私は占いをする時によく使う言葉に貧乏神(悪霊も含める)がついているといいます。
「貧乏とは少ししか持たない者のことではなく、たくさん欲しがる者のことである。」
(スウェーデンの諺)
人間どうしても欲にかられて、手に入れれば入れるほど次が欲しくなるものです。
物質的に豊かになっても精神的に貧しければ人間として貧乏の人と思います。
足るを知る人間になりましょう。
梅を見るたびに思い出す句があります。
「東風(こち)吹かば
においおこせよ
梅の花
主(あるじ)なしとて
春な忘れそ(春を忘れるな)」
(菅原道真)
東風とは、東方から吹いてくるやや荒い風。
春を告げる風。
この歌は菅原道真が
太宰府に左遷された時邸宅の庭の梅に、別れを惜しんで詠んだといいます。
何かホロッとしますね。
この句には、続きがあります。
太宰府に行った菅原道真の後を追って、この梅は一晩で太宰府まで飛んで来たといいます。
今も太宰府天満宮に御神木として残っています。
飛梅(とびうめ)と呼ばれているのです。
これが飛梅伝説です。
私の住まいの氏神様は天満宮です。それで梅の名称なんですね。
すべての試験に合格しましたからご利益ありますね。
寒い朝ですが心が温かくなりますように。