生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

浄めの雨

2018-06-06 03:17:34 | 日々の暮らし
目の手術後の検診に行って来ました。
視力がだいぶ復活してきているがまだ安定していないので運転は1ヶ月後だって。
空や景色がこんなに綺麗に見えるんだね。
女性の顔も白いカーテン越しに見ていたので、ちゃんと見えると、美人に見えてつい見つめてしまいます。
毎日朝昼夕と目薬が必要ですが目を大切にする意味でそれも苦になりません。


さて、世界大学ランキング
1位アメリカの
「ハーバード大学の秘密」という本を読みました。

世界最高峰の地位を何十年も保ってきたのは、
「伝統」と「革新」の2つを共存させているからです。

ロンドンオリンピックにハーバード大学の学生オリンピック選手が9人いた。

メダルは金が2人、
銀が1人、
銅が1人でした。

また、学生は名著を読むことで幅広い教養を身につけている。

特に古典を多く学ぶそうです。

古典から品格を学ぶようです。

私も古典から人生の

智恵を沢山頂いています。

「迷ったら古典を読め」と

常に思っております。

そんなことを考えて、

休みだからと家にこもっていないで、散歩に出たり、その時の思いを

万葉集から探してみました。

『隠(こも)りのみ

居(を)ればいぶせみ

慰(なぐさ)むと

出で立ち聞けば

来鳴くひぐらし』

こもってばかりいると、心もうっとおしいので心を慰めようと、外に出て立って聞くと、
飛び来て鳴く
ひぐらしよ。


『人言(ひとごと)は

夏野(なつの)の草の

繁(しげ)くとも

妹(いも)とわれとし

携(たづさ)はり寝ば』

人の噂は夏の野の草のように多くても、

あのいとしい子と
私と手をとりあって寝たならどうなってもよい。


古典には今でも通じる
ものがあります。

今日はシニア会で浅草に行って来ます。

楽しんでパワーもらって来ます。

雨でも観音様の浄めの涙と思って楽しみたいと思います。

合掌




コメント (2)
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