ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

野鳥観察と手作りあれこれ

2018-03-25 | 日記

原村にはたまにしか行かないので野鳥にもなかなか出会えません…

この冬、久しぶりに見た「アカゲラ」です。

素早い動きで樹をつついていました。

 

 

 

昨年の秋、義兄が作って掛けてくれた巣箱…偵察に来た野鳥(スズメでしょうか?→「モズ」でした!)がいました!

まず巣箱の中を何度も覗き…

 

 

下に回り、裏も見ていました。気にいったでしょうか…

 

 

別の樹に掛けてある巣箱では中に入っていました!

顔をのぞかせているのは「シジュウカラ」でした。

 

 

巣箱から出てきたシジュウカラ、気に入って使ってくれると嬉しいのですが…

 

 

ここでは冬の間ストーブを焚いて暖をとります。

ストーブの上に無水鍋、中に入っているのは那智黒(石)です。

これで作る石焼き芋はとっても美味しいです。

 

そのままでも美味しいのですが、スイートポテトを作ってみました。

 

ストーブの近くに置いておくとちょうど発酵具合がいいもの…パン生地、ヨーグルト、甘酒などです。

麹ともち米で久しぶりに甘酒をつくってみました。

 

ピザもストーブで焼きます。ピザ生地の発酵もストーブ脇で…

 

 

 

諏訪湖の海老でえびせんべいを作りました。

せんべいを焼くプレートです。これに生地を流して挟んで焼きます。

 

 

ストーブで焼いてみたのですが、火加減が難しくてコンロで…

 

 

厚さもまちまち…手作り感あふれるえびせんべいですが美味しかったです。

 

燻製作りは夫の仕事…ビーフジャーキーを作ってくれました。

 

立派な文旦をいただいたのでピールとジャムを作りました。

 

皮は何度も茹でこぼして砂糖で煮て乾燥させてピールにしました。その後チョコ掛けの予定…

 

果実は煮詰めてジャムにしました。

 

 

おまけの原村の庭…1週間ほど前の状態です。

落ち葉の上にスノードロップが花を咲かせ、水仙が芽生えてきました。

そしてその後大雪が!30㎝近くも積もったそうです。

 

 

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東京へ~六義園と桜~

2018-03-21 | 旅行

この時期の東京行きでは桜が気になるところ…

この日は東京の桜の開花宣言が出て2日後…(本当はもう少し後に行きたかったのですが都合がつかず)

去年雨で行かれなかった「六義園」の枝垂れ桜を見に行ってきました。

山手線、駒込駅で下車…ここは桜「染井吉野」発祥の地だそうで、お祭りが計画されていました。

江戸時代にエドヒガンザクラとオオシマザクラが自然交配してできた品種で、ここから日本中に広まったそうです。

 

六義園の「染井門」です。ここから不忍通りに行った所に正門があります。

 

六義園は元禄時代に川越藩主・柳沢吉保が築いた大名庭園…「回遊式築山泉水」で池を巡る道を歩きながら景色を楽しめる日本庭園です。

 

 

 

この庭では様々な花が咲きますが、この時期の注目は内庭大門を入った所に植えられている大きなシダレザクラです!

 

こうした姿が見られるには1週間くらい早かったですが咲き始めの姿も濃いめの色合いで素敵でした。(アップの写真は夫のもの)

 

 

 

 

 

ソメイヨシノも咲き出していました。こちらは優しい色合いです。

 

 

 

 

 

庭には落ち着いた佇まいの茶室もあります。

 

滝見茶屋の東屋からから見る小さな滝や石組がとっても風情があります。

 

 

アセビの花がきれいに咲いていました。(しかも紅白で!)

