荻野洋一 映画等覚書ブログ

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サウンドトラックについてご相談したいことが(1)

2008-10-26 08:46:00 | 音楽・音響
 ヴィンセント・ギャロ監督・主演の『ブラウン・バニー』(2003)で、ジェフ・アレクサンダーという人の『Come Wander With Me』というフォークソングが使用されていた。なんとも物悲しい旋律と、幽玄的な女性ヴォーカルが眩惑的であった。Jeff Alexanderという男性的な名は果たして、この女性ヴォーカリストの名なのか、インターネットで検索してもあまり芳しい結果が得られなかった。調べ方が下手なのかもしれないが。

 どなたか、私の無知を解消して下さる方はいらっしゃいますか?


中洲居士 at 2008/10/26 08:51
ちなみにこの映画のサウンドトラック盤は私の愛聴盤で、本篇そのものよりも好きだ。レッチリ、ジョン・フルシアンテの劇伴もさることながら、『ミルク&ハニー』はジャクソン・C・フランクの、『ビューティフル』はゴードン・ライトフットの、それぞれ最高傑作の1つだと思う。



Tattaka at 2008/10/27 14:26
「教えて!goo」に同様の質問ありましたがそこには

>海外のサイトですが、同じようような質問がありますね。【Come wander with me】その回答によりますと「Come wander with me」は、Jeff Alexanderが、

Twilight Zone」から採ったオリジナルソングのようです。

the song originates from a episode of the Twilight Zone. Jeff Alexander wrote the episode where the

song is featured
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1470199.html
とありましたが・・さらに調べたら
ここに
http://00traumerei00.com/blog/2007/01/come_wander_with_me.html
歌っているのは登場する女優(bonnie beecher)で店の外でハミングしているところをスカウトされたそうです
とありました。

このアルバムは素晴らしいですよね!


Tattaka at 2008/10/28 20:13
たびたびすみません。書いた後で、当然この程度の情報は調べた上なのだろうとか、ネット情報の信憑性とか考えてしまいました。
もし的外れでしたら消しといてください。なんかかえって手間かけてすみませんー


中洲居士 at 2008/10/29 06:10
Tattakaさん、御礼が大変遅れ、すみません。ご教示感謝感謝です。Tattakaさんもこのアルバムがお好きだおっしゃっていて、嬉しく思います。日本版のアルバムジャケットのポルノ的な写真は、おそらくブログのホスト会社からはじかれてしまうことでしょう。

それにしても、「店の外でハミングしているところをスカウトされた」というのがまたいいですね。門付けのような形で弾き語りをしていたのでしょうねえ。

有難うございました。


Tattaka at 2008/10/29 11:34
結果的にお礼を強要した形になり恐縮至極です。が、ホッとしました(笑)
以前、小さなギャラリーカフェを運営していた時、このアルバムを一時期かなりヘビーローテーションでかけてました。思い出して昨日久しぶりに聴きました。
こちらこそありがとうございます。


[M] at 2008/10/30 11:37
すでに解決済のようですので、蛇足になりますが…

youtubeで本人が歌う動画を見つけました。
http://jp.youtube.com/watch?v=d7RnqBchvTU

私は『ブラウン・バニー』が大好きで何度も観ましたが、本編ではこの曲はハミングだけで、歌詞つきはサントラのみの収録だったと思います。ハミングのverも素晴らしかったです。


中洲居士 at 2008/10/31 14:47
[M]さん、この度はコメントを有難うございます。ご返事遅れ、大変失礼いたしました。本編ではハミングだけでしたか。サントラ盤を聴いているうちにそのあたりがあやふやになっていたため、訂正していただき助かります。Bonnie Beecherという人はこういう顔をしているのですね。

リンクが張られているブログ「cinemabourg」もちょいちょい読ませていただくこととします。

ミロシュ・フォルマンがミロス・フォアマンに変わったのは、単純に「チェコ事件」でアメリカに移住してから、ということでいいのではないでしょうか。デトレフ・ズィールクと違って変名はしていないですし。異なるのは、Mirosのsの上に「ハーチェク」と呼ばれる、小さなv字の記号が付くか付かないかだけです。「ハーチェク」が付くと、sは「シャ」行の音になり、cは「チャ」行の音になるようです。例:Baros(=バロシュ)、Cech(=チェフ)


[M] at 2008/11/04 11:30
ご丁寧にご返信いただき、ありがとうございます。
私は封切りで本編を観まして、曲名もわからないまま、あの切ないハミングが心に残っておりましたが、『ブラウンバニー』のサントラは、本編で使われていない楽曲が中心に組まれているというようなことをどこかで読み、だったらということでdvdを購入して、「Come Wander With Me」のハミング部分を繰り返し聞いていました。

拙ブログも読んでいただいたようで、大変恐縮です。ミロシュ・フォルマンに関しては、やはりアメリカ移住後ということでしょうね。なるほど、“ハーチェク”の有無で読み方が変わったんですね。
ご教授ありがとうございました。


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