まるぞう備忘録

無題のドキュメント

終わらない週末(Leave the World Behind)ネタバレと感想。

2024-01-02 11:52:16 | 今日のひとり言

防災カレンダー
2日。月の最遠日。
関東地方注意。

茨城県行方市



日本人のお正月気分を吹き飛ばす能登半島の地震でありました。
亡くなられた方のご冥福と被害に遭われた方のお見舞いを申し上げます。
本年も初日から油断することなく防災の意識を携えて進んで行きたいと思います。
・家具の転倒防止
・避難リュックの備え
・断水時の水備蓄

よろしくお願いいたします。




元旦は「終わらない週末」を観ました。
子供がNetFlixの会員であったので、ちょうどおせちとお雑煮を食べに帰省しておりましたので、家族で観ることが出来ました。

オバマ夫妻が監修という終末世界の予告ドラマであります。

『終わらない週末』予告編 - Netflix


おまけコーナーのあとネタバレ感想です。


おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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わたし個人としては、心の中でもやもやむかむかするより、パッと口に出した方が消えてゆくような気がするんですけど。
もちろん、むやみやたらに言うのではなく、本当に気ごころの知れた相手とお互いの愚痴 (まあ主に身内の愚痴ですね) を言い合うのって、大切で大きなストレス発散になるんじゃないかなーって。

→ 私はいない人の悪口や陰口を言ってもいいので「意識して」が一番重要だと思います。「自分は今いない人の悪口を言っている」と意識するだけで十分です。

無意識の癖で自覚のないまま口から出す。のではなく。

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まるぞうさん、ステキな日の出のお写真、ありがとうございます!色々あって凹んでいましたが、まるぞうさんのブログを見て、少しホッとしました。明けない夜はない。もう少しがんばります。

→ もう少しだけ。一緒に頑張りましょ〜。(^^)/

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今年は初日の出を見逃しました。。。2日の日は早起きをして拝みたいと思います。地球のエネルギーのほとんどは太陽由来とのことです。

→ おひさま。ありがとうございます。(^^)/

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一抹の侘しささん

→ 見えない世界のことで私利私欲の金儲けをしたら恐ろしい話となるでしょう。と私も思います。

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またいいかげんなことを。。。
パラオは月と海であって、お日様じゃない。
有名な話なので脊髄反射で口に出す前に少しくらいは調べろと。。。

→ 失礼しました。日章旗をモチーフにしたという点でそのように記憶していました。確かにもう一度調べるべきでした。

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まるぞうさん、こんばんは。
こちらのブログを知り、自分と改めて向かい合うきっかけとなりました。それまでよく人間関係で悩み、トラブルを抱えていてよく他人に責任転嫁をしてました。その方が楽だったし自分を見なくて済んでたからです。
さすがに何度も繰り返して自分に原因があるのではないかと振り返る起因となりました。そして実践面でこちらのブログでトレーニング方法を教えてもらいました。ありがとうございました。
確かに言葉が下手くそで誤解されやすいです。でも愛情は沢山あって時によく空回りしてます。
昔の自分だったらそんな自分が大嫌いでした。でも今は1番のファンです。今年もどうぞよろしくお願いします。

→ 御自身が一番のファンである。素敵です。コメントありがとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

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先程電源を切って充電100分程で100%になったのでコンセントから抜いて電源を入れたところ36%になっていました。

→ 電源を切らずに充電してみてください。どうでしょう。

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こちらのブログにコメントしたくなって書いている時、不思議と普段考えていることがスラスラと書けるのですよ
そのくらい素直にありのままの自分でいられる場のようです
まるぞうさんと私は違う人間であるけど、同じ時代に生きる自分の一部?みたいな感じなのかなぁ
全てあっていい、みたいな
よくわかりませんが、書かせて頂きありがとうございました

→ 書いてくださってありがとうございます。
固定の名前があってもハンドルネームがあってもどちらでも構いません。(このブログに書いた記事内容もコメントの内容も大半は覚えていないことが多いです。)

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SHO_KOさん
・・・
こぞ(去年)今年貫く棒の如きもの

→ 本当に。そうですね。ありがとうございます。

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以下「終わらない週末」のネタバレ感想です。

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 この原題は「Leave the World Behind」
 忙しい日常生活をあとにして休暇に入る。という意味でありますが、偶然大規模テロが起きる時に、大都市を離れることで、(当面は)生き延びることが出来た家族の話です。

 貸別荘に着いた翌日、その大規模テロが発生し、ネットや通信網が全て切断されます。
 とにかく街に戻ろうとしても、GPSがないため道に迷ったり、あるいは無数のテスラの自動運転自動車が暴走の結果道路を埋め尽くしていたり、とにかく街に入ることが不可能な状態です。
 しかしこのあと大都市は空からの攻撃(ミサイル?無人ドローンによる爆撃?)で破壊されて放射能まみれになりますから、街に戻れなかった家族はラッキーと言えます。



超大物からの開示。

 この別荘に避難しているもう一組の家族。
 彼が知り合いの超大物ビジネスマン(軍事産業関係者)から聞いたという話。

開示1:ターゲットの国を自滅させる3段階
1,ネットや通信などの情報を遮断する
2,誤情報拡散や外部からの攻撃によって人々を不安にさせる。
3,お互いを信用できなくなり内戦やクーデターが起きる
これがもっともコスパの高い、自滅作戦だ。

