里の家ファーム

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甲府市上空で空中給油

2023年06月25日 | 生活

 米国言いなり政治を問う

 

「しんぶん赤旗」2023年6月25日

「日本はなめられている」

 「アメリカに支配されているような気持ちだ。頭上で危険なことが平然と行われている。日本はなめられている」―。甲府市在住の福田良二さん(65)は憤ります。

 昨年3月23日、趣味のカワセミ撮影をしていた福田さんは甲府市上空を3機編隊で飛行する米軍機の姿を偶然撮影しました。本紙が写真を確認したところ、衝撃的な事実が判明。KC130空中給油機の主翼から伸びたホースが、2機のF35Bステルス戦闘機(いずれも米軍岩国基地=山口県岩国市=所属)と接続されていました。空中給油です。

事故相次ぐ

 時速数百キロで飛行しながら接近し、細いホースを接続する空中給油は難度が高く、機体同士の接触による墜落事故などが相次いでいます。2016年12月、沖縄県名護市の海岸に米海兵隊のMV22オスプレイが墜落したのも、空中給油中にホースがプロペラに接触したのが原因でした。

 17年1月5日、稲田朋美防衛相(当時)は今後、米軍機の空中給油訓練を「陸地の上空では実施しない」ことを日米両政府間で確認したと明言。ところが米軍は陸地上空、それも人口密集地の甲府市周辺上空で空中給油を公然と行い、その写真をホームページで公開までしたのです。あからさまな合意違反です。

 福田さんはその後、何度も空中給油のようすを撮影。日本共産党も国会での追及や山梨県などへの申し入れを繰り返し、地元メディアも相次いで報道する中、昨年10月、防衛省南関東防衛局はついに、米軍が自ら公開した昨年3月23日分に限り、空中給油の事実を認めました。

 その後、しばらく目撃例が途絶えましたが、今月15日、福田さんはまた甲府市周辺上空で空中給油を撮影しました。

 山梨県によれば、住民から通報があっただけでも、昨年11件、今年は15日の1件に上ります(表)。ところが防衛省は、昨年3月23日分以外、いまだに認めていません。同省は本紙の取材に対し、米側が「個別の空中給油については、その有無も含め、運用上の観点から逐一答えない」と回答したため、「当省としても個々の運用についてお答えができない」としています。

 福田さんは、日本政府が同市周辺上空での空中給油の実態を「知らないわけがない」と批判。墜落事故でも起きれば「甲府の街にガソリンスタンドが落ちてくるようなもので、大惨事になることは目に見えている」と警鐘を鳴らします。

日本が黙認

 日米両政府は日米地位協定に基づき、米軍に訓練区域を提供することになっていますが、甲府市上空は提供区域ではありません。そこに米軍が勝手に空中給油ルートを設定し、日本政府が黙認していることは明らかです。米国言いなり・対米依存の流れが強まる中、米軍の増長ぶりが各地で際立っています。


 ひどい話だ。
「国民の命と暮らしを守る」
どうやって守ってくれるのだろうか?
米軍に捧げる、だろう。

 今日は29℃まで上がったようだ。
あと3日ほどこのような天気が続くようで、作物への水やりに時間を取られている。
ホースが届くところはいいが、届かないところはジョウロ。
ホースも作物をなぎ倒したりかなり面倒。
ああ、雨よ!

園のようす。
日中牡鹿が沼の向こうに現れ、こちらを見ている。
こちらに来て芽が出て来た豆の葉を食べられたら困る。