも園地の場所や品種で異なっており、全体的には概ね平年並みの着果量が確保できるのではないかと期待しています。病害虫も一部では発生が見られるものの、特に目立った被害は確認されませんでした。

普及センターでは、梅雨期でもあることから、黒星病など重要な病害対策をしっかりすることと、予備枝の誘引等適期作業の実施について指導しました。

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター

     TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ぶどう摘粒講習会が開催されました!

2023年06月28日 09時34分24秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

令和5年6月21日に丸森町農業創造センター主催のぶどう摘粒講習会が開催されました。

講習会には、前回のジベレリン処理講習会に引き続き20名が参加しました。当日は、普及センターからきれいな果房に仕上げるための摘粒方法のポイントについて実演・説明後、生産者自ら摘粒作業に挑戦しました。

初めて摘粒作業をする生産者もいて、どの粒を落とせば良いのか最初は試行錯誤でしたが、徐々に慣れるにしたがって摘粒作業もスムーズに行えるようになりました。中には摘粒作業の大変さが身に染みたと話す生産者もいました。

普及センターでは、今後もぶどうの技術習得の支援を行っていきます。

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター

     TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水稲乾田直播栽培の生育調査を行いました。

2023年06月27日 17時27分28秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 宮城県では、水稲の省力・低コスト化技術として、乾田直播栽培の取組が普及しており、石巻や登米地域を中心に県内で約2,000haの取組面積となっています。

 一方で、大崎地域では、取組面積が約40ha(R4普及センター調べ)となっており、普及が進んでいないことから、普及センターでは、技術導入を支援する活動を行っています。

 その活動の一つとして、6月19日には、今年度2回目となる展示ほの生育調査を行いました。生育は概ね順調で、栽培で特に問題となる雑草についても適期に防除ができていました。

 普及センターでは、引き続き生育調査を実施し、生育状況の把握に努め、大崎地域での乾田直播栽培の普及拡大に向けて技術支援を行っていきます。

 

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0229-91-0726  FAX:0229-23-0910


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

JA新みやぎあさひなりんご部会の現地検討会が開催されました

2023年06月27日 17時02分03秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

6月15日、JA新みやぎあさひなりんご部会の部会員お二方のほ場で現地検討会が開催されました。

当日はそれぞれの園地を巡回しながら,栽培管理や生育、病害虫の発生状況等の確認を行いました。病害虫の発生はほぼなかったものの、4月下旬の低温による影響か、平年より着果量が少ない状況が見られました。

普及センターでは、新梢管理・害虫防除に関する情報提供や新梢の誘因の実演を行いました。また6月から8月末にかけて、農薬を使う機会が多いことから、農薬危害防止についても指導をしました。

普及センターでは、今後も引き続き防除や栽培管理指導を行い、果樹の安定生産を支援してまいります。

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8374,FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

米山水稲部会の現地検討会が開催されました

2023年06月27日 16時37分44秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和5年6月26日に、米山水稲部会の現地検討会が開催され、生産者9人が参加しました。

 部会員のほ場を巡回し、水稲の生育状況と肥料、除草剤及び箱処理剤試験の効果の確認を行いました。

 肥料試験ほ場については、稲の葉色等から概ね設計通りの肥効となっていることを確認しました。

 除草剤及び箱処理剤試験ほ場については、ほ場管理が優れていることもあり、高い効果を確認することができました。

 梅雨の貴重な晴れ間となり、大豆の播種作業など農作業が多忙を極める中、参加した生産者の間では盛んに情報交換が行われ、有意義な現地検討となりました。

 普及センターでは、今後も水稲の収量・品質の向上を目指した取組について支援を行ってまいります。

 

 

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

JGAP団体認証取得に向けたIPM研修会が開催されました

2023年06月27日 13時03分41秒 | ⑧環境に配慮した持続可能な農業生産

JA新みやぎみどりの地区で青ねぎのJGAP団体認証取得を目指す取組の一環として、令和5年6月5日にIPMに関する研修会が開催され、生産者6人が参加しました。

IPM(Integrated Pest Management, 総合的病害虫管理)とは、病害虫の発生を観察しながら、化学農薬だけでなく、耕種的防除等を組み合わせて病害虫を管理する手法で、環境への影響を少なくし、安定した農業生産を行うものです。JGAPではIPMの実践が必須となっており、研修参加者はGAPへの取組を機にIPMにも取り組むこととしています。

研修会では、宮城県農業・園芸総合研究所の研究員から、IPMの基本的な知識や実践の重要性等について説明があり、普及センターからは、今回活用する微生物農薬について説明しました。

生産者からは、化学農薬だけに頼るのではなく、天敵の導入や粘着板によるモニタリング等を組み合わせた防除に取り組んでいきたいとの感想が出されました。

今後も普及センターでは、GAPの取組やIPM等の環境に配慮した持続可能な農業生産に関わる取組を支援していきます。

※GAP(Good Agricultual Practice, 農業生産工程管理)とは、農業生産の各工程の実施、記録、点検、評価を行い、農業経営の改善や効率化につなげる取組のことです。JGAP(Japan Good Agricultual Practice)は、日本の生産環境や社会環境等を考慮して定められたGAPの認証制度のひとつです。

 

  

                     図 研修会の様子

<問い合わせ先>   

 美里農業改良普及センター  先進技術班  TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

JAみやぎ登米石越町稲作研究会の現地検討会が開催されました

2023年06月27日 10時23分49秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援
 令和5年6月23日に、JAみやぎ登米石越町稲作研究会の現地検討会が開催され、生産者8人が参加しました。
 部会員の9ほ場を巡回し、水稲の生育状況と除草剤及び箱処理剤試験の効果の確認を行いました。
 登米管内ではイネドロオイムシの発生が多く、特定の殺虫成分に対する感受性が低下したイネドロオイムシの発生も確認されており、これまでと異なる成分が含まれる箱処理剤の使用を勧めているところです。
 今回の現地試験でも異なる成分の箱処理剤の試験を行い、高い効果を確認しました。
 除草剤試験については、一部のほ場で残草が見られたものの、全般的に高い抑草効果を確認することができました。
 普及センターでは、今後も水稲の収量・品質の向上を目指した取組について支援を行ってまいります。


 <連絡先>
 宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
 〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
 電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする