生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

ヒマラヤ秘教

2016-10-27 02:16:06 | 日々の暮らし
女性として、また外国人として初のヒマラヤ秘教の大聖者となった、ヨグマタ相川圭子さんの

「幸せを呼ぶ108のことば」を読みました。

主な言葉だけを紹介します。

○自分がすべてを抱え込んで、やらなくてもいいのですよ。

○自分を責めません。自分を許します。
あなたは喜んでいいのです。

○楽しむために、何かに夢中になるのではなく、心を平和にしていきます。

○喜びは幸福です。
人の喜びを自分のものとする、エゴのない喜びは、社会を幸せにする。

○怒りを理解して手放していく。

○あなたは優しいのです。
戦うことが嫌いなので相手が言いやすいのです。
あなたは相手を助けているのですよ。

○すべては感謝なんですよ。

○宇宙的な愛で周りの人の幸せを願うような心の使い方をすると、

結果を期待しないでいいことをするようになっていきます。

○これはあなたの修行。
別の誰かの修行ではないのです。

○あなたが変えたいと思う人は、あなたが変わることの学びを与えてくれている人なのです。

人を変えようとするのではなく、相手に感謝をします。

○嫌なことがあったら、すかさず「ありがとうございます」と、心の中で思って。


○問題が現れるのは、
宇宙がバランスをとるために、あなたに浄化する力を与えてくれているのです。

○いま起きていることは、すべてが浄化のためのプロセスです。

○いまから、誰でも、いくつからでも、最高の悟り(サマディ)に近づけるんですよ。

○災難とは、大きなものを手にするための小さな痛手です。

○外側じゃないんです。
形のないところへ、行くのです。

○あなたの外側にではなく、内側にこそ素晴らしい宝があります。


大自然のヒマラヤに移住して、民衆の心の支えになっている大聖者の言葉です。

素晴らしい言葉にめぐりあえたことに感謝します。


皆様にも気づきの言葉がありますように。


合掌
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人生の宝物

2016-10-26 03:17:38 | 日々の暮らし
お陰様で、無事夜勤が明けました。

小雨のせいか、肌寒く感じた1日でした。

いつもプールに行ってひと泳ぎするのですが、止めて寝てしまいました。

先日姉が山口に行って来ました。

私に鍾乳石(しょうにゅうせき)で作った、白い文鎮を土産に買って来てくれました。

私は筆や硯、文鎮、和紙などが宝物です。


また、宝物が増えました。



皆様の宝物は何ですか?

今日は宝物について話したいと思います。

人生には三つの宝物があると仏教は説いています。

「佛法僧」です。

「佛(ほとけ)」とは、先生のことです。

学校の先生だったり、人生の先生だったり、人生を導いてくれる人のことです。

「法」とは、幸せな人生を歩む方法を作ることです。

夢や目標を計画することです。

「僧」とは、仲間のことです。

人は一人では生きてはいけません。

支えたり、支えられたり、助け合いながら生きていきます。

この三つの宝物を得た者は幸せな人生が送れるといいます。

物ではないのですね。


では、聖書ではなんと説いているのでしょうか。

「地上ではなく、

天に宝を積みなさい」

(マタイ6・19-20/
ルカ12・33)

イエスは、宝物が自分の命が終わった時に意味がなくなるようなものではなく、

永遠に続くものを宝物にするようにと述べています。

これらから宝物とは、

物ではなく、

永遠に続くものをいう。


すると、星の王子様の
言葉を思い出しました。

「大切なものは

目に見えないんだ」


それを宝物にしましょう。



合掌
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地獄こそ成長

2016-10-24 04:36:33 | 日々の暮らし
人の話を聞くだけでも、この世は悩みごとが尽きないものだと感じています。

90過ぎても腰が痛い、脚が痛いと悩みがあるものです。

悩みがないのは、認知が入ったお年寄りではと感じてなりません。

しかし、その方でさえトイレが分からない、帰る部屋が分からないと徘徊するので、

不安や心配があるのです。

人生はやはり修業の場なのだと感じますね。


「人生、冷に耐え、

苦に耐え、煩(はん)

に耐え、閑(かん)に

耐え、もって大事為(

な)すべし」

曾国藩(そうこくはん)蒋介石が尊敬していた政治家の言葉です。

「冷」は冷遇に耐える。

「苦」は苦労に耐える。

「煩」はいろいろ煩雑なことに耐える。

「閑」は左遷されたり、窓際に異動されたり
する逆境に耐える。

そういうことが大事だという意味です。

私が営業時代に書き留めた古いメモからのものです。

皆様の役になればと紹介しました。


さて、臨済宗の祖と言われる、白隠禅師は幼いころにお寺で聞いた地獄の恐ろしさに取りつかれ、仏門に入ったと言います。

地獄こそ仏教の悟りに導いてくれたと述べています。

「南無地獄大菩薩」

という言葉をよく書いたといいます。


地獄のような困難や、苦しい事が人を成長させるものです。

今、困難や難題にぶつかっているあなた!

