チベット仏教だったか、『縁起空』(えんぎくう)という言葉があります。
この世は全て縁というものでできている。
悪い事があってもこれまでの良かった事のお返しをしたと思えば楽になるでしょう。
これを縁起空といいます。
いいことばかり続かない不幸があるから幸せの有り難さを知るのです。
先日お年寄りのお世話をしている時、貧しくて人様に言えない事をたくさん経験した。
ご飯がなくて茶碗に外降る雪を詰めてお醤油掛けて食べていた。
美味しかった。
あの苦労があったからいまは幸せだよ。
『嫌な事も何かの縁』 (沢庵)そう考えれば道は拓けるものです。
縁があって私達も皆さんと出逢ったのです。
感謝しております。
これからもよろしくお願いします。