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いろいろと

2011-03-31 13:03:58 | 日記
昨日はうれしいことがいろいろありました。私がよく行く TOHOシネマズと MOVIX のWebを見たら、なんと今週末からレイトショーが復活予定(劇場によって復活しないところもあるようです)! しかもMOVIXは当日分でなくてもオンラインでチケット購入できる形に戻ってる! というわけで、早速4月2日のレイトショーのチケットを購入しました。東北地方太平洋沖地震発生から3週間、レイトショーのない状態が続いていましたが、やっと復活するからにはもっと足繁く劇場に行くのみです。

2つ目にうれしかったことは、宝くじが当たったこと。グリーンジャンボのバラを10枚だけ購入していたのですが、震災でそのことをすっかり忘れていたのです。昨日ふと宝くじを買っていたことを思い出し、早速Webで当選番号をチェック。なんと6等の300円だけでなく、5等の3,000円も当たっていました! もうテンションあがって思わず「よっしゃー!」と叫びましたよ。実際、購入する時に3,000円使っているから、300円しか儲かっていませんが、それでも6等以外が当たったのは6~7年ぶりだったので、本当にうれしかったです。でも、恐らくこれは神様が「何か有意義なことに使いなさい」という意図で当選させてくれたと思うので、3,000円はそのまま東北関東大震災の義援金に充てました。

ほかにもうれしいことがあったのですが、何かは秘密(ま、誰も興味ないと思いますが)。昨日の「めざましテレビ」の占いでさそり座は11位だったのですが、私自身は1位だと思えるほどラッキーな1日でした。

突然話は変わりますが、私は同じ内容の日記を mixi と gooブログにアップしています。mixi の日記は2007年8月に始めて、gooブログは確か去年の12月にスタート。それより前の日付の日記は mixi にアップしていたものを時々せっせと(!?)コピペしているのです。mixi の日記にアクセスしてくれるのは毎日ほんの数人。足あとを見ても同じ名前はあまり見かけず、ゆきずり(!?)と思われる方がほとんど。goo ブログだと日記をアップした日はほぼ毎回100前後の訪問者数で閲覧数は100~300。この、毎回ほぼ一定している訪問者数が謎なのです。ひょっとすると私の日記を毎回読んでくださる方が100名前後いるのかもしれませんが、実はこんなからくりがあるんじゃないかと私は密かに想像しています。goo には gooブログの日記がアップされるたびにそれをチェックするアルバイトさんが100人くらいいて、その方々が一生懸命に私や他の方々の新着日記を開いて(読んでいるかは不明)くれているのではないかと。やっぱり訪問者が多ければ多いほど頑張って日記を書く気になるじゃないですか? 日記を書く人のモチベーションをあげるために goo がこんな素敵(?)なことをやってくれている・・・わけないですかね? もし私の想像が間違っていたとして、私の日記に頻繁にアクセスしてくださっている方がいらっしゃったら、この場をお借りしてお礼申し上げます。m(_ _)m

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強い国

2011-03-30 00:40:46 | 日記
私がアメリカに留学していた1990年の夏、友人たちとピクニックに行ったその帰りのこと。私は友人 Billy が運転する車に乗っていたのですが、その車が田舎道で突然止まってしまったのです。エンジンをかけようとしてもかかりません。他の友人たちが心配する中、Billy は外へ出て車のボンネットを開け、いろいろ調べた後、また車の中に戻ってきました。そして運転席に座った彼が発した言葉に、私は度肝を抜かれました、"Let's pray.(祈りましょう)"。祈る? こんな時に? 公衆電話探してAAA(JAFのアメリカ版みたいなもの)を呼ぶべきじゃない? そもそも祈るなんて大人のすることじゃないでしょ? 私の心の中にはそんな思いが渦巻きましたが、それを言い出す勇気もなかったので、そのまま目を閉じました。Billy が祈りを捧げている間も当然「祈って車が直るわけないのに・・・」と思っていました。祈りが終わり、エンジンを再びかけるBilly。すると車は何事もなかったかのように動き出し、車内にいた全員が歓喜の声をあげました。私が生まれて初めて体験した「祈りが聞き届けられた瞬間」でした。

私が最初考えていたように、公衆電話を探して AAA を呼んで車を修理してもらったとしても車は動いたでしょうが、Billyは人間を頼るよりもまずは神様を頼るという選択をしたのです(ちなみにこのBillyこそ3/13の日記で書いた「Facebook でわざわざ私を探してくれた友人」です)。東日本大震災の後、TV CMなどで「日本は強い国」「日本の力を信じてる」などのメッセージが流れていますが、私はこれに違和感を覚えます。私がこの震災とその後の福島第一原子力発電所事故で一番痛感したのは「人間の力ではどうにもならないことがある」と「結局人間はあてにならない」ということでした。だから今は「日本は強い国」とか「日本の力を信じてる」というメッセージを素直に受け入れることができません。先に書いた Billy のように、人間の力をあてにするのではなく、むしろ今こそ神様を頼るしかないという気持ちです。もちろん自分自身ができることは最大限やるつもりですが・・・。

あと、「強い国」という言葉自体にも抵抗を感じます。アメリカの9.11事件の直後、当時のジョージ・W・ブッシュ大統領が演説の最後に "God Bless America." と言った時、私は非常にショックを受けました。アメリカが大変な時だから当然といえば当然なのかもしれませんが、他の言い方もあったはずです。結局、アメリカはアメリカのことしか考えていないのかと失望しました。今の「強い国」メッセージも外国人が聞いたらどう思うでしょうか? 考え方は人それぞれとは言え、ほとんどの外国人にとって日本はすでに「強い国」(特に経済的に)の1つではないかと思います。もし、アメリカ人が「アメリカは強い国」、あるいは中国人が「中国は強い国」とテレビコマーシャルで言っている映像を見たら、私はやはり違和感を覚えると思います。もちろんメッセージが困難な事態に直面している日本人を勇気づけるためのものであることは重々承知しています。でも自分たちが大変な時こそ、他の人々のことも気遣える「優しい国」の方が「強い国」よりも価値がある、少なくとも私はそう思いたいです。

