ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

6月の霧ヶ峰高原とロックガーデン

2022-06-29 | 自然観察

鷲ヶ峰登山と七島八島湿原散策の後、ビーナスラインを霧ヶ峰に向かいました。途中に「レンゲツツジ」の群生地がありました。霧ヶ峰高原の6月の「レンゲツツジ」と、7月の「ニッコウキスゲ」の群生はよく知られているところです。

 

ちょうど良い咲き具合できれいなレンゲツツジの群生の只中…素敵なひと時でした。

 

 

 

ここから強清水まで行って休憩…近くに大きなカメラを覗いている方がいて、その方向を見ると野鳥が!その方が「ノビタキ」の幼鳥と教えてくれました。

 

 

可愛い声でさえずっていて、途中で親の姿も見えましたが、捉えられませんでした。近くにいた方は虫をくわえた親鳥と口を開けた幼鳥の姿を捉えていました!

 

 

 

この辺りに咲いていた花たちです。「シロスミレ」と「ハタザオ」です。

 

 

「レンゲツツジ」と遠くには「ズミ」白い花でしょうか…

 

 

高原も緑に覆われていました。少し霞んでいますが「八ヶ岳」も見えました。

 

 

この後、いつも庭を見せていただいている「ロックガーデン」へ行きました。以前に「レンゲツツジ」の咲く頃「コマクサ」が咲くと教えていただいたのですが、この庭の「コマクサ」はきれいに咲いていました。

 

 

「エーデルワイス」が咲き、「ニッコウキスゲ」も早々と咲き出していました。

  

 

 

こちらは「アケボノフウロ」…きれいに群生していました。

  

 

「キンロバイ」と「ギンロバイ」も咲いていました。

 

 

「オダマキ」がとりどりの色で咲いていました。

  

 

  

 

この「クワガタソウ」と「ハナシノブ」は似た雰囲気の花です。

 

 

他に咲いていたのは「ヒメシャガ」と白い「ハマナス」の花です。

 

 

「イブキジャコウソウ」が彩りを添え、「ヨツバヒヨドリ」が蝶を呼びそうな雰囲気の庭でした。

 

 

帰り道…霧ヶ峰スキー場近くの湿原に「コバイケイソウ」が咲き出していました。

 

 

池では「カルガモ」が気持ちよさそうに泳いだり潜ったりしていました。

 

 

その帰り道…「蓼ノ海」を通って下諏訪町に下りました。「蓼ノ海」は静かな湖面でした。

 

山に登り、咲き出した初夏の花々を見て、充実の一日でした。この日の歩数は12114歩でした…

 

 

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鷲ヶ峰登山と七島八島散策

2022-06-28 | 山登り

毎年のように何回か出かけている「七島八島湿原」…その続きにそびえているのが「鷲ヶ峰」です。いつも眺めてばかりでしたが、今回本当に久しぶりに登ってみました。何と30年ぶりくらいになるかもしれません。七島八島の駐車場に車を停め、そこから登ること2㎞ほど…お手軽登山です。6/20のことです。

 

獣害除けの柵をくぐって登山道に進みました。山頂はこの見えている頂のまだ先です。

 

アップダウンはありますが、稜線歩きも多く、展望が開けて気持ちの良いルートです。

 

眼下に「七島八島」の湿原と遠くに「蓼科山」が望めます。

 

この一番左の先が山頂です。その向こうは「鉢伏山」です。

 

 

稜線歩きが気持ちの良いルートでした。

 

 

 

 

標高1798mの山頂に到着です。ここへは和田峠からのルートもあります。

 

ここからも気持ちのよい景色が眺められました。遠くの山は霞んでしまっていましたが…「美ヶ原」方面です。

 

こちらは下諏訪町、岡谷市方面…霞んでいますが、諏訪湖も眺められました。

 

山頂の岩と風の方向になびいた木の姿です。

 

 

咲いていた花は山頂付近では「ネバリノギラン」と「オオヤマフスマ」です。

 

