ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

西街道ウォーキング~小坂観音院へ~

2022-07-31 | ウォーキング

今回のウォーキング…諏訪湖畔の西街道を南部中学校近くの駐車場から小坂観音院まで往復しました。まずは湖畔から中央道下の道まで登りました。諏訪湖が見下ろせる道です。7/26のことです。

 

 

道沿いに咲いていた花たち…たくさん咲いていた「クサフジ」と「ヒルガオ」です。

  

 

夏の花「ツユクサ」や「ヤマホタルブクロ」もあちらこちらに咲いていました。

  

 

「キツリフネ」も咲いていました。

 

盛大にはびこっていたのは「クズ」です。ちょうど花の時期でした。石垣の隙間から成長していた「オニヤブソテツ」…どちらも生命力あふれていました。

  

 

この時期に賑やかに咲いているのは「ヤブカンゾウ」でした。こちらは八重咲き、「ノカンゾウ」は見かけませんでしたが、これは一重です。

 

「ママコノシリヌグイ」は細かいトゲがあるのが名前の由来…可愛い花なのに何やら怖い名前です。

 

つる性の植物では「ヘクソカズラ」…葉や茎をつぶすと悪臭があるようですが、花は可愛らしいです。「ガガイモ」の花も咲いていました。

  

 

途中の畑で見かけた「ミソハギ」と「キキョウ」…どちらもこの時期ならではの花です。

  

 

「シモツケ」の白花を見かけました。白花は珍しいと思います。普段見かけるのはピンクです。

  

 

途中で「舩魂神社」に立ち寄りました。ここは諏訪大社の分社です。2006年の豪雨災害で流されたのですが、この枝垂桜は残りました。

    

 

ここで大事に育てられている「梶(カジ)」の木…諏訪大社の神紋は「梶の葉」です。葉にセミの抜け殻がありました。

  

 

中央自動車道の脇道を通り、そのトンネルを抜けて歩きました。

 

  

 

道沿いの足元には広い範囲に「スペアミント」…どこかの庭からやって来たのでしょうか。「タケニグサ」は見上げるばかりに延びていました。

  

 

集落には古い半鐘が吊るされていました。足元には「コマツナギ」の花が咲いていました。

  

 

集落の家々に咲いていたのは「ノウゼンカズラ」…この花も夏の盛りを思わせます。「サルスベリ」の花も夏を感じる花です。

 

 

 

「小坂観音院」に着きました。山門と足元で見つけたすり鉢状のものは久しぶりに見た「アリジゴク」の巣です。アリジゴクはウスバカゲロウの幼虫…その透き通った羽の成虫と結びつきにくい幼虫です。

  

 

この山門からの参道は「サワラ」の並木です。樹齢400年以上の「サワラ」の木だそうです。このサワラの木には「ブッポウソウ」が営巣していたそうです。この並木の上には「神明社」がありました。

   

 

「神明社」で注目だった「刀利天狗」の石像と頂上の社、そして山門脇にあったお地蔵さん達です。

 

  

 

暑い中、境内から諏訪湖側の山門へ行くと、ここでは諏訪湖の風が吹き抜けていてとても爽やか!気持ちの良い場所でした。

 

今まで何度もここへは来ていたのに、この看板に気づきませんでした。諏訪湖に信玄公の石棺が沈められているという伝説は聞いていたのですが…ここから眺める諏訪湖…由布姫はここにいて諏訪湖を眺め、信玄公を想ったのでしょうか…

  

 

ここに咲いていた「ネムノキ」と各種「アジサイ」たち…2週間前にもここを訪れたのですが、この日もたくさんの「アジサイ」の花に出会えました。ヤマアジサイはほとんど終わっていました。

 

  

 

  

 

  

 

 

帰り道は諏訪湖畔に出ました。湖面には「ヒシ」が広がっていました。途中で見かけた「サギ(アオサギでしょうか)」です。

 

  

 

「ヒシ」の花が咲いていました。とっても小さな花です。

 

  

 

「トンビ(トビ)」も悠々と飛んでいました。

  

 