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神保町美容院めぐり(2)

2011-03-28 13:02:15 | 日記
2/14の日記で書いた、今年1年髪を切るたびに違うお店に行って、どこが自分にとってベストなのかを確かめてみる企画「神保町美容院めぐり」の第二弾。昨日お邪魔したのは神田小川町の某美容院(ここでは便宜上「C」としておきます)。実は前回2/11にこの美容院に行くつもりだったのですが、その次の週にこのお店の方々がパリに研修に行く予定であることをブログで知り、「それじゃ、パリ研修の後に行った方がいいな」と思い、6週間待ちました(私が美容院に行くのは基本的に6週間に1回なので)。電話で予約した時の女性の対応がとても良くて、お店に行く前から好感度アップ。

ドアを開けると、壁には所狭しと写真や絵がかけられ、ありとあらゆる色が存在するかのような空間。美容院というよりは若い女性の部屋という感じ。小柄なかわいい女性が迎えてくれて、声で電話の人だとすぐわかりました。昨日私を担当してくださったのもこの女性(便宜上Aさんとしておきます)。まずはカウンセリング。基本的には今のスタイルを変えずに伸ばしたい旨伝えた後、別の女性がシャンプー台に案内してくれました。椅子がずいぶん年季が入っているように見えたので、大丈夫か(なんせ前回の美容院Bではシャンプー台で痛い目に遭ったので)心配だったのですが、実際座って上半身を倒されても非常に快適でした。今までで行った美容院で一番私に合ったシャンプー台かも。

シャンプーが終わり、元の椅子に戻るとAさんはヘアーカタログを広げ、私の髪質や顔型はこうこうだから、こういう風にすると似合うと思うと説明してくれました。ここまで丁寧な説明と具体的な提案は今まで行った美容院ではあまりなかったですし、私自身ももともと具体的な希望はなかったので、「おまかせします」と返事をしてカットがスタート。よく考えてみると私が女性の美容師さんに髪を切ってもらうのは約5年半ぶり(男性の美容師さんを指名したことは一度もありませんが、なぜかここ数年ずっと男性ばかりだったのです)。その時点ではお客さんが一人もいなかったせいもありますが、Aさんのよく通る声で会話も非常にスムース。男性の美容師さんは声が低く、お客さんがたくさんいる時はコミュニケーションがとりづらいので、これは新鮮な驚きでした。

前回美容院Bで「次から次へと顔に落ちてくる髪の毛」について書きましたが、Aさんのカットだと顔に落ちてくる髪の毛はほぼ皆無。これも驚きました。カットの後はカラー。女性二人がかりでてきぱきと作業。次のシャンプーまでの間、私はお店で用意してくれたバニラの香りの紅茶をいただきながら、自分で持ってきた本を読んでいたのですが、Aさんが「読書中ごめんなさい・・・」とまたヘアカタログを広げて、「こんな感じに染めることもできるんですよ。今の色に飽きたらこれなんかいかがですか?」と新たな提案。「この人は本当に美容師という仕事が好きなんだなー」と心意気を感じました。

二度目のシャンプーも非常に快適で文句なし。シャンプーの後は元の椅子に戻ってAさんによるマッサージ。これも力加減が絶妙で気持ちよかったです。髪の毛を軽く乾かした後、初めて頭の後ろがどうなっているか見せてもらったのですが、自分が想像していたよりかなり切られていて一瞬ショック。でも、Aさんがたいそう満足げな頬笑みを見せていたので、「この長さがベストと思って切ってくれたのならこれでいいや」と納得。最後はAさんのイメージにさらに近づけるべくスタイリング剤とブローで整えて終了。支払のタイミングや荷物・コートを持ってきてくれる時にすら気遣いが感じられ、非常に気持ち良くお店を出ました。

というわけで、非常に満足度の高かった美容院C。今年1年の神保町美容院めぐりが終わったあと、私が行く美容院はここになるかもしれません。

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『イリュージョニスト』と『ザ・ファイター』と『トゥルー・グリット』

2011-03-26 23:58:27 | 映画!
今日は『イリュージョニスト』『ザ・ファイター』『トゥルー・グリット』の3本の映画を観ました。『イリュージョニスト』は一言で言えば「イラッとする映画」。映像は美しいし、音楽も素晴らしいのですが、とにかく登場人物の行動に私はイライラしどおしでした。ストーリーについていいとか悪いとかここで論じるつもりはありませんが、私自身は正直キライです、この物語。字幕もいまいち。特に、ショーウィンドウに飾られた人形が最初「£3(3ポンド)」だったのが、最後に「For Free(無料)」になっていたところとか、絶対字幕に入れるべきだったと思います。あと、この映画でスコットランドの言葉を初めて聞いたのですが、まったく理解できず・・・orz。とにかく、この作品は予告編でめちゃくちゃ期待値が上がっていたので、その分非常にガッカリしました。

