我想一個人映画美的blog

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インベージョン/ THE INVASION

2007-10-05 00:07:15 | 劇場&試写★6以上
    

『LOST』をO.AしてるAXNのドラマで同じタイトルがあるけど(『インベイジョン』)あっちとは別物☆
『es』『ヒトラー最後の12日間』という良作を撮った、オリバー・ヒルシュビーゲル最新作は
意外にも、ちょっぴりSF



テーマは、タイトルが指す通り『侵入、侵略。』
前2作とは異なり、いかにもハリウッド作品という感じ。
でも、さすがなのはその演出。下手するとお間抜けなB級に成り下がりそうな、
ありがちな感じもする展開。(あ、でもやっぱりこれB級かな?)
ジャック・フィニィの傑作古典SF「盗まれた街」を映画化したSFサスペンスらしく、
『ボディスナッチャー』シリーズ? 映画化は4度目だとか。

あるウィルスが地球上に蔓延し、次第に感染していく。
身近な人間が、何者かに侵されて行く! 自分も息子も危ない!
映画としては特に珍しくもない話でもないのに、(いや現実に起こったらそりゃスゴい話だけど)
見せ方が上手い


観てる時は引き込まれて目が離せない面白さが☆
精神科医で美しく、強い母親はニコール・キッドマン。
同じ、いなくなった息子を探すなら、『フライトプラン』のジョディ・フォースターも負けてないけど

ニコールには、他人構わず躍起になってかけずり回るんじゃなく
どこまでも神秘的な強さ。『アザーズ』などで魅せ付けた静かな演技力が光る

ニコールの演技は素晴らしく、サスペンス向きの女優だなぁと改めて思わせる。

対する、ダニエル・クレイグ。
ニコールを愛し、守ろうとする医者。 
別にダニエルじゃなくても良さそうな役ではあるけど
ジェームスボンドのイメージは全く消し去り、『レイヤーケーキ』のヤクザ?な雰囲気も残さず、
善良な一市民。 こんなダニエルもいいな





身近な人間が、急に無表情で無感情で、ロボットみたいになったら要注意
着ぐるみ状態で中に誰か入ってるか、細胞侵されてるかも。




6/10
先に言ったように、観てる間は面白かったんだけど、(途中までは☆7くらい)ラストがフツウすぎちゃった。。。。
わたし的には、これ BAD エンディングにしてほしい気もしたけど、、、
でもそうしたら未来は絶望的!になっちゃうからダメなのか
それにしても、ラストってやっぱり大事だなぁ。(失敗ではなくても、普通すぎ。(しつこい))



そうそう! これ、一般試写で観てきたんだけど
ニコールが家でヘンな男から怖い目にあって、
ダニエルに電話して「今すごく怖い目にあったの!」って言った後かなりいい場面でいきなりテープとんだ
そして3分後くらいに再開したらぜんぜん繋がってないシーンになってたのは頭にきたー
1、2分飛んでるのかも ひどい 

公式サイト

THE INVASION    2007年 アメリカ      min
10月20日~ ロードショー



ニコールの今後の主な出演作
 *Headhunters    
 *Margot at the Wedding     ジャック・ブラック共演
 *ラビット・ホール
 *オーストラリア      ヒュー・ジャックマン共演  
 *ライラの冒険:黄金の羅針盤 ダニエル・クレイグ共演
 *The Lady from Shanghai    
 

margot at the Wedding は『イカとクジラ』の監督作品。
 先月のトロント映画祭でも上映されて、
レッドカーペットに行ったらニコールとジャックも来るか?!とウワサされたが登場せず、
監督とその妻で出演のジェニファー・ジェイソンリー(『ルームメイト』、『イグジステンズ』)のみでした








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