ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

湧き水の森と7月のお花畑

2020-07-28 | 自然観察

娘夫婦と一緒に「白林荘」の「ヤマユリ」を見て、娘宅へ…八ヶ岳山麓のおしゃれなお店でランチをと計画したのですが、4連休のさ中で中々予約が取れず、コロナも気になるので、それならばと夫が自家製ベーコンとナスのパスタを作り、私が新じゃがのガレットを作り、持参した夫作のチーズケーキとでランチとしました。娘宅のテーブル越しの景色もご馳走です…

 

 

 

 

午後は娘夫婦に近くの水源の森へ案内してもらいました。静かなとっても素敵な森…以前に案内してもらった水源と共に、とっても気持ちの良い癒される場所でした。

 

 

ここの森には「クロベ」(ネズコ)の大木が存在します。貴重なクロベの大木とモミやスギでの森です。きちんと管理された森は、そこに湧き出る水と共に大事にされています。

 

 

 

 

とっても気持ちの良い森です。森林浴に適した森かと思います。

 

そこに湧き出る水もきれいです。この岩の下から絶え間なく湧き出て流れていきます。

 

 

 

水辺の「ヤマアジサイ」や「キツネノボタン」、「オタカラコウ」もひそやかに咲いていました。

 

 

 

雨に濡れた「イタドリ」もいい雰囲気でした。

 

しばし森の緑と、あくまで澄んだ水源の水に癒されて、いい時間を過ごしました。

 

 

帰り道にお邪魔したのは、以前に花の庭を見せていただいたお宅…小雨降る中でしたが、前回と違った花が咲いている庭をまた案内していただきました。出会った花たちを記録しておきます。まずは存在感ある大きな「アカンサス」です。

 

ここでも存在感ある「ヤマユリ」に出会いました。家の裏庭で凛と咲いていました。

 

庭の縁には「アナベル」と「ヤマアジサイ」がたくさん咲いていました。

            

 

 

前回花が咲いていた「サンショウバラ」は実がついていました。

 

「アスチルベ」も「ベルガモット」もたくさん…色もとりどりでした。

   

 

 

たくさんの種類が咲いていたのは「ホリホック」…もうてっぺん近くまで咲いていました。

      

 

カラーリーフの「ペルシカリア・レッドドラゴン」…葉色がきれいです。

 

これからの高原の花「マツムシソウ」…素敵な花色と姿を見せてくれました。

 

庭は夏の花で賑やかでした。「ダリア」や「バラ」たち…

   

 

 

ここにも「利尻ヒナゲシ」が咲いていました。露地で毎年咲くそうです。

 

「コオニユリ」と「ストケシア」です。

  

 

「オイランソウ」と「ギボウシ」、それに素敵な花色の「バラ」です。

   

 

 

この日は富士見町での一日…花と癒しの空間の中で良い時間が過ごせました。

 

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤマユリの咲く屋敷林

2020-07-27 | 自然観察

犬養毅の別荘が富士見町にあります。一般公開はされていませんが、管理人さんにお願いしてその庭を見せていただきました。管理人さんに「ちょうどヤマユリが見ごろですよ」と教えていただいて、雨模様でしたが出かけました。広大な敷地(なんと10000坪!)の庭にはヤマユリが咲きほこり、その香りが漂っていました。そこは「白林荘」と名付けられています。

 

当時は白樺が多く植えられていたようですが、白樺の寿命はあまり長くないので、今は新たに植えられた若い木もありました。当時から植えられているのはこの「白松」です。木肌が独特ですが、葉は松です…

 

 

そして「白林荘」の名にふさわしい、白い「ヤマユリ」は広い敷地のあちらこちらにたくさん咲いていました。

 

 

 

その大きな花の凛として咲く姿には惹かれるものがあります。雨模様の木々の緑の中、一層その感を強くしました。

 

 

 

木々の緑の中に「はなの木」がありました。これはカエデの仲間…葉が出る前に赤い花が咲くそうです。

 

 

ここには「モミジ」もあれこれ植えられていて、秋の紅葉も見事だそうです。

 

広い敷地の中の建物は大正末期から昭和初期のもの…100年近くになるでしょうか。昨年は建物内部も見せていただきましたが、レトロな雰囲気の素敵な建物でした。今回は外観のみです。

 

 

 

 

 

この建物のガラス窓…ガラスが揺らめいて歪んでいます。レトロなこのガラス窓に映る庭の緑が素敵でした。

 

 

 

庭には「ホタルブクロ」があちこちに咲き、この雨続きですのでキノコも…

 

 

 

最後にもう一度「ヤマユリ」の姿を…

 

 

 

 

 

 

ちょうど良い時期の素敵なヤマユリのお花見でした…

 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハッチョウトンボとアサギマダラ

2020-07-24 | 自然観察

「ハッチョウトンボ」は日本一小さなトンボです。7月の初めに観察会に行く予定でしたが雨で行かれなかったので、先日個人的に行ってきました。ここは駒ケ根市の南割公園…トンボの生育によい環境が整えられています。

 

「ハッチョウトンボ」は、絶滅が危惧されている所もある生物…ここでもボランティアさんが環境整備をされています。大きさは一円玉大!とっても小さいです。雄がきれいな赤色です。

 

 

 

雌はちょっと地味な茶色です。

 

 

水色のきれいな小さな「イトトンボ」もいました。「セスジイトトンボ」でしょうか…

 

 

大きな「シオカラトンボ」と赤い色のきれいな「ショウジョウトンボ」もいました。

 

 

ここには「ネジバナ」がたくさん咲いていました。

 

 

「オカトラノオ」もさいていました。

 

