竹の竿の先に五色の糸を飾って星に祈ると三年の間に必ず願いが叶うと言われた宮中行事が、江戸の頃庶民の行事として定着した。
竹に五色の願いの糸を垂らすだけでしたが、元禄の頃には色紙や短冊に和歌を書いて吊るすようになり、さらに願い事を書くようになり現代へと続いている。
あなたが好きは 赤
遠くにいる人へ 青
はしゃいでいる二人は
黄
二人の幸せを祈る 白
神様に願いを祈る 紫
「七夕を
まつる心は
ひとつにて
願いの糸は
おのがすぢすぢ」
源頼政(みなもとの よりまさ)
あなたは何色の紙に願いを書きますか?
私は紫の紙に願いを書くでしょう。
皆様の健康を願います。