そんなに食うなら走らんと

食道楽(ラーメン中心)とカロリー消費(ランニング中心)の葛藤の日々

鈴政@千駄木 塩ラーメン

2005-08-25 23:26:09 | ラーメン 文京区
たった今ジムから戻ってきました。
台風上陸直前ということでかなりのすきっぷり。かいてき~
新宿歌舞伎町もいつもより控えめな感じがしました。

こんな台風の中なぜわざわざジムに行かなければならなかったというと



お昼の2軒目にこれを食べてしまったからです。

「のぶ工房」を出た後、向かうは「一寸亭」
イラン・トルコ料理の「ザクロ」という摩訶不思議な店に昔よく来たな~なんて考えながら谷中商店街をフラフラ。
昔ながらの醤油ラーメンにしようか、人気のあんかけもやしそばにしようか悩みながら到着するとまさかの臨休・・・
しかたがないので久しぶりの「神名備」に向かうもこちらも臨休・・・
マジですか?と最近できたらしい「TETSU」なる店へ。しかしこちらはスープ切れ・・・
何か私が悪いことでもしたのでしょうか?
この台風前の雨の中さまよいさまよってこのフラレっぷり。
私のラーメン人生で3連チャンのフラレは初めてです~

で、最終的にたどり着いたのはこちら。
予習不足でわからなかったのですが、店の写真から推察すると「醤油ラーメン」には相当の背脂が・・・
カロリー的にも無難そうな「塩ラーメン」にしたのでした。

先客一人で店の中はとても静かな感じ。漫画も音楽もないので厨房観察するしかないのですが、えらく丁寧に作っていますな。
先客のつけ麺がようやく提供という段階で私の麺が投入された模様。正直、マジ今から?という感じでした。重ねて作って下さいよ~
客のいる時間を長引かせたいのか?私はそれに使われているのか?そんな疑問がよぎります。
ただでさえ台風の中歩き回ってビショビショなのに、このすきっぷりで15分のウェイティングはなかろうに。

ようやく来ました「塩ラーメン」
白菜ともやしの茹でたものがたっぷり!
2軒目にするには量的にちょっとヘビーな面持ちですが、味はとてもライトヘルシーな感じ。
以前の情報から二郎っぽいといううわさを聞いていたので、そのギャップに驚きました。
とってもやさしい野菜ベースのスープの塩ラーメンです。
こちらにも揚げネギが軽く散らされていたのですが、どうもこのネギから八角?の匂いがするのです。
この風味がなければほホントになんの変哲もない場末のラーメン屋の塩ラーメンになってしまいそうなのですが、この香りが求心力となって食を進めます。

このボリュームで¥500は立派です。頼めば小ライスも付くようなので、これはお得なランチですな。
事前情報では¥650でその内容も大きく違っていますが、何かあったのでしょうか?
でも、また来るか?・・・3軒振られてしまったなら・・・
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のぶ工房@日暮里 のぶ玉ラーメン

2005-08-25 18:57:45 | ラーメン 文京区
先ほど台風の接近しつつある中,ソーキングウェットになりながらこちらに行ってまいりました.
そんなに気温が高くないのに湿度は大変なことになってますな.全身汗なんだか雨なんだか・・・

こちらの「のぶ工房」は一時期話題になっていたのですが,一番話題だったのは「見た感じ」と「味」のギャップ.
その外観からは到底通好みしそうなラーメン屋に見えない反面,味は今まで来なかったことを後悔する味とか.

実際到着してみると・・・
確かに,こりゃ入りませんな(^_^;
地方のさびれたラーメンショップという感じで,メニュー構成や各種セットもただ胃袋を満たす猛者向きといった風情.
ちょっとふやけて膨らんでいる少し前の「マガジン・サンデー」が郷愁をさそいます.

マジ大丈夫か?と不安に思いながらグラビアをめくる私.
アイドルのプロフィールの「平成生まれ」にしばし愕然としていると「のぶ玉ラーメン」登場.



脂がいっそう表面を覆い,ちょっとコッテリ風の外観.
ネギ+揚げネギが麗しいですな.

スープを一口・・・・
おおぅ! 確かに衝撃が!
予想し得ない美味さが口腔を満たします.
いずれも突出しない魚介系と動物系のだしが融合し,コクのある醤油ダレが深みを増します.
ネギ油なんでしょうか?思ったよりはくどくないですね~

中太の軽くちぢれた多加水麺ももちもちと食感が良く,最後まで飽きさせません.
普段揚げネギや揚げニンニクなど,スープの邪魔になるのであんまり好まない方なのですが,この揚げネギはすごく合っている気がします.
もやしがせっかくの麺の食感を邪魔してちょっとやでしたが,選択的に先に食べてしまえばモーマンタイ.
バラロールのチャーシューはやわらかくて味も突出せずなかなか.お店がチャーシュー麺を推している理由がわかります.
卵はちょっとしょっぱくてボソッとしていていまいちかも.いろどり的にはあった方がいいですが.