ここにはフジバカマが植えられていて、秋にはアサギマダラが飛来するということです。

この後、「かんてんぱぱガーデン」に向かいました。お店の前には新たに大きなコンテナガーデンができていました。安曇野のハマフラワーパークさんが作ったとのことです。

 

 

山野草園は「アジサイ」の花盛りでした。色とりどりのアジサイが見られました。

 

 

 

 

「フシグロセンノウ」も咲いていました。

 

注目はこの「レンゲショウマ」…ちょうど咲き初めで、きれいな花姿が見られました。

 

 

 

「ヤマユリ」もその存在感を発揮して見事でした。

 

 

「キンシバイ」の鮮やかな黄色にも目が行きました。

 

そしてそこで出会った宮田村で「アサギマダラの里」のボランティアをされている方と話をしていたら、なんと目の前に現れたのです!実際に「アサギマダラ」が…

 

 

 

 

 

その浅葱色の羽と舞姿にうっとり…思いがけずアサギマダラに出会えて嬉しかったです。そのボランティアさんと「アサギマダラの里」にも行く約束をしました…

 

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニッコウキスゲ咲く高原

2020-07-21 | 自然観察

霧ヶ峰のロックガーデンを見た後、ビーナスラインを白樺湖まで行きました。車山肩に車を止めて高原散策…ここは「ニッコウキスゲ」の群生地だったのですが、獣害によって激減してしまいました。そこで柵などを設置して保護した結果ようやく復活してきました。昨年出会った自然保護指導員の方によると、昨年が8年ぶりのニッコウキスゲの復活とのことでした。今年は昨年ほどではありませんがたくさん咲いていてきれいでした。

 

 

 

 

 

ここにはニッコウキスゲばかりでなく、他の花も咲いています。「ハクサンフウロ」です。

 

 

「ノアザミ」と「ウラギンヒョウモン」、それに「シシウド」です。

 

 

 

車山肩から強清水方向に行くと、七島八島と鷲ヶ峰が見えてきます。

 

 

車山肩まで戻ると、目の前は車山…山頂のドームは気象観測の施設です。老朽化によって廃止された富士山レーダーの代わりに設置されたものです。

 

車山肩まで戻る途中で良い鳴き声が聞こえて立ち止まると、目の前に小鳥が…「ホオアカ」です!柵の柱に止まって鳴いていました。「ホオアカ」は高ボッチ高原でも出会った鳥です。

 

 

後ろを振り向いた姿が可愛らしかったです。

 

ほっぺの紅いのがようやく写せました…

 

ここから富士見台の駐車場へ…あいにく富士山は見えませんでしたが、ここでも高原散策を…蓼科山を背景に「ニッコウキスゲ」が咲いていました。

 

 

 

 

「ヤマノコギリソウ」、「ウツボグサ」、「ヤマブキショウマ」、「ヨツバヒヨドリ」が咲いていました。

 

 

 

 

白樺湖に出て、大門街道を下って「八ヶ岳山野草園」に寄って帰ってきました。

 

八ヶ岳山野草園でたくさんの「アジサイ」に出会いました。きれいだったのは紅い「ヤマアジサイ」です。

 

 

 

この「オオシキンカラマツ」の色がきれいでした。

 

 

「オカトラノオ」、「クガイソウ」、「ホザキシモツケ」が咲いていました。

 

 

 

「イタチササゲ」と「タカネナデシコ」も咲いていました。

 

 

チョウにも出会いました。「スジグロシロチョウ」と「ミドリヒョウモン」です。

 

 

ニッコウキスゲ咲く霧ヶ峰で、沢山の花や蝶や鳥にも出会え、いい一日でした…

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

7月のロックガーデン

2020-07-21 | 自然観察

霧ヶ峰のニッコウキスゲが見ごろとのことでしたので出かけました。まずは一か月ぶりのロックガーデンを訪問しました。ガーデン内も獣除けの柵を開けて下さったので、じっくり花を見せていただきました。花盛りだったのはこの「キンロバイ」です。

 

 

そして白花の「ハクロバイ」…これは前日の雨の影響か透明になりかけた花もあって素敵でした。

 

 

ロックガーデン内に咲いていた花々…「ヒメシャジン」はその清楚な花色が魅力です。

 

 

「ヤマホタルブクロ」もそこかしこに存在感ある姿を見せてくれました。

 

 

「アケボノフウロ」もたくさん咲いていました。

 

名残の花ではこの「キバナノヤマオダマキ」、そして「コマクサ」…「コマクサ」は大きな株もあってたくさん花をつけていました。

 

 

 

初めて見かけた「ムシャリンドウ」…リンドウというより、シソ科の植物でラショウモンカズラの仲間だそうです。白花もありました。

 

 

ロックガーデンではその他に「イブキジャコウソウ」、「銀葉カゲロウソウ」、「チダケサシ」が咲いていました。

 

 

 

これは「チシマギンバイ」だそうです。花の黄色も葉もきれいでした。

 

ロックガーデン脇の「シラネアオイ」の咲いていた林では「シラネアオイ」は種を持ち、これからの「ニッコウキスゲ」が咲き初めていました。

 

 

そこでは「ヨツバヒヨドリ」も咲き出していました。その次は「ヤワタソウ」でしょうか? 「シャクナゲ」の名残花も存在感がありました…

 

 

 

最後に、ロックガーデンで存在感のあったのは「イワベンケイソウ」と「ヒダカキリンソウ」です。「ヒダカキリンソウ」には「ミドリヒョウモン」がたくさん来て吸蜜していました。

 

 

 

 

今月もたくさんの花を楽しめたロックガーデンでした…

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする