ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

霧ヶ峰へ~ニッコウキスゲ~

2017-07-28 | 日記
霧ヶ峰のニッコウキスゲが見ごろとのニュースがあったので見に行ってきました。
日中は大勢の観光客が訪れるでしょうからと早朝に出かけました。(地元ならでは!)
あいにくの曇り空、霧ヶ峰までの道も霧がかかっていました。


強清水から車山に向かってのビーナスラインも霧の中でした。


車山肩の駐車場に止めて高原へ…霧が晴れて八ヶ岳が見えました。


ニッコウキスゲは花盛り!でも昔に比べたら残念な状態(少ない)です。


ニッコウキスゲの群落はあちこちにありますがこの霧ヶ峰はみごとでした!
一日花ですが、次々に咲いて高原を黄色~オレンジ色に染めていました。
近年ここでも鹿の食害にあってずいぶん少なくなってしまい、今は電気柵で保護されて咲いています。




蓼科山や八ヶ岳が霧の合間に見えるニッコウキスゲの風景です。




コロボックルヒュッテ近辺を散策しました。
ニッコウキスゲ以外にもこの時期ならではの高原の花々が咲いていました。


色の濃い素敵なホタルブクロでした。


いつもお盆のころに咲くヤナギランがもう咲き始めていました。


霧の中にワレモコウが揺れていました。


シシウドの咲き始めの姿…霧の中でも目立っていました。


ハクサンフウロが可愛らしい姿でひっそりと咲いていました。


ちょうど良い時期にニッコウキスゲの群生を見られてて嬉しかったです。
霧の中のお花も風情がありました。
帰りは白樺湖から茅野へ降りてきました。
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八ヶ岳クラフト市

2017-07-26 | 日記
原村の八ヶ岳自然文化園では年2回、クラフト市が開かれます。(以前は八ヶ岳中央農業実践大学校で…)
自然文化園は白樺の茂るさわやかな緑の中にあります。


緑の芝生広場にたくさんのお店が出ます。(1週間前と当日の様子です)




クラフト市のポスターと看板です。




注目の作品はたくさんあったのですが、その中でいくつか…
これは本物のピーナッツが紛れ混んでいても気づかないのではと思われる木工作品!


可愛らしい椅子…それぞれの木肌を生かした作品です。


ウニの殻を使ったランプ…一つ一つ趣が違います。




駒ケ根の杜の市でも出会った作家さん、この木彫りの作品には癒されます。




高原の風にこの風鈴の音色が涼しげでした。


木の葉っぱそのものと共に焼いた作品だそうです。(葉は焼けて葉脈が残る…)


「たぶん世界一硬い」と銘打ったフランスパンとクロワッサン…


この袋も硬い…


松本にも駒ケ根にも来られた信州がお気に入りとの高知の作家さん!
万華鏡の素晴らしい世界を体験させていただきました。




看板のあれこれ…それぞれの作家さんの味が出ています。






この日、同じ原村の深叢寺のお花を見せてもらいに行ってきました。
丹精込めて育てられた蓮が見事な花を咲かせて感激しました。




この時期のホタルブクロもたくさん咲いていて嬉しかったです。(色合いの違うもの…白花もありました)




めずらしい白花のコマクサ。環境があっているのでしょうか、元気に咲かせています。


オオヤマレンゲの花もすてきです。







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大町へ~国宝と芸術祭~

2017-07-20 | 日記
長野県には国宝の建物が5つあります。(善光寺、松本城、仁科神明宮、大法寺三重塔、安楽寺八角堂)
今回、大町市の仁科神明宮を見に行ってきました。(これで5つの国宝を全部見たことになります!)
ここは日本最古の神明造りの建造物!わが国古来の神明宮の様式を正確に伝えているとして国宝に指定されています。
立派な杉の大木!このお社の杜も文化財です。




鳥居をくぐって奥に進みます。参拝者が誰もいなくて静かな荘厳な佇まいでした。


国宝の中門です。この建物は江戸初期のものだそうです。




本殿の建物です。これも江戸初期のもの、背景の杜の中に厳かに…悠久の時が流れるような雰囲気でした。






杜の木々、どれも素晴らしい大木です。


白いアジサイがきれいに咲いていました。


今、大町では北アルプス国際芸術祭が開催されています。
すべて見るには2日半かかるということで、とりあえず東山エリアへ…


東山エリアの鷹狩山へ向かいます。山頂への階段、297段もありました…


石塔も風情があります。


山頂からの眺めは残念でしたがチョウや花に出会えました。


ササユリ園があるというので行ってみましたがもう末でした…


カワラナデシコとウスユキソウがひっそりと咲いていました。




道端にはウツボグサが…この花も昔はよくあったのですが今はあまり見かけません。


「風の始まり」リー・クーチェ作です。
木の枝を組み合わせて作った作品です。ここから風が起こっていくような雰囲気が…








山道の途中にあったクマ除けの鈴?!


