6/28(日)に下北沢の本多劇場で見た『愛Pod』について。今田耕司さん、サバンナの高橋茂雄さん、ブラックマヨネーズの小杉竜一さんが出演、脚本と演出が鈴木おさむさんということだけでチケットを買ったので、どんな物語かまったく知らなかったのですが、重い内容でびっくりしました。テーマは嫉妬。それに脳科学や生命倫理、そしてもちろん男女の恋愛が絡み、かなり複雑な物語。終盤の怒濤のような説明はずいぶん難しかったけれど、非常に興味深かったです。笑いという点では先月に見た『何かが正解です!』の方が私のツボに合っていましたが・・・。
今回たまたま最前列で見られたのですが、ピアノを弾く今田さんの頭からしたたる汗がまるで涙のように見えました。稽古も本番もさぞかし大変だっただろうなぁと。学生の頃、テレビ番組の『4時ですよーだ』で初めて今田さんを見たのですが、その約20年後、東京で彼の舞台をこんな間近で見ることになるとは想像もしていませんでした。今ちゃん、こんなに立派にならはって・・・。高橋さんのお芝居を見るのも初めてだったのですが、血も涙もない教師役は結構はまっていたと思います。ネプチューンの堀内健さんは相当おちゃらけていましたが、シリアスなシーンでも照れることはなく、想像以上に演技はうまかったです。小杉さんはつっこむだけかと思いきや、女装ボケもキマって(!?)いました。
最初に書いたとおりこの物語のテーマは嫉妬。脚本と演出を担当した鈴木おさむさんは大活躍中の放送作家。少なくとも仕事の上では他人に嫉妬する必要とかまったくないと思うのですが、今回のお芝居の主人公のように誰かの才能を妬むこともあるのかなぁと。嫉妬心が良い意味のパワーに変わる可能性もありますが、私の経験では嫉妬は自分のエネルギーまで食いつくす魔物。物語の中では嫉妬心は一生消えないという設定でしたが、今度は嫉妬心なんて忘れてしまうようなハッピーなお芝居を鈴木おさむさんに書いていただきたいと思いました。
今回たまたま最前列で見られたのですが、ピアノを弾く今田さんの頭からしたたる汗がまるで涙のように見えました。稽古も本番もさぞかし大変だっただろうなぁと。学生の頃、テレビ番組の『4時ですよーだ』で初めて今田さんを見たのですが、その約20年後、東京で彼の舞台をこんな間近で見ることになるとは想像もしていませんでした。今ちゃん、こんなに立派にならはって・・・。高橋さんのお芝居を見るのも初めてだったのですが、血も涙もない教師役は結構はまっていたと思います。ネプチューンの堀内健さんは相当おちゃらけていましたが、シリアスなシーンでも照れることはなく、想像以上に演技はうまかったです。小杉さんはつっこむだけかと思いきや、女装ボケもキマって(!?)いました。
最初に書いたとおりこの物語のテーマは嫉妬。脚本と演出を担当した鈴木おさむさんは大活躍中の放送作家。少なくとも仕事の上では他人に嫉妬する必要とかまったくないと思うのですが、今回のお芝居の主人公のように誰かの才能を妬むこともあるのかなぁと。嫉妬心が良い意味のパワーに変わる可能性もありますが、私の経験では嫉妬は自分のエネルギーまで食いつくす魔物。物語の中では嫉妬心は一生消えないという設定でしたが、今度は嫉妬心なんて忘れてしまうようなハッピーなお芝居を鈴木おさむさんに書いていただきたいと思いました。