これ、楽しみにしていた1本、7月30日、日本上陸 マスコミ試写にて。
今話題の「スーパー8」でもスーパーマンでも近所のスーパーでもなく ただの「スーパー!」
それも、世界を救うスーパーヒーローではなく お手軽自家製なりきりヒーロー
しかもその正体はただの冴えないおやじ
ジャーンその名も、クリムゾンボルト(赤い稲妻)
主演のフランク演じるのはレイン・ウィルソン。
「ギャラクシー・クエスト」「マーダーライドショー」(←ちょい役?)「JUNOジュノ」
ナーンだ、おやじか。とか「キック・アス」のパクリか?と興味失せたそこのアナタ
ちょっと待った!
この脚本が書かれたのは2002年、2005年頃には映画化の話もあったというかられっきとしたオリジナル。
それにこの映画、意外とBigな俳優たちが出演
「X-MENファーストジェネレーション」での世界規模の悪を企むボスから一転、
今度はご近所レベルのケチなワル、ドラッグディーラーのボス ジョックにケヴィン・ベーコン
いや~今回も 安いチンピラ役がサイコー
フランクの美しい妻で、突然行方をくらます妻にリヴ・タイラー
コミックスマッシュ(カリフォルニアにある、実在のショップ)で働くアメコミおたくの店員、
リビーには出る作品ほぼ全てヒットのエレン・ペイジ。
フランクがクリムゾン・ボルトと知り無理矢理相棒になろうと勝手に押し掛け
ボルティーに変身を遂げる。
エレン・ペイジ版、キック・アス
監督は、78年の「ゾンビ」のリメイクで大胆にもゾンビを走らせてヒットした「ドーン・オブ・ザ・デッド」の脚本家で、
初監督作のホラーコメディ「スリザー」がヒットしたジェームズ・ガン
本人、劇中のドラマでこんな赤鬼に!
鬼顔。似合いすぎ
料理人のフランクは美人ウェイトレスのサラと結婚、幸せを満喫していた。
しかし、もともと麻薬中毒だったサラが、セクシーな密売人ジャックのもとに走ってしまう。
愛する妻を取り戻すため、フランクはスーパーヒーロー“クリムゾンボルト”となって街にはびこる犯罪に立ち向かおうとする。
7/10(75点)
爆笑とまではいかないけど、ちょこちょこ笑わせてもらった~♪
いわゆるヒーローモノっていうより、すべては愛する妻のため、いきなり神光臨?で或る日何かが開花した
フツーの冴えないおっさん。
B級コメディなのにやけにお金かかったCGシーンが優れてて、さすがこのジェームズ・ガン監督、ホラー大好きと言うだけあって
そのあたりの演出センスがお見事
頭部パカっとなり 神が食べるのか、ケチャップ?かかるシーンにも笑っちゃう。
笑いの中にもほどよくグロさ5%入り!
これまでにない主演のダサダサオッサンヒーローもいいけど、その相棒に名乗りをあげる
エレン・ペイジがまたいいキャラ。
二人は「JUNOジュノ」で共演してて、レイン・ウィルソンの声かけで出演決まったとか。
なかなかナイスコンビ。
ヒマすぎだから仕事ちょうだい
犯罪は座って待て
セクシーポーズをキメ、なんとかとりいろうとしたり色仕掛けで迫ってくるエレン・ペイジが可愛い。
新たな魅力開花で男性陣もメロメロ?! ぺちゃ胸もいいね☆
ヒーローといっても、特殊なパワーが身に付いたワケでもないので
自家製爆弾やとってつけた鈎手の全てお手製。手作り感アリアリ。
近隣の犯罪をなくすというよりは、ワルの手から妻を救いたい一心で立ち上がる
オープニングのコミックがまた可愛い&楽しくて、よーくみると
ケビヴィンとかそっくり(笑)
ケヴィン、ほんとワルがハマる~♪嬉々としててその憎らしい表情のひとつひとつが見逃せない
妻助かってHappyではない、
妙な哀愁を帯びたエンディングがこれまでのアメコミにはちょっとないカンジ。
そうそう、音楽がこれまたよくて、タイラー・ベイツ!
この方、ロブ・ゾンビ版「ハロウィン」や「300」「エンジェルウォーズ」「ウォッチメン」、
ゲームなどでも起用される人気コンポーザー。
サントラ 買っちゃおうかな
ケヴィン観たさに、公開したらまた観ちゃうつもり
テイストが似てる、ケビン・スミス監督作好き、「キック・アス」好き、エレン・ペイジ好き、
そしてもちろんヒーローモノ好きな方はぜひ
日本版フライヤーも海外の同様、topにしたエレン・ペイジ版とクリムゾンボルトの2種作るこだわりよう。
SUPER 2010年 アメリカ 96min
7月30日(土)より、シアターN渋谷、新宿武蔵野館 ほか順次公開~
右、監督。
2010年、コミコンにて☆
観てね
ケヴィンはまたコメディ「CRAZY STUPID LOVE」
が公開待機中。共演にスティーブ・カレル、ライアン・ゴズリング、ジュリアン・ムーア、マリサ・トメイ。
そちらも楽しみ♪