『ザ・ファイター』はおもしろかったです。特筆すべきはやはりアカデミー賞助演男優賞を受賞したクリスチャン・ベールのハンパない役作りと演技。アカデミー賞助演女優賞を受賞したメリッサ・レオ、同賞にノミネートされたエイミー・アダムスも素晴らしかったです。ただ、ボクシングの練習や試合のシーンは映画『あしたのジョー』と比べるとかなり見劣りする気がしました。なんせ主演のマーク・ウォールバーグの体が全然できあがっていないし、動きもかなり遅い。試合はテレビ中継がそのままスクリーンに映し出されている(当然映像も粗い)ので、スローモーションや大掛かりなカメラワークが使われていない分迫力に欠けた感じ。あと、復帰戦の次の試合ではマーク・ウォールバーグがマウスピースをつけていない(ように見えた)のも気になりました。

『トゥルー・グリット』、これはぶっちゃけオススメです。物語がおもしろいのはもちろんのこと、登場人物が魅力的。特に父親を殺された少女マティ・ロスの大人顔負けの度胸と行動力、知性はちょっとうらやましいと思ったほど。細かい突っ込みどころや残酷なシーンもたくさんありますが、そんなことが気にならないほどドキドキ・ハラハラ・ワクワク感満載の展開。あと、讃美歌をアレンジした音楽がホントに素晴らしかったです(あれが讃美歌だとはほとんどの日本人が気がつかないでしょうが・・・)。アメリカの教会を懐かしく思い出しました。『トゥルー・グリット』、コーエン兄弟の監督作では最大のヒット作らしく、それも十分納得できる作品。今日最後に観た映画が一番満足できるものだったので、とても幸せな気分で劇場を出ました。

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月の輝く夜に

2011-03-24 20:28:13 | 映画!
21日、「第二回 午前10時の映画祭 Series2/青の50本』で『月の輝く夜に』を観てきました。シェール、ニコラス・ケイジ主演の1987年の作品(日本公開は1988年3月)。公開当時はかなり評判になっていたと思うのですが、なぜか私は観に行かず、その後ビデオや DVD を借りることもありませんでした。つまり、制作から24年の時を隔てて初めて観たわけですが、想像以上に素晴らしい作品でした!

もう、とにかく、シェールが美しい! この作品が撮影された時、彼女は40歳から41歳だったはず(役の設定は37歳)ですが、しわ一つなくてホントにキレイ。化粧でカバーしているところもあったでしょうが、そんなことはどうでもいいほどオーラがハンパない。ただ、役柄的にイタリア語訛りの英語を話していたのか、ちょっとセリフが聞きとりづらかったです(単に私のヒアリング能力が低いだけかも)。当時彼女は歌手としても活躍していて、私もMTVなどでしょっちゅう彼女の歌う姿を見ていたはずなのに、なぜ彼女の美しさに気がつかなかったのか、自分でも不思議なくらいです。

相手役のニコラス・ケイジも若くてかっこいい! 彼が出演する映画は今までずいぶん観てきましたが、どの作品よりも一番かっこいいかも。そんな彼がこんなセリフを言っています。

Loretta, I love you. Not like they told you love is, and I didn't know this either, but love don't make things nice - it ruins everything. It breaks your heart. It makes things a mess. We aren't here to make things perfect. The snowflakes are perfect. The stars are perfect. Not us. Not us! We are here to ruin ourselves and to break our hearts and love the wrong people and *die*. The storybooks are bullshit. Now I want you to come upstairs with me and get in my bed!

翻訳センスなしの私の日本語訳はこうなります。

ロレッタ、俺はお前を愛している! 他の奴らが言っている愛とは違うし、俺も知りもしなかったけれど、愛は素晴らしいなんてもんじゃない。愛はすべてを壊す。人の心を張り裂く。愛のせいでめちゃくちゃになる。でも、俺たちは物事を完璧にするために生きてるんじゃない。雪は完璧だ。星も完璧だ。でも、俺たちは違う。俺たちは完璧な存在じゃないんだ! 俺たちは自分自身を破滅させ、心は張り裂け、愛してはならない人を愛するために生き、そして死ぬんだ。おとぎ話なんて嘘っぱちだ。さあ、俺と一緒に2階に上がり、ベッドに入ろう!

他にも印象的なセリフはたくさんありましたが、個人的にはこのセリフを聞けただけでこの映画を観た甲斐があったと思います。人間は完璧じゃない、さらに人間の愛は完璧どころの騒ぎじゃないと言いきっているのですから(私も完璧な愛は「神の愛」だけだと思います)。あとでググってみると案の定アカデミー賞脚本賞を受賞。DVD でも十分楽しめるとは思いますが、「午前10時の映画祭」のおかげでスクリーンで観られる今、劇場でご覧になってみてはいかがでしょうか?

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こんな時こそ気持ちがあがる音楽を From N to Z

2011-03-23 13:06:58 | 音楽!
早速ですが、昨日の日記「こんな時こそ気持ちがあがる音楽を」の続きを。アーティスト名の N から Z までと台湾人、日本人アーティスト分です。

52. "Just In Time" Nina Simone
53. "Xanadu" Olivia Newton-John
54. "The Warrior" Patty Smyth and Scandal
55. "Pipes of Peace" Paul McCartney
56. "You Can't Hurry Love" Phil Collins
57. "Magic" Pilot
58. "Raspberry Beret" Prince
59. "Don't Stop Me Now" Queen
60. "We Belong Together" (Toy Story 3) Randy Newman
61. "Us" Regina Spektor
62. "Never Gonna Give You Up" Rick Astley
63. "The Look" Roxette
64. "Sugar Baby Love" The Rubbettes
65. "Walk This Way" Run D.M.C. Feat. Steven Tyler & Joe Perry
66. "I Love Your Smile" Shanice
67. "Modern Girl" Sheena Easton
68. "Stars" Simply Red
69. "More Today Than Yesterday" The Spiral Starecase
70. "The Girl From Ipanema" Stan Getz & Joao Gilbert
71. "Sir Duke" Stevie Wonder
72. "Breakout" Swing Out Sister
73. "Metal Guru" T.Rex
74. "Everybody Wants To Rule The World" Tears For Fears
75. "Joy To The World" Three Dog Night
76. "A Dream Goes On Forever" Todd Rundgren
77. "Build Me Up Buttercup" The Foundations
78. "Happy Together" The Turtles
79. "Window In The Skies" U2
80. "Wig In A Box" Hedwig And The Angry Inch
81. "Daydream Believer" The Monkees
82. "爺爺泡的茶" 周杰倫
83. "ブレーメン" くるり
84. "ガラナ" スキマスイッチ
85. "正夢" スピッツ
86. "波乗りジョニー" 桑田佳祐
87. "歌うたいのバラッド" 斉藤和義