 

池にはキンクロハジロが沢山泳いでいました。

 

錦鯉もたくさん優雅に泳いでいました。

 

この石は「佐渡赤石」、日本三大名石の一つ…江戸時代に佐渡から運ばれてきたのでしょうか。

 

この時期の花、ツバキが園内あちこちにとりどりの色合いで素敵に咲いていました。

 

 

 

 

ツバキのこんな姿も…水の流れに沿ってたゆたうツバキの花と苔庭の一輪のツバキです。

 

 

早々とドウダンツツジも咲いていました。この庭では沢山のツツジやサツキも咲くそうです。

 

築山に登れるようになっています。そこからの庭園の眺めは遠景にビルが…

 

六義園の周囲は赤レンガの塀で囲まれています。これは明治になって岩崎彌太郎がこの庭を手に入れ、別邸にしてから築いたそうです。

 

六義園の正門前には「フレーベル館」の社屋が!アンパンマングッズのお店も併設されています。

可愛らしいシャッターの絵も絵本の出版社ならではです。

 

 

 

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東京へ~中央道と六本木界隈~

2018-03-21 | 旅行

久しぶりに夫と東京へ出かけました。

この日は高速バスで…(一人で出かける時はあずさですが)

乗車前、まだ明けやらぬ空です。

 

甲斐駒が見える頃には日が射してきました。

 

雲海の上の山々…まだ冬の装いです。

 

 

 

 

魅力的な山姿に夢中になっているうちに七里岩が見えてきました。

 

この日の富士山は雲の間に間に…いい写真が撮れませんでした。

相模湖の近くの山に見えるこの手紙、「緑のラブレター」だそうです。

人々の心に森と湖からメッセージを伝えたいという高橋政行さんの作です。

 

東京について路地の花で気になったもの…ヒイラギとスミレです。

 

スミレはコンクリートの端に健気に咲いていました。

 

この日は午前中は六義園へ…午後は国立新美術館へ…

記事は美術館の方からまとめます。

この日観た展覧会は「至上の印象派展」です。

ビュールレ・コレクションのこの少女とこの少年に会いに行きました!

 

 

これは全て、一人のコレクターが集めたもの!

とにかくその作品は注目すべきものばかりでした!(写真が撮れないのでパンフレットから…)

 

唯一写真撮影可だったのがこのモネの「睡蓮の池、緑の反映」です。(晩年の2m×4mの大作!)

モネの睡蓮の池は何度か見ましたが、この深みのある睡蓮の池には感動でした。

 

たくさんの作品、ゆっくり見ているうちに夕暮れが迫ってきていました。

美術館内部から…光の取り込みがとても素敵です!

 

 

 

外観も内部の灯りを含めて素敵なシルエットになっていました。

 

 

桜もちらほら咲いていました…

 

 

美術館へ行くのは乃木坂駅直結だったので、帰りに正面玄関へ…

 

 

ここからの六本木ヒルズの眺めです。

 

ここから東京ミッドタウン方面へ…

桜は咲き出したところ…ライトアップされた灯りがすごかったです…

 

 

夕暮れの東京ミッドタウン前を通って六本木駅へ…帰途につきました。

 

 

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春の妖精~セツブンソウ~

2018-03-17 | 自然観察

毎年、春一番の花の群生「セツブンソウ」を見に出かけています。

辰野の自生地にも行っていたのですが、このところは木曽まで…

「セツブンソウ」は節分草…節分の頃、春の早い時期に花開きます。

スプリング・エフェメラル(春の妖精)とも言われ、春を告げる花です。

今回、スマホに接写レンズを付けて撮ってみました。

 

 

はかなげな可愛らしい小さな花が群生しています。

 

開き始めの花も愛らしいです。

 

何度見てもこの時期ならではの素敵な姿!

 

この群生地は中央線「日出塩駅」近くです。

2両編成のローカル列車が駅に入ってきます。

去年ここを訪れたには3月11日、今年は3月14日…咲き始めの状態でした。

ここからはいつものコンデジでの写真です。

 

日陰には雪が残っていました…

 

枯葉の中から芽をだし花開いたところです。

 

 

小さな花たちが群生しています。枯葉の中で目立ちませんが…

 

二つ咲きの花もありました。八重の花もあるそうですが盗掘にあってしまったとか…

見に来られていたご近所の方が嘆いておられました。

 

開き始めの花も可愛らしいです。

 

 

ここでは有志の方々がこのセツブンソウを守る活動をされています。

おかげで少しづつ増えているとのことで嬉しいことです。

 

