まるぞう備忘録

無題のドキュメント

品格の経営。5。回し続けないと倒れる。

2019-12-06 09:20:54 | まるぞう経営学

防災カレンダー
東京都稲城市から東北方面


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今週末のご予定は?

 今週はNHKが首都直下型地震の特集を行っています。NHKスペシャルのドラマの部分はまあ横に置いておいて、それとは別に地震や防災の専門家の方の話は重要です。
 同時に放送されている「生きるスキル」は中身が濃いです。

 今週末は是非もう一度ご自宅の防災備品と防災設備を見直す機会として頂きたいと思います。多くの人が想定して実際備える行動をすると、災厄が起こりにくい。備えあれば憂い無し。でありますから。

 また同時にNHKに対するパブリックコメントも今週の日曜までです。
https://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=145209425&Mode=0



最新版「借金が多い企業」ランキングTOP500社
今年も1位はソフトバンクグループに
東洋経済 2019/12/05 5:30

5年連続で借金王のソフトバンクグループ
・・・
1位は、ソフトバンクグループだ。ネットキャッシュは2019年3月末時点で11.8兆円(前年は13.7兆円)となった。2013年にアメリカの携帯会社、スプリントや2016年にイギリスの半導体設計大手、アーム・ホールディングスを買収したことが巨額負債の原因となっている。通信子会社のソフトバンクも2018年12月に上場している。

2019年は傘下のZホールディングス(ヤフーの親会社)によるM&A戦略が盛んだった。9月には前澤友作氏が率いたファッション通販「ゾゾタウン」を運営するZOZO(ゾゾ)を買収、さらに11月にはLINE(ライン)との経営統合も発表した。しかし、直近ではアメリカ発のシェアオフィス「ウィーワーク」の投資で巨額損失を計上し、同社の拡大戦略にはつまずきもみえている。
・・・
https://toyokeizai.net/articles/-/317491





大車輪止まると倒れる。

 ダントツで5年連続でソフトバンクです。世界でも珍しい「大車輪操業経営」なのですから当然と言えるかもしれません。

 電力会社などは独占企業でまた電気料金として売り上げる額も確実です。ですので借金が多くても返せる当てが確実です。
 しかしソフトバンクの資産とは保有している会社の株価です。
 借金する→会社を買う→相乗効果で株価が上がる→資産が上がる→資産が増えた分借金も増やす→借金する→・・・
というループが「大車輪操業経営」です。

 私がこの経営形態が危ういと思うのは、そのゴールが見えないということです。
 「大車輪操業経営」とは「倒れるまで借金を膨らませていく」という姿にしか見えません。



会社の目先の利益より優先されるもの。

 一休の社長は「ユーザーファースト」が会社の理念と言います。ユーザのためにならないことは、たとえ儲け話でものらない。と明確です。

 しかし孫社長の目標はどこにあるのでしょうか。
 「とにかく成長し続けなければならない。止まると倒れる大車輪。」そのように観えます。
 回し続けるためには、会社を買い続けなければならない。ソフトバンクと相乗効果で会社の株が上がる会社を買い続けなければならない。



孫氏に示された「小さな警告」。

 WeWorkへの出資で大損害を出したニュースは皆様も記憶に新しいことでしょう。この失敗は孫氏への「小さな警告」でした。

・資産価値を上げる会社を借金して買い続けなければならない焦り。
・自分は経営者を見抜く目を持っているという慢心。

 スティーブ・ジョブズを出会いiPhoneで大成功とした成功体験から抜けきれていないのかもしれません。
 WeWorkの失敗は孫氏に「かつての成功体験も過信すると足元をすくわれるよ」と小さな警告を発しております。

 大きな災厄の前には必ず「小さな警告」が示される。



つづく



■首相官邸へのご意見
https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html
■安倍首相のFacebook
https://www.facebook.com/abeshinzo
(Facebookの仕組み上、コメント投稿時は投稿者の名前も公開されます)
■自民党への安倍首相応援コメント
https://ssl.jimin.jp/m/contacts?_ga=2.247766276.2038314964.1501028960-2110744341.1501028960




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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IMFの消費税増税の話とは日本の富の集金搾取であり、背後にドライな金勘定の集団である事について、具体的にお教え下さい。

→ 借金による拘束。お金で国家を縛る。自分たちが迫害を受けないために国家を縛る。という目的がもう変質しているように思います。具体的でなくてすみません。

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まるぞうさんは、パラレル東京みておられますか?
以前まるぞうさんは備蓄をしっかりされてるとのことでしたが、
このドラマをみたら、まるぞうさんくらいに備えなければいけないんだなとリアルにわかりました。


→ 今週末はもう一度備蓄を見直したいと思います。

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ユーザーファーストをどのように数値化し、KPIとして利用しているのか、とても興味があります。

→ ユーザーファーストとは、ウラの潜在因子の蓄積だと思います。そしてそれは社会にどれだけ応援されているかという因子。数値化とは相容れないかもしれませんが数値化できると面白いですね。

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中村哲医師は、菩薩の道を歩まれた方と思います。
けれど、安倍政権の安保法案には反対されていました。
日本に住むお花畑の人と違い、紛争地帯に住んで、戦争を目の当たりにした方のご意見は、重さがあります。
思慮深く、聡明な方なので、日本はアメリカの軍事力の傘の下でしか生き延びる道がない、というリアリズムは、わかっておられたんでないか、と思います。
私は今までも、これからも安倍政権を支持しますけれど、中村先生のおっしゃっていたことも、覚えていたいと思います。


→ 中村さんのご冥福をお祈りします。

それとは別に、改憲とは「平和憲法を守るか、平和憲法を捨てるか」という議論になりがちですが、私の意見は違います。「平和憲法は大切に守るに決まっているじゃないですか。捨てては絶対ダメ。」というのが私の意見です。

ただ戦後80年近くたって国際情勢が大きく変わっています。平和憲法の時代にそぐわなくなってきた部分を修正し、より日本の平和を維持できるようにする必要があります。
それは「平和憲法2」です。

日本国民と国土の平和は、我々日本人自身の手で守る。日本以外の全ての国が持っているこの言葉を私達は80年曖昧にしてきました。しかし日本さえ悪さをしなければ平和が保たれるという連合国の価値観の時代はもう過去の話になっています。日本は国民と国土の平和を維持するために、きちんと戸締まりすることは放棄しません。とそれを憲法に加筆します。
それが「平和憲法2」です。

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