こんな風にバラバラと曲名挙げるんじゃなくて、アルバム1枚を推薦した方が良いかもしれませんね。というわけで、アルバムで私が一番オススメするのは映画『ヒックとドラゴン』のサウンドトラック。もちろん iTunes からも購入できますし、輸入版(タイトルは "How To Train Your Dragon")であれば1,000円ちょっとで買えるところもあります。これ以上に気持ちがあがるアルバムを私は知りません。もちろん聴く人によって感想は異なるとは思いますが・・・。

とりあえずリストは以上です。最後まで見てくださって、ありがとうございました。

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こんな時こそ気持ちがあがる音楽を From A to M

2011-03-22 13:00:41 | 音楽!
東日本大震災の被災者を支援するため、義援金の募集だけでなく、いろいろなチャリティーイベントが行われているようですね。残念ながら私にはイベントを開催する力はありませんが、元気がなくなっている方々の気持ちが少しでも明るくなるような音楽を紹介することはできます。というわけで、自分の iTunes に入っている曲からピックアップしてみました。基本的にはあまり歌詞は気にせず、ノリのよさで選んでいます。歌詞の内容が若干不謹慎なものもありますが、なにとぞご了承のほどを。ほとんどの曲は iTunes Store 等から購入できると思うのですが、日本では入手困難なものもあるかも・・・。そんな曲でもひょっとすると YouTube にアップされているかもしれないので、興味があったらググってみてください。アーティスト名のアルファベット順で羅列していきます。今回は前半ということで、A から M まで。

1. "Jai Ho" (Slumdog Millionaire) A.R. Rahman
2. "Dancing Queen" ABBA
3. "Angel" Aerosmith
4. "What The Hell" Avril Lavigne
5. "Roam" The B-52's
6. "The One" Backstreet Boys
7. "Tarzan Boy" Baltimore
8. "Wouldn't It Be Nice" The Beach Boys
9. "Got To Get You Into My Life" The Beatles
10. "Lean On Me" Bill Withers
11. "Uptown Girl" Billy Joel
12. "More Than A Feeling" Boston
13. "Can't Take My Eyes Off You" The Boys Town Gang
14. "Born To Run" Bruce Springsteen
15. "Saturday In The Park" Chicago
16. "Girls Just Want To Have Fun" Cyndi Lauper
17. "High Enough" Damn Yankees
18. "Starman" David Bowie
19. "Survivor" Destiny's Child
20. "Ain't No Mountain High Enough" Diana Ross
21. "Hot Stuff" Donna Summer
22. "Long Train Runnin'" The Doobie Brothers
23. "Heartache Tonight" The Eagles
24. "September" Earth, Wind & Fire
25. "Mr. Blue Sky" Electric Light Orchestra
26. "Bennie And The Jets" Elton John
27. "She" Elvis Costello
28. "Change The World" Eric Clapton
29. "There Must Be an Angel" Eurythmics
30. "More Than Words" Extreme
31. "She Drives Me Crazy" Fine Young Cannibals
32. "Build me Up Buttercup" The Foundations
33. "Rock and Roll, Pt. 2" Gary Glitter
34. "You've Got A Friend In Me (Para El Buzz Espanol)" (Toy Story 3) Gipsy Kings
35. "I Will Survive" Gloria Gaynor
36. "Private Eyes" Daryl Hall & John Oates
37. "Do You Believe in Love" Huey Lewis & The News
38. "Centerfold" J. Geils Band
39. "I Want You Back" The Jackson 5
40. "(Just Like) Starting Over" John Lennon
41. "Love You Like I Never Loved Before" John O'Banion
42. "Don't Stop Believin'" Journey
43. "My Sharona" The Knack
44. "Defying Gravity" (Wicked) Kristin Chenoweth, Idina Menzel, Ensemble
45. "Paparazzi" Lady Gaga
46. "Do Wah Diddy Diddy" Manfred Mann
47. "Always Be My Baby" Mariah Carey
48. "Sunday Morning" Maroon 5
49. "Ain't Nothing Like the Real Thing" Marvin Gaye & Tammi Terrell
50. "Love Today" Mika
51. "Green-Tinted Sixties Mind" Mr. Big

古い曲が多くてすみません。続きの N から Z と日本の歌はまた後ほど。

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節電しながら消費しましょうよ!

