宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

食品表示・包装資材セミナーを開催しました

2022年07月29日 15時00分49秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展
 美里管内では自家生産物を利用し農産加工に取り組む女性農業者が多く,普及センターでは研修会等を通し女性の活躍を支援しています。
 近年,農産加工を巡る関係法令の改正,施行が次々と行われており,勉強したいという要望が女性農業者から寄せられていました。
 そこで,令和4年7月26日に食品表示や包装資材について学ぶ研修会を美里農業改良普及センターにおいて開催し,女性農業者12名が参加しました。
 はじめに,食品表示用ラベルプリンターメーカーから,食品表示のルールや改正のポイントの講義を行いました。間違いやすい項目について事例を示しながら解説いただき,参加者は時々うなずきながら説明に聞き入っていました。
 次に,食品包装資材業者2社から,包装する商品の特性や保存条件に応じて包装資材を選択することや,最近のトレンドについて,サンプルを用いた分かりやすい説明の講義を行いました。
 座学の後は別会場で包装資材や機械の展示を行い,参加者は実際に機械を動かしてみたり,包装資材を前に質問や相談を行うなど,終了時間を超過するほどの熱の入った様子で関心の高さがうかがわれました。
 普及センターでは,今後も研修会等を通じて女性農業者の資質向上と活躍を支援します。

      
 

<問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター 地域農業班 TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225

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農業大学校1年生による普及センター訪問が行われました。

2022年07月29日 14時57分26秒 | ②新たな担い手の確保・育成
 宮城県農業大学校では1学年次に先進農家での体験学習を行っており,美里管内では8名の学生を農業法人等で受け入れる予定となっています。体験学習に先立ち,当普及センターを学生が訪問しました。
 普及センター担当より受け入れ農家の経営概要について説明を行いました。その後,学生からは,研修先の経営の特徴などについて積極的に質問していました。
 最後に,1人ずつ研修に当たっての決意表明を行い,「生産技術をしっかり学びたい。」「人との交流が多い研修先なので,コミュニケーションを大切にしたい」などの抱負を述べました。
 先進農家体験学習は9~10月に33日間行われ,学生は農業者のもとで農業技術や経営について直接学びます。

  

   

  <問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター  地域農業班 TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225

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南郷高校作物専攻3年生を対象とした「みやぎ農業未来塾」を開催しました。

2022年07月29日 14時50分32秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化
 美里農業改良普及センターでは,農業高校の生徒が地域農業への理解を深めることで進路選択の一助となるよう,管内先進農家の視察研修を昨年から行っています。
 2回目となる今回は,涌谷町で酪農経営を行う齋藤常浩氏を,南郷高校作物専攻3年生4名と引率教諭1名で,7月25日に視察しました。
 齋藤氏は,令和2年に法人化し,酪農と水稲,飼料作物の複合経営を行っています。また,宮城県指導農業士として,農業大学校の先進農業体験学習受入を行うなど,後継者の育成に積極的に取り組んでいます。
 当日は,飼料用とうもろこしのほ場を前に,飼料生産の状況や,集団で刈り取り作業を行う取り組み等について話を伺いました。
 見学をした場所は,農業を身近に感じてもらおうと,2haのデントコーン畑を巨大な迷路にしたほ場です。齋藤氏が実行委員会の委員長を務め,昨年度は1,500人の来場があるほど好評だったため,今年も7月末にイベントを開催します。実際に生徒も迷路を体験させていただき,時折,歓声を上げながら駆け巡り,約20分かけてゴール(出口)に到着しました。
 普及センターでは今後も管内の農業高校と連携を図り,地域農業への理解を深める活動支援し,将来の担い手確保に向けた取組を行っていきます。

  


<連絡先>
  美里農業改良普及センター  地域農業班 TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225

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柴田町船岡城址公園観光物産交流館さくらの里において,「しばた夏野菜フェア」が開催されます。