感謝しましょう。

それは、あなたにとって成長になる試練なのですから。

「南無地獄大菩薩」と

念じましょう。

私のメモにはそのあとがありました。

「芸術は日々の生活の

ほこりを洗い流して

くれる」

(ピカソ)

「ものを言わざれば

腹ふくるる

わざなり」

(徒然草)

ものを言わないと、欲求不満になってストレスがたまっていく。


耐えるだけでなく、

気分転換に芸術に親しんだり、

仲間と愚痴をのべたりしなさいよ。

と付け足してありました。(笑)

こんな古いメモですが、悩みの尽きない人生の役にたてばありがたく思います。

今夜は夜勤に行きます。

人手不足の業界です。

まだ必要とされるだけ
感謝しないと。

今日はいいことあるよ


合掌
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ぼたもちとおはぎ

2016-10-23 04:47:42 | 日々の暮らし
「草枕

旅行く人も

行き触(ふ)れば

にほひぬべくも

咲ける萩かも」

(万葉集)

草を枕に旅行く人も、
行きずりに触れただけで、
きっと色づいてしまうほどに、
咲いた萩よ。

秋の七草の萩もそろそろ終わりの時期でしょうか。

今日はお布施(ふせ)とぼたもち、おはぎについて話したいと思います。

私はよくお酒やお米やチョコレートを頂きます。

これもお布施と感謝して頂いております。

良寛様は農家の子ども達を集めて遊んで、

お礼にお米のお布施を頂きそれで生活していました。

お酒は親戚の酒屋で頂いていました。

このように、お布施とは、金銭のことと思いがちですが、

実際はもっと広い意味があります。

「身口意(しんくい)」

という言葉があります。
身は行動。

口は言葉。

意は思考。

自分のもっているもの、その人でしか出せない価値を


見返りを期待しないで

出すことで、世の中の

ためになればそれが

お布施です。

お布施は必ず自分に戻って来ます。

聖書も同じように説いています。

春と秋のお彼岸に供える
「ぼたもち」と

「おはぎ」の違いは

何でしょうか?

こしあんかつぶあんの

違いと思っている方がおりますが、


おんなじ物を季節によって言い替えているだけです。

春は牡丹の花が咲く頃なので
「ぼたもち」。

秋は萩の花が咲く頃なので
「おはぎ」と言うようになったのです。

日本人らしいと思いますね。

昔は白米は大変貴重な食べ物でした。

戦後に育った私は芋ばかり食べていた記憶があります。

また、お米と同じくらい貴重な小豆と砂糖を混ぜて作ったあんで

包むのですから、最高のご馳走だったと思います。


たくさん作って隣近所に配ったりしました。

これも「他人の幸せを願った」お布施なのです。

我が家もたくさん作っていました。

皆様のお宅もそうだったと思います。

懐かしいですね。


今ではコンビニで毎日売っていますから、

家庭で作る人は減ったでしょうね。

身口意の私の言葉が

皆様への

お布施になりますように。


合掌


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ペイ・フォワード(恩送り)

2016-10-22 03:11:09 | 日々の暮らし
最も偉大な人とは、日常の小さなことを軽蔑する人ではなくして、

それらの事柄を最深の注意をもって改善する人のことである。
(スマイルス)

偉人とは、その時代の精神に影響を与うるものなり。
(ディズレリ)

ずいぶん前のドキュメンタリー映画に
「Pay it Forward」
ペイ・フォワードがありました。

これも一種の偉大な人ではないかと思います。

中学生のトレーバーは社会科で出された課題


「世界を変えるために

、実行できるアイデア

を考えよ」の解答に

誰かに親切にしてもらったら、それを

「その人に返す」のではなく、「ほかの誰かに渡す」ことを思いつきます。

それから、親切の輪を広げる活動に発展させる運動「ペイ・フォワード」を提案したのでした。



すごいアイデアとして話題になりました。

日本の言葉に助けてくれた人に「ご恩返し」という言葉があります。

そして、ご恩返しを助けてくれた人ではなく

、知らない人に恩を返すことを「恩送り」といいます。

ペイ・フォワードとは

恩送りの活動なのでしょう。

道元禅師も

「報酬を貪(むさぼ)らず」

見返りを期待してはならないと説いています。

親切をすると、何か気持ちよくなりますよね。

誰かを幸せにすることで、自分も幸せになるのです。

昨日、ある老人施設にボランティアに行きました。

前の晩、夢の中で

「お前は

来るな!」

という声が聴こえて

目覚めました。

その場所はお風呂場からでした。

古いおばあさんの霊が浮かんで来ました。



その施設に着いて、

お風呂場を案内して頂き、浄めさせて頂きました。


その後、皆さんに書道を教えて来ました。

皆さんとても緊張していましたが、

中学や高校時代を思い出したと喜んでくれました。

特に富士山の浮世絵の

折り紙に、願いの言葉

を一字書いた作品には

みんな満足してくれました。


いい一日を過ごせました。

皆様もペイ・フォワード、

恩送りを心がけて

今日を過ごしてください。


合掌

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