2011-03-21 10:54:13 | 日記
今日テレビで、東日本大震災の影響で消費者心理が冷え込んでいるという報道を見ました。計画停電を理由に(実際は計画停電の指定地域になっていないところまで!)飲食店はずいぶん早い時間で閉店し、街を走る自動車の数も大幅に減り、私が働く神保町周辺も20時を過ぎるとゴーストタウンのような雰囲気。電車の本数は減り、スーパーでは一部の食品・日用品が極端に品薄状態。お店からも音楽が消えているような気がするし、当然人々の表情もなんとなく暗い。冷戦下の社会主義国家はこんな感じだったのかも・・・なんて考えてみたり。

地震直後からこうなるだろうなぁとは予測していましたが、今のままでは地震では比較的被害が少なかった東京までも共倒れになってしまうと思います。節電は当然必要だと思いますが、節電しながらも上手に消費して経済的な復興に貢献することはできないでしょうか? ちなみにその番組では外食に行くことが提案されていました。私自身は今までと同様、極力映画館で映画を観るようにしています。震災後の「自粛」が理由で、精魂込めて創られた作品にお客さんが入らない、評価されないのは悲しすぎるからです。3/23の日記でも書いたとおり、震災をきっかけに「生きている今一瞬一瞬を精一杯生きる、次の瞬間死んでも後悔しない生き方をする」ことに決めたので、本当にやりたいと思ったことをやらずに我慢するという選択はしたくない・・・もちろん状況にもよりますが。

震災後映画館で観たのは『塔の上のラプンツェル』『ソフィアの夜明け』『彼女が消えた浜辺』『ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 ~はばたけ 天使たち~』の4本。『塔の上のラプンツェル』は登場人物の表情が本当にイキイキしていて、楽しい作品。観る人を明るい気分にさせてくれます。『ソフィアの夜明け』は淡々とした物語でつい睡魔に勝てず、大部分寝てしまったのでもう1回観に行くつもり。『彼女が消えた浜辺』はとにかくカルチャーショック。こんな物語が成立する文化って・・・?という感じでした。この作品については後日また書くかもしれません。『ドラえもん…』では号泣。でも、過去を変える形で問題を解決するのは実生活では応用できないので、その点が少し残念・・・。

テレビやネットで被災地の様子を知るたび、現地でボランティア活動をしたいとは思っても、仕事があるからできない人はたくさんいると思います。私もそうです。現地に行けない人は、今いる場所から義援金を送ったり、節電に心がけつつ仕事に励み、経済活動を支えるしかないと思います。仕事を頑張るためにも経済を復興させるためにも消費は必要。だから、節電しながら消費しましょうよ! あ、でも買いだめはダメですよ!!

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震災で変わったこと

2011-03-20 22:25:48 | 日記
地震発生から9日。直接被災していなくても、関東地方に住む方々の生活は大なり小なり変わったのではないかと思います。私も生活だけでなく自分自身が少し変わったような気がします。たとえば・・・

1. 食べる量は変わっていないのになぜか体重が減った。
自分ではあまり意識していませんが、不安と緊張のせいかもしれません。ストレス太りするよりはいいけれど・・・。

2. 地震酔いが治らない。
もともと乗り物酔いしやすい体質なのですが、いまだに船に乗っているような感覚。困るのは実際は揺れていないのに、地震が起こっているように勘違いしてしまうこと。

3. うさぎのチョコがとても甘えるようになった。
「頭なでて!」と寄ってくるだけでなく、歯を磨いている時に足元にまとわりついたりと今までにない甘え方。ずっと続いた余震で彼女もストレスや不安を感じているのでしょう。私を見つめる彼女の大きな目を見ると「あたしたちに残された時間はあとわずかやねんで!」と訴えているように思えます。私は「大丈夫やで」と繰り返しながら頭をなでてあげることしかできません。もし東京で大地震が起きたら・・・と考えると不安になりますが、チョコがいるからこそ、何が何でも私が彼女を守る!と気持ちを奮い立たせることができます。彼女のためにも、またいつ来るかわからない災害にしっかり備えたいと思います。

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自分のことしか考えないケチな人間

2011-03-18 20:29:56 | 日記
東日本大震災後、海外メディアが日本の秩序や防災対策を称賛しているという報道がありましたが、逆に外国人がネット上で日本に対して批判的な投稿をしているのも目にしました。私が非常にショックだったのは、ある外国人女性ミュージシャンが日本のために寄付する方法の1つを facebook で紹介した時のファンの反応。原文は英語なので、日本語に訳して書きますが、「私も寄付した」とか、(そのミュージシャンに対して)「あなたは素晴らしい」などと肯定的なコメントがある中、「悪く取らないでほしいけど、なぜ自国よりも金を持っている国に寄付をするんだ? 日本にはこの問題を解決するためのお金も資源もある。第三世界の人々じゃないんだ。日本は地球上で最も技術的にもインフラ的にも進んでいる国の1つだ」と投稿している人が。他にも「オーストラリアが洪水や干ばつに見舞われていた時、日本は何をしていたんだ?」とか「日本人が 9.11 やハリケーン・カタリナのために寄付しただろうか? そうは思わないね」などというコメントもあり、とても悲しくなりました。「日本=金持ちの国」どころか「日本=自分のことしか考えないケチな国」と思われているなんて・・・。

伊達直人と名乗る人物が児童養護施設にランドセルを寄付したニュースが1月に報道されましたが、その頃あるテレビ番組で日本とアメリカの寄付の実情が比較されていて、その差の大きさに驚きました。私個人は数年前からワールドビジョン(http://www.worldvision.jp/ ←こちらもよろしければご覧ください)でチャイルド・スポンサーをしていますが、それ以外では外国のために寄付をしたことがほとんどなく、上で紹介した批判的なコメントに対して何も反論できません。たとえ金額はわずかなでも寄付できたはずなのに・・・まさに自分のことしか考えていないケチな人間です。過去に自分がしたこと、逆にしなかったことは今となってはどうすることもできないけれど、「自分のことしか考えないケチな国」のイメージを少しでも払拭できるよう(そしてもちろん、助けを必要としている人々のためにも)昨日日本赤十字社のWeb(http://www.jrc.or.jp/)からクレジットカードでの寄付を初めてやってみました。東北関東大震災義援金だけでなく、中近東人道危機救援金とニュージーランド地震救援金も。オンラインショッピング並みに簡単で、ちょっと拍子抜けしてしまったほど。この震災の復興支援のために何かやりたいと思っているけれどまだ何もやっていない方、まずは義援金を送ってみるのはいかがでしょうか?

