まえがきのあとに、また『まえがき』があった
じつは『序章』とするつもりで間違えた
そんなことはどうでも良い
私は夢から覚めて6畳間に一人寝ている
薄明かりがあるが、まだよく見えると言うほどでは無い
部屋には照明の明かりをつけない限り光っている物は無い
最近はどんな家電でも小さな明かりが点いている
これが私には邪魔者である
何も無いことがとても良い
何も無いところで考えるのは本当に自由だ
私の頭がぽつんと置かれている
その中でいろいろな絵が描かれ
いろいろな話が創作される
創造に実態は邪魔者だ
空間だけがあるのが良い
そんなものはあるはずもないのだが
作家たちが物や本がごちゃごちゃに置かれた部屋で創作活動をしていた
そんな場所が良く描かれるがごちゃごちゃも良いのかもしれない
一つ一つが認識されないと言うことは、何も無いのと同じ
そうだ、『夢』を五連の書き物にしよう
最初は前書きで・・・・
全体を頭の中でまとめ上げてから起き出した
6時過ぎ、パソコンのスイッチを入れた
あっ、これだと思った
パソコンが創作の種をかき消しているのかもしれない
と言って、以前のような大学ノートに戻るのも・・・
実は大学ノートにタイトルをつけて5冊が同時進行中でもある
しかし、時間がとれない
私は何をしたいのだ