宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

山元地区野菜生産出荷組合芽キャベツ栽培講習会を開催しました

2022年06月30日 15時01分18秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和4年6月21日にJAみやぎ亘理南部営農センターを会場に同JAの山元地区野菜生産出荷組合が主催する芽キャベツ栽培講習会が行われ,7名の生産者が参加しました。

 講習会では,普及センターから「芽キャベツ」の栽培管理をはじめ,農薬使用時の注意点,土壌分析結果に基づく施肥方法などについて説明を行いました。

 JAみやぎ亘理管内では,「芽キャベツ」をはじめとする「ゆきな」や「しゅんぎく」などの葉菜類の生産が盛んに行われています。栽培講習会では,土壌診断の結果を見ながら減肥や単肥の施用について助言し,農業資材費の高騰による生産コストの上昇を軽減できるような指導を行いました。

 普及センターでは,今後も関係機関と連携し,安定した野菜生産に向けて支援していきます。

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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オリーブ栽培指導が開催されました

2022年06月30日 13時13分29秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和4年6月22日(水)に,株式会社アライオリーブ(香川県)の荒井代表取締役を講師に,河北大川地区,北上立神地区,北上原地区の3か所のほ場でオリーブ栽培指導が開催されました。開花期前後の病害虫防除,移植後の管理,施肥について指導があり,講師からはせん定や仕立て等の栽培管理は適切に行われており,生育は順調とのコメントをいただきました。

 普及センターからは令和4年のオリーブ栽培暦を配布し情報提供を行いました。

 石巻市では平成26年からオリーブの栽培が行われています。栽培面積は令和4年3月時点で4haあまりとなっています。当初密植で植栽したほ場では,今春以降,樹冠の拡大に伴い移植され,面積を拡大しているところです。現在の生育状況は前年より1週間程度遅れていますが,開花始期となっています。

 今後とも普及センターでは病害虫防除等の栽培技術について支援を行っていきます。

<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第二班
TEL:0225-95-1435   FAX:0225-95-2999


オリーブの開花始期


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抑制きゅうり栽培講習会が開催されました

2022年06月28日 09時53分15秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和4年6月15日(水),JA新みやぎ栗っこきゅうり部会の抑制きゅうり栽培講習会がJAの志波姫支店会議室で開催され,部会員13名,講師として,種苗メーカー2社及び普及センターの担当者が出席しました。栗っこきゅうり部会では,促成栽培と抑制栽培を組み合わせ,3月から12月まで出荷を行っていますが,本講習会は8月に定植を迎える抑制栽培の栽培技術向上を目的に開催されました。

 はじめに,種苗メーカーから天候に合わせた今後の管理や,抑制栽培で推奨する品種の特性について説明がありました。次に普及センターから,病害虫防除のポイントとして,梅雨時期に発生の多い病害虫の特徴と対策や,薬剤の抵抗性発達を防ぐため,RACコード(農薬の作用機構分類)を参考にしながら,系統の異なる薬剤をローテーションで散布するよう説明しました。参加者は,梅雨入り後の栽培管理や,抑制栽培で用いる品種について,知識を深めました。

 普及センターでは,同部会員のきゅうりの栽培技術向上に向けて,今後も継続して支援していきます。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班    
TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-6144

 


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関係機関とともに認定新規就農者サポート巡回を行いました

2022年06月27日 15時24分59秒 | ②新たな担い手の確保・育成

  令和4年6月23日に農業次世代人材投資事業(経営開始型)の交付を受けた就農1~5年目の認定新規就農者を対象に名取市・JA・農業委員会・金融機関と連携しサポート巡回を行いました。

   巡回の対象者は,就農初年目が3名,就農2~5年が6名の計9名で,巡回では,就農計画の達成状況や営農状況を確認し,認定新規就農者が早期定着できるよう関係機関それぞれの立場から助言や支援を行いました。

   また,本年度からサポーターとして地元生産者にも参加いただき,先輩農業者の立場から栽培管理や農業に取り組む姿勢等をアドバイスしていただきました。

   今年は春先から低温や雨天が続き,苦戦を強いられる場面が多くなってしまいましたが,意見交換の中で,「昨年より収量増加を目指し,早め早めの作業に心掛けたい。」と決意を新たにしていました。

   普及センターでは,認定新規就農者が就農計画を達成し,次のステップに踏み出せるよう,関係機関と連携し,引き続き支援していきます。

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター  地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 


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JA新みやぎ仙台小ねぎ部会栽培講習会が開催されました

2022年06月27日 13時20分59秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 6月17日(金)に仙台小ねぎ部会の栽培講習会が開催されました。例年,この時期はスリップス等の害虫被害の対策が重要視され,防除対策の講習が多かったのですが,今年は折からの肥料価格高騰の状況が懸念されたため,施肥や土づくりをテーマとして研修が行われました。
 (株)水沢種苗からは,一般的な堆肥の種類や施用時の注意点,微生物資材と有機物施用による連作障害対策,腐植酸資材による肥料成分の吸収促進などについて解説がありました。
 普及センターからは,土壌診断による適正施肥の重要性や窒素単肥による施肥量削減,地域で安価に入手できる有機質資材を活用した施肥設計,緑肥のすき込みによる土づくり,改良を加えた太陽熱土壌消毒の実証結果などについて情報提供しました。
 講習会には部会員の約6割が出席し,関心の高さが伺われました。終了後も複数の生産者が会場に残り相互に情報交換を行っていました。
 普及センターでは,これまでの土壌診断結果に基づいた施肥設計に加えて,家畜ふん堆肥や緑肥の有効活用による土づくりを推進し,肥料費低減と反収向上の両立に向けて支援していきます。


