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2012年に観た映画(39)

2012-09-30 08:42:39 | 映画!
12/30の日記で、2012年の目標を「劇場で映画を観る時は1本あたり1,000円以下で観る!」と発表した私。9/23から9/29までの映画料金は以下のとおりです(左端の番号は今年1年用の通し番号、作品名の次は◎、○、△、×の4段階評価)。

今年2回目なので通し番号なし 9/23 ウェイバック-脱出6500km- ◎ (前売券で1,500円)
257 9/23 ソハの地下水道 ○ (TOHOシネマズシネマイレージカードのポイントで0円)
258 9/23 わたしたちの宣戦布告 ○ (Bunkamuraル・シネマ日曜日最終回で1,000円)
今年2回目なので通し番号なし 9/25 ロック・オブ・エイジズ 限りなく◎に近い○ (ユナイテッド・シネマ ポイント交換で1,000円)
259 9/26 ボブ・マーリー/ルーツ・オブ・レジェンド ◎ (レディースデーで1,000円)
260 9/27 SAFE/セイフ ○ (試写会で0円)
261 9/28 エージェント・マロリー ○ (ユナイテッド・シネマ 会員サービスデーで1,000円)
262 9/29 エイリアン ◎ (「午前十時の映画祭」で1,000円)
263 9/29 ハンガー・ゲーム ○ (前売券で1,300円)
264 9/29 ボーン・レガシー ○ (前売券で1,300円)

合計 8作品(10回) 9,100円

今回はリピートしたのは『ウェイバック-脱出6500km-』と『ロック・オブ・エイジズ』。ラッキーなことに今回はポイントと試写会で2回無料で観られたので、1回あたりの料金は910円! おかげさまで今回も無事セーフでした。試写会で観られるのは本当に助かるので、今まで以上に積極的に応募していくつもりです。

さて、今回オススメしたいのは『ボブ・マーリー/ルーツ・オブ・レジェンド』。ジャマイカのレゲエミュージシャン、ボブ・マーリーの生い立ちから36歳で亡くなるまでが非常に丁寧に描かれたドキュメンタリーです。私は彼のアルバムも持っていますし、実際、この映画で流れた曲もほとんど知っていましたが、それまで彼の思想や音楽のルーツは何も理解せずにただ音楽だけ聴いてきたことを思い知らされました。恥ずかしながらこの作品を観るまでラスタファリアニズム(エチオピア帝国最後の皇帝、ハイレ・セラシエ1世を紙の化身、もしくはそれ自身だと解釈する思想)やハイレ・セラシエ1世についてまったく知らなかった私。音楽を聴くだけでそのアーティストをわかったつもりでいたら大間違いでした。映像に残っているボブ・マーリーは美しく、寛大かつカリスマティックでまるで伝道師のよう! こんなにかっこいい生き方の人、そうそういないと思います! この映画であなたの知らなかったボブ・マーリーに出会ってください。

*各作品の簡単なレビューはこちらでどうぞ。

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私が観た映画の中でかっこいい男ベスト10 (1)

2012-09-29 01:34:00 | 映画!
以前Twitterでこんなことをつぶやきました。

映画『プンサンケ』の主人公は今までに私が観たすべての映画の中でもベスト10に入るぐらいかっこいい男(見た目だけでなく性格も)だと思った。あの身体能力、仕事の速さ、寡黙さ、そして拷問にも屈しない意志の強さ。走る姿も美しい。思いがけずすごいヒーローに出会ってしまった。

すると、あるフォロワーさんから「そのベスト10も聞いてみたい~! (o‘∀‘o)」というリプが。「ベスト10に入る」なんて書いたものの、確かに自分も誰がベスト10に入るか正直わからない。というわけで、「私が観た映画の中でかっこいい男ベスト10」を考えてみました。とは言っても、10人に絞れるか今の時点ではわかりません。とりあえず、今思いつくかっこいい男を順不同で挙げていきます。

『プンサンケ』 主人公(役名なし)
ユン・ゲサン演じる主人公のどこがかっこいいって、まず何も話さないところ。いや、実際つきあうんだったらもちろん会話は必要ですが、映画の主役としては問題なし。あと、美しい肉体、かっこいい走り方、武器も持たずに命がけで闘う身体能力、仕事の速さ、拷問にも屈しない意志の強さなどかっこいいポイント満載。まさに孤高のヒーロー。

『あしたのジョー』 力石徹
アニメ版もありますが、私が好きなのは実写版で伊勢谷友介さんが演じた力石徹。彼のかっこいいところはなんといってもそのストイックさ。あの痛々しいほどのトレーニングや減量の様子を見てかっこいいと思わない人はいないのでは?

『猟奇的な彼女』 キョヌ
チャ・テヒョン演じるキョヌは、ルックス的にはかっこいい部類には入らないかもしれませんが、「彼女」に見せる愛情や誠実がオットコ前。いや、彼女が去ってからも、彼女を思い、彼女のために行動するところが本当にかっこいい。何より押しつけがましくないのが良いです。

『リトル・ダンサー』 ビリー・エリオット
主人公ビリーを演じたのは当時13歳のジェイミー・ベル。ビリーのかっこよさは家族に猛反対されながらもバレエ・ダンサーになる夢をあきらめなかったこと。あの「覚悟を決めた」目が素晴らしい。もちろん、踊っている時の躍動感にあふれる姿も最高にかっこいい!

