ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

ウスバシロチョウと野鳥たち

2021-05-30 | 自然観察

先週、山の家で羽化したばかり(と思われる)「ウスバシロチョウ」に出会いました。梅雨空のような曇りの日で、ムラサキツユクサの葉の露を撮っていて、葉の陰にいるのに気づきました。

 

 

まだ翅が伸びていないで、縮んでいる様子でした。

10分後くらいには翅が伸びてきました。

 

 

30分くらいして行って見ると翅を広げ始めていました!

 

 

 

しっかり翅を広げた姿…きれいな翅です。少し透明感もあります。

 

このまま飛び立つのかと思われましたが、この日の夕方は翅を閉じて葉陰にいました。次の朝は曇りで、その後雨が降ってきました。朝の様子…

 

雨の中で気になって覗いてみると、朝よりもしっかりと葉陰に入って雨宿りしていました。時間切れでこの後の様子が観察できなかったのですが、その後雨が上がったのできっと元気に飛び立ったことと思います…

 

次は野鳥たち…今年はウグイスが来てよく鳴いてくれました。姿を漸く捉えることができました。枝かぶりではっきりしないのですが、鳴き声は確かにウグイスでした…

 

 

シルエットのようではっきりしませんが、鳴いている姿です。

 

とても近くでウグイスの鳴き声を聞けて、いい時間でした。

 

コブシの花を食べに来た「ヒヨドリ」の姿もここに残しておきます…5月上旬のことです。

 

 

 

はっきりしませんが、花をくわえた姿です…

 

おしまいは餌台に来た「ゴジュウカラ」…もうすっかり餌台に小鳥たちが来なくなったのですが、久しぶりの鳥でした。

 

5月も終わってしまいます。5月はたくさんの花にも出会えました。ここに咲いた花たちはまた後程…

 

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

杜鵑峡ウォーキングと山野草園

2021-05-28 | ウォーキング

茅野市の「杜鵑(とけん)峡」は蓼科にある景勝地です。「杜鵑」とは「ホトトギス」のことです。去年娘に教えてもらって初めて行ったのですが、今回は周遊コースを歩いてみました。川沿いの岩場や急坂もあるのですが、ゆっくり休憩しても1時間ほどで回れるコースです。

 

森の中の道を行きます。この道の下には渓流があって若葉の中にしぶきを上げて流れていました。

    

 

 

 

 

足元には「ラショウモンカズラ」が咲いていました。

 

「ガマズミ」の白い花もところどころで見られる道です。

 

 

杜鵑峡の手前には「霧島の橋」というつり橋がかかっています。下は渓流です。

 

この橋を渡った所が「杜鵑峡」です。岩と水が織りなす景観に見入りました。若葉の季節は爽やかです。

 

    

 

 

 

 

 

 

新緑の中の「ヤマフジ」がきれいでした。

 

 

頂上のあずまやで一休みし、新緑の森の中を歩きました。

 

「レンゲツツジ」が咲き始めていました。

 

ここにも「ガマズミ」の花が咲いていました。

 

「杜鵑峡」の下流の川は川幅が広がって様相が少し違います。

 

蓼科から白樺湖方面に足を延ばして「八ヶ岳山野草園」も訪れました。ran1005さんに教えていただいた、山野草のお店の前の清水の流れる庭を丁寧に見てみました。まず出会いたかったのはこの「シコタンソウ」です。広がって咲いていました。

 

小さな花ですが、この花びらの模様が可愛らしいです。

 

「エゾノチチコグサ」もちょうど咲いていました。「ハハコグサ」の仲間だそうです。薄紅色が可愛らしい花です。

 

 

「キリンソウ」も伸びてきていました。

 

清水の流れの下に繁っていたのは「クレソン」と「ヤマワサビ」です。

 

「センダイハギ」も鮮やかな黄色の花を付けていました。

 

山の傾斜地の山野草園では花の姿が少なかったですが、名残の「八重咲エンレイソウ」、「クマガイソウ」、「ヤマブキソウ」が咲いていました。

 

 

 

初夏の花「ニッコウキスゲ」が咲き出していました。

 

 

「ミツバウツギ」も初夏の花でしょうか…

 

「チゴユリ」は地味な花ですが可愛らしいです。

 

 

「サクラソウ」は名残の花姿を見せてくれていました。

 

よく見たら「カサスゲ」の姿もありました。

 

この日(5/24)は「バラクライングリッシュガーデン」と「杜鵑峡」と「山野草園」を巡りました。山野草園では可愛らしい「シコタンソウ」を購入! 帰り道に農協の苗売り場で「アイスプラント」を見つけて購入! 良く歩いて花も景色も堪能し、嬉しい苗も手に入れていい一日でした。この日の歩数は9134歩でした…

 

コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春から初夏へ~バラクライングリッシュガーデン~

2021-05-27 | 植物

蓼科の「バラクライングリッシュガーデン」へ行ってきました。この時期のおすすめの花はこの黒いチューリップです。

 

 

シックな装いで新緑の中に咲いている姿は素敵でした。

 

 

黒い花で注目はこの「ゲラニウム・ファエウム(クロバナフウロ)」…たくさん咲いていました。

 

 

同じゲラニウムで白花もありました。

 