2022年07月29日 12時35分48秒 | その他
柴田町船岡城址公園観光物産交流館さくらの里において,「しばた夏野菜フェア」が開催されます。
当日は,柴田町内の生産者が丹精込めて育てあげた玉ねぎ,とうもろこし,パドロンなど夏野菜を特別価格にて販売します。また,花菜カフェでも夏野菜カレーとビールセットを展開します。
ぜひさくらの里へ足を運んでみてください。

日時:令和4年7月29日(金)~30日(土) 9:00~14:00
場所:柴田町船岡城址公園観光物産交流館さくらの里
主催:農事組合法人桜花爛漫,農事組合法人葉坂希望の郷,結友
協力:柴田町観光物産協会,柴田町

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター
     TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138


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令和4年度気仙沼・南三陸いちご農薬研修会を開催しました。

2022年07月29日 09時50分11秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化
 令和4年7月22日(金),気仙沼合同庁舎を会場にいちご農薬研修会を開催しました。今回の研修会はいちごの生産額増大に向けて,課題となっている病害虫防除について効果的な防除体系の理解・実践を目指すもので,生産者4名と関係機関2名が参加しました。講師には日本化薬株式会社を迎え,①気門封鎖剤及び展着剤の効果的な利用方法 ②ハダニ類・アザミウマ類などの難防除害虫の防除 ③炭そ病・うどんこ病などの各種病害の防除の3テーマをそれぞれ御説明いただきました。
 農薬の使用方法の講演では,気門封鎖剤及び展着剤の成分の違いや効果について詳細に説明いただきました。また,日本化薬株式会社の製品「フーモン」について紹介があり,気門封鎖剤と展着剤の効果を併せ持つ薬剤の有用性について解説いただきました。また,病害虫防除の講演では,早期防除による害虫の密度抑制及び殺菌剤の予防散布について説明いただき,改めて早期防除の重要性を確認したほか,抵抗性発達リスクを考慮したローテーション散布の必要性について,模式図を用いて分かりやすく解説いただきました。
 講演全体を通して,生産者全員から様々な質問があり,参加者同士で積極的に意見交換を行う様子がみられました。気仙沼農業改良普及センターでは,管内のいちごの収量向上に向けて,関係機関との連携を図りながら引き続き支援していきます。



<連絡先> 
宮城県気仙沼農業改良普及センター
先進技術班TEL:0226-25-8069,FAX:0226-22-1606

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JAみやぎ登米りんご生産部会の病害虫防除講習会及び現地検討会が開催されました

2022年07月28日 17時33分00秒 | ④園芸産地の育成・強化支援
 登米管内は,JAみやぎ登米りんご生産部会員27人を中心に約25haでりんごを栽培している県内有数のりんご産地です。当部会は新型コロナ感染症の影響で活動を自粛していましたが,今年度から活動を再開し,令和4年6月22日に病害虫防除講習会,7月21日に現地検討会が開催されました。
 病害虫防除講習会では,普及センターから「農薬・殺虫剤について」をテーマに基本的な薬剤の特性等について講義しました。現地検討会では,中田町のりんごほ場を視察しました。今年は開花中の降雪,6月中の梅雨明け,7月の大雨など気象変動が大きい中,病害虫の発生は少なく果実肥大も例年並みと生育は順調に進んでいます。また,草刈機実演会も合わせて開催され,ラジコン草刈機及び幹を挟み込んで草刈りできるクワガタモア-の実演があり,参加した部会員が実際に操作して体験するなど有意義な検討会になりました。
 当普及センターでは安定したりんご生産ができるよう引き続き支援していきます。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522 


