ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

年末恒例~門松作り~

2023-12-28 | 手仕事

先日、年末恒例の「門松作り」をしました。山仕事の仲間たちの会で毎年作っています。この会も会員の高齢化に伴ってもう限界の状況ですが、今年も講師の先生に来ていただいて指導していただきながら、門松を作ることが出来ました。材料は先生が用意してくださいました。今年の竹はおめでたい「笑い竹」です。年神様を笑顔で迎えられそうです。

  

 

丈夫な筒(底があります)の周囲に藁を巻いて黒いシュロ縄を巻いて縛ります。下から七、五、三周巻きます。筒の下の藁は外に向けて広げて丸くカットし、上の部分は筒に合わせて折り曲げて編み込みます。それが出来たら筒の中に砂を入れて固定し、そこに松、竹、梅、南天、葉ボタンなどを植えこみます。

  

     

 

2時間半くらいで出来上がりました。9人で作ったので並べて記念撮影をしました。

     

       

 

この日は原村の公民館での門松作りでした。公民館は小学校の隣です。毎年冬には校庭がスケートリンクになるのですが、もう準備ができていて、氷がはっていました。

     

     

 

この日の八ヶ岳は雪が降った後で山頂が雲の中でした。蓼科山も白くなっていました。

     

     

     

 

最後に一昨日の諏訪湖の様子です。間欠泉の吹きあがる風景と毎朝冷え込んでいて諏訪湖に薄氷がはった風景です。富士山も見ることが出来ましたので今年最後の一枚です。

     

     

     

     

 

いよいよ暮れも押し迫ってきました。少し早いですがここで年末のご挨拶を…

     皆さま、今年もblogを訪問してくださってありがとうございました。

     心温まるコメントもありがとうございました。

     来年もまた日々の出来事を綴っていきたいと思います。

     今年同様にお付き合いいただければ嬉しいです。

     来年もまたよろしくお願いいたします。

          皆さま、どうか良いお年をお迎えください。

     

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毎年恒例~保存食と収穫物~

2023-12-17 | 手仕事

秋になるとあれこれ保存食作りをします。まずは「干し柿」…今年は実家の柿が不作で130個でした。収穫した柿を拭いてきれいにし、ヘタの処理をして、皮を剥いて軒下に吊るして干します。こうすることで渋柿がとっても甘くなります。冬のおやつの定番です。剥いた皮は干して漬物の甘み付けに使います。

     

  

     

 

山の家で原木栽培している「ナメコ」が大収穫でした。原木シイタケも寒くなる頃から順次収穫できました。シイタケは生で消費しきれないものを干しシイタケにしました。

     

  

 

冬に向かっての保存食は漬物です。野沢菜は醤油とみりんと酢で漬ける上伊那農業高校のレシピ「上農漬け」を漬けました。大根は干した後で漬ける定番の「たくあん漬け」…こちらは毎年夫が手掛けます。糠と塩と醸源(たくあん漬けの素)と干した柿の皮を入れて漬けます。

  

  

 

畑では保存用の野菜の収穫がありました。長芋はこのところ「クレバーパイプ」を使って地中浅い場所でも栽培できる方法で作っています。地中深く掘らなくて良いので楽に収穫できます。たくさんの長芋が収穫出来、子芋もたくさんできていたので来年も栽培できそうです。

  

  

     

 

保存用の野菜はニンジン、キャベツ、ネギ、白菜、大根などです。

     

    

 

その他、ブロッコリーとカリフラワー、赤かぶと白かぶ、ビーツ、それにコンニャク芋などが収穫出来、ホウレン草はこの寒さの中でもまだ畑で元気にしています。今年も毎年恒例の保存食で冬を迎えられそうです…

 

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毎年恒例~リンゴジュース作り~

2023-12-15 | 手仕事

今年もまた「リンゴジュース作り」の季節がやって来ました。毎年、塩尻市の洗馬地区まで行きます。JAの施設をお借りして作る仲間に入れていただいていて、安曇野産のりんご「ふじ」を使って作ります。色付きが悪かったり、擦れがあったり、小さな傷があったりする訳アリのものですが、充分美味しいリンゴです。信州では今年リンゴの出荷が少なく、この果樹園でも出来が良くなくて、家庭用にリンゴを買おうと思ったのですが、品切れでした。毎年のジュース用は確保できました。まずリンゴを一個づつ手洗いし傷を取り除きます。

  

 

洗ったリンゴをジューサーにかけて絞ります。

   

  

 

絞ったジュースは大きな鍋に入れて加熱殺菌します。あくが出るので取り除きます。

    

 

濾し器を使って濾しながら瓶に詰めます。使うのはガラス瓶…煮沸消毒して使います。使う器具も煮沸消毒です。瓶に詰め終わったら瓶に蓋をします。熱湯で瓶を洗浄して終了となります。

  

   

 

出来上がったリンゴジュースをさっそくいただきました。まだ熱いリンゴジュース!甘みが強くてビックリでした。「炭酸で割って飲んでも良いくらい」と語り合いながらいただきました。

  

 

我が家で購入したのはこの20本…1年くらいは日持ちしますが、あちこちに貰われて行ったりして直になくなります…

     

 

