そんなに食うなら走らんと

食道楽(ラーメン中心)とカロリー消費(ランニング中心)の葛藤の日々

広東麺チャーリー@新宿 「チャーシュー湯麺&雪菜湯麺」

2019-12-10 09:19:52 | ラーメン 新宿区
「タンメン」なのか
「トンミン」と読めるのか

そんなところが
とても気になりながら

そもそも別物ですから
と言われるのなら

では
その好きボクロはなんぞねと
とりあえずお返しすることから始めます


そもそも
ラヲタにムケるってのは

そばやうどん
ないしは
身の周りのラーメンに存在してこなかった
とんでもないバケモノに出会った
あの瞬間

自分の辞書にないミクスチャーであり
日常には登場しない破壊的な暴力性
かつてないカルチャーショック

脳髄に抜けない楔を打ち込まれるという
あの瞬間

またアレ食いてぇなぁ!!を
突発的に発症したら
もうどうにも抑えることの出来ない
あの衝動を獲得するかしないか

なんて思ひ出も
もう遠いものになってしまったけれど


そんな記憶の中の
チャーリーハウス

キョーレツなジャンク性が
あったかといえば
明らかに否

むしろアレで発症していたら
それはそれで
脳髄アートがスギるというか

でもね

どこか気になるあの娘の好きボクロ的
赤いチャーシューは目に焼き付いて

ラヲタを発症するには
もっとも遠い一軒ながら

ラヲタをすでに発症した輩には
一度は通るべき大人の階段的
そんな一軒だったという
記憶だったりするのです




甥っ子さん的位置付け
ということでよろしいか




チャーシュー有り〼
パーコー有り〼

いやそれ
無かったらココにいません的な
マストな別皿
なんだけど

場所も場所だから
時代も時代だから
なんでしょか




すっぴんはムリでしたと




そんな解釈でよろしいか




遠い記憶の
アナタのそれは

ネギをも嫌って
ナミナミスープに優雅に泳いだる
整えられたる麺線と

別皿にストイックに雑然と
飛び込んできたるチャーシューの赤

まるでヨギーの
異常に凹んだ腹と
ムキ出しのアバラという

見せて魅せたい
常軌を逸したボディライン


じゃあなかったのかな

じゃあなかったのですね




瞬間のスープは
よかろうに

いやいや
ヨケーな水菜は
悪かろう




泳げない麺線は

そもそも
揃えられてない麺線




啜られることを嫌っているのが
時間経過とともに
加速度をマシながら




好きボクロだけは
よかろうに

と思った横に添えられた
サニーレタスのドレッシングが
郷愁じゃない涙を誘う




そして
もう一杯

別皿の美学の
まさに真逆の
香味油ショック

淡い鶏が
散れる前に
感じることを許さない




私は貝になりたい

大きく開いた
貝になりたい


国に帰ってしまった
もう二度と逢えることのない

退役軍人チャーリーの背中を
遠く遠く思い出しながら








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