この日のこの場所の梅の様子…まだまだしっかり蕾です。

 

 

木曽へ向かう途中にある「平出遺跡」…大がかりな発掘が行われ縄文時代から平安時代にかけての集落跡が見つかった場所です。

こちらは縄文遺跡に竪穴式住居が復元されています。

いい天気で、背景の北アルプスの雪景色がきれいでした。

 

 

別の場所には平安時代の集落も復元されています。

 

も一つ通り道の「塩尻宿」…ここは中山道の江戸から30番目の宿場です。

糸魚川からの千国街道(塩の道)の終点、太平洋側への三州街道の起点でもあります。

 

 

「木曽街道塩尻嶺諏訪湖水眺望」という碑もありました。

 

塩尻陣屋跡の石碑のある所には酒屋さん?…立派な杉玉です。

 

江戸時代の旅籠だった家、重要文化財の「小野家住宅」が保存されています。

 

 

ここは普段閉っていて、問い合わせて予約しないと入れないようです。

ぜひ一度内部も見学したいと思いながら眺めてきました。

 

 

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5人の作家さん~諏訪市美術館~

2018-03-12 | ミュージアム

長野県は美術館数日本一!人口10万人当たりの美術館数も日本一です!

今、20の美術館の学芸員の方々が企画した展覧会が県下4か所で開かれています。

各施設の学芸員の方が選んだ20人の作家さん達…地元の諏訪市美術館の展覧会で5人の作家さんに出会いました!

「シンビズム」とは「信州の美術の主義」を表し、新しい美術、真の美術、親しい美術などの意味も込めているそうです。

長野県芸術監督、本江邦夫 多摩美術大学教授…監督として何をなすべきか考えた時、孤立しがちな学芸員の連携を思い浮かべたとのこと。それをビジョンとして信州と美術を理念的にとらえる学芸員集団シンビズムが生まれたとのこと。それによって学芸員さんへの応援、作家さんへの支援、私たち市民への情報提供も図られるとのことでした。

その恩恵にあずかろうと諏訪市美術館まで出かけました。(展覧会では写真OK、拡散してくださいとのことでした)

 

 

 

この日、会場では作家さんとその作家さんを推薦した学芸員さんと芸術監督の本江先生のギャラリートークがありました。

 

諏訪市美術館で展示されている5人の作家さん達、若い方々です。

 

中村恭子さんは日本画家…静かな佇まいの方ですが、生き物(植物も動物も)を捉え掘り下げ表現する力のすごさを感じました。

 

 

 

常田泰由さんは版画家…日常の切れ端のようなものを形にしていくとの言葉が印象的でした。色の捉え方も素敵でした。

 

 

 

安部祐己さんは写真家…地元の霧ヶ峰の写真を撮り続けています。変化する自然の一瞬一瞬をとらえる目に故郷への思いも感じました。

 

 

 

藤沢まゆさんは染色家…繊細で優しい色合いの作風ですが、その中に繋がりを大切にする作者の力強さも感じる作品でした。

 

 

 

高橋広平さんは写真家…ライチョウへの粘り強い観察から生まれた作品には、ライチョウへの深い愛を感じました。

 

 

 

5人の作家さんに直に会うことができ、その制作への想いもお聞きして、一層作品に近付けた気がして感動も一入でした!

それに若い作家さんたちの制作へ込める想いに私自身が元気をもらえた気もします。

素晴らしい企画をしてくださった多くの学芸員さんたちの力も感じられて嬉しかったですし、見せていただけて感謝の気持ちで一杯でした。

 

この会場の諏訪市美術館は、昭和3年に建てられた片倉館の付属施設「懐古館」として美術品や養蚕関係の展示をしていたそうです。その後諏訪市に寄贈され昭和31年に諏訪市美術館として開館、公立美術館として全国で5番目だそうです。建物は国の登録有形文化財です。

 

こちらは千人風呂で有名な片倉館です。浴場棟と会館棟…ともに国の重要文化財に指定されています。

 

 

片倉館前の池…水は井戸の手押しポンプから出ています。縁のタイルもレトロです。

 

 

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