湖面では「カルガモ」の家族を見かけました。仲良く泳いだり潜ったりしていました。

  

 

湖畔の木には「コゲラ」がいました。諏訪湖で「コゲラ」を見かけるのは初めてのことでした。枝被りで分かりにくいですが…

  

 

この日の八ヶ岳は雲の中でした

 

山沿いの道と境内、そして湖畔で様々な動植物に出会え、そのうえ旧跡巡りもできたウォーキングでした。暑い日でしたが、湖を渡る風が心地よかったです。この日の歩数は10027歩でした…

 

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朝日村探訪~美術館と城跡~

2022-07-28 | ドライブと散策

気になっていた展覧会があったので「朝日美術館」を訪れました。朝日村は中信地方、塩尻市の西に広がる田園地帯の村です。高原野菜や果樹の生産が盛んです。この日(7/21)の朝日村の田園風景です。

 

  

 

  

 

「朝日美術館」は縄文時代の「熊久保遺跡」の地に建てられていて、竪穴式住居イメージした建物になっています。ここに「朝日美術館」と「朝日村歴史民俗資料館」が併設されています。

 

 

この日の美術館の展覧会は「カミジョウミカ展2021+1」です。

    

 

カミジョウミカさんの作品はあちこちで見ているのですが、今回は176点もの作品が展示されていて、カミジョウミカさんワールドを堪能してきました。光の取り入れ方も素敵な展示室でした。

 

  

 

 

ワークショップの可愛らしい作品も展示されていました。

 

こちらは常設展示の作品…木漏れ日の公園も素敵な雰囲気でした。

 

1Fの美術館を鑑賞した後、「歴史民俗資料館」も見学しました。まず縄文遺跡から出土した土器や石器たちです。この土偶の顔に注目でした。今、この土偶の愛称を募集中だそうです。

 

 

土器や甕もたくさん展示されていました。

 

 

もう一つの展示室にはこの村の古くからの生活を支えてきた養蚕や林業、農業の道具や生活用品の展示がありました。養蚕の道具はたくさん展示されていて、実家にあって岡谷蚕糸博物館に寄贈した藁蔟折機…それがここにもありました。

  

 

農業に使われた機械類もたくさん展示されていました。

  

 

注目はここにも「押絵雛」が展示されていたこと!押絵雛の風習はこの地にも広がっていたようです。

 

この後、朝日村にある「武居城跡」を訪れました。

 

 

入口の冠木門の所には木の枝で作った杖と熊よけの鈴が置いてありました。山道を頂上まで登りました。

  

 

 

三村氏は甲斐小笠原氏の小笠原長清の系統…小笠原長清の孫、小笠原長時が筑波郡三村郷に移り住んで三村氏を名乗ったそうです。その子孫が信濃の国の地頭となって信濃三村氏ができたそうです。この山城は当時の状況が良く残っていて、山頂に主郭があり、その周囲に帯郭、そして二の郭、三の郭があってその周囲に土塁と堀切が残っています。

 

 

今は木々が生い茂って眺望はこのくらいですが、松本方面が見えました。川原石は何に使ったのでしょうか…

 

 

土塁の下には大堀切がありました。かなりの高さの堀切…これで山城の備えを万全にしたのでしょう。

 

  

 

途中で見かけた「エゴノキ」の実と「キノコ」と「タケニグサ」です。

 

  

 

この登り口は公園になっていて湿原がありました。ここで見かけた「ガマ」と「オカトラノウ」と「コウホネ」です。

 

  

 

公園には「アジサイ」がたくさん咲いていました。

  

 

 

  

 

朝日村を堪能した一日でした。この日通った道にはそれぞれ「日本アルプスサラダ街道」、「愛ビタミンロード」、「アルプスグリーン道路」の名前がついていました。ドライブするのに気持ちの良い道でした。歩いた歩数は3982歩でした…

 

 

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ヤマユリの咲く庭~白林荘~

2022-07-25 | 植物

「白林荘」前に…娘宅にはあれこれ木があり、花が咲いたと知らせがあるのですが、今年は「ハクウンボク」の花も「ベニバナホウノキ」の花も見られませんでした。今回は「ネムノキ」が咲いたとのことで、ようやく久しぶりに娘宅に行ってきました。あいにくの天気でしたが、庭の散策…「ネムノキ」の花は雨に濡れていましたが、可愛らしい色合いで咲いていました。

 

「ハクウンボク」は花後の実がついていました。

 

おおきな「クワ」の木が存在感ある姿でした。

 

その足元で見つけた「ツチグリ」…ユニークな姿のキノコです。このキノコは食用になるそうです。

 

いつもこの娘宅のリビングからの眺めは素敵です。芝と木々の緑がきれいでした。

 

テイクアウトのランチをいただきました。食後のデザートは美味しい大福でした。なんと地元産のルバーブ餡にブルーベリーが入っているこの時期ならではの大福でした。

 

 

  

 

美味しいランチの後、娘夫婦と共に向かったのは「白林荘」です。ここは富士見町にある犬養毅の別荘…この時期に「ヤマユリ」が咲きます。毎年見せていただいていますが、昨年は猿の被害にあって花がほとんどないとのことで見られませんでした。今年は少しづつ咲いているとのことで、管理人さんの許可を得て見せていただきました。

 

見事な花が広い敷地内のあちらこちらにたくさん咲いていました。

 

 

見事な群生があった場所は猿の被害にあって花が少なかったですが、他は以前と変わらぬ姿でした。

 

大きな凛としたその姿はうっとりします。小雨の中でしたが、百合の香も漂う庭でした。

 

白林荘の建物は大正~昭和初期に建てられたものだそうです。以前に内部も見学させていただきましたが、レトロな雰囲気の素敵な空間でした。

 

 

 

敷地内には他にも古い建物があります。この門の奥には立派なお屋敷も見えます。

 

こちらの建物もレトロな雰囲気…ゆがんだガラスの窓に映る緑が美しかったです。

 

 

紅葉の時期も美しい「白林荘」…雨に濡れたモミジの緑がきれいでした。

 

珍しい「白松」がここにはあります。幹の肌が普通の松と違っています。

 

大きな洞のある木が健気に葉を広げていました。生命力を感じる木でした。

  

 

木の幹の「サルオガセ」が露を含んできれいでした。

 

まるで梅雨のようなこの日でしたが、しっとりとした苔が美しい庭でした。

  

 

こんな時期ですので、庭にはキノコのたくさんでていました。驚いたのはこの「ハナビラタケ」?!30㎝以上もある大きなキノコ!本物でしたら貴重な食用キノコかと思います。

  

 

もう一つ驚いたのは「セミ」が土中から出て来てアオハダの木に登っているところ!初めは黒くてカブトムシかと思ったのですが、よく見たらまだ殻を付けたままの「セミ」でした。抜け穴も見つけました。

  

 

「ヤマホタルブクロ」の花もここにはたくさん咲いていました。

 

最後にもう一度「ヤマユリ」の姿です。

  

 

 

久しぶりの娘宅の庭と、たくさんの「ヤマユリ」咲く白林荘の庭…気持ちの良い散策ができた一日(7/19)でした…

 

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7月のロックガーデン

2022-07-22 | 植物

「ニッコウキスゲ」を見に霧ヶ峰高原に行ったので、いつも花を見せていただいているロックガーデンにお邪魔しました。この日はお客様もいないようで静かなロックガーデンでした。この暑い時期にその名も涼し気な「ザンセツソウ(残雪草)」は露に濡れてきれいでした。

 

  

 

 

「コマクサ」も6月に引き続き咲いていました。今回は白花も見られました。

 

 

これもまた涼し気な名前の「アサギリソウ(朝霧草)」…黄色の小さな可愛らしい花が咲いていました。

 

夏らしい花では「ミヤマシャジン」と「ハクサンシャジン」でしょうか。涼し気な色合いです。

  

 

青紫の「ヒメルリトラノオ」もたくさん咲いていました。

 

紫色の「ウンラン」の花も咲いていました。

 

ピンク系の花では「アサマフウロ」と「ヤマホタルブクロ」です。

  

 

 

「イブキジャコウソウ」と「シモツケ」のピンクも可愛らしかったです。

  

 

色とりどりの「オダマキ」も咲いていました。

  

 

  

 

「シャクナゲ」が名残の花を咲かせ、「ハマナス」が美しい白い花を咲かせていました。

 

 

黄色の花ではここでも「ニッコウキス」が花盛り、それに名残の「キンロバイ」も咲いていました。

  

 

「ヒダカキリンソウ」が鮮やかな群生を作っていました。

  

 

白花で小さな「ウツボグサ」と「ヒメスイバ」です。

  

 

この花は「マツヨイセンノウ」とGoogleレンズでは出ました。マンテマの仲間かと思います。

 

ロックガーデンの全体像です。ここも鹿の被害にあったので、今は柵で囲まれています。

 

帰りは「蓼ノ海」の湖畔を通って下諏訪町に下りてきました。いつも静かな湖畔です。

 

霧ヶ峰高原の「ニッコウキスゲ」の群生とロックガーデンの花々を見た一日でした。霧の中、涼しい高原の散策でした。この日の歩数は7572歩でした…

 

 

 

 

 

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霧の中のニッコウキスゲ

2022-07-20 | ドライブと散策

「ニッコウキスゲ」が高原を彩っているニュースがあったので、「霧ヶ峰高原」に見に行ってきました。7/14のことです。あいにくの曇り空に雨が落ちてきている天気でしたが、花の咲き頃は待ってくれないので雨具を用意して出かけました。やはり「霧ヶ峰高原」は霧の中でした。ビーナスラインを車山肩まで行って散策しました。

 

「ニッコウキスゲ」はこの高原に群生していましたが、シカの被害にあって激減…その後の保護活動でようやく復活してきました。今年は保護活動以来最高の群生が見られるということでした。霧の中でしたが、たくさんの花に出会えました。

 

 

  

 

柵に囲まれているのが残念ですが、広範囲に群生している様子にかつての高原の群生を思い起こすことができました。

 

露に濡れた「ニッコウキスゲ」もまた美しいものでした。

 

  

 

高原には他の花々も咲いていました。たくさん咲いていたのは「ハクサンフウロ」でした。

  

 

「イブキトラノウ」も咲いていました。

  

 

「ツリガネニンジン」と「カワラナデシコ」の花も可愛らしく咲いていました。

  

 

存在感ある姿なのは「シシウド」と「ノラニンジン」の白い大きな花でした。

  

 

これも白い花…「チダケサシ」は「ニッコウキスゲ」の群落の中に溶け込んでいました。

  

 

露に濡れた「カラマツソウ」も風情がありました。

  

 

車山肩から強清水方面にかけて、かなりの範囲にニッコウキスゲが復活していますが、保護していない所との差は歴然としています。保護していない場所では「ヨツバヒヨドリ」の群生が見られました。

 

  

 

暫く散策していると、霧が流れて少しすっきりと「ニッコウキスゲ」の群生が見られました。

 

  

 

 

車山肩の駐車場に戻って一休みした後で、車山方面の群生地にも行ってみました。こちらも保護した山の斜面一面に咲いていました。車山方面からの風景です。

 

ここで出会った花たち…「ウスユキソウ」がきれいに咲いていました。

 

「ウツボグサ」と「コバギボウシ」それに「ノハラアザミ」がきれいでした。

  

 

 

  

 

「ノコギリソウ」と「ネバリノギラン」です。

    

 

「ハクサンフウロ」と「シシウド」にも出会いました。

  

 

車山方面の「ニッコウキスゲ」です。

 

  

 

この後ビーナスラインを強清水まで戻りました。また霧が出てきました。

  

 

 

おまけはここで出会った野鳥…Googleレンズで「ビンズイ」と出ました…

 

霧が出ていましたが、花盛りの「ニッコウキスゲ」の群生に出会えて素晴らしい高原散策ができました。歩数は7572歩でした…

 

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