 

「ヤマハタザオ」と「アカギキンポウゲ」も咲いていました。

 

 

登山道にはところどころに「ヤマツツジ」が咲いて彩りを添えていました。

 

「ニッコウキスゲ」が咲き始め、なごりの「チゴユリ」の姿もありました。

 

 

稜線付近で鳴いていたのは「ホオジロ」でしょうか…「カラマツ」の芽吹きがきれいでした。

 

 

 

下山後、「七島八島湿原」を少し散策しました。湿原は緑に覆われ、花も咲き出していました。周囲では「レンゲツツジ」がきれいでした。

 

 

 

 

 

咲いていた花たちは「アマドコロ」と「オオカサモチ」、それに「スズラン」の白い花たちです。

 

 

 

こちらも白い花…「ヤマフスマ」も「ハタザオ」がひっそりと咲いていました。

 

 

黄色の花では「アカギキンポウゲ」と「タカトウダイ」が咲いていました。

 

 

湿原の中には「アヤメ」が咲き出していました。

 

「鷲ヶ峰」の気持ちの良い稜線歩きができ、初夏の花々にも出会えたこの日…次の霧ヶ峰へと続きます。

 

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御柱祭の後で~諏訪大社下社(秋宮、春宮)~

2022-06-26 | ドライブと散策

今年の御柱祭の後、新しくなった御柱を見に「諏訪大社上社」を訪れましたが、今回は「諏訪大社下社」に行ってみました。「諏訪大社下社」は諏訪湖を挟んで上社の対岸、下諏訪町にあります。2つのお社、「秋宮」と「春宮」です。まず「秋宮」です。参道に入って振り返って見た大鳥居です。

 

ここには鳥居前に手水舎がありますが、こちらは温泉地だけあって手水にお湯が出ています。そのお湯の熱いこと!「御神湯」だそうです。

 

秋宮に入るとまず正面には「根入りの杉」があります。樹齢6~700年の大木です。

  

 

その先に「神楽殿」があり、その奥に拝殿があります。どちらの建物も江戸時代のもので、ともに国の重要文化財に指定されています。

 

 

さて、新しくなった「御柱」です。秋宮一の御柱は拝殿の右に、二の御柱は左に、三は左奥に、四は右奥に建てられます。どれも堂々とした立派な柱でした。

  

 

  

 

この秋宮で注目なのは拝殿前にある「白松」です。松とは思えない白い滑らかな樹皮が目立つ中国原産の珍しい松です。

      

 

次に中山道の宿場町を通って春宮に向かいました。春宮の大鳥居は国道20号線沿いにあって、参道が続いています。その参道の真ん中にある「下馬橋」です。この橋は屋根付きの太鼓橋で、春宮参拝にはここで馬を下りて橋を渡ったそうです。

 

神社前の手水舎と鳥居です。手水舎の水は柄杓で汲むようになっていましたが、コロナ禍で柄杓は取り払われ、常に水が流れるようになっていました。

 

 

ここにも神楽殿があって、ちょうど奉納のショウブの花が周囲に飾られていました。

 

 

ここにある大木は「結びの杉」です。途中で二又に分かれていても根は一つということで縁結びに繋がっているそうです。

  

 

こちらの拝殿も江戸時代に建てられたものです。重要文化財に指定されていて、重厚な造りになっています。

 

そして「御柱」は他の諏訪大社同様に拝殿の4隅に建てられていました。こちらも立派な御柱でした。

  

 

  

 

この諏訪大社下社の御柱祭の山出しでは急坂の木落しが有名ですが、今回は行われませんでした。里曳きでは旧中山道から境内に入るのにこの坂で木落しをしたそうです。

 

おまけは春宮近くにあったマンホールの蓋…ここにも「御柱祭」が描かれていました。

 

追記です…諏訪大社の御柱祭では諏訪郡内の地区で担当する御柱が決まっています。上社では毎回くじ引きで決め、下社では固定されています。私の住んでいる地区は「春宮一」の御柱を担当しました。その記念のお酒です。春宮一の御柱が描かれたラベル…地元「高天酒造」の清酒でした。