いや~これはうまいです~
この後もう一軒行くのでセーブしなきゃと思ってはいるのですが,レンゲを運ぶ手が止まるのを許してくれません.
気づけば完食.なかなかないことです.
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オオ!クルクーマ@西新宿 「炭火窯焼料理他」

2005-08-25 18:44:27 | 飲み インド・ネパール・パキスタン
いつものランニングコースに気になるお店がありました.
崩れた字体で「オオ!フルクーマ」と書いてあり,何のお店か良く分かりません.
串と窯 自然派健康料理と書いてありますが,ますますわけワカメ.
窓際にワインが並んでいるので,おそらく欧風のお店かと思っておりました.
いつもランニングバックしてくる10時過ぎにはすでに閉まっており,なかなか訪問することが出来ませんでしたが,昨日お初することができました.

で,お店の名前ですが「オオ!ルクーマ」であることが判明( ̄~ ̄)
お店の名前ぐらい分かりやすく書いてくれないと調べようもありませんがな.
どうりでググれなかったわけです.

お店の名前の由来は



とのこと.「クルクミン」から来ていたのですね.



店内は欧風.
さてメニューを調べてみると「カレー」???「タンドリーチキン」???
どうやら「インド系」のお店だったようです.

メニューには,
・マトンボディカバブ
・自家製ミルクチーズと野菜の炭火焼
・やわらかい鶏むね肉のマイルドな炭火焼
・豚バラ肉のジュージュー黒胡椒焼
・クルクーマ特製カリフラワーのホクホク炭火焼

なんて長いのが羅列してあり,ボディカバブ?ミルクチーズ?なんて予測不可な文字列や,ジュージュー・ホクホクなどの擬音語が並びます.写真もないので食べてみるしかありませんな.



飲み物は「ハウスワイン白」にしてみました.ドライで料理に合いました.
¥2500~¥4000ぐらいのワインが並んでいますが,どれもがそろっているわけではないらしいです.最初に頼んだものはありませんでした.
頼んだワインに対して「それあったかな~?」というアバウトな反応のインド人(?)店員にちょっと疑心暗鬼になったので,無難に低価格帯を攻めることにしたのでした.



お通しの「パッパド」
お豆の煎餅ですな.



「お勧めのサラダ」
野菜は非常に新鮮ですが,見た目はまあ普通.バジルベースのドレッシングで頂きます.



「特製 シシカバブー」
ラム肉と鶏肉をミンチにしてあるとの事.
焼き物は時間がかかる旨がメニューに記載されているので最初に頼んでおいたのですが,意外とすぐに出てきました.
複雑にハーブが効いていて確かに今まで食べたことのない感じ.付け合せのサラダにもハーブが効いていて美味.

とここまでは,当初欧風料理を期待していたことと,インド料理全般の盛り付けの寂しさもあってか,まあ70%ぐらいの満足度であったわけですが,我々を目覚めさせる一品がやってまいりました.

 

「Chef's タンドリーチキンスパイシー」
激ヤバです.
大体タンドリーチキンはカレーの付けあわせみたいなもんで,まあ表面の皮は美味いけど中身はパサパサしていまいち,というのが我々の持っていたイメージ.
ここのタンドリーチキンはそれをことごとく覆してくれる逸品です.
表面はスパイスの効いた皮がクリスピーに焼かれていますが,中はホックリジューシー.
低温遠火でゆっくり焼きましたといった感じ.窯が奏効しています.
切った中からはヨーグルトベースのタレが半生状態でとろけだしてきます.
これがもうたまらんのです.
小食の妻が私より先に2ピース目に手を伸ばすのもうなづけます.

これは当たりだ!と確信し,食欲に拍車のかかった我々の元に

 

「ラム肉と健康野菜の辛いカリー」&「野菜たっぷりのナン」登場.
カレーだけで20種類近く,ナンも10種類近くある中,厳選したのがこの2つ.

ナンのボリュームは相当なもの.間にはクルクミンで色づけされたジャガイモ?のペーストがたくさん詰まっていてボリューム満天.
このナンだけでも一品料理としていけてしまう美味さと量です.

カレーですが,一口目は「ビーフシチュー」.飲み込んだ後スパイスの香りが追っかけてきてカレーであることを確信させます.コッテリと美味でナンに非常に合います.口の中で溶け合い,マッシュポテトにデミグラソースが絡むような風味も楽しめます.
お肉自体も「牛」という食感.実際店員さんに牛ではないか?と確認したところ間違いなく羊とのこと.「ヒンズー牛ダメね」と確かにその通りですな.
羊特有の香りはまったくなく,とてもやわらかいお肉がゴロゴロと.
まあ細かく書いていくときりがないですが
うままままま(◎o◎)!
衝撃のカレー&ナンです.

 

デザートは「チャイのアイスクリーム」と「自家製ヨーグルト」
なんだかぼやけてメルヘンチックですが,興奮した私の蒸気がかかっただけで,そこにメルヘンは存在しません.
味的には予想できる範囲でしたが,量もしっかりあって満足至極.
ヨーグルトは相当濃厚でデザートとして確かに成り立つ逸品でした.

ということで,今日また行ってカレーとナンの組み合わせに悩みたくなるようなすばらしいお店.
立地・入りにくさ・営業時間 と軽い三重苦ですが,こちらとしては好都合.
早く飲みたいときの選択肢が増えてしまいました.
Comments (6)
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