敬愛する故渡辺和子シスターの自戒の句に
「剃りたきは
心の中の
乱れ髪」
(鴨長明)
があります。
(頭を剃って形だけ僧侶になるよりは、まず心の中の乱れた髪を剃って精進することが大事である)
渡辺和子シスターは
「自分を愛する人」とは、みじめな自分、いやな自分、傷いっぱいの自分をもいたわることのできる人であり、そんな自分にも愛想をつかさないでこの世にたった一人しかいない自分、しかも一回限りの人生を生きている自分を大切にすることのできる人であると述べています。
またシスターは「人間というものは、失ったものに目を向けず、得たものに目を向けて生きないと駄目」と話しています。
例えば、第一志望が落ちても、受かった第二志望で生き甲斐を見つけなさいと述べています。
「神の思いは、人の思いにあらず」という聖書の言葉を確信するためには、いくつかの挫折を経験し、自分の思いの浅はかさに気付くことが必要である。
また、「謙虚さは、はずかしめを受けずには得られない」とも述べています。
心にしみたシスターの言葉を紹介しました。
皆様の心に響けば幸いです。
オリンピックの世界中の選手にもたくさんの感動頂きました。
ありがとう!