     

 

諏訪大社の7年に一度の「御柱祭」…無事に終えることができて良かったです。御柱祭の後で上社(本宮、前宮)と下社(秋宮、春宮)の4つの御柱を見ることができました。新しい御柱に希望が持てたような気がしました。地元では夏から秋にかけての小宮(鎮守様、氏神様、産土神などの大小さまざまな神社)の御柱祭に向けて準備が進められています…

 

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久しぶりの山仕事~今泉の森~

2022-06-24 | 山仕事

仲間で市有林の管理をしながら山仕事体験をしている活動…もう5年ほどになりますが、最近なかなか参加できずにいました。今回は本当に久しぶりの参加でした。山仕事と言っても私は伐採も下草刈りの機械も使えません…もっぱら手作業でできる付片付けや運搬くらいなものです。この日は下草刈りが中心でした。

 

良い天気の日(6/19)で、木漏れ陽の森の中はとっても気持ちが良かったです。仕事の合間に森の小径を散策しました。

 

「ニリンソウ」「フタリシズカ」でした。大いなる勘違い…気づいていただいてtakeさんありがとうございました。「フタリシズカ」はもう花がが終わって実がついていました。大きな群生がありました。

 

 

咲いていたのは「ニガナ」の花くらいで、若々しい緑に覆われた森でした。

 

 

もう盛りは過ぎてしまっていましたが「エゴノキ」の花が咲いていました。散り敷く花枯も可愛らしかったです。

 

 

 

木洩れ日の中、森の中での作業はそれでも暑く、一仕事終えると汗びっしょりでした。

 

 

ツタも夏のような陽ざしに輝いていました。

 

この日は木陰にテーブルと椅子を設置しました。丸太を埋め込んで脚を立て、その上に以前に切った木を載せてできました。

 

 

 

このテーブルにした木の切り口…年輪がくっきり見えますが、その年によって年輪の太さが違いますし、ゆがんでいます。きっとその年の気候にもよるでしょうし、日当たりの良い方向は成長が進んで太くなっているのでしょう。注目して見てみました。

 

 

そのテーブルにした太い木…よく見たら切り口の隙間から実生の若芽が伸びていました!

 

 

小さな若芽に元気をもらえた山仕事の日でした…この日は山仕事から帰って来てタマネギの収穫をしました!今年の玉ねぎの出来は良く、コンテナ4つも収穫出来て嬉しかったです。よく働いた一日でした…

 

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バラの季節~豊科近代美術館~

2022-06-23 | 植物

安曇野市に用事があって出かけました。この時期の安曇野市の見どころの一つに「安曇野市豊科近代美術館」のバラ園があります。用事の合間に立ち寄ってみました。この美術館の建物はヨーロッパの中世修道院の建築スタイルです。6/16のこの日は忙しくてバラ園だけの見学でした…

 

建物の入り口や壁に沿ったバラがとてもよく似合っていました。

 

 

 

咲いていたバラは全体的にはちょっと盛りを過ぎていましたが、まだまだたくさん咲いていました。

  

 

  

 

 

つるバラも沢山あるこのバラ園です。注目はこの「安曇野」と名付けられたバラです。見事にたくさんの花を付けていました。

 

つるばらの「バレリーナ」は我が家にもあるバラです。

 

敷地にはバラだけでなくその他の花々も配して、素敵な花壇になっていました。

 

ラベンダーやクレマチスなども咲いていました。

 

  

 

沢山のバラの中で気になった花たちです…

 

  

 

 

 

いつもは常念岳が見えるロケーションですが、この日はあいにくの雲の中でしたので、バラ園の写真のみです…

 

最後の一枚は「ベルサイユのばら」と名付けられたバラです。深紅の大きな美しいバラでした。

 

忙しい中でしたが、バラの香りに包まれてひと時の憩いの時間でした…

 

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