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「だて正夢」・「金のいぶき」現地検討会を開催しました

2022年07月28日 16時41分50秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援
 令和4年7月13日に,水稲品種「だて正夢」及び「金のいぶき」を対象とした検討会をJA新みやぎ築館支店で開催しました(主催:宮城県米づくり推進栗原地方本部)。検討会は現地ほ場での開催を予定していましたが,悪天候のため室内での検討となりました。
 はじめに,普及センターから「だて正夢」及び「金のいぶき」の生育状況や今後の栽培管理のポイントなどを説明しました。両品種ともに,収量を確保するためには追肥の実施が重要であることから,葉色を見ながら追肥を実施するよう指導しました。
 続いて,(株)ケーエスより,最新のドローンを利用した農薬散布や,追肥の実施について情報提供していただきました。
 参加した生産者は,栽培管理の説明を受け,今年の収量・品質の確保に向けて意欲を高めていました。「だて正夢」及び「金のいぶき」の安定生産が図られるよう,普及センターでは今後も関係機関と連携して支援していきます。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班   
TEL:0228-22-9404   FAX:0228-22-6144

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大崎4Hクラブが取り組む親子農業体験の家庭菜園講座の講師として協力しました。

2022年07月28日 13時54分10秒 | ②新たな担い手の確保・育成
大崎4Hクラブが,令和4年7月10日(日)に大崎生涯学習センターとともに「親子でいっしょに農業体験&家庭菜園講座」を開催しました。大崎地域在住の小学生とその親を対象に,農業へ興味を持ってもらうことや,食育を目的として毎年取り組んでいるイベントです。
今回は,親子19組,約40人が参加しており,大崎農業改良普及センター職員が講師となり,つるなしインゲンのプラスチックバッグへの植え付けの方法や豆に関する話題提供を行いました。
 大崎農業改良普及センターでは,今後も大崎地域の青年農業者の活動の支援に取り組んでまいります。

<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター  地域農業班
 TEL:0229-91-0727 FAX:0229-23-0910

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「なとり・ぐるっと親子講座夏野菜もぎとり体験」が開催されました

2022年07月28日 11時05分39秒 | ④園芸産地の育成・強化支援
 名取市地域農産物等消費拡大推進協議会(事務局:名取市農林水産課)が主催する「なとり・ぐるっと親子講座夏野菜もぎとり体験」が令和4年7月25日に開催され,運営支援のために亘理農業改良普及センターも出席しました。
 参加した15家族53名の親子は,名取市内のほ場で旬を迎えた「とうもろこし」,「きゅうり」,「トマト」の夏野菜の収穫を楽しみ,講師を務めた生産者から栽培の苦労や野菜の美味しい食べ方を学びました。「きゅうりやトマトは水分が多く,夏バテ防止に最適な食材です。ジュースを飲むより,きゅうりやトマトを食べましょう。」の説明に笑いが起きながらも,納得する顔が見られました。
 移動のバスの中では,事務局から出題された野菜クイズに子供達が元気に回答するなど,楽しみながら野菜の勉強ができたようでした。また,採れたて野菜を購入できる「いろどりなとり産直マーケット」や「産直ネットワークなとり」の紹介があり,参加した家族は,地元の野菜について理解を深めた様子でした。
 普及センターでは,管内の野菜産地の活動を今後も支援してまいります。

<連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班
 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

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大崎の米『ささ結』栽培現地検討会が開催されました

2022年07月27日 15時06分58秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援
 令和4年7月22日に大崎市で生産者や関係機関など約20名が参加し,「ささ結(東北194号)」栽培現地検討会が開催されました。検討会では古川農業試験場作物育種部より「ささ結」の食味・品質を確保する栽培のポイントについて,大崎農業改良普及センターより水稲の生育状況と大雨に対する技術対策について説明しました。
 また,大崎市で取り組んでいる世界農業遺産認証農産物の取組要件である田んぼの生きもののモニタリングの手法について,自然環境専門員より説明がありました。栽培農家からは,「ささ結」の生育状況や栽培方法等について報告がありました。
 「ささ結」は寿司店等から高い評価を受け,増産を求める声が大きく,さらなる生産拡大と品質向上が期待されています。
 農業改良普及センターでは,需要の高い地域ブランド米「ささ結」の生産拡大を支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  先進技術班 
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910

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