NHK大河ドラマ放映中、鎌倉幕府の初代将軍、源頼朝の妻に北条政子がいます。
頼朝51歳で亡くなった時に髪をおろし、尼さんになりました。
彼女が法然(ほうねん)に浄土宗の教えを分かりやすく説いていただいたものが「浄土宗略抄」です。
北条政子は祈れば、病気や命が永らえるのか聞いたのかも知れません。
その返事のようなものがあります。
『加持祈祷(かじきとう)など、祈ることによって病気が治り、生きる人の生命が延びることがあるならば、この世で病気をしたり、死んだりする人は、誰一人としていないはずです。
祈ることによって救われるのは、一人ひとりの心です。』
(法然)
仏教には「体の病気を治す」という教えはありません。
ただし、「心を元気」にする教えは数多くあります。
心を元気にすれば『生きる力』になるというのが仏教の教えと彼女に説いたのだと思います。
祈ることで心が元気に
なるのは言葉だと思っています。
言葉を念じて祈っていれば必ず返ってきます。
皆様の心が込もった言葉に毎日勇気を頂いていますので私も救われています。
ありがとうございます。
感謝合掌