『ヒックとドラゴン』 ヒック
ヒックはバイキングのリーダーの息子なのに、やせっぽちのヘタレで他の子供たちからも仲間はずれ扱い。そんなヒックがドラゴンたちと出会い、彼らとの触れ合いを通して、成長する姿を描いた作品。物語の終盤で彼はあるものを失うのですが、それを泣き言一つ言わず受け入れるところがかっこいい。本当に素晴らしい映画です。

『Vフォー・ヴェンデッタ』 V
Vは簡単に言えばテロリスト。映画の中ではずっと仮面をかぶっていて、素顔は一切出さないのですが、とにかく声と話の内容、そして話し方がかっこいい。ただ怖いだけのおじさんではなく、フリルのついたエプロンで料理を作るようなかわいいところも。格調高いイギリス英語を堪能できる作品ですよ。

うわー、時間がないので、今日はこの辺で。続きは後日書きます。

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POISON吉田が5人と漫才(3)

2012-09-25 23:25:48 | お笑い!
ひゃー、のんびりしていたら、3週間以上経過してしまいましたが、8月31日にルミネtheよしもとで観た『POISON吉田が5人と漫才』のレポの続きを。

お次の3組目はとろサーモンの久保田さんとPOISON GIRL BAND吉田さん。舞台に向かって右側がツッコミの吉田さん、左側がボケの久保田さん。久保田さんはびっくりするほど日焼けした顔。THE MANZAIの予選に落ちて「太陽で日焼け死のうと思った」とのこと。漫才はですね…アドリブだらけで、ネタをやっているのか、ふざけているのかよくわかりませんでした。舞台の二人は楽しそうでしたが、私個人としてはあまりおもしろくなかったです。

ネタの後はMCのアホマイルド坂本さんも交えてトーク。実は久保田さんは吉田さんからもらっていた台本を楽屋に忘れ、なくしてしまったとのこと。その後の話も完全に久保田さんワールド全開で、正直私はついていけませんでした。

4組目の相方は吉田さんにとっては先輩のトータルテンボス藤田さん。立ち位置は舞台に向かって右側が今回はボケの吉田さん、左側がツッコミの藤田さん。ネタは「野球」。トータルテンボスのネタより藤田さんのツッコミがバラエティに富んでいて「やっぱりうまいなぁ」と。若干スピードも速めで、本当に面白い漫才でした。

ネタの後のトークでは今回のネタについて「小気味良くて良かった。大村とテンポが違うから楽しかった」と非常に満足げな藤田さん。一方で「ミスしないようミスしないよう結構ドキドキした。後輩に助けられるわけにはいかないから」と先輩らしい心遣い。このコンビのネタはまた聞きたいと思いました。

ラスト5組目はパンクブーブー哲夫さんと吉田さんのコンビ。ネタは「相談したいこと」。哲夫さんはつかみの段階からこの日の他のコンビのネタをアドリブで取り入れたり、観客まで引き込み、イキイキしていて楽しそう。漫才の詳細まではメモに残せませんでしたが、「さすが!M-1とTHE MANZAIのチャンピオン!」と納得させられた素晴らしいネタでした。

ネタ終わりのトークでは、哲夫さんが「チャンピオンは理解力!」と言っていたのが印象的でした。つまり、吉田さんが求めていることを理解し、それを表現できるのがチャンピオンとしての実力、ということだと思います。ネタ中は楽しそうだった哲夫さんでしたが、実は今回の漫才に対して「違和感大あり」だったとのこと。それでもあの完成度、つくづくすごいと思いました。

ライブの最後はお客さんの拍手でどのネタが一番おもしろかったかを判定。私は哲夫・吉田コンビに拍手しましたが、一番拍手が大きかったのは吉田・ウーマンラッシュアワー村本コンビでした。ちなみに吉田さんが一番相性がいいと感じたのはとろサーモンの久保田さんとのこと。この日の5人の相方の中で、POISON GIRL BANDの阿部さんに一番近いのは久保田さんのような気がするので、普通に納得してしまいました。

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2012年に観た映画(38)

2012-09-23 08:56:20 | 映画!
12/30の日記で、2012年の目標を「劇場で映画を観る時は1本あたり1,000円以下で観る!」と発表した私。9/16から9/22までの映画料金は以下のとおりです(左端の番号は今年1年用の通し番号、作品名の次は◎、○、△、×の4段階評価)。

247 9/16 白雪姫と鏡の女王 ○ (TOHOシネマズ 1ヶ月フリーパスポート使用で0円)
248 9/16 天地明察 ○ (TOHOシネマズ 1ヶ月フリーパスポート使用で0円)
249 9/16 鍵泥棒のメソッド ◎ (TOHOシネマズ 1ヶ月フリーパスポート使用で0円)
250 9/17 ファインディング・ニモ 3D ◎ (1,200円)
251 9/17 バイオハザードV リトリビューション 2D字幕版 ○ (TOHOシネマズ 1ヶ月フリーパスポート使用で0円)
252 9/18 スリープレス・ナイト ○ (テアトルシネマグループ会員サービスデーで1,000円)
今年2回目なので通し番号なし 9/20 プンサンケ ○ (シネマートポイントカードデー(?)で1,000円)
253 9/21 ロック・オブ・エイジズ 限りなく◎に近い○ (ユナイテッド・シネマ 会員サービスデーで1,000円)
254 9/22 劇場版 TIGER & BUNNY The Beginning ○ (ユナイテッド・シネマ ポイント交換で1,000円)
255 9/22 王様とボク △ (ユナイテッド・シネマ ポイント交換で1,000円)
256 9/22 そして友よ、静かに死ね ○ (テアトルシネマグループ会員カードで1,300円)
合計 10作品(11回) 7,500円