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くるり LIVE at 武道館 2011 ~言葉にならしまへん、笑顔を見しとくれやしまへんやろか~(6)

2011-03-16 12:49:57 | 音楽!
今回も前置きなしで「くるり ニューアルバム発売記念ツアー ~言葉にならしまへん、笑顔を見しとくれやしまへんやろか~」武道館ライブのレポの続きを。

「さよなら春の日」の後、楽器を持ち替える岸田さん。「これはバンジョーという楽器ですが、ずっとこれやりたかんたんですよねー」と、バンジョーのボディをコツコツと軽く叩いて始まったのが「リバー」。この曲、私もホントに大好きでまた涙が。でも、今回は一緒に歌いました。岸田さんは山内さん → 世武さん → たなかゆうじさん → ボボさんにソロを振り、最後にはザ・サスペンダーズにムチャ振り。「本来ならこれで終わりなところですけど、ビッカビカの新曲を・・・奇跡って曲です。みんなありがとう!」初めて聴きましたが、もう号泣するしかありませんでした。完全に心を持っていかれて、歌が終わった時の私はほぼ放心状態。岸田さんは「ありがとう、くるりでした!」と挨拶した後、帽子を抜いて深々とおじぎ。最後にミュージシャン全員が舞台の前方に一列になって客席からの拍手と声援に応え、武道館ライブは終わりました。途中何度か岸田さんの声がひっくり返ったり、楽器の音がずれたりするところもありましたが、心から満足できる素晴らしいひと時でした。

一応セットリストも書いておきます。

1. 無題
2. 目玉のおやじ
3. コンバット・ダンス
4. ハヴェルカ
5. ワンダーフォーゲル
6. おはら節
7. 温泉
8. さよならアメリカ
9. FIRE
10. 犬とベイビー
11. 魔法のじゅうたん
12. 麦茶
13. 飴色の部屋
14. 青い空
15. ブレーメン
16. Morning Paper
17. 東京レレレのレ
18. ロックンロール

アンコール
1. ハイウェイ
2. 旅の途中
3. キャメル
4. さよなら春の日
5. リバー
6. 奇跡

6回にも分かれてしまいましたが、これで武道館ライブのレポは終わりです。最後まで読んでくださったみなさま、ありがとうございました!

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くるり LIVE at 武道館 2011 ~言葉にならしまへん、笑顔を見しとくれやしまへんやろか~(5)

2011-03-15 13:00:57 | 音楽!
早速「くるり ニューアルバム発売記念ツアー ~言葉にならしまへん、笑顔を見しとくれやしまへんやろか~」武道館ライブのレポの続きを。

佐藤さんの「今日一番言いたいこと」は今年も京都音楽博覧会の開催が決定したというニュースでした。もちろん客席からは大きな拍手が。再び岸田さんがメンバーの名前を言った後、今回は自分自身も紹介。「あともうちょっとみなさんにくるりの旅におくきあいいただきます」という言葉でアンコールが始まりました。1曲目の「ハイウェイ」は岸田さんのやさしい歌い方が印象的。曲の途中で男性2人、女性1人が舞台に登場。岸田さんが「ゲストの方をお迎えします」と紹介したのが、コーラスを担当するザ・サスペンダーズ。3人ともサスペンダーをつけていて、それを両手で引っ張るメンバーたち。

続いての曲は「旅の途中」。再び私の目はうるうる。今度は佐藤さんがザ・サスペンダーズを一人一人紹介。アンコール3曲目は「キャメル」。この歌、実は初めて聴いたのですが、The Monkees の Daydream Believer みたいな感じだなぁと思いきや、最後は The Beatles の With a Little Help from My Friends みたいな終わり方。岸田さんが「ぞくぞくとゲストが増えていきます」と紹介したのがキーボードの世武裕子さん。「さあ、みなさん準備よろしいでしょうか?」と確認して「ばらの花」がスタート。またまた泣きそうになる私。

今度は「どんどん大所帯になってきましたけど、もう一人紹介したいと思います」という言葉でアンコール前の大がかりなセッティングの謎が解けました。登場したのはパーカッションのたなかゆうじさん。昨日の日記で私が「何か大きなもの」と書いたのはティンパニーでした。そして始まったのは「さよなら春の日」。大所帯過ぎて出だしの音がずれたような気もしましたが、やはり迫力が違いました。山内さんは楽器をギターからマンドリンに持ち替えて器用にトレモロ。「大勢で演奏できて楽しいね!」と岸田さんが一言。

うー、すみませんが今日はこの辺で。続きはまた後ほど。

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くるり LIVE at 武道館 2011 ~言葉にならしまへん、笑顔を見しとくれやしまへんやろか~(4)

2011-03-14 13:03:17 | 音楽!
いや、みなさんが思われていることはごもっともです、「こんな状況でライブのレポをアップしているなんてどういう神経?」。電車が運休して同僚が出社していない上に、彼らの分の仕事もやらなくちゃいけないから大変。それどころか自分が今日家に無事に帰れるかもわからない、ってことですよね? もちろん私も同じです。だからこそ昼休みくらいは気持ちを切り替えさせてくださいな。というわけで、「くるり ニューアルバム発売記念ツアー ~言葉にならしまへん、笑顔を見しとくれやしまへんやろか~」武道館ライブのレポの続きを。

