代一元＠中野 「餃子＆炒飯＆五目そば」

二度フラれる娘には
三度フラれる

いや
ハートの弱いオレには
そんな経験がないものだけど

それを
何十回も繰り返せば
堀北真希を御懐妊させるに至るという事実に
重いため息を垂れ流すものでもあります

いやしかし
二度フラれる店には
三度どころか
四度目をフラれて

コッチの世界では
そろそろコレが限界ということで
今生の別れを告げながら




やはり
長いことの宿題にシフトしてみたのでした




イイっスねー

「五目そば」の有り様
ただそれだけが気がかりだけど




写真入りってイイっスねー

実のところ
種明かしされちゃったみたいで
ちょっとツマラナイのだけどね

ハイ！コレ！！

って
カウンターの隙間から

ちょ それ
こぼれるんじゃないのー！！ってな
ギリギリの角度で差し出されるビール




エンターテインメント込みって
イイっスねー！！




ザギョウのビジュアル
まあまあだけど




ギリッ！！とニンニク
イイっスねー！！




チャーハンのビジュアル
まあまあだけど




やっぱりまあまあ
悪くないっスねー！！


ああ
高円寺に住んで
この辺を徘徊していたのは
もう20年前になってまうのか

あのころ
コレ系に出逢って
コレ系に傾倒していたら

良い意味
悪い意味
込み込みで

ズイブンと人生
違っていただろうなという

形にとらわれずに生きてみる

ずーっとTシャツ
ずーっと短パン
そんな生活が
前倒ししていただろうなと




いやしかし
なんともノスタルジックながら




椎茸と昆布がギュッ！！とキイた
隙間の無いアンバイにフルえながら




世界一と疑わない
永新の五目そばと方向は違うけど




和式チャイナの一品としては
コレはコレで完成形




蕎麦屋とラーメン屋が
イイとこ取りでナイスフュージョン




美味いじゃ (ﾟдﾟlll) ないっスカ！！

こんなにユルいのに
こんなにシマっている
こんな空気が
理想の街中華


ああ
タンメン
味噌ラーメン
カレーラーメン

どれももれなく
タマランのでしょうな

青葉に並んだあのころに
戻れないこと
戻らないことも
シアワセなのかもしれません

	愛しの街場中華 『東京B級グルメ放浪記』2 (光文社知恵の森文庫)
	光文社