今回はリピートしたのは『プンサンケ』のみ。今回もTOHOシネマズ 1ヶ月フリーパスポートだけでなく、各種サービスデーをうまく使って1回あたりの料金は681円! おかげさまで今回も無事セーフでした。ただ、TOHOシネマズ 1ヶ月フリーパスポートが9月17日で有効期限を迎えてしまったので、これから1,000円以下で映画を観るのは厳しくなります。ふぅー。

さて、今回オススメしたいのは『鍵泥棒のメソッド』と『ロック・オブ・エイジズ』。『鍵泥棒のメソッド』は予告編を見る限りでは「それほどおもしろくなさそうだな」と、実はあまり期待していなかったのです。ところが、じっさい観てみると「ハリウッドでリメイクされるのでは?」と思えるほど見事な脚本。適度な笑い、テンポの良い展開、きちんと回収される伏線、そして終盤の爽快感。登場人物の名前にもニヤリとさせられます。もちろん役者さんの演技も素晴らしく、特に香川照之さんの演技が最高。ここのところ『るろうに剣心』、『ひみつのアッコちゃん』、『夢売るふたり』などいろいろな日本映画に出演されている香川さんですが、この作品が一番だと思います。ぜひ劇場でどうぞ。

もう一本のオススメは『ロック・オブ・エイジズ』。同名の人気ミュージカルが映画化されたもの。トム・クルーズがロック・スター役を演じていることが話題になっていますが、この作品で注目していただきたいのはやはり音楽。作品の舞台が1987年で、80年代に青春を過ごした私にとってはどストライクな曲ばかりでした。1988年以降にリリースされた歌が使われていたり、女性のメイクが80年代より若干洗練されていたり、つっこみどころは山のようにあるのですが、選曲の素晴らしさが「そんな細かいことはどうでもいいんだよ!」と思わせてくれ、スクリーンを見つめながら「ロック万歳!80年代万歳!」と心の中で叫び続けてしまいました。舞台版では映画にはなかった To Be With You (MR. BIG) や High Enough (Damn Yankees)、Oh Sherrie (Steve Perry) が歌われていることを知り、ブロードウェイに観に行きたくなったほど。とにかく、アラフォー世代必見の作品です!

*各作品の簡単なレビューはこちらでどうぞ。

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POISON吉田が5人と漫才(2)

2012-09-20 13:05:11 | お笑い!
もう2週間以上前のことなのでかなり記憶が薄れてしまっていますが、8月31日にルミネtheよしもとで観た『POISON吉田が5人と漫才』のレポの続きを。

1人の酔っぱらったお客さんのせいで、客席には妙な緊張感。そんな中1組目のPOISON GIRL BAND吉田さん・ゆったり感江崎さんの二人が登場。立ち位置は客席から舞台に向かって右側がボケの吉田さん、左側がツッコミの江崎さん。冒頭、大きな声の江崎さんに対して「もうちょいボリューム下げてもらえますか?」と吉田さん。今まであまり気にしたことがありませんでしたが、確かに声のバランスは重要だなぁと。ネタは「夏にやり残したこと」。江崎さんのツッコミがゆったり感の時とはかなり違い(個人的にはさまぁ~ずの三村さんに似ていたような気が)、不思議な感じがしました。

ネタの後、MCのアホマイルド坂本さんも交えてしばしのトーク。江崎さんは初めてのネタ合わせの時に吉田さんから「完璧!」と言われて、逆に不安になったとのこと。でも、ネタが終わって「汗かいたんで大満足!」と一言。酔っぱらったお客さんがどんな邪魔をしてくるかという不安もあったはずなので、江崎さんからこの言葉を聞いて私もホッとしました。また、普段は相方の中村さんにつっこみを入れる時に叩いているけれど、今日は叩かなかった、とのこと。そりゃ、確かに先輩は叩けないだろうなぁと。

2組目は吉田さんとウーマンラッシュアワー村本さんのコンビ。立ち位置は舞台に向かって右側がツッコミの吉田さん、左側がボケの村本さん。村本さんは紺のジャケットにボーダーのシャツ、そして膝丈の白い短パン。風邪を引いていてちょっと鼻声。しかも、1ヶ月半見ないうちにちょっと太ったような気が。ネタは「東京の人」。村本さんが吉田さんをぐいぐい引っ張る感じで、ウーマンラッシュアワーの普段のネタのように非常にスピード感のある漫才。お客さんのウケもかなり良かったです。

ネタの後のトークでは村本さんが「(ライブ冒頭のトークで吉田さんが)15%の仕上がりって言ってたくせに吉田さんが噛んだ」と速攻指摘。一方吉田さんは「ものすごいアドリブを入れてくれて、すごいイライラした」とのこと。村本さんは普段のウーマンのネタを「全部自分が書いていて、自分が振って、自分がボケる」と表現し、今回の経験はかなり新鮮だったよう。また、今までの相方についても「10人に逃げられている」と自虐ネタ。「プライベートでは犬に7匹逃げられている」と付け加えていたのが笑けました。

時間がないのでとりあえず今回はこの辺で。続きはまた後日書きます。

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ありがとう、TOHOシネマズさん!