「青い空」の後の岸田さんのMCはかなり印象的でした。「ここまでもぎょうさん曲はやってきたんですけど、さっき始まったのにもうここまで来たかって気ぃしません?」と言うと、佐藤さんも「早いですよねー」と同意。そして「僕のMCはお客さんに話しているというより、つぶやきに近いです」とつぶやき、「くるりはたくさん曲を書いてきたんですけど、いまだに意味のわからない曲があります。書いた時は一生懸命書いたんですけどね。まだまだ若い曲なので・・・」で始まったのは「ブレーメン」。これ、iPodで普通に聴いてても涙が出るのに、ライブで聴いて泣かないわけがありません。一緒に歌いたかったのですが、泣けて泣けて歌うことができませんでした。続いての「Morning Paper」は山口さんの速弾きが印象的。興奮気味の岸田さんは再びメンバー紹介。女性のお客さんから「最高!」と声がかかると「ありがとう!」と素直にお返事。

続いて「えー、この武道館でとてもやりたかった曲をやります」で「東京レレレのレ」がスタート。間奏では岸田さんが笛を吹くもちょっと間違っていたような? 山内さんの長めのギターソロに続き、ボボさん、佐藤さんもソロ。今度は岸田さんが客席に向かって「こっちを真ん中として、こっちが「トゥドゥ」、こっちが「トゥダダ」」とお客さんに歌のパートを指示。明らかに客席の右半分が難しい方でしたが、幸い私は左側。「テンポあげましょか?」とお客さんに指示しながら、踊り出す岸田さん。最後は「アーヨイヨイ! ありがとう!」でお客さんとのコラボ(!?)終了。

「最後に1曲聴いてください」と岸田さんが言うと客席からは「えー!?」の声が。それを無視して「やるよー!」で始まったのは「ロックンロール」。会場全体がとても明るい照明に包まれ、もちろん私はこの日何度めかの涙。岸田さんの「ありがとう!」という一言を残し、ミュージシャンたちはハケていきました。

お客さんのアンコールの拍手の中、少し暗くなった舞台に何か大きなものが運び込まれるのを確認。拍手はますます大きくなるけれど、なかなか誰も現れず、舞台には何かをセッティングする人だけ。しばらくしてやっと舞台が明るくなって、予想どおりまずは佐藤さんが登場。「僕たち普段のアンコールは何も決めてないけど、今日はガッツリやる感じで・・・」とちょっと恥ずかしそう。そして恒例の物販コーナー。武道館マグカップ、武道館限定Tシャツ、ポーチなどを次々と紹介。岸田さんも舞台に登場し、佐藤さんはさらに手ぬぐいとタオルのセット、パーカーを宣伝。そして「今日一番言いたいこと」をついに発表!

とりあえず今回はこの辺で。続きはまた後ほど。

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東日本大震災

2011-03-13 23:27:36 | 日記
「物事には良い面と悪い面がある」、よく言われる言葉ですが、今回の東日本大震災はどうでしょう? 報道番組で流れる映像や次々に明らかになる被害状況を目の当たりにすると、悪い面しか見えず、暗い気持ちになってしまいます。でも、個人的なこと・小さなことでも何か良い面・明るい面が見出せないか、ここで試みたいと思います。

1. 生きていること、自分の家にいられること、普通の生活ができることのありがたみを再認識した
もし今回の地震が東京を直撃していたら・・・私は死んでいたかもしれないし、死ななかったとしても住む場所を失い避難生活をすることになっていたかもしれません。普段当たり前だと思っていることが決して当たり前ではない、この上なく有難いことなのだとあらためて学びました。

2. 今を大切にしようと思った
1とも関連しますが、普段からいかに災害に備えていたとしても、今回のような大震災ではほんの一瞬で命を落とす可能性があることを思い知らされました。私がこの日記を書き終わらないうちにまた大地震が起こって、そのまま死んでしまう可能性だってあるわけです。だとすれば、生きている今一瞬一瞬を精一杯生きるしかありません。つまり、次の瞬間死んでも後悔しない生き方をしよう、と思いました。

3. 外国の友人から連絡があった
長い間やりとりのなかった友人も含めて、外国人の友達数人から「大丈夫?」というメールやメッセージをもらいました。東日本大震災に関する報道が海外でもそれだけ大きく取り上げられていたということかもしれません。中には Facebook でわざわざ私を探してくれた友人もいて、十数年ぶりに言葉を交わしました。長い時間が経過しても自分のことを覚えてくれていて、心配をしてくれたことがうれしかったです。

4. 神さまのことを考えた
いろいろ考えました。考えに考えました。現時点では私の信仰は揺らいでいません。

5. 省電力のきっかけになった
私は今までもあまり電力を使わない生活をしてきたつもりですが、今回の震災をきっかけにさらに省電力に努めようと考えています。まずは電子レンジのプラグをコンセントから抜いてみました。

もし私が直接被災していたら、こんなことを考える余裕などなかったかもしれません。とにかく、考えるのはこれくらいにして、これからは実際の行動、特に被災地の復興のために自分ができることを実行したいと思います。

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2011年3月11日

2011-03-12 15:36:42 | 日記
昨日、つまり2011年3月11日を私は一生忘れないと思います。こんな経験は初めてだったし、できることなら二度としたくない。でも日常で当たり前にやっていること・できていることが決して当たり前のことではないのを今回痛感したので、それを忘れないためにもできるだけのことを記録しておこうと思います。