立ち仕事だったり重いコンテナを持ち上げたりだったり、この一日がかりの作業はかなり大変です。でも今年も美味しい沢山のリンゴジュースができて良かったです。

 

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年末恒例の門松作りと味噌作り

2022-12-21 | 手仕事

年末恒例の作業がまだあります。「門松作り」です。この日は一日作業で、午前中は「味噌作り」、午後は「門松作り」の日程でした。まずは「味噌作り」…これは時間の制約があって、大豆はそれぞれ家で煮て持参し、その後の作業で作りました。今回使用する糀は皆さん指定の「若宮糀屋」さんのものです。一枚は1㎏です…これをほぐして粗塩400gと合わせておきます。

  

 

  

 

これに対して大豆も1㎏…これを軟らかく煮て煮汁と分けて持参してつぶしました。ミンサーを使ったりマッシャーでつぶしたりして糀と塩を合わせたものと混ぜます。

  

 

  

 

最後に桶に詰めて出来上がりです。これを静かに休ませること2~3か月、あるいは半年ほど寝かせると美味しい手前みそが出来上がります。以前は生坂村の施設まで味噌作りに通っていましたが、それが無くなってしまったので、少しですが自家製味噌が作れて嬉しかったです。生坂村での味噌作りはこちらです。手作り~みそ、こんにゃく~ - ナチュラルな暮らし (goo.ne.jp)

     

 

お昼を挟んでその日の午後、同じ施設の広い講堂をお借りして「門松作り」をしました。今年も林業総合センターの先生を講師に稲わらや松竹梅を使って門松を作りました。まず、稲わらを鉢の周囲に巻いていきます。黒いシュロ縄を巻いて縛るのですが、下から7巻、5巻、3巻と巻く数が決まっているそうです。

  

 

底になる部分は稲わらを折り、上の部分は巻き込んで整えます。これは蔓で篭を作る時にも使うやり方です。

  

 

藁の長さを一定に切りそろえて土台は完成です。黒いシュロ縄の縛り方は男縛りを使うのだそうですが、難しいので年末までに練習して結び直す予定です…鉢の中に砂を入れ、竹を植えこみました。

  

 

竹の周囲に松や南天、葉ボタンや梅の枝を差し込み、御幣を付けて完成しました。まだお正月までに間があるので、自宅に持ち帰った後、梅の花などは取り外してちょうどいい状態で飾れるように調整中です。

     

 

 

最後は昨日の諏訪湖の様子です。たくさん降った雪もとけて風もなく穏やかな日でした。

     

   

寒い中でじっとしていた水鳥たちが一艘の船の動きに一斉に動き出しました。水鳥たちの波紋を曳く様子と慌てて飛び立った水鳥です。

  

 

「カンムリカイツブリ」がいました。

  

 

穏やかな諏訪湖の水面でしたが、岸辺や河口付近は凍っている部分もあって冬に向かっている風景でした。

       

 

年末行事もこれにて終了です。後は家の中の片付けやらお掃除やらです。年末までに済ませられるか心配なところですが…

 

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年末恒例リンゴジュース作り

2022-12-19 | 手仕事

今年は初雪が遅いと思っていましたが、昨日は初雪しかもドカ雪でした!まずは昨日の雪の様子です。いよいよ本格的な冬の到来でとっても寒いです。

     

 

  

 

雪が降る前日、諏訪湖から天竜川が始まるところ…釜口水門に行ってみました。「ミコアイサ」がやって来ていると教えていただいたからです。川の向こう側に集まっている「ミコアイサ」たちでしたのでかなり遠く、こんな写真だけですが、一年ぶりに「ミコアイサ」に出会えて良かったです。

     

 

  

 

「カワアイサ」もいました。流れの急な所で盛んに潜って餌をとっていました。

     

 

「ホオジロガモ」にも出会いました。「ホオジロガモ」はその頬の白いのが特徴で分かります。

     

 

「コサギ」は盛んに餌を探していました。

  

 

さてここから本題です。毎年恒例のリンゴジュース作り…リンゴに収穫が終わった後なのでいつも年末の忙しい時ですが、美味しいジュースが手に入るので、毎年作りに行っています。塩尻市の洗馬(木曽の入り口)の施設で作りました。毎年同じ光景ですが、一応今年も記録しておきます。今年のリンゴは安曇野産のフジでした。茎をペンチで取って、まずお湯でひとつづ洗います。

  

 

リンゴは出荷できない大きすぎたり小さすぎたり形や色付きが悪かったりしたもの…洗ったあと傷を取り除いたりチェックしてジューサーに掛けました。

  

 

ネットで濾したジュースは大きなお釜で熱をかけて保存に適した安全な状態にします。上のアクは取り除きます。

  

 

瓶は煮沸消毒します。その瓶にもう一度濾し器を通してジュースを詰めます。その後王冠で蓋をして密閉し、出来上がりです。

  

 

出来上がったのは1ℓ瓶のリンゴジュース200本ほど…すぐ飲用するものもペットボトルにおまけでたくさんいただきました。5人で一日かかりましたが、たくさんのジュースができて良かったです。我が家はコンテナいっぱい20本を購入…果汁100%の甘くて美味しいリンゴジュースです。

     

 

恒例のリンゴジュース作りができて、年末仕事の一つが終わりホッと一息です。このリンゴジュースはあちこちに貰われて行きます…

 

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