2012-09-18 19:41:23 | 映画!
ふー、8月18日に発行してもらったTOHOシネマズの1ヶ月フリーパスポートが昨日9/17で有効期限が切れてしまいました。この1ヶ月間フリーパスポートでタダで観させていただいた映画は以下のとおりです。

8/18 プロメテウス 3D字幕版
8/18 裏切りのサーカス
8/19 ダークナイト ライジング
8/19 The GREY 凍える太陽
8/25 あなたへ
8/25 アベンジャーズ 3D字幕版
8/26 るろうに剣心
8/26 闇金ウシジマくん
8/27 プロメテウス 3D字幕版
9/2 エイトレンジャー
9/2 映画 ひみつのアッコちゃん
9/2 最強のふたり
9/3 最強のふたり
9/8 プロメテウス 2D字幕版
9/8 ディクテーター 身元不明でニューヨーク
9/8 夢売るふたり
9/8 アベンジャーズ 3D字幕版
9/9 デンジャラス・ラン
9/15 踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望
9/15 コッホ先生と僕らの革命
9/16 白雪姫と鏡の女王
9/16 天地明察
9/16 鍵泥棒のメソッド
9/17 バイオハザードV リトリビューション

複数回観た作品も含めてのべ24本。1ヶ月フリーパスポートで3D作品を観る場合、3D料金は別に取られるのですが、1本目の『プロメテウス 3D字幕版』はスタッフのお姉さんがそのルールを忘れていたのか、3D料金が取られずラッキー。というわけで、通常の料金(レイトショーの時間帯で観た作品もありますが、それも1本1,800円で計算しています)で観た場合、合計43,500円相当をタダで観させていただきました!

フリーパスポートの一番素晴らしいところは普段はお金を出して観ようと思わない作品も「タダだから観てみよう」と気楽に観に行けるところ。今回は『るろうに剣心』、『闇金ウシジマくん』、『エイトレンジャー』、『映画 ひみつのアッコちゃん』、『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』、『天地明察』、『バイオハザードV リトリビューション』などがまさにそうだったのですが、実際観てみるとほとんどがそれなりに良かったです。『闇金ウシジマくん』なんてもう1回観ようかと思ったくらい。残念ながら『エイトレンジャー』だけは「交通費返せレベル」でしたが…。あと、『プロメテウス』や『アベンジャーズ』も繰り返し観られて良かったです。

TOHOシネマズさん、映画好きにはたまらない、1ヶ月フリーパスポートという素晴らしいプレゼントを本当にありがとうございました! この素晴らしいシステム、絶対にやめないでくださいね! 私も次のパスポートGETをめざして、劇場に足を運びたいと思います。

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2012年に観た映画(37)

2012-09-16 08:08:02 | 映画!
12/30の日記で、2012年の目標を「劇場で映画を観る時は1本あたり1,000円以下で観る!」と発表した私。9/9から9/15までの映画料金は以下のとおりです(左端の番号は今年1年用の通し番号、作品名の次は◎、○、△、×の4段階評価)。

238 9/9 デンジャラス・ラン ○ (TOHOシネマズ 1ヶ月フリーパスポート使用で0円)
239 9/9 サンセット大通り ○ (「午前十時の映画祭」で1,000円)
240 9/9 バレエに生きる パリ・オペラ座の二人 ○ (Bunkamuraル・シネマ日曜日最終回で1,000円)
241 9/12 I'M FLASH! △ (レディースデーで1,000円)
242 9/14 ぼくたちのムッシュ・ラザール ○ (シネスイッチ銀座レディースデーで900円)
243 9/15 ウェイバック-脱出6500km- ◎ (前売券で1,500円)
244 9/15 レベッカ ○ (「午前十時の映画祭」で1,000円)
245 9/15 踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 ○ (TOHOシネマズ 1ヶ月フリーパスポート使用で0円)
246 9/15 コッホ先生と僕らの革命 ○ (TOHOシネマズ 1ヶ月フリーパスポート使用で0円)
合計 9作品(9回) 6,400円

今回は珍しくリピート一切なし。今回もTOHOシネマズ 1ヶ月フリーパスポートだけでなく、各種サービスデーや前売券もうまく使えたので1回あたりの料金は711円! おかげさまで今回も無事セーフでした。

今回◎だったのは『ウェイバック-脱出6500km-』のみ。第二次世界大戦中にシベリアの矯正労働収容所から脱出し、歩き続けてヒマラヤを越え、インドまで到達した人々の物語。この作品の一番の特徴はやはりリアルな映像。越えても越えても永遠に続くかのような雪山、果てしなく広がる灼熱の砂漠。スクリーンに映し出された容赦のない厳しさの自然を見ているだけで、自分までも足の痛みや喉の渇きを覚えるほど。キャスティングも役者の演技も素晴らしく、特にエド・ハリスとコリン・ファレルは今まで観た作品の中で一番ハマっていたような気がしました。あと、元牧師役として背の高いかっこいい俳優さんが出演しているのですが、彼がステラン・スカルスガルドの息子グスタフであることをパンフレットで知ってびっくり。アレクサンダー・スカルスガルドもそうですが、あまり似ていない親子だなぁと。

映画を観るとつい粗探ししてしまう私ですが、この作品は珍しくつっこみどころがほとんどありませんでした。ちなみに、つっこみどころの1つは英語が母語の登場人物は一人しかおらず、他はみな非英語圏出身なのに英語がうますぎること。まぁ、これはリアリズムよりも物語の進行をよりスムースにするための配慮だと思いますが。もう1つは一行が通り過ぎるある建造物の造形が地理的におかしいこと。その建造物自体は実在しますが、パンフレットに表示された彼らのルートから考えると、その地点ではそのような外観ではないはず、ということです(映画を観た人にはピンとくると思いますが、観ていない方にはわかりにくい表現ですみません)。厳しい自然の中での撮影は本当に過酷だったと思いますが、それに耐え、素晴らしい映画を作り上げたキャスト・スタッフに拍手を送りたいです。みなさんもぜひ劇場でどうぞ。