東北地方太平洋沖地震発生時、私は23階建てのビルの22階で仕事をしていました。小刻みな縦揺れの時は「おっ、また地震か」と思っただけでしたが、どんどん大きな揺れになり、同僚たちが騒ぎ始め、急いで電子ロックのかかったドアを開けたり、デスクの下に隠れたり、いつもは穏やかなAさんが「どうしよう、どうしよう」とパニックになる姿を見ても自分は冷静に「落ち着きましょう!」と周囲に声をかけていました。そして椅子から立ち上がって窓から外を見て、席に戻ろうとするも立っていられなくなって体がよろめいた時、初めて「これは大変なことだ!」と自覚したのです。揺れが小さくなっても椅子で体を支えながら床に座ったまま口ぐちに恐怖を語る同僚たち。私はWebでYahoo!ニュースを速攻チェック。東京23区は震度5強ということで、その揺れの大きさに納得。しばらくたってからビルの防災センターからの館内アナウンス。もちろん「おせーよ!」と突っ込みました。その後も何度も何度も繰り返される余震。そのたびに怖がる隣の席のBさん。少し遠くの席でUstreamにアップされた津波の映像を観ていた同僚たちからは大きなどよめきが。もし震源地が東京だったらどうなっていただろう・・・と考えずにはいられませんでした。

当然のことながら東京はすべての鉄道が止まっている状態。定時になり、自宅がオフィスから歩ける距離にあるCさんは早々と退社。仕事がまだ残っているメンバーたちは時々窓から外の様子を見ながら帰る方法を思案。私は歩くか電車の復旧を待つかでずいぶん悩みましたが、今回でなければ逆に家に歩いて帰る機会もないと思い、歩くことを決断。オフィスから自宅までは7~8キロのはずなので、70分~80分で到着することを目標に設定し、ジムに行くために持ってきていた携帯マグに水道水を入れて、歩きながら水分補給ができるよう準備。鉄道の復旧を待つも帰宅困難になるかもしれない同僚たちに、いざという時は遠慮なく私の家に来られるよう自宅の情報を伝え、オフィスのエレベーターが復旧すると同時に退社。

地震発生後初めて地上に降りたのが19時11分。そのまま自宅に向けて出発。その日はたまたまロンTにカラージーンズ、トレッキングシューズという超カジュアルな格好をしていたのが功を奏し、私と同様歩いて帰宅する人々をどんどん追い抜き、19時20分にJR御茶ノ水駅前に到着。そのまま秋葉原方面に向かって歩いて、19時半ごろ湯島駅入口に到着。千代田線が復旧しているか確認するために駅の中に入るも改札周辺にたむろする人を見て、このまま歩き続けることを決心。19時45分ちょうどに上野駅前を通過。シャッターが閉まった駅とそのそばでタクシーを待つおびただしい人々の行列。まさに今まで見たこともない光景。昭和通りの歩道は家に向かって歩くたくさんの人々で埋め尽くされ、追い越すこともままならないので、やむなく車道を歩くことに。車はのろのろ運転で、危険を感じることはまったくなかったけれど、考えてみると歩く人々が車をどんどん追い越していくのも珍しい状況。やっと東京メトロの入谷駅の入口が見えてきたのが20時。予想に反して喉はまったく渇かなかったけれど、持っていて良かったと思ったのはiPod。くるりだけをShuffleして聴き続け、すぐ隣で走っている車の騒音をシャットアウト。20時14分に三ノ輪駅入口前を通過。そのうちに自宅から見える南千住のマンション群なども目に入ってきて、なんとなくホッ。20時23分に千住大橋を渡り始めるも目標をクリアできないことが明らかになったためちょっとだけヘコむ。京成線はまだ復旧しておらず、千住大橋駅のホームはまったく明りがついていない状態。踏み切りも電車が走っていないのに、なぜか遮断機が下りたまま。お巡りさんから「下からくぐり抜けてください」と言われ、体をかがめて線路の上を通過。20時40分ちょうど、オフィスを出発してから89分で自宅に到着。

自宅のドアを開けてまず驚いたのは、いつもは開けている廊下のドアが閉まりかかった状態だったこと。心配だったうさぎのチョコは無事。でも余震が相当怖かったのか、ケージから出してあげるとすぐにこたつの中に潜り込んでしまいました。物置の折れ戸はすべて半分開いた状態。喚起のためにほんの少しだけ開けてあった窓もかなり開いていて、揺れの激しさを物語っていました。一番驚いたのは、つけ置き洗いするつもりで水を張った状態でシンクに置いてあった鍋やスープ皿の水がほとんどなくなっていたこと。「こんなに揺れたの!?」と信じられなかったのですが、トイレのタンクの水さえもこぼれたようで、トイレマットの端も濡れた状態。あとは洗面台の化粧品などが倒れただけで、大きな被害はなし。高さのある食器棚や本棚、タンスなどを置いていなくて良かったです。

家の被害状況をチェック後、テレビの特別報道番組を見ながら晩御飯を食べようと思ったら、ガスの火がつかない。地震で自動的にストップしたのは想像できましたが、どうやって安全装置を解除するかわからず、結局電子レンジでご飯と冷凍の中華丼を温めて食べました。でも同じ状況の人が絶対にTwitterでつぶやいているはず、と思いリアルタイム検索したら、親切な人が復旧方法をTwitterで教えてくれていて、そのとおりに作業をしてガスも復活。こういう時に一番使えるのはやっぱりTwitter。Facebookやメールで友人たちの無事も確認でき、インターネットの便利さを再認識。インターネットがなければ私はいまだにガスを使えていなかったかもしれません。

テレビでは津波がものずごいスピードで町を飲み込み、あまりにもあっけなく家々が破壊される映像や、暗闇の中に大きな炎を上げる火災現場の映像が流れ、本当にこれが日本で起こっているのかと自分の目を疑いました。鉄道の復旧のニュースで少しホッとするも、繰り返される余震が怖くて自分の部屋で寝る気にはなれず、結局リビングでうとうとしては余震で起きる、そんな夜でした。

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