この時期ならではの群生はこの「ワスレナグサ」…なごりの「クリスマスローズ」と共に咲いていました。

 

 

 

この清楚な色合いが素敵です。

 

 

ブルーの花色は初夏の装いの感じがします。「イングリッシュブルーベル」と「カマシア」です。

 

 

「カマシア」はあちらこちらで素敵な雰囲気を作り出していました。

 

 

白い花では「オオアマナ(ベツレヘムの星)」と「オーニソガラム・ヌタンス(オオアマナの仲間)」が咲いていました。

 

 

「オーニソガラム・ヌタンス」は白い縁取りと中心の緑の星型が素敵です。

 

 

白い「テリハノイバラ」、黄色の「モッコウバラ」が咲き出してバラの季節への予感…

 

 

でも春の花も咲いていました。「シャクヤク」と名残の「ヤエザクラ」…芝生に散る桜花に春の終わりを感じます。

 

 

 

「クレマチス 」…この「モンタナ」はあちらこちらの壁に咲いていました。鉄平石の石垣にも…

 

グリーンのシックなクレマチスも咲いていました。

 

その他に咲いていた花たち…「アワユリ(エレムルス)」、「ギガンジューム」、「ジギタリス」です。

     

 

 

    

 

バラが咲き出す前の静かなガーデンです。ここに設置してある巣箱もおしゃれです。

 

 

このガーデンのシンボルツリーの「黄金アカシア」はきれいな葉色を伸ばしていました。

 

たくさんの花に出会えたガーデン散策でした…

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

観察会で子リスに出会う

2021-05-24 | 自然観察

自然観察会の時に出会った「シマリス」…巣穴から出てきた親リスの後を追って出てきた子リスたちに遭遇しました!…親リスは素早い動きで捉えられませんでしたが、子リスは警戒することなく自由に動き回っていました。土手にできた巣穴です。

 

親がここから出てきたので気づいた巣穴…そっと見ていると子リスが顔をのぞかせました。

 

 

出てきた子リスは時々立ち止まっては動いています。

 

シマリスは春に出産するとのこと…生まれて2週間で巣穴から出て、6週間で自立するそうです。ということは、まだ生まれて6週間に満たない子リスということでしょうか。何かを見つけては口に入れています。

 

興味津々の様子であちこち動き回っている子リスです。道にも出てきました。

 

 

木の上にも登って行きました。この木はウコギの木…棘があるのに大丈夫なのでしょうか…

 

 

この木の上でしばらくじっとしていました。見ていると、何とウコギの葉を採って食べていました。

 

 

 

 

 

 

 

本当に可愛らしい子リスの様子にしばし釘付けでした…

 

今までもこの上流でリスに出会ったことはあったのですが、こんなにじっくりと観察できたのは初めてのこと!いい時間が過ごせました…

 

コメント (13)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春の牛伏川自然観察会

2021-05-23 | トレッキング

先日(5/18)「牛伏川自然観察会」があって参加しました。去年はコロナ禍で中止となってしまったのですが、今年は感染対策をしての実施でした。まずは出会った花たち…注目の「ベニバナイチヤクソウ」は咲き始めたところでした。

    

 

もう一つピンクの花は「サクラソウ」です。小さな株が年々大きくなってきています。

 

この時期は白い花たちが多いです。「ニリンソウ」が群生していました。

 

 

 

 

「クリンユキフデ」と「マルバコンロンソウ」と「アマナ」…どれもひっそりと咲いていました。

 

 

 

「エンレイソウ」は白花が咲いていました。

 

「ヤブニンジン」と「トチバニンジン」…どちらも地味な花です。「トチバニンジン」はまだ蕾でした。

 

 

紫系統の花では「フデリンドウ」…これはまだ蕾のものが多かったです。とても小さな花です。

 

「ラショウモンカズラ」は存在感ある姿で咲いていました。

 

「カキドオシ」もあちらこちらに咲いていました。

 

黄色で目立っていたのは「クサノオウ」…

 

これから黄色の花をつける「キリンソウ」…群生していました。

 

「ネコノメソウ」はあちらこちらに咲いていました。

 

地味な花たち…「ナルコユリ」と「アマドコロ」です。ナルコユリの茎は丸く、アマドコロの茎は筋(角)ばっています。

 

 

「マムシグサ」は独特の風貌です。

 

地味なのは「ウスバサイシン」も…「ヤブレガサ」はすっかり葉を広げていました。

 

 

これらも大きく言えばハーブの仲間でしょうか…「カラハナソウ」と「ヤマワサビ」の葉です。

 

 

木々も芽吹いて新緑の季節になっていました。「ブナ」の葉陰は清々しい装いです。

 

木々の花も咲いていました。「トチ」の花です。

 

ちょうど見ごろの花盛りだったのは「ミツバウツギ」です。白い清楚な花がたくさん付いていました。

 

「ミヤマザクラ」は残り花が見られました。

 

「ウコギ」の若芽は食用になります。「メギ(目木)」は葉を煎じて眼病の治療に使われたそうです。

 

 

春一番に咲いた「アブラチャン」はもう実がついていました。

 

これは「ツリバナ」…露を含んで可愛らしく咲いていました。

     

 

最後は新緑の「フランス式階段工」です。

 

前日までの雨が上がって、新緑がまぶしい牛伏川周辺の散策でした…

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする