ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

松本へ~クラフトフェア~

2019-05-30 | 手仕事

毎年5月の最終土日は「クラフトフェアまつもと」が開催されています。会場は松本市「あがたの森公園」ですが、最近は松本の町中が「工芸の5月」ということで、あちこちでイベントが行われています。いつものように山麓線を通って松本へ…良い天気でしたが、北アルプスは少し霞んでいました。

 

新緑の中を行くとニセアカシア(ハリエンジュ)の花盛り!

 

 

中山地区辺りからの北アルプスです。

 

あがたの森公園はすごい人出です。

 

芝生広場の周りに出店者のテントが立ち並びます。

 

 

注目の作品、素敵な作品は沢山あったので載せきれませんが、気になったものをいくつか…これは漆の作品です。漆が木や陶器や金属に活かされていました。

 

 

これは木工作品…木目を生かして作っているそうです。生けられた花も素敵でした。

 

 

 

これはミニチュアのお点前の道具…実際にお茶をたてられるそうです。

 

こんな椅子も楽しいものです。

 

このガラスのリングレスト…中の小さな気泡が素敵でした。

 

こんなランプも注目でした。

 

陶芸作品は沢山あったのですが、使ってみたいと思ったのはこのマグカップです。

 

風にゆれるモビールや太陽の光の中の動物たちも注目でした。

 

 

いつも出品されているこの作家さんの石…何ともユニークです。

 

 

食品ブースも沢山…その中で飴細工に注目でした。小さなハサミであっという間に作品を仕上げていました。

 

組み木の木工作品…優しい雰囲気の箱は素敵でした。

 

金属の作品で注目したのはこの作品です。

 

このタイルも素敵でした。

 

繭から生糸を取り出すワークショップもありました…そこで見た蚕に注目!この縞々の蚕は初めて見ました。この蚕…実は売り物!一匹150円で売られていました…

 

あがたの森公園には重要文化財の旧制松本高等学校の校舎が残っています。

 

 

周囲は木々が繁って憩いの場になっています。被爆二世のアオギリの木も…ちょうどサツキもきれいに咲いていました。

 

 

今年は「イオンモール」でもクラフト市が…この「クラフトスクエア」にも47ものブースが並んでいました。

 

 

ここでに注目は漆塗りの器…こうして植物を行けても素敵です。

 

古いカヌレの型で作った器も素敵でした。

 

地元の「左官屋」さんの出店…懐かしい壁塗りを実演されていました。

 

糸紡ぎの実演も…時間があったらこうしたワークショップにも参加してみたかったです。

 

この日は夏のような陽ざしが照り付け…こんな素敵な影にも注目でした!

 

 

 

 

 

沢山の作品と作家さんに出会って、クラフトフェアを楽しむことができました…こうしたクラフトフェアでは作品の鑑賞もですが、作家さんとのお話も嬉しいものです。今回もたくさんの感動を貰えました!

 

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甲府へ~デザインあ展~

2019-05-26 | ミュージアム

山梨県立美術館の企画展「デザインあ展」を見に行って来ました。夫がこれは面白そうだから見に行きたいと…天気の良い日でしたが、山には雲がかかっていました。甲府昭和ICまでの高速道からの甲斐駒ケ岳と富士山です。

 

 

山梨県立美術館は新緑の中に有りました。

 

 

「デザインあ」は、NHKのEテレで放送している番組です。私たちの身の回りモノを 「デザイン」の視点から見つめ直して映像と音楽で表現しています。 それが美術館でどう再現されているのか…楽しみに出かけました。

 

 

通路の窓にも「あ」が!

 

企画展では「観察のへや」「体感のへや」「概念(空間、仕組、時間)のへや」のテーマで、見たり聞いたり動いたりできました。もちろん写真もOKで、遊んだり触ったりできるものもありました。これは「たまごの変身」…たまごが様々に変化して行く様子が見られます。

 

これは「マークだけの群れ」…マークがどこにどんなふうに使われているのか注目でした。

 

「いれもの二十面相」では用途が同じ容器の形の共通点やちがいをアニメーションの手法を使って観察します。

 

 

「全国名字かずくらべ」では全国8万の名字を並べて、その人口に比例した大きさを示しています。さっそく自分の名字をさがして見ました!

 

「もんどころ」では、実際にコンパスなどを使って伝統的な紋を描く体験ができます。

 

「しくみ寿し」では、仕組みがかみ合わないおかしな場面を回転寿司で見ることができます。

 

面白かったのは「ごちゃまぜ文庫」…考えもしなかった本の題名に想像が膨らんでいきます!

 

もちろん、番組で放送された映像もスクリーンに再現されていました。

 

たくさん体験もでき、楽しい企画展でした。美術館の展望窓からの富士山はやはり雲の上に僅かでした。

 

「山梨県立美術館」は「ミレー」の美術館として有名です。この日もミレーの作品を鑑賞してきました。

 

 

もう一つ「野口コレクション展」では野口小蘋の花や美人画の作品を注目して見てきました。たっぷり鑑賞して外に出ると新緑がまぶしかったです。

 

 

 

この先に「バラ園」の案内があったので見に行ってみると、ちょうど見ごろの沢山のバラ!いいお花見ができました。色とりどりバラは今季初めて…バラの季節到来を目で見、香りで体感できました。

 

 

 

 

 

 

 

 

セイヨウトチノキの花もきれいに咲いていました。

 

美術館の帰りに久しぶりに甲府のイオンモールに立ち寄りました。ここで気になった花です。

 

 

美術館を堪能(思いがけずバラ園も見)しての久しぶりの甲府…暑い日で、やっぱり信州より季節が進んでいるのを実感しつつ帰途につきました。

 

 

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諏訪大社上社の杜ウォーキング

2019-05-22 | ウォーキング

先週のウォーキングは諏訪大社上社の本宮と前宮をつなぐ遊歩道を歩きました。諏訪大社本宮の杜(裏山)に散策路がつけられていて、その道が鎌倉道と繋がって諏訪大社前宮まで行くことができます。

 

まず本宮駐車場に車を停め、そこからウォーキング開始です。北参道の一の鳥居でなく左手の二の鳥居から山道に入ります。二の鳥居には手水舎があります。

 

 

山道に入るとニリンソウの群生地がありました。ちょうどたくさんの花が咲いて見事でした。

 

 

標高差のある道を登って行くと開けたところに出ます。武居畑遺跡展望台です。諏訪湖方面のパノラマが広がっています。武居畑遺跡は縄文時代から中世にかけての諏訪市最大の集落遺跡です。

 

 

山は新緑がまぶしかったです。展望台のベニバナトチノキ…たくさんの花を付けていました。

 

 

ここには山城の武居城があったそうです。武居城は鎌倉時代に諏訪五郎時重によって築かれ、武田信玄が諏訪に侵攻した際には、諏訪頼重の家臣篠原弥三郎が城代でしたが落城し、諏訪大祝が城代を継いだそうです。その後諏訪頼忠が諏訪を治めて高島城を拠点としたため、武居城は廃城となったそうです。

 

こんなウォーキングコース案内板も…

 

カキドウシとニリンソウはあちこちに咲いていました。ウワミズザクラも見ごろでした。

 

 

先に進むと守矢史料館の上方、藤森照信先生の作品に出会えます。「高過庵」と「低過庵」と「空飛ぶ泥舟」です。どれもユニークな茶室です。内容は以前に見学会に参加した時のブログ(フジモリ建築の見学会)で…ここからは茅野市です。

 

 

 

 

ここからは「鎌倉道遊歩道」となっています。

 

道沿いに咲いていた「ムラサキケマン」となごりの「ヤエザクラ」です。散り敷く花びらも風情があります。

 

 

 

諏訪大社前宮の鳥居とそこで咲き始めていた藤の花です。

 

 

そこから引き返すつもりが、ちょっと先まで足を延ばして茅野市名物「寒天」のお買いものと試食を…

 

茅野市のマンホールの蓋(カラー!)も見つけました。国宝2体も山も花もと盛りだくさんの蓋です。

 

帰りは県道岡谷茅野線の歩道を歩きました。この道沿いにも「守矢史料館」や気になる古いお屋敷の門も…

 

道沿いにヤマブキがたくさん植えられていて「やまぶき街道」と名付けられていました。

 

その近くにあった「北斗神社」…1825年築の本殿も見て見たかったのですが、帰り道だったし200段の階段に恐れをなして見ずじまい…いつかリベンジしたいです。

 

無事に諏訪大社本宮まで戻って来ました。この日は歴史の道を歩き、自然に触れて充実のウォーキングができました。往復約4㎞、歩数8200歩でした!

 

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信州花フェスタ~烏川渓谷緑地~

2019-05-18 | 自然観察

信州花フェスタへの2回目…「烏川渓谷緑地」に行きました。ここでの花フェスタ関連行事「いがりまさしさんの写真教室」に参加するためです。空模様もまずまずで安曇野に向かう高速道路からは北アルプスがきれいに見えました。

 

安曇野ICで降りて北アルプスの麓に向かいます。先には常念が見えます。

 

「国営アルプスあずみの公園」の先に「長野県烏川渓谷緑地」があります。ここは「信州花花フェスタ2019」のサブ会場になっています。ここでいがりまさしさんの写真教室に参加しました。いがりまさしさんは植物写真家、リケーナの奏者でもあります。

 

 

ここは北アルプス常念岳・蝶ヶ岳を源とする烏川の渓谷で水辺エリアと森林エリアのある県営公園です。この水辺エリアを先生について写真を撮りながら散策しました。

 

 

 

ちょうどヤマブキが花盛りで、この花をモデルに写真を撮りました。皆さん大きなカメラ持参で、コンデジは私ともう一人の方だけでしたが…先生の指導に従って撮ったヤマブキの花です。

 

 

 

 

 

コンデジでもみんなお任せにしないで露出補正をしてみましょうと言うことで、そうして撮った初めての写真です…

 

 

背景も考えながら撮りましょうとのことで、この写真です…

 

木を背景にカキドオシと水の流れを背景にネコノメソウです。

 

 

先生の撮られた写真をその場で見せてもらいながら撮って行きましたが、なかなか難しかったです。たくさんの植物に出会えたのでその写真を…今までと変わりない写真ですですが。たくさん咲いていたツボスミレです。

 

ラショウモンカズラとニリンソウとヒトリシズカです。

 

 

 

小さな花、キュウリグサとハコベです。その次も小さく地味な花?ですが…

 

 

 

木々の芽吹きもきれいでした。クロモジとハウチワカエデの花と?の可愛らしい花です。

 

 

 

コゴミも大きくなってもう食べる時期は過ぎています。大きなシダの芽吹きは見ごたえあります。

 

 

渓谷の風景も見どころ一杯の公園です。

 

 

 

午前中はフィールドで、午後は室内で指導を受け、あっという間の充実の一日でした。最後には先生の映像を見ながらリケーナの演奏を聴き、素敵な感動の時間を過ごせました。もちろん先生の著書を購入、サインをいただいてきました!

 

 

帰り道で見た白馬方面…さすが白馬の山々は真っ白でした。雲も何やら意味深な姿です。

 

その雲が映った田んぼの水鏡がきれいでした。

 

帰りにも北アルプスを眺めながら…安曇野はやっぱりいい場所だと感じながら帰途につきました。この日の経験と先生の本の内容が生かされるされるといいのですが…

 

 

 

 

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牛伏川の春(5月)

2019-05-12 | 自然観察

牛伏川の春の観察会があって参加しました。連休明けの5/7です。川沿いにようやく春が来て、沢山の花に出会えました!

まずシロバナエンレイソウです。最近は白花ばかりが目につきます。

 

ネコノメソウはあちこちに沢山咲いていました。

 

イカリソウが咲き出していました。

 

川の土手にはヤマザクラが生えています。ちょうど見ごろでした。

 

 

春の花、フデリンドウがあちこちに可愛らしい姿を見せてくれていました。

 

 

ウスバサイシンもひっそりと咲いていました。これはヒメギフチョウの食草です。

 

ムラサキケマンはウスバシロチョウの食草です。

 

ホップと同一種のカラハナソウはクジャクチョウの食草です。新芽は美味しいとのこと、摘まれてしまっていました。

 

トチノキの新芽…そっくり返った芽鱗(冬芽を覆うもの)はこの時期ならでは…

 

ヤブレガサの群生はみごとです。

 

コナシの蕾の色合いが素敵です。薄ピンクの白い花が咲きます。

 

マムシグサは若芽の頃からその風貌が独特です。

 

ハナワラビの花はまだ咲いていません。

 

ここで保護しているベニバナイチヤクソウはまだ蕾でした。

 

ニリンソウの群生はみごとでした。可愛らしい花です。

 

 

ヤマブキはあちらこちらでその存在感を発揮していました。

 

ハウチワカエデの葉が開き始めていました。花の紅色と相まってきれいでした。

 

ここでその昔、炭焼きをしていたそうで炭窯の跡がありました。

 

 

この日嬉しかったのは「キビタキ」に出会ったこと!その黄色が目立つ美しい野鳥です。

 

今年も沢山の花に出会えていい春の観察会ができました…

 

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