口蹄疫で宮崎牛が殺処分になったとき
補償が十分だったという話を聞いたことはありません
日本の牛肉は180等級に分別されるそうです
最低等級の牛と最高等級の牛では価値が全く異なります
ブランド牛は、それなりに高等級の牛だと思います
けれども、補償額が酪農家の目論見ほどに評価されることはないでしょう
結果的に100%補償はありえないのです
損害に対しては、酪農家が泣き寝入りするしかないのでしょう
それでも日本では幾許かの補償はあります
そして、殺処分された牛の肉が市場に出回ることもない
それは鳥インフルで殺処分された鳥肉でも同じことです
移動も禁止され莫大な損害を被りますが、肉や卵が違法に出回ることはない
これは日本が成熟した国家だからです
中国は残念ながらそうではないようです
今鳥インフルが流行っており、当然移動を規制される
殺処分も行われる
それに対して補償が全くないと農家は言います
だから鶏の移動が裏で行われ、闇取引が日常化する
病気はますます蔓延し
近隣諸国にまで被害を及ぼしかねません
これを国民性と呼んではいけません
あくまでも未熟国家ゆえの悲劇です
中国政府が問題を深刻化させています
民主国家でないがゆえに