*各作品の簡単なレビューはこちらでどうぞ。

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映画『プロメテウス』のここがおかしい、よくわからない(要注意:ネタバレしまくりです) (番外編)

2012-09-11 19:10:24 | 映画!
「映画『プロメテウス』のここがおかしい、よくわからない」、前回が最終回と宣言しましたが、8日に4回目を観てさらにおかしいと思った点がありましたので、今回は番外編と称して書かせていただきます。

21. 髪を染めているデヴィッドと染めてないデヴィッド
映画『プロメテウス』のここがおかしい、よくわからない(要注意:ネタバレしまくりです) (1)」でデヴィッドが髪の生え際を染め(脱色かも)ていることについて書きましたが、あのシーン、よく見るとつながっていないのです。まず髪の生え際に小さな紙のようなものを貼っている(そもそも一般人が家で髪を染める時、あんな風に紙を貼ることすら珍しい気がするのですが、あれば単に髪を染めているという状況を強調したかったのかもしれません)デヴィッドが映り、その後生え際に何もつけていない状態で『アラビアのロレンス』を観ているデヴィッドが映ります。さらにその後で生え際に紙を貼ったデヴィッドが映る、という具合です。単なる編集のミスなのかもしれませんし、あえてそうしたのかもしれませんが、鑑賞4回目にして気がつくなんて、自分がちゃんと集中してスクリーンを見ていないかという証拠ですね。この点は大いに反省しました。

22. ファイフィールドはなぜ生きていられたのか?
映画『プロメテウス』のここがおかしい、よくわからない(要注意:ネタバレしまくりです) (3)」で洞窟探検中に地質学者のファイフィールドと生物学者のミルバーンがショウ博士一行から離れたと書きました。その後二人はエイリアンに遭遇し、ミルバーンはエイリアンに寄生され、ファイフィールドはエイリアンの体液を浴び、二人とも完全にアウト、のように見受けられます。実際ミルバーンは後で遺体で発見されるのですが、ファイフィールドは顔の皮膚がただれ、まったく面影を残していない状態で船に戻ってきます。ここで浮かぶのは2つの疑問点。1. 生きているならなぜもっと早く無線で連絡しなかったのか? 2. しかもヘルメットが壊れた状態で、自然呼吸できない空気の中、どうやって生きていられたのか? 特に2については絶対に調査すべきなのに、これについてもまったくフォローなし。残念です。

23. 全自動手術台内にいたエイリアンをデヴィッドが飼っていた?
映画『プロメテウス』のここがおかしい、よくわからない(要注意:ネタバレしまくりです) (5)」で「全自動手術台内にいたエイリアンはどうやって大きくなった?」という疑問を挙げました。あの部屋には糧となるものや寄生する対象がまったくなかったはずですし、そもそも密閉されていたはずの全自動手術台からどうやって外に出たかも疑問です。で、この映画を4回観て私が考え出した仮説は「デヴィッドがエイリアンにエサを与えていたのではないか?」 彼は船内のことを熟知していたはずですから、食べ物がどこにあり、自分の身を危険にさらすことなくエイリアンにエサを与える方法もきっとわかっていたはずです。もしこの仮説が正しければ、なぜそんなことをしたのか?という疑問も浮かぶわけですが、それはきっと彼が以前に言っていた"Big things have small beginnings."の Big things を見届けるためだったに違いありません。いや、さらに大きな結末を予想していたのかも。もちろんそれは続編で明らかになると思われます。

いやー、不思議なことにこれを書いていたらまた観たくなってきました、『プロメテウス』。おかしいところ、わからないところは多くてもそれだけ魅力的な作品なのだと思います。というわけで、また観に行くことがあったら、さらにこの続きを書くかもしれませんw

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2012年に観た映画(36)

2012-09-09 08:28:07 | 映画!
12/30の日記で、2012年の目標を「劇場で映画を観る時は1本あたり1,000円以下で観る!」と発表した私。9/2から9/8までの映画料金は以下のとおりです(左端の番号は今年1年用の通し番号、作品名の次は◎、○、△、×の4段階評価)。

231 9/2 エイトレンジャー △ (TOHOシネマズ 1ヶ月フリーパスポート使用で0円)
232 9/2 映画 ひみつのアッコちゃん ○ (TOHOシネマズ 1ヶ月フリーパスポート使用で0円)
233 9/2 最強のふたり ○ (TOHOシネマズ 1ヶ月フリーパスポート使用で0円)
今年2回目なので通し番号なし 9/3 最強のふたり ○ (TOHOシネマズ 1ヶ月フリーパスポート使用で0円)
234 9/4 神弓 KAMIYUMI ○ (テアトルシネマグループ会員サービスデーで1,000円)
235 9/5 コロンビアーナ ○ (レディースデーで1,000円)
236 9/8 プロメテウス 2D字幕版 ○ (TOHOシネマズ 1ヶ月フリーパスポート使用で0円)
今年2回目なので通し番号なし 9/8 ディクテーター 身元不明でニューヨーク ○ (TOHOシネマズ 1ヶ月フリーパスポート使用で0円)
237 9/8 夢売るふたり ○ (TOHOシネマズ 1ヶ月フリーパスポート使用で0円)
今年4回目なので通し番号なし 9/8 アベンジャーズ 3D字幕版 ◎ (TOHOシネマズ 1ヶ月フリーパスポート使用で0円300円(3D料金のみ))
合計 7作品(10回) 2,300円

今回リピートしたのは『最強のふたり』、『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』、『アベンジャーズ』の3本。『プロメテウス』は通算4回目ですが、今回は3D字幕版ではなく2D字幕版なので、別カウントにしています。今回もTOHOシネマズ 1ヶ月フリーパスポートだけでなく、各種サービスデーもうまく使えたので1回あたりの料金は230円! おかげさまで今回も無事セーフでした。

今回◎だったのは『アベンジャーズ』のみで、これは8月19日の日記ですでにオススメ済み。で、どの作品を紹介しようか迷ったのですが、期待以上に良かった韓国映画『神弓 KAMIYUMI』について書こうかと。1636年に朝鮮半島で起きた丙子乱のを背景に描かれていて、当時の朝鮮で清に妹を捕らわれた兄が絶望的な状況の中、妹を清から朝鮮に連れ戻そうとする物語。この映画の最大の特徴はアクションシーンのカメラワーク。死闘を繰り広げる男たちにあまりにカメラが寄り過ぎて、正直何が起こっているかわからないシーンがかなりありましたw その分臨場感がものすごくて、迫力・スピードともに満点。また、清側(悪役)のキャスティングが素晴らしく、キャラのインパクト的には朝鮮側に優っていたほど。やはりアクションものは悪役が重要だと再認識した次第。その悪役の中で最も印象に残ったのが、手話を使う一人の兵士。目力がすごかったのですが、ググってみたらなんと大谷亮平さんという日本人。役柄もどうやら日本人だったよう。彼のオーラならハリウッドも狙えるのではないかと。そして、個人的にこの映画で一番テンション上がった点は満州語が使われていたこと! 鑑賞前は清側の登場人物は北京語を話すものとばかり勝手に思っていたので、うれしいサプライズでした。でも、満州語のwikipediaを見たら現在の「母語話者数 20-70人」と書かれていて、あれがはたして正しい満州語だったのかどうか…? 満州語に興味がある・なしにかかわらず、アクション映画好きならきっと楽しめる作品だと思いますので、ぜひ劇場でどうぞ。

*各作品の簡単なレビューはこちらでどうぞ。

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POISON吉田が5人と漫才(1)

2012-09-06 12:53:12 | お笑い!
とっても今さらですが、8月31日にルミネtheよしもとで観た『POISON吉田が5人と漫才』のレポを。2010年末にお笑いから足を洗い、POISON GIRL BAND の吉田さんを見ることはもう二度とないだろうと思っていましたが、『POISON吉田が5人と漫才』にウーマンラッシュアワーの村本さんが出演することを知り、速攻チケットをGETしたのでした。

ルミネtheよしもとに入るのも本当に久しぶり。しばらく来ないうちに結構変わったなぁと。早速客席に座り、以前とは違う開演前の音楽に耳を傾けながらしばらくTwitterを眺める。開演時間が近づいてきた頃、私からまぁまぁ近くの席に座った女性を見て驚いた! 私がかつて PGB のファンだった頃、いつも彼らのライブで前の方の席にいたあの女の人だ! 今もファンなんてすごい!と一人で興奮。

そして、21時半ちょうどに会場内の照明が暗くなり、ついに開演。MCはアホマイルドの坂本さん。うわぁ、懐かしい! 以前よりも太って、ハゲた・・・よね? そしてその日の主役、吉田さんが登場! 吉田さんを最後に見たのはM-1グランプリ2010 準決勝戦以来なので、1年8か月ぶりくらいでしたが、びっくりするほど変わってない!

アホマイルドの坂本さんから振られるまま、この「POISON吉田が5人と漫才」の将来的な展望(ゆくゆくはNGK(なんばグランド花月)で師匠5人と漫才、来年は5大ドームツアー等)を語る吉田さん。今回のライブについては100%仕上がっている人と5%仕上がっている人がいるとのこと。「100%仕上がっている人は「ネタ合わせしましょう」と言ってくれるけれど、5%しか仕上がっていない人は楽屋で雑誌を読んでいる」と言う吉田さんに、私は正直「大丈夫か、このライブ?」と少々不安になってしまいました。その後もこのライブを企画するきっかけやライブの後の打ち上げの話、果てはこれの前のトータルテンボスさんのライブですべった話なども出てきて、現在の吉田さんの精神状態が明らかに。

そして、坂本さんがその日の出演者を読み上げている時、事件は起りました。いきなり客席から「金払ってるんだから早くやれ! 長いんだよ!」という罵声。私の席からはその男性の姿は見えず、その時の私は「スタッフさんが吉田さんを驚かせるために仕込んだんだろう」と勝手に判断。坂本さん・吉田さんは「すみません、すぐ終わりますんで!」と軽めのノリで謝罪。それからほどなく吉田さんは準備のためにいったん舞台からハケたのですが、MCとしてトークを続ける坂本さんに対してその男性は「どんだけ延ばすんだよ! 罰ゲームかよ、これ!」と罵声を浴びせ、私も「これ、マジでヤバイわ」と自覚。会場内のテンションはすっかり下がった上、1本目のネタの準備にも異常に時間がかかり、その場をつなぐ坂本さんは汗びっしょり、お客さんも気が気じゃない。やっと1本目の準備ができ、坂本さんがハケる時は本当にホッとしましたよ。それにしても坂本さん、あんな場でも冷静に対応してかっこよかった。さすが、花の東京NSC4期生!

