目黒区北部地区 すこやか歩こう会

東横線中目黒駅周辺を拠点に活動するウォーキングクラブです。みんなで歩くと楽しいですよ!時々遠出もしています!!

文化財めぐり中目黒コース 約3.0km

2024-03-17 14:11:30 | 東京都目黒区
目黒区のサイトにある文化財めぐりの案内をアレンジして作ったコースです。身近にある文化財を知り地域に興味を持つことが、楽しいウォーキングにつながってゆきます。


祐天寺


かさね塚
集合は祐天寺、境内をお借りしてストレッチしました。仁王門(区指定文化財)、海難供養碑(区指定文化財)、祐天上人墓(都指定文化財)などを見学しました。

祐天寺を出て油面小学校方面へ向かい谷を下ると谷戸川暗渠。馬喰坂の出口でUターンして中町通りを戻ると自然園下バス停があるのですが見逃しました。自然園は大正時代の行楽施設でいちご狩りやヤギのミルクが評判だったとのこと。さらに西へ向かうと菅沼権之助墓がある墓地が見えます。目黒駅の権之助坂にその名が残っています。幕府に道路建設をとがめられ死罪になったという話もありますが、罪人の墓があるのもおかしいし、坂に名前が残っていることも矛盾があります。実際にはよくわからないようです。


長泉院附属現代彫刻美術館

長泉院
坂を上ると目黒不動と宿山を結ぶ古い尾根道。東へ向かい馬喰坂手前が長泉院です。


ハクモクレン
少し戻ってかつてガスタンクがあった場所にあるアーバンハイツ中目黒脇の階段を降りると松風園ハイツがあります。明治期のこの辺りには驪山荘や松風園と呼ばれた大邸宅があったとのこと。私の勝手な想像ですが、北向きの傾斜地であるこのあたりは屋根の材料を取るための入会地で維新後明治政府が取り上げて売ってしまったのではないかと考えています。現在区役所がある場所も明治期は牧場でした。関東大震災以降被害の少なかった山の手に移り住む人が増えて、住宅地となりました。


道標
目黒区めぐろ歴史資料館には多くの道標が集められ見ていて飽きません。九品仏、黒仁王(円融寺)など、お寺の名前が書いてある道標が多いです。


中目黒八幡神社
中目黒村の総鎮守。


天祖神社
中目黒のお伊勢様。近くの目黒銀座商店街を「いせわき」と呼んでいたのはこの神社が由来になります。


目黒区役所
建築家村野藤吾氏の名建築と評価されています。千代田生命の本社でしたが、中町の目黒区役所が手狭になった目黒区が清算会社から買い取ったものです。千代田生命になる前はアメリカンスクールがあり、その前は牧場でした。江戸時代牛乳を消費する文化は一部貴族のものでしたが、明治期の洋食ブームで一気に牛乳の需要が高まり冷蔵技術もなかったので、消費地に近い場所に多くの牧場が誕生しました。

中目黒しぜんとなかよし公園でストレッチをして解散となりました。


すこやか歩こう会ではひきつづき会員を募集しています。目黒区在住以外の方も歓迎いたします。
まずは一緒に歩けるか、試しに一度参加してください。
sukoyaka[アットマーク]v08.itscom.net([アットマーク]は@へ変換してください)宛にメールをいただければ、直近の活動予定をお知らせいたします。


すこやか歩こう会活動スケジュール

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