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元気くん市場仙台南店において,栗原ズッキーニをPRしています。

2022年06月24日 15時52分22秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 
 栗原産ズッキーニについては,特に露地ものの収穫量が増える6月頃から,生産者やJA等と連携して,PRを進めていくこととしています。
 今年のPRでは,知名度向上と販売促進を目的に,令和4年6月18日から7月5日までの期間,元気くん市場仙台南店の売場でズッキーニを使った夏のイメージに合うレシピを配布するとともに,インスタグラムを活用した,ズッキーニ料理写真の応募により抽選で景品が当たるキャンペーンを実施しています。
 ぜひ,みなさんもズッキーニ料理に挑戦していただくとともに,自慢のズッキーニ料理をインスタグラムに「#栗っこズッキーニキャンペーン」を付けて投稿してみてください。

                  

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 班名 地域農業班
TEL:0228-22-9437 FAX:0228-22-6144


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麦の収穫時期の現地検討会が開催されました

2022年06月23日 18時18分50秒 | ⑧環境に配慮した持続可能な農業生産

 JAいしのまき主催の麦現地検討会が開催されました。石巻市石巻地区(5/25),桃生地区(6/6),河南地区(6/7),河北地区(6/9)いずれの検討会でも10人程度の生産者が参加し,ほ場を巡回しながら麦の子実水分を計測し,収穫適期の検討を行いました。雨の中での検討会となった地区もありましたが,刈取時期について積極的な意見交換が行われました。
収穫が早いと,登熟不足によって子実重の低下や空洞麦による品質の低下につながり,収穫が遅くなると発芽粒や退色粒の発生による品質の低下につながるため,適期に刈取を行うことが大切です。麦の収穫後はすぐに大豆の播種が始まり忙しい時期が続くため,普及センターからは麦の収穫適期判断と共に農作業安全についても呼びかけました。
 現在,梅雨の晴れ間をぬって大麦の収穫作業が行われており,小麦の収穫も6月下旬頃からスタートします。普及センターでは今後も多収高品質の麦生産を支援していきます。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第一班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999 


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担い手から聞き取り調査を行いました

2022年06月22日 13時05分55秒 | ②新たな担い手の確保・育成

普及センターでは,昨年度から大崎市岩出山下真山地区において地域営農に関するプロジェクト課題に取り組んでいます。今年度は,「地域営農計画の策定支援」「担い手を対象にした法人化支援」「高収益作物に向けた支援」「鳥獣害対策支援」を行っています。
 5月26日に推進委員や担い手部会の役員を来訪し,高収益作物の品目や法人化などについて聞き取り調査を行いました。 また,「しもまやま通信」と題した地域通信を発行し,地区内での情報共有を行うこととしました。
 6月からは,定期的に宮城県農業経営・就農支援センターと連携した法人化に向けた研修会を開催するとともに引き続き担い手からの聞き取り調査を進めてまいります。
 

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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大崎4Hクラブが大崎地域の小学生(親子)を対象に農業体験を開催しました。

2022年06月22日 13時01分04秒 | ②新たな担い手の確保・育成

  大崎4Hクラブが,令和4年6月5日(日)に大崎生涯学習センターとともに「親子でいっしょに農業体験&家庭菜園講座,えだまめを育てよう」を開催しました。大崎地域在住の小学生とその親を対象に,農業へ興味を持ってもらうことや,食育を目的として毎年取り組んでいるイベントです。
  今回は,親子19組,約40人がえだまめの種まきと夏野菜の定植を行いました。イベントに参加した親子は4Hクラブ員から,えだまめの種のまき方や苗の植え方の説明を受けながら,いきいきと作業に取り組んでいました。
  今後は,管理作業や家庭菜園講座を行い,8月には,収穫体験を行う予定です。
  大崎農業改良普及センターでは,今後も大崎地域の青年農業者の支援に取り組んでまいります。
 <連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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飼料用作物展示ほにおける展示が始まりました。

2022年06月21日 16時52分45秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 大河原管内では,生産性の高い飼料用とうもろこし奨励品種の普及拡大を推進するために,飼料用作物の展示ほを蔵王町遠刈田温泉東集団に設置しています。今年度は,早中生種のスノーデント115(メーカーRM:115)とパイオニア118日(メーカーRM:118)の2品種を展示しています。また,宮城県内のすべての飼料用とうもろこしの展示ほにおいてスノーデント115を展示し,各地域での生育状況,収量等を調査することとしています。
 当管内の展示ほは,5月20日に播種し,5月31日時点で出芽している状態です。今後,播種後40日となる6月29日頃に初期生育調査を行う予定です。
 普及センターでは飼料用作物の安定生産に向け今後も展示ほの調査を行い,生産技術の助言や生育状況の情報発信をしていきます。

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター
     TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


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