うわー、まだネタに入れていませんが、時間がないので今日はこの辺で。続きは後日書かせていただきます。

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映画『プロメテウス』のここがおかしい、よくわからない(要注意:ネタバレしまくりです) (5)

2012-09-03 13:07:53 | 映画!
お待たせしてすみません。映画『プロメテウス』に関する疑問点の続きを。予定では今日が最終回ですw

17. 自己紹介と旅の目的の説明、遅すぎね?
すっごく前に戻ってしまうのですが、プロメテウスの乗組員は目的地に着いてから互いに自己紹介したり、今回この星に来た理由の説明を受けています。このプロジェクトには莫大な費用がかかっていて、乗組員が一致団結して目的を達成させなければいけないのに、このタイミングで自己紹介とかオリエンテーションっておかしくないですか? 普通ならどんなに遅くても出発前にはこの手のことは済ませておくと思うのですが。このタイミングの遅さが原因ではないかもしれませんが、地質学者のファイフィールドは「俺にはエンジニアなんて興味ないんだー」みたいなことを言いだしますよね。あ、そのファイフィールドがエイリアンに襲われた後、洞窟からどうやって一人でプロメテウスに辿りつけたのかも気になりました。

18. デヴィッドは白い宇宙人と社長の顔合わせがうまくいくと思っていたのか?
デヴィッドとウェイランド社長は眠っていた白い宇宙人を起こし、話しかけるのですが、宇宙人の怒りを買ったのか、デヴィッドは体から頭を引きちぎられ、社長は殺されてしまいます。ウェイランド社長はまだしも、そもそもデヴィッドは本気で白い宇宙人と友好的に話せると思っていたのでしょうか? かなり前のシークエンスで「子供は親の死を願うものではないか?」のようなことをデヴィッドが言っているので、実はこの時も「社長は宇宙人に殺されて当然、自分は仮にやられても死ぬことはない」と想定していたのではないかと。まさか自分の体が引きちぎられるとは想定していなかったかもしれませんが。

19. 人間と同じDNAの生物がなぜヘルメットなしでも大丈夫だったの?
白い宇宙人の地球行きをなんとか阻止して、ヴィッカーズの脱出装置(だったんですよね?)に避難してきたショウ博士。そこに突然デヴィッドから無線で「彼(白い宇宙人)がそっちに向かっている」という連絡を受けます。そもそも白い宇宙人が向かってきたのは、デヴィッドの差し金だと私は考えているのですが、白い宇宙人は脱出装置に来た時ヘルメットをかぶっていませんでしたよね? その星の空気は人間にとっては自然呼吸が不可能だったのに、同じDNSを持つ白い宇宙人はヘルメットなしでも平気っておかしくないですか?

20. 全自動手術台内にいたエイリアンはどうやって大きくなった?
前回、ショウ博士がエイリアンを全自動手術台で取り出したことを書きました。ショウ博士が再びそこに戻ってきた時、エイリアンは大きく成長し、恐ろしい姿になっているわけですが、糧となるものや寄生する対象がまったくなかったはずなのに、なぜにあれほど大きくなっていたのか不思議で仕方ありません。

ふー、疑問はまだまだあるのですが、キリがないので今回のシリーズはいったんこれで終わりにします。『プロメテウス』、あと1回は劇場で観に行くつもりなので、観た後に何か書くかもしれません。「映画『プロメテウス』のここがおかしい、よくわからない」シリーズで本ブログにとっては未曾有のアクセス数をいただきましたので、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました!
コメント (2)
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2012年に観た映画(35)

2012-09-02 09:01:46 | 映画!
12/30の日記で、2012年の目標を「劇場で映画を観る時は1本あたり1,000円以下で観る!」と発表した私。8/26から9/1までの映画料金は以下のとおりです(左端の番号は今年1年用の通し番号、作品名の次は◎、○、△、×の4段階評価)。

223 8/26 るろうに剣心 ○ (TOHOシネマズ 1ヶ月フリーパスポート使用で0円)
224 8/26 闇金ウシジマくん 限りなく◎に近い○ (TOHOシネマズ 1ヶ月フリーパスポート使用で0円)
今年3回目なので通し番号なし 8/27 プロメテウス 3D字幕版 ○ (TOHOシネマズ 1ヶ月フリーパスポート使用で0円)
225 8/28 フェイシング・アリ ○ (テアトルシネマグループ会員サービスデーで1,000円)
226 8/29 遊星からの物体X ファーストコンタクト ○ (レディースデーで1,000円)
227 9/1 放課後ミッドナイターズ ○ (映画サービスデーで1,000円)
228 9/1 プンサンケ ◎ (映画サービスデーで1,000円)
229 9/1 籠の中の乙女 ◎ (映画サービスデーで1,000円)
230 9/1 メリエスの素晴らしき映画魔術+月世界旅行 ○ (映画サービスデーで1,000円)

合計 8作品(9回) 6,000円

今回リピートしたのは『プロメテウス』のみ。今回はTOHOシネマズ 1ヶ月フリーパスポートだけでなく、各種サービスデーもうまく使えたので1回あたりの料金は667円! おかげさまで今回も無事セーフでした。

今回オススメする作品は『プンサンケ』と『籠の中の乙女』。『プンサンケ』は北朝鮮と韓国を行き来する運び屋の男が主人公の物語(プンサンケ自体は彼が吸っている北朝鮮のタバコ「豊山犬」のカタカナ表記)。この作品でとにかくすごいのは主人公のキャラ設定。名前もなく、国籍不明で言葉も一切話さない(恐らくアクセントで北朝鮮籍か韓国籍か判断されることを避けるため)。武器も持たずに命がけで闘う身体能力、仕事の速さ、寡黙さ、そして拷問にも屈しない意志の強さ、どの点をとっても完璧。走る姿も美しくて、私が観たすべての映画の中でもベスト10に入るぐらいかっこいい孤高のヒーロー。主人公を演じたユン・ゲサンが役に完全にハマっていて、序盤から彼の一挙手一投足に心酔してしまいました。しかも彼以外の男性の登場人物がことごとくイケていないので、彼のキャラがひときわ立つという寸法。物語も非常にドラマティックで、中盤からは完全に予想外の展開。そして、ハッピーエンドとはほど遠いラスト。深い愛と激しい憎しみが入り混じる2つの国の悲しい現実を見せつけられます。この作品の中で空を飛ぶ鳥が何度か映し出されるのですが、「ああ、この鳥たちにとっては北朝鮮も韓国も関係ないんだ。人間が国境を定め、自分たちが作った主義やら体制やらルールで自らを縛り付けてるだけなんだ」と。国籍を隠し、武器を持たずに無防備で闘う主人公の生き方はどちらの国の犬でもなく、実は鳥だったのだと思います。本当に素晴らしい作品ですので、ぜひ劇場でどうぞ。

もう1つの作品『籠の中の乙女』は正直観る人を選ぶ映画。ギリシャの裕福な家庭(父、母、長女、次女、長男)の日常が描かれているのですが、この家族が完全におかしい。子供たちはどう見ても成人しているのに、外には一歩も出ずに家の中で変なゲームで遊んだり、親から間違った意味で言葉を教えられているし、家族が互いに名前を呼ぶこともまったくなくて、序盤から何がなんだかまったくわからない。どうしてそのような状況になったのかという説明は最後までなく、彼らの地味に異常な言動が次から次へと積み重ねられていきます。観客から見れば「予定調和」という言葉が辞書から完全に消え去った世界。物語がどう収束するのかまったく予想がつきませんでしたが、最後は長女が家を出る形で終わります(ネタバレしてしまいましたが、どのようなプロセスで家を出るかは誰にも想像できないと確信しています)。この映画を一言で表現すると「理路整然とした狂気」。こういうプロットを思いつくこと自体本当にすごいことだと思いますし、それを派手な演出や大げさなカメラワーク一切なしで淡々と描ききっている点も素晴らしいです。作品から受けた衝撃という点では、今年のトップ10どころか私の全生涯のトップ10に入るのではないかと。伏線もきっちり回収されていますので、これからご覧になる方は、映像を一瞬も見逃さず、字幕もきっちり追っていただきたいと思います。

*各作品の簡単なレビューはこちらでどうぞ。
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映画『プロメテウス』のここがおかしい、よくわからない(要注意:ネタバレしまくりです) (4)

2012-09-01 00:30:07 | 映画!
早速ですが、映画『プロメテウス』に関する疑問点の続きを。

13. ハッチ、デカすぎね?
いや、細かいことなんですが、プロメテウス号のハッチ(出入り口)、ムダに大きすぎませんか?

14. 1個の卵で2匹?
前回の日記でデヴィッドがホロウェイ博士の飲み物の中に小さな卵のようなもの(私には1個に見えました)を入れたことを書きました。で、その後ホロウェイ博士とショウ博士は性交渉を持ちます。その翌日、予告編にもあるシーンですが、ホロウェイ博士は自分の目に小さなミミズのようなものがうごめいているのを発見します。一方、ショウ博士はエイリアン(という呼び方は作品の中ではされていませんが、便宜上ここではそう呼びます)をお腹に宿します。1個の卵から孵化するのは1個の個体ではないのでしょうか? なぜ1個の卵から1つはホロウェイ博士の目、1つはショウ博士のお腹という形に分かれてしまったのかがわかりません。まぁ、そもそも卵が1個だけじゃなかったのかもしれませんが。

15. エイリアンを取り出すシーンがテキトーな気が
不妊だったはずのショウ博士は自身の体内にエイリアンがいることを知り、それを全自動手術台(?)で帝王切開で取り出そうとしますが、その手術台は残念ながら男性専用。それでもショウ博士はマシンを手動設定し、機械に開腹させ、自分で麻酔を打ちながら、無理やり手術してしまいます。このシーンは映画史に残るんじゃないかと思うほど凄まじいのですが、そもそもお腹がメスで切られる痛みに麻酔なしで耐えられるものなのか、普通は気絶するんじゃないかという疑問があります。さらにUFOキャッチャー感覚でエイリアンを持ちあげホールドしている状況や、ホッチキスのような金具で開腹した箇所を閉じる映像も「えー?」と思ってしまいました。

16. あの役、ガイ・ピアースがやらなくてもよくね?
ガイ・ピアースは私が好きな俳優の一人。この作品に出演することは知っていたので、どんな役を演じるのか楽しみにしていました。でも、待てど暮らせどガイ・ピアースは登場しません。おりしも物語はショウ博士が船内のある部屋に迷い込むシーン。中には序盤で録画映像として現れたウェイランド社長の姿が。そこで、気が付いたのです、老けメイクで顔はまったく原型をとどめていないけれど、これがガイ・ピアースだと! 不思議なのはなぜこんなヨボヨボの老人役をまだ40代のガイ・ピアースにやらせたのかということ。若かりし頃のウェイランド社長も登場するならまだしも、そのようなシーンはありません。編集でそうなってしまったのなら、続編ではぜひ若き日のウェイランド社長を登場させてほしいと思います。

ふー、今日で終わらせるつもりだったのですが、時間がなくて残りの疑問を全部書くのはムリ! というわけでこの続きはまた後ほど。
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