一番関心のあった布施知子さんの作品を見ました。
布施知子さんは折り紙作家さんで、私は昔から本を通してあれこれ教えてもらいました。
その布施さんが今回、進化した折り紙の世界「無限折による枯山水」を出展!
撮影禁止で写真がありませんが、和紙を折って作り出された枯山水はその古民家の雰囲気と照明とがマッチして幽玄な世界を作り出していました。
訪問者がほとんど居ない時間帯もあって、その空間にしばらく身を置くことができて嬉しかったです。

旧八坂村の中心地には、フェリーチェ・ヴァリーニ作「バンブー・ウェーブ」がありました。
大きな竹を組み合わせて作った大作です。地元の方々も協力して作成したそうです。








地元の竹を使って作成されたとのこと、背後には竹林が…


近くの唐花見湿原にも立ち寄りました。
昔に比べて随分木々が増え、湿原が減少している感じがしましたが、湿原を渡る風が心地よかったです。


花の少ない時期で、咲いていたのはこの「クサレダマ」だけ…


国宝訪問から芸術祭の作品鑑賞まで、充実の大町の一日でした!
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牛伏川自然観察会

2017-07-15 | 日記
牛伏寺の上に牛伏川の自然散策路があります。
春の観察会は参加できませんでしたが、夏の観察会に行ってきました。
連岳橋から出発します。周辺は夏の装いになってきていました。


山桑の実がたくさんついていました。小さいけれど甘かったです。


ウバユリが蕾を伸ばしてきていました。これはあちこちにたくさん出ていました。

クモキリソウは小さい花なので遊歩道の草刈りでやられないように守っています。


ベニバナイチヤクソウは花がもう終わりでした。


ヤマザクラの実がたくさんついていました。熟し加減によって色とりどりできれいです。


ウメガサソウも小さな花で守っています。


ドウダンツツジの中にひばりの巣がありました。一か月前にはヒナが居たそうです。無事に巣立ったのでしょうね。


ヤブレガサは群生しています。


ヒヨドリバナもたくさん咲いていました。


ホタルブクロと真っ赤なヘビイチゴの実がきれいでした。
ホタルブクロはあちこちにたくさん咲いていて嬉しかったです。
ヘビイチゴの実は焼酎につけると虫刺されのかゆみ止めに効果があるようです。


このフランス式階段工は重要文化財に指定されています。
明治から大正時代に日本古来の石積み技術により造られた砂防施設です。




キバナノヤマオダマキがまだ咲いていました。


ヤマアジサイはその土地によって色が変わるそうです。




タマアジサイはまだ蕾でした。


マタタビの花が咲いていました。受粉を促すために葉を白くして虫を呼ぶようです。




ツリフネソウが咲き出していました。紅色と黄色の花がきれいです。




2号堰堤の近くでチョウに出会いました。オオムラサキです!


くぬぎの樹液を吸うそうで、そこに来ていたのだと思います。
きれいなムラサキが上手に撮れませんでしたが、素敵なチョウに出会えて感激でした!




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飯田へ~川本喜八郎人形美術館~

2017-07-08 | 日記
信州の南部にある飯田市に出かけました。
ここは江戸時代から続く伝統人形芝居や日本最大の「いいだ人形劇フェスタ」の開催で「人形劇のまち」として知られています。
人形劇フェスタは今年も8月に開催され、全国から人形劇団やファンが集まります。
その街中にある「川本喜八郎人形美術館」を訪ねました。






川本喜八郎はNHKの人形劇「三国志」で知られた人形作家です。
1990年の人形劇カーニバル(人形劇フェスタの前身)での「三国志」公演をきっかけにこの飯田に人形を寄贈し、美術館ができたそうです。


館内は撮影禁止なので写真はありませんが、入館者が誰もいなくて私たちだけ…学芸員さんが「もしよろしかったら案内します」と言ってくださって、解説付きでしっかり見ることができました。
それぞれの人形の説明からそのカラクリ(着物を着ていない人形も動かして見せていただきました)まで人形の奥深さを知ることができました。
特にその顔の表情の作り方はさすがで(左右で微妙に違い、うつむくとまた違い、目や眉や口のからくりでも違います)感動でした。
着物も豪華で、主に着物の帯を使っているそうですがそれぞれ丁寧に作られていて見入ってしまいました。
あの頃じっくり三国志を見られなかったのが残念…これは次回のポスターですが三国志の人形はたくさん展示してありました。


ロビーは撮影可で、諸葛孔明の木目込み人形が展示されていました。


飯田の街はリンゴ並木が有名です。地元の中学生が手入れをして育てています。






マンホールの蓋もリンゴでした。


近くの飯田市立追手町小学校の建物は国の登録有形文化財です。
昭和4年に立てられたレトロな学校は現在も使われています。




夏の陽射しの中、もうそばの花が咲いていました。


青空が広がって雲も湧き、すっかり夏の一日でした。


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