我想一個人映画美的blog

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笑顔の向こうに

2019-02-09 23:10:02 | 劇場&試写★6以上

 

高杉真宙主演、公益法社団法人日本歯科医師会の全面協力もと制作された歯科医療をテーマとする青春ドラマ。

 

公開を前に行われた、キャストと監督の舞台挨拶付き完成披露上映会に行ってまいりました〜

 

歯科技工士、大地に高杉真宙くん。

幼馴染の新米歯科衛生士、真夏に安田聖愛さん

大地の母親に佐藤藍子さん

患者さんに藤田朋子さん、その父親に丹古母鬼馬二さん、大地のおばあちゃんに松原千恵子さん。

 

(以下、敬称略)辻本祐樹、西方凌、濱田英里、ayanonono、木村祐一、池田鉄洋、聡太郎、阿部祐二、善知鳥いお、

中村昌也、阿部桃子、大出俊、熊切あさ美、大平サブロー、児島美ゆき、中山秀征(友情出演)、秋吉久美子、

監督は同作が初長編作となる榎本二郎さん。

 

 

歯科技工士の大地は美しい義歯を作ると評判で、見た目から「王子」と呼ばれていた。

ある日、新人歯科衛生士として都内の歯科クリニックで勤務し始めた幼馴染の真夏と偶然にも再会する。

クリニックの院長・歯科医たちからは信頼される存在であったが、地元の金沢で歯科技工所を営む父からは、大地はまだまだ「半人前」だと言われてしまう。更に、同じ時期に義歯を提供した患者にも、自分の歯形に合っていないと突き返されてしまう。

厳しい現実の壁にぶつかった大地は、力になってくれようとする真夏にも素直になれず…そんな折、おばあちゃんがいきなりやってきて、、、。

 

6/10

ストーリーはありがちというか、王道な感じで驚きなどはないけど

歯は一生付き合っていくものだから大事に、とか一つの歯、をとってもこういう、歯科技工士という方がいて

一点一点、その人に合わせて作ったもの、

入れ歯だったり差し歯など、患者さんにつけてもらう為の苦労や

ちょっと普段考えないような(普段の生活ではあまり気にしていないような)部分を見ることができる。

入れ歯を必要とする年取った親を介護しながら生活する藤田朋子さん演じる患者さん、

新しい仕事につき、自分なりに必死に頑張っていこうとする新人歯科衛生士、

仕事に打ち込みながら、自分の夢に向かって突き進もうとするも現実の壁に立ちふさがってしまい戸惑う主人公など

それぞれの立場から描かれ繋がっているストーリーは、誰もが誰かに共感できる部分があるような。

幼馴染が偶然再会し、お互いに好きだと気づくも素直に言い出せない関係性は

ラストにいきなりキスとかで終わらず、(笑)淡い恋の始まりを予感させるシーンで終わり、

ラブストーリーではないわけだし、どこか清涼感があって微笑ましい。

タイトルの平凡な感じから受ける印象よりも、なかなか良い作品でした〜

わたしは真宙くん目当てで観たわけだけど、これまで観たクセのある役、トンがった役、真面目、クール、おとなしい、不良など

毎回、様々な顔が見れて新しい発見があって楽しいのだけど、

本作では割と普通の等身大のちょっと嫌味で思いやりのない男の子、という感じがリアルでまた良かった。

 

第16回モナコ映画祭にて最優秀賞である、エンジェルピースアワード受賞。

2019年2月15日より、ロードショー

公式サイト

 

 

舞台挨拶にて

 

緊張のあまり途中で背中をかく(手グセ)真宙くん 笑

にツッこむ(君の瞳に恋してる!)の照代こと藤田さん。ナイス

母親のような目線で突っ込み入れたり、助け舟を出してあげる共演者の藤田朋子さん、優しさが伝わる素敵な人でした〜

そして真宙くん「大地という思いやりのない人間を思いやりを持って演じました」というのが印象的。

ぜひ気になった方は劇場で。

 

どんどん新作の公開が発表される真宙くん

今わたしがハマってる「賭ケグルイ」のドラマのシーズン2が春にスタートし、5月には映画化で出演ってことで

そちらがもう特に楽しみすぎ他にも出演作続々。今年もガンガン応援しております