開示2:世の中を操る悪の組織なんかない
・その重要な情報にアクセス出来る人たちはいる。

 私の個人考察では、一口に支配層といっても、それぞれの勢力争いやノルマなどの厳しい弱肉強食の社会である。多重層の世界です。



支配層(と呼ばれる人たち)も自分を守ることで精一杯。

 とにかくアメリカ中が攻撃を受けているのは間接的にわかりますが、一体誰が攻撃しているのか相手の正体は全くわからない。そういう状態でストーリーが進みます。

 アラビア語で「アメリカに死を」と書いたビラがドローンで撒かれたり、同じ様なビラが別の地域では、朝鮮語か中国語で書かれていたらしい。敵はイランなのか北朝鮮なのか中国なのか。ロシアの外交官職員たちが、大規模テロの数日前に一斉に帰国したらしいという噂話もあります。
 またテロの当日、上述した超大物ビジネスマンから「自分の資産を移してくれ」という指示があった。そして哀れみの声で「達者でな」という挨拶だけだった。
 知っている人はかろうじて自分たちがアクセスできる情報を繋げて、察して、そして逃げる。逃げ切れる人もいるし、そうでない人もいるでしょう。
 支配層(と呼ばれる)の人間たちも、自分や自分の家族を守るのが精一杯のようです。



警告はずっと示され続けてきた。

 この家族の末っ子のローズだけが、自然からの警告に気づきます。
 たくさんの鹿が別荘をとりかこんでいる。大人たちは鹿を追い払おうとしますが、ローズは「私達に何かを伝えている」と家族に話しますが、誰も相手にしません。

 そこでローズは母親に言います。
 それは「ホワイトハウス」というドラマのエピソードです。

ある男が遭難した。
彼は自分が助かるように神に祈り続けた。
ラジオが避難するように勧告するが、男はそれを無視して神に祈り続けた。
ボートが彼を救出しようとするが、男はそれを断り神に祈り続けた。
そして彼は命を落とすこととなり、天国で神に苦情を言う。
「あれほど助けてくださいと祈ったのにどうして助けてくれなかったのですか」
神は答える。
「だからラジオで警告し、ボートも遣わしたのに。それ以上何か?」

 ホワイトハウスというドラマの一節。
 これはオバマ氏から私達への警告でありましょう。
 これだけ、警告しているのに、なぜ気づかないの?



心の声という警告に従った少女。

 鹿という自然の遣いが警告しているみも関わらず、大人たちはそれを追い払ってしまう。
 ただしローズだけが「その声」に従って一人で森の中に入っていきます。

 その森の奥にはある大金持ちがこの日に備えたシェルター別荘でした。
 このシェルターの通信モニターには、アメリカ主要都市が攻撃されて、放射能も検出されている。シェルターに避難するように。という警告が表示されています。
 このシェルターの主人は「その情報」にアクセスできていた人物だったかもしれません。しかし残念ながらこのシェルターにたどり着くことは出来なかったようです。

 核攻撃に備えた生き残るための、全ての設備と電力と食糧その他の備蓄が完璧に用意されたシェルター。
 ここで少女ローズは、自分が観たかった人気ドラマ「フレンズ」のDVDを発見します。それは何年もこのシェルターで暮らせるように膨大のDVDコレクションの中にありました。

 彼女は観たかった「フレンズの最終回」を再生ボタンを押します。満足げなローズの顔がアップになってこの「終わらない週末」は終わります。



現実逃避する現代人たち。

 このフレンズというドラマは90年代にアメリカで大ヒットしたコメディドラマです。しかし
・白人しか登場しない
・同性愛への差別的発言
など、このオバマ夫妻世界観からすると、旧世界の象徴なのではないでしょうか。

 ローズの母親(大学教授)の言葉で「メディアと現実逃避」について述べているこのドラマの冒頭のシーンがあります。
 「フレンズ」という一昔前のアメリカ白人社会のコメディドラマは「現実逃避」の象徴として扱われているように思います。
 この「現実逃避」をする人々は、ラジオやボートの警告を断った人間とダブります。

 そして少女ローズは
・大自然の警告を受信できる人
・メディアの架空に現実逃避する人
 この二つの役割です。
 私達人類はどちらを選択するのでしょうか。と突きつけられているようです。



月面から観ている視線。

 このドラマは宇宙から地球を観ている視線から始まります。
 ドラマの途中もまた、月面から地球を観ている視線のシーンがあります。

 この視線が、このドラマを監修した元米国大統領の方が伝えたかったもう一つのメッセージです。
・支配層と呼ばれている人間も所詮は本当の黒幕ではなかった。
・アメリカを攻撃していたのはイランでも北朝鮮でも中国でもなかった。
・人類が自滅するかどうか。選択肢は人類に与えられている。

 ローズが着ているTシャツが「NASA」であることの象徴。
 一方兄が着ているTシャツは「OBEY(服従)」という愚か者の顔が描かれている。



りんごおじさんのカレンダー。

 2031年までにこの文明が終わるのであれば、それはこのドラマにあるように3段階のステップで実施されるのだよ。という警告ドラマです。
 もう何回も言ったよね。教えたよね。ドラマに現実逃避するの?それともドラマにある警告に耳を傾けるの?こんなにわかりやすく教えたのに。君たちはこのドラマで開示した3段階を経て、自滅するの?・・・ね。何回も何回も言ったよね。



 このドラマを観て私が思ったのは、もし日本で同じテロが起きたとして、こういう展開にはならないだろう。ということでした。
 その感性の違い。もし2031年以降も人類が継続するとしたら。という可能性を教えてくれるドラマでもありました。



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