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The Life before Her Eyes /ダイアナの選択☆DEFICIT /太陽のかけら

2007-10-04 01:44:01 | 劇場&試写★6以上
 



まだまだ続く、トロントで観て来た映画レビュー。
1本づつ書いててもいっこうに終わりそうもないので
帰国後に観た9月の映画は保留にしてふたつまとめていっちゃいます
2作とも、トロント映画祭で観て来た作品
まずはユマの新作から、、、、、

『ダイアナの選択 / In Bloom』

※アメリカでのタイトルは『The Life before Her Eyes』に変更


            

高校で、クラスメイトが引き起こした銃乱射事件に巻き込まれたダイアナ。
20年後、親友の命と引き換えに生きることを選んだ彼女の身に不可解な出来事が渦巻いていく、、、、。



8/10

これは、面白いです
ハイスクールの銃乱射事件というと、ガスヴァンサント監督の『エレファント』やマイケルムーアの『ボーリングフォーコロンバイン』
最近では『明日、君がいない』というのもあった。

乱射事件の中、ひとり助かった事で幸せを手にしたはずのダイアナ。
ずっと心にまとわりついて離れずトラウマとなってしまった心の闇が次第に精神を侵していく。。。
といった感じのストーリーで、ちょっと筋縄ではいかない面白さがラストに向けてある。
途中、ああそういうことね、と読めてしまうかもだけど、ラストまで観るとなかなか感慨深くて心に染み入ってしまう。

監督は、ジェニファーコネリー主演の『砂と霧の家』のヴァディム・パールマン。
脚本:エミール・スターン。
原作はローラ・カジシュキー作の小説「The Life Before Her Eyes」(春に葬られた光
日本でも公開したらまた観たい♪

ダイアナ役がもちろんユマ。

その学生時代を、最近いろんな作品に進出中のエヴァン・レイチェル・ウッド
ぜんぜん似てないよ! レイチェルウッドはキツい顔だしー。
でも演技よかったからヨシとします。

Toronto映画祭にて
ヴィータと別れたマリリン・マンソンが現在お熱なのがこのレイチェルウッド(その後、2008年冬、別れました)
濃いなー。
トロント映画祭にマンソンも現れてたyo





ユマは映画祭二日目、最初の上映の舞台挨拶に登場
わたしが観た2度目の時は、トロントにまだいたのに来なかった


ちょいお疲れモードのユマ



※2008年4月18日に全米公開決定。タイトルは上にもちょっと明記した通り『イン・ブル-ム』から
原作と同じ『The Life before Her Eyes』に変更された模様。



日本公開決定
邦題『イン・ブル-ム』から『ダイアナの選択』に変更で 2009年3月14日、ロードショー

公式サイト


2009年春、字幕ありで2度目鑑賞のレビューは☆こちら☆


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『DEFICIT』
          

ガエル・ガルシア・ベルナル、初監督作品
リッチな家庭に育ったクリストバル(ガエル・ガルシア・ベルナル)。
ホームパーティーをするため、友人たちと両親が留守にしている週末の家にやって来た。
クリストバルは彼女も招待していたけれど、アルゼンチンから来た美しいドロレスを紹介されると、彼女の気を引こうとする。
道に迷ったガールフレンドからの電話にも適当な返事。
クリストバルと同世代の使用人の青年が妹に絡んだり、
妹や妹が連れ込んだ友人たちとのいさかい。
何も考えてなかったように見えるクリストバル青年の心の葛藤とある一日の体験を描いた作品。


この作品が、今回観て来た映画祭の作品中でいちばんチケットゲットで並んだ。
完売だった為、ラッシュチケットの列(当日券)に並ばなくちゃ手に入らず、しかもはじめのほうに行かないと
切られるから、12:30上映の映画なのに張り切って9時半すぎから行ったら3番目
2番目だったカナダ在住日本人の人とは仲良くなっておしゃべりしてたらあっと言う間だった

映画上映前に、ガエルくんが舞台挨拶で登場
サインもらったのとは別の日で、二度観れたので良かった
しかし、舞台がうす暗くて、カメラも折角OKなのにぜんぜん映ってなかった
はにかみ(王子じゃないけど)ながら初監督をした感想を述べるガエルくん、可愛かった~

舞台のはこんなのしか撮れない(笑)左がガエル。

4/10
うーん、、、、残念ながらわたしには伝わるものがなかったなぁ。
特に事件が起こるというストーリーではなく、若者の1日と ナイーヴな心の成長?という感じで。
ラストの展開なんかも、何でそうなっちゃうの?えっ?ってちょっと疑問にも思えるし。
yueは☆2とか言ってたけど。。。。(キビしー)
脚本はガエルではなく、別の人。86分と短い作品なのに、何だか長く感じた。
日本では上映しないかもなぁ、、、、DVDになるかすらアヤしい、、、
ガエルくんは公開については、映画権を買って下さるところがあれば。って言ってたけど。。。
映画は全編、スペイン語。英語字幕付きだったから逆にわかりやすかったかも☆



上映後は、ガエルくんまたまた舞台に出て来て今度は直接Q&A大会。
さすが、監督だけあって すっごく熱心で観終えた人の質問に丁寧に答えてました☆



Toronto映画祭にて。

親友のディエゴ・ルナと。




もうひとつ、映画祭で上映された新作で、アルゼンチン映画の『El Pasado』(英語タイトルはThe Past)
official site


大親友のディエゴ・ルナと共演の『Rudo y Cursi』(『ルードとクルシ』)メキシコ人カルロス・クアロン監督作品も待機中。
ガエル、ルナ演じるプロサッカー選手兄弟の愛と憎しみの物語






ガエル出演作 DVDリリース情報

        10/5 『恋愛睡眠のすすめ』
        11/2 『バベル』





☆追記☆

ガエルのこの初監督作が『太陽のかけら』とうタイトルで2009,4月公開決定
同じくガエル出演もう1本『失われた肌』というタイトルで4月公開決定

どっちもヘンな邦題だなぁ。

ガエルファンなのでやっぱり観に行っちゃう♪
えいさんに教